津田彷徨×蝉川夏哉×カルロ・ゼン、現役医師作家が満を持して描く“医療×異世界”「高度に発達した医学は魔法と区別がつかない」を徹底分析 - コミックナタリー 特集・インタビュー
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「やる気なし英雄譚」や「ゴミ箱診療科のミステリー・カルテ」などの代表作を持つ作家の津田彷徨は、現役の医師としても知られる。そんな津田がアフタヌーン四季賞出身の瀧下信英とタッグを組んだ「高度に発達した医学は魔法と区別がつかない」1巻が5月9日に発売された。現代で人のために働いていた医師の天海は、僻地である離島勤務になってしまう。しかし目が覚めるとそこは異世界。獣人たちが住まう世界で、天海は現代医療の知識を武器に人々を救っていく……。
<ログライン> 異世界で本格的な医療を行う医者の話。 <ここがオススメ!> 医療とファンタジー、どちらも本格派をご所望ならば、間違いなくこの作品! 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』通称『こいまほ』 原作が現役のお医者さんというのだから、医療が本格派になるのも頷けます。 作画も表紙の通り、めちゃくちゃ描き込まれており、とにかくファンタジーと医学の世界にダイブできます。 しかも、漫画家さんの演出がとても巧い。特に、一巻のラストは鳥肌モノ。 物語は王道ファンタジー感もあり、徐々に仲間が増えていく展開。 怪しげな組織やきな臭い事件、危険な派閥なども現れ、より深みを増していく。 それにしても、ファンタジー世界にいる種族毎に症例を考え、適応する医療を実行するの、余程の想像力。 <この作品が好きなら……> ・胚培養士ミズイロ https://manba.co.jp/boards/178398 ・植物病理学は明日の君を願う https://manba.co.jp/boards/168599 ・ブラックジャックによろしく https://manba.co.jp/boards/19887