ろか きっかわろかすとーりーらいぶ
あらすじ
これは、ポルトガルの国民歌謡『ファド』の歌手をめざすどうでもよい女の子がどうでもよからざる能力を見い出されて花開く、というだけの都合のよいお話です。
フリースタイル 54号の「THE BEST MANGA 2023 このマンガを読め!」を読んでいて、本作は多くの選者がセレクトしていたのですごく気になっていたのだが、著者の自費出版しか存在していないというのが逆に面白くなってしまって通販購入させていただいた。
私はいしいひさいち先生を「となりの山田くん」と「ののちゃん」しか知らなかったが、特徴的な絵柄と抜群のデフォルメ力で「見りゃわかる絵」が描ける素晴らしい能力を持っていると思っている。
ROCAもその特徴的な絵で4コマで描かれている。
ただ、万人に理解できるようなギャグテイストは少し後ろに引っ込んでいて、冒頭に先生自身が書いていたとおりの物語だった。
「これは、ポルトガルの国民歌謡『ファド』の歌手を目指すどうでもよい女の子がどうでもよからざる能力を見い出されて花開く、というだけの都合のよいお話です。」
最後の最後でどう想像するのか、読者に委ねられるような形であるものの、とても読後感の良いものでした。
マンガを読みまくっているであろう猛者とも言える選者達がこぞってオススメする理由はわかった気がする。
例に漏れず、オススメしたい。
あらすじ
社畜街道をひた走る、くたびれ中年男性の佐々木。彼のひそやかな癒しといえば、日ごろから愛煙する煙草と、行きつけのスーパーで働く女性店員 山田さんのにこやかな接客くらい。仕事に疲れたある夜、癒しを求めてスーパーに向かうが、目当ての山田さんはおらず、今どき煙草を吸える場所もなし…。意気消沈した佐々木に「ここなら吸える」と声をかけてきたのは、すこし奇抜な服装をした田山という女性だった――。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
ほしたびしょうねん
あらすじ
「人はまだ どこかで起きている」静かな夜を旅するような、青が沁みるSFファンタジーコミックある宇宙、人は「トビアスの木」の毒によって「覚めない眠り」につきはじめていた。そして、ほとんどの住民が眠ってしまった星は「まどろみの星」と呼ばれた。これは、「まどろみの星」を訪ね、残された文化を記録・保存する、プラネタリウム・ゴースト・トラベル社(通称PGT社) 星旅人・登録ナンバー303の物語。訪れた星々でPGT社で、303が交流する人やモノ、出会いと別れ、そして「トビアスの木」と自身の謎……。単行本化にあたり「episode.04 まどろみホテル」は、WEB連載時から大幅に加筆修正を行いボリュームアップしました。パイ コミックスWEB連載初の単行本にして、好評既刊本『坂月さかな作品集 プラネタリウム・ゴースト・トラベル』のシリーズ作品となるコミック『星旅少年』 第1巻にご期待ください!『星旅少年』 第2巻は2022年9月発売予定です。※電子版限定特典付き 描きおろし漫画1ページ カバーイラスト ノートリミングVer.episode.01 星を旅するepisode.02 シガリスepisode.03 夜天図書館episode.04 まどろみホテルepisode.05 アビス城跡特典 描きおろし漫画1ページ カバーイラスト ノートリミングVer.著者:坂月さかな著者プロフィール:イラストレーター・漫画家。「ある宇宙の旅の記憶」をテーマに、孤独で静謐な世界を優しい筆致で描く。『令和元年のゲーム・キッズ』(星海社)装画、『水の聖歌隊』(書肆侃侃房)装画、『少女終末旅行 公式アンソロジーコミック 2』(KADOKAWA)寄稿。2021年4月商業初作品集『坂月さかな作品集 プラネタリウム・ゴースト・トラベル』(パイ インターナショナル)を刊行。Twitter:@sakatsuki_fish Instagram:sakanasakatsuki
よしのやきょうだい
あらすじ
38歳会社員・小柳翔平と17歳高校生・水島康夫は、仲が悪い訳ではないけれど、どこか距離のある「義兄弟」。そんな彼らが外食チェーンストア『吉野家』を舞台に、美味しいものを囲みながら、彼らなりのペースで歩み寄り…絆を紡いでゆく家族の物語──。
あらすじ
SNSで「こんなふうになりたい!」の声、続出。夜更けの花札、お気に入りを持ち寄ってパジャマパーティー、おうちで喫茶店ごっこetc…マダムたちのルームシェアライフは今日も楽しいことでいっぱい。描きおろしも充実の40p超え。3人でルームシェアを始めた頃が描かれます。
あらすじ
