
第45回講談社漫画賞総合部門&第27回手塚治虫文化賞マンガ大賞に輝き、菅野美穂主演ドラマも話題の『ゆりあ先生の赤い糸』の入江喜和、待望の新作!! 下町の片隅。小さな書店を営み、静かに暮らす平凡な主婦・庵未知。温厚だが仕事以外は何もできない夫、認知症が進む母と三人暮らし。やってもやっても終わらず、誰からも感謝されない家事・介護・店番に追われ、心は少しずつ朽ちていく。そんな、いつもと変わらぬ無味乾燥なある日の昼下がり。突然、店にポルシェに乗った謎の女が現れて…!? 何もかもが規格外な彼女、そして「車」との出会いで、54歳の平凡な主婦の人生は大きく急カーブしていく! 人生山あり谷あり、急カーブあり。幸せをあきらめた大人たちに贈る、下町オバちゃん冒険譚!

【募る想い溢れて眠れない夜。君が止まらない、二人遊戯(だぶるぷれい)】高校二年生・広井玉緒は元野球部員。蝉時雨の降り注ぐ、ある夏の日。帰宅すると、誰もいない筈の自室から吐息が漏れていた。ソフトボール部の4番でエース、学年イチの美少女である穂村蘭。少女はベッドの上で玉緒の名を囁きながら、その指は切なく蒼き衝動を求める。瞬間。汗と吐息が、夏に溶けたーーーー。一つ屋根の下、少年は憧れの少女と暮らし始め、二人の境界線は重なり、“歪んだ”関係が深まっていく。一方で玉緒は“二人目のヒロイン”である、吹奏楽部の笛吹風紀と友達になった。蘭、風紀の後押しを受け、遂に野球部に復帰した玉緒。そして“三人目のヒロイン”である、女子マネージャーの剱とも交流が進む。そして・・・“事件”が勃発ーーーー。少年少女の蒼き心は燃え、盛夏に瞬く。大ヒットラブコメ『高嶺のハナさん』の著者が紡ぐ“主従の青春”ラブストーリー、待望の第4集。

【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉収録!】彼女の親友(女)に本気になりかけてズタボロにされたのに5年後に再会してしまった青年をとりまく三角形ラブストーリー。5年前、元カノの親友・清見と寝てしまったトラブルから白柳結はすっかりヒネくれた性格になってしまった。清見を忘れようともがく5年間、デザイナーとして仕事には打ち込んでこれたが白柳の人間性は尖り、警戒心が強いツンキャラになっていった。そしてある日、白柳は編集者になった清見と再会してしまう…!!!有名イラストレーター・不知火明の大規模個展をともに制作することになってしまったのだ!再会した清見は、トラウマの根源のくせにひんやりと懐っこく、ぬるりと距離を縮めてくる猫のよう。白柳は防波堤を高く保ちたいのに、その態度は俺に対してどういうつもり?という疑問が尽きない。昔ズタボロにされた女×ナナメ上のアプローチ(?)=どう受け取るのが正解…!?恋愛ごとに長けた男・不知火も加わり、新たなるカオス渦巻く第2巻!