<ログライン> 異世界で本格的な医療を行う医者の話。 <ここがオススメ!> 医療とファンタジー、どちらも本格派をご所望ならば、間違いなくこの作品! 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』通称『こいまほ』 原作が現役のお医者さんというのだから、医療が本格派になるのも頷けます。 作画も表紙の通り、めちゃくちゃ描き込まれており、とにかくファンタジーと医学の世界にダイブできます。 しかも、漫画家さんの演出がとても巧い。特に、一巻のラストは鳥肌モノ。 物語は王道ファンタジー感もあり、徐々に仲間が増えていく展開。 怪しげな組織やきな臭い事件、危険な派閥なども現れ、より深みを増していく。 それにしても、ファンタジー世界にいる種族毎に症例を考え、適応する医療を実行するの、余程の想像力。 <この作品が好きなら……> ・胚培養士ミズイロ https://manba.co.jp/boards/178398 ・植物病理学は明日の君を願う https://manba.co.jp/boards/168599 ・ブラックジャックによろしく https://manba.co.jp/boards/19887
絵の雰囲気が好きでなんとなく読み始めたら止まらなくなってしまった。 素人にも分かりやすい(その都度、解説があります)医療マンガです。 獣人だろうが何だろうが目の前に助けを求める人がいれば、救うのみという熱意。しかし異世界に持ってこれていたのは医療バックの中身のみ どうするのかなあと思ったら これから全て作っていく様子。 これは楽しみ、続きが気になる!!
『鍵つきテラリウム』の平沢ゆうなさんの新作は、竜を治療する「竜医」になるべく奮闘する少女たちを描いた医療ファンタジー。三度のご飯よりもドラゴンをこよなく愛する身としては、たまらない作品です。 本作の最大の魅力は、竜に関する独自設定。医療監修が入っていることもあり、竜のそもそもの身体的な作りであったり、傷病に対する診断や治療の方法やそれに必要な道具や補助具がかなり作り込まれています。パッと見は完全にファンタジーですが、読んでいると医療ドラマを観ているような感覚も生じます。 舞台となるコーグニール竜学高等学院での授業や生活様式、また竜の糞は″落とし物″と呼ばれ処理すると補助金をもらえ優れた肥料にもなるなど、この世界独自の暮らしやルールが提示されていくのが面白いです。竜と言っても動物に近い種類も数多くいるようで一般的に「竜乳」が飲まれているらしく、一度飲んでみたいです。幕間では更に細かい世界設定が補足され、こうしたディティールが世界の存在感と説得力を生み味わい深い魅力となっています。 ドラゴンという存在自体は古くからあらゆる作品に出てきますが、そこの解像度を上げるとこうして新たな作品として成り立つという良いお手本です。 そして、『鍵つきテラリウム』のときに顕著でしたが平沢ゆうなさんの描くカラーイラストはやはり美しく魅力的です。このファンタジー世界もカラーが映えるので、今後のカラーページや表紙絵も楽しみです。 なお単行本1巻は4話までですが、その続きは今現在コミックDaysにて読むことができます。個人的に5話がこの作品を一段階上の面白さに引き上げたと感じる部分だったので、良ければぜひそこまで読んでみてください。
竜のいる暮らしやそれっぽい手術シーンはよかった。ただ、主人公にすら感情移入できないうちからキャラがどんどん出てきてギャーギャー対立するからどこに気持ちを持っていけばいいかわからないまま読み終わってしまった。あと竜で輸送してるじいさんの「〇〇なんじゃ〜」って口調。ふざけてるようにしかみえなくてシリアスなシーンが台無しだった。
この作品は、大学病院から離島に転勤することになった総合診療医・天海唯人が、赴任先での落雷事故の影響で異世界に転生してしまうという物語です。 もともと天海はいつ病院に呼び出されてもいいように禁酒をしていたり、離島への転勤も子供が生まれる同期の代わりを申し出てのことだったりと、とにかく他人思いな性格の持ち主 そんな天海が医療という概念すら定着していないような異世界に転生してしまうのですが、自身の信念に基づき、たとえ相手が人間ではない種族であっても、また、彼にとっての正当な治療がその世界の倫理観では認められないようなものであっても、目の前の病気や怪我に立ち向かっていく、そんな彼の正義感に惹かれる作品です。 また、原作の津田彷徨さんも現役の医師なのですが、奥付を見ると、各診療科ごとに合計8人もの医師の方が監修に入っていて、ファンタジーではありますが医療シーンの描写にもすごく力が入っている作品です。 1巻まで読了
<ログライン> 異世界で本格的な医療を行う医者の話。 <ここがオススメ!> 医療とファンタジー、どちらも本格派をご所望ならば、間違いなくこの作品! 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』通称『こいまほ』 原作が現役のお医者さんというのだから、医療が本格派になるのも頷けます。 作画も表紙の通り、めちゃくちゃ描き込まれており、とにかくファンタジーと医学の世界にダイブできます。 しかも、漫画家さんの演出がとても巧い。特に、一巻のラストは鳥肌モノ。 物語は王道ファンタジー感もあり、徐々に仲間が増えていく展開。 怪しげな組織やきな臭い事件、危険な派閥なども現れ、より深みを増していく。 それにしても、ファンタジー世界にいる種族毎に症例を考え、適応する医療を実行するの、余程の想像力。 <この作品が好きなら……> ・胚培養士ミズイロ https://manba.co.jp/boards/178398 ・植物病理学は明日の君を願う https://manba.co.jp/boards/168599 ・ブラックジャックによろしく https://manba.co.jp/boards/19887