気が付いたら、摩訶不思議な場所に居た。姿形は侍であれど、己が何者なのかわからぬ…。ヒトのような何かが闊歩し、偽物の自然があふれる世界で、自分の実像を探し出す。新進気鋭の作家・おくのフルカラーコミック!【電子特典:描き下ろしマンガ4P付き】
あらすじ
少女パピリオは孤独な旅の途中で、河童のジェラールと出会う。だがジェラールは徐々に身体が石化していく謎の病気にかかっていた。パピリオは百の手を持つ創造主ヘカトンケイレスの「結晶化する世界」を止めるため、風使いの一族シナド族の生き残りタタラとともにバベルの森と呼ばれる世界の中心へ向かう…。奇才おがわさとし幻の初期長編幻想作品、COMITIAパーソナルコミックスでのみ入手可能だった傑作がついに公開。
たいわんのしょうねん
あらすじ
一九三〇年、日本統治時代の台湾に生まれた蔡焜霖(さいこんりん)は、読書が好きな少年で、教育者になることを夢見て育った。戦争の色濃い時代は日本の敗戦で終わったが、戦後は国民党政権による新たな支配が始まり、ある日、町役場で働く焜霖のもとへ憲兵が訪ねてきて……。白色テロの深い傷を描いた台湾の傑作歴史コミック、第一巻。
あらすじ
【原作小説第1巻即重版!】原作&コミカライズ同月刊行!「私は「乙女ゲーム」を拒絶する!」武器を手に運命(シナリオ)をぶち壊せ!最強主人公が戦う爽快バトルファンタジー!原作者書き下ろし小説&描き下ろし漫画W収録!【あらすじ】剣と魔法の世界シエルで孤児として生きていた少女アーリシア。ある日、彼女は自分が“乙女ゲームのヒロイン”であると知ってしまう。両親の死さえ単にストーリーの一部だったのだ。アーリシアはヒロインの役割を「くだらない」と一刀両断すると、冒険者『アリア』を名乗り、次第に複数の武器と魔法を操る強者へと成長していく!「私は“私”だ。ゲームの登場人物じゃない!」武器を作れ! 技を鍛えろ! 強敵との戦いに生き残り、乙女ゲームをぶち壊せ!戦うヒロインが魅せる、壮絶&爽快な異世界バトルファンタジー!
かぜまちのふたり
あらすじ
「107号室通信」「光と窓」のカシワイ最新作。大切なものをわかちあう、かけがえのない日々ーー。やさしい眼差しで描かれる老人と少女、真心の物語。(全ページオールカラー)
てぐのよるそうるのよる
あらすじ
ソウルで奔放に育ったはずのホンヨン。家父長制が根強く残る大邱(テグ)からの脱出を試みるコンジュ。ふたりの女の乾いた涙の跡にうつしだされる「友情」の物語。
人気漫画家ソン・アラムの代表作を『韓国が嫌いで』の訳者、吉良佳奈江が全訳。
東京・下北沢でグラフィックノベル専門書店「BSEアーカイブ」を主宰する町山広美のコラムを収録。
あらすじ
“ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリー! 高校の入学式で、初の「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。野中は、野球だけが目当ての自分には関係ないと聞き流し、配られた指文字の表も丸めてポケットに入れてしまう。だが放課後、真白は野球部にピッチャー希望の新入生として、野中の前にふたたび現れた。バッテリーを組まされたものの、「こんなやつ いるだけ邪魔だ」と野中は思う。しかし、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて野中の口から出た言葉は「ナイスボール…」。二人のストーリーが、始まった。
あらすじ
触れたら崩れてしまいそうな僅かな自尊心をなんとか保って......。部活動で主役になれなかった大半の人たちへ。漫画『芥場より馳せて』の奥灘幾多、二冊目の短編集!好意のないスキンシップに勘違いをしてしまう『たまったもんじゃない』自分の発言に保険をかけてしまう『(たぶんきっとおそらく)(でも責任は取れないから)』恵まれているが故に言い訳ができない中学生を描いた連作短編『二年半』の短編全5本とエッセイを収録。
あらすじ
「…絵に描いた餅が、餅になった」植物や自分だけのログハウス、さらには魔獣まで…キャンバスと筆さえあれば、何でも実体化できちゃう!?絵を描くことが好きな高校生・トウゴが繰り広げる異世界”お絵描き”ファンタジー、ついにコミカライズ!【あらすじ】描いた絵を何でもポンッと出せる力――絵を描くのが大好きな高校生・トウゴの日常は「異世界」で魔法の力を手に入れて一変した! 肉や泉、ログハウス等をどんどん実体化して楽しむばかりか、何故かふかふかの怪鳥やユニコーンにペガサスまで集まってきて、にぎやかな“ふわ森ライフ”が始まったのだ。だが、そんな皆のオアシスに不穏な影が忍び寄っていて……?餅からドラゴンまで!? 何でも生み出して、作ろう皆のパラダイス!無自覚な愛され少年の“おいでよ”ほのぼのファンタジー、開幕!
