現代医療は異世界でも通用するのか? チートなし、現代設備なし。一人の医者が魔法が支配する世界に立ち向かう! 医療魔法が独占された異世界に転移した現役医師・天海唯人。スライム、キマイラ、獣人…はじめて出会う住人たちに驚きながらも、わずかな医療器具と自身の知識で、病魔や怪我に立ち向かう。果たして彼は異世界の住人たちを治療し、苦しむ人々を救うことができるのか。現役の医師であり小説家になろう出身の小説家・津田彷徨氏が原作、気鋭の新人・瀧下信英氏の作画で贈る、チートなし・現代設備なしの「異世界」×「医療」ファンタジー! ノベル界の名手たち―― 長月達平(『Re:ゼロから始める異世界生活』) 伏瀬(『転生したらスライムだった件』) 日向夏(『薬屋のひとりごと』) 蝉川夏哉 (『異世界居酒屋「のぶ」』) 大森藤ノ(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』) 香月美夜(『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 』) 硬梨菜(『シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』) みかみてれん(『女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話』 暁なつめ(『この素晴らしい世界に祝福を!』) カルロ・ゼン(『幼女戦記』) ――総勢10名の熱いコメントを受け、第1巻ついに発売!
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竜医のルカ
ドラゴンのお医者さん #1巻応援
竜医のルカ 平沢ゆうな 津田彷徨
兎来栄寿
兎来栄寿
『鍵つきテラリウム』の平沢ゆうなさんの新作は、竜を治療する「竜医」になるべく奮闘する少女たちを描いた医療ファンタジー。三度のご飯よりもドラゴンをこよなく愛する身としては、たまらない作品です。 本作の最大の魅力は、竜に関する独自設定。医療監修が入っていることもあり、竜のそもそもの身体的な作りであったり、傷病に対する診断や治療の方法やそれに必要な道具や補助具がかなり作り込まれています。パッと見は完全にファンタジーですが、読んでいると医療ドラマを観ているような感覚も生じます。 舞台となるコーグニール竜学高等学院での授業や生活様式、また竜の糞は″落とし物″と呼ばれ処理すると補助金をもらえ優れた肥料にもなるなど、この世界独自の暮らしやルールが提示されていくのが面白いです。竜と言っても動物に近い種類も数多くいるようで一般的に「竜乳」が飲まれているらしく、一度飲んでみたいです。幕間では更に細かい世界設定が補足され、こうしたディティールが世界の存在感と説得力を生み味わい深い魅力となっています。 ドラゴンという存在自体は古くからあらゆる作品に出てきますが、そこの解像度を上げるとこうして新たな作品として成り立つという良いお手本です。 そして、『鍵つきテラリウム』のときに顕著でしたが平沢ゆうなさんの描くカラーイラストはやはり美しく魅力的です。このファンタジー世界もカラーが映えるので、今後のカラーページや表紙絵も楽しみです。 なお単行本1巻は4話までですが、その続きは今現在コミックDaysにて読むことができます。個人的に5話がこの作品を一段階上の面白さに引き上げたと感じる部分だったので、良ければぜひそこまで読んでみてください。
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