あらすじ
「あなたが悪女なら、それを超える“完璧な悪女”になってみせますわ!」元娼婦の公爵令嬢が毒で悪を制する痛快ラヴファンタジー、待望のコミカライズ第1巻!原作・楢山幕府先生による書き下ろしSS&描き下ろし特別漫画をW収録!【あらすじ】王太子の婚約者だったはずが、異母妹・フェルミナの策略により娼館へと売られてしまった公爵令嬢・クラウディア。このまま終わるわけにはいかないという一心で娼館のナンバーワンに上りつめるも、病死してしまう。しかし、目が覚めると鏡には子供の頃の自分が!過去へ逆行したクラウディアは、きたるべきフェルミナとの戦いに向けて、娼婦として身につけた手練手管で周りを次々と味方に引き込んでいく――。
おどるみしん2022ふぁいなる
あらすじ
夜のマンションに現れる鳥男、主人公の下宿の押入れに存在するブラック・ホール、強気で魅力的なヒロイン。光と風がきらめく1980年代の神戸の海岸を舞台にしたファンタジックなひと夏の青春を描いたコミックです。
2017年の復刊『踊るミシン 青版』から、20数箇所を描き変え「2022Final」として再復刊!
あらすじ
『薔薇はシュラバで生まれる』の笹生那実が贈る、「恋」をテーマにした過去のオリジナル作品と、著者自身の恋(!?)にまつわる描き下ろしエッセイまんがを収録した短編集。“少女まんが”だからこそ描ける様々な「恋」のお話──。笹生那実のお蔵出し4作品と、著者自身による作品秘話と恋にまつわるエッセイ。甘酸っぱいときめきが散りばめられた「昭和の青春」をご堪能あれ! 今も昔も、恋するキモチは宝物! 【目次】 プロローグ テレパシー・ラブ 『薔薇シュラ』ではサラっと流した件の詳しいお話 暗闇でこんにちは ぶらんこの季節 『薔薇シュラ』ではあえてスルーした件のお話 桜はまだか! つらかった話 そして恋はシュラバで生まれる……か!?
名無し
すうぃーとぶらっど
あらすじ
“吸血人"に支配され、人間は隔離されて暮らす世界。
人間と吸血人の関係悪化から、スポンサーを失ってしまった陶芸家・福田 仁之助。
落ち込んでいるところを攫われて、闇オークションに売られてしまう。
そんな仁之助を競り落としたのは、吸血人のノイ。
人間研究をしている彼は、同居と週に1~2回の吸血を条件とした雇用契約を持ちかけてきてーー。
初めての吸血は体が熱くて、たまらないほどの快感で…!?
イケメン天然吸血鬼×オッサン陶芸家の異種間♡溺愛ライフ。
ぞくどくだみのはなさくころ
あらすじ
優等生の清水(きよみず)はかんしゃく持ちの同級生の信楽(しがらき)くんの制作するアート作品に夢中だが、ある日信楽くんの制作場所であったどくだみ畑が駐車場予定地になってしまう。嘆く清水。信楽くんに無理を言って彼の家に押しかけることになるが……
ちょうきょりまんがかのこどく
あらすじ
『サマーブロンド』『キリング・アンド・ダイング』で知られる
アメリカン・グラフィック・ノヴェルの旗手による早すぎる自叙伝、登場!
2001年から20年以上、ずっと注目してきた作家は、
今やグラフィック・ノヴェルの押しも押されもせぬ巨匠となった。
それなのにこの謙虚さ、慎ましさ、笑ってしまうほどの卑屈さ!
年を経ても変わらぬこの作家のエモさの正体が見えた気がした。
江口寿史(漫画家・イラストレーター)
*海外漫画賞の最高峰、アイズナー賞の2部門受賞(最優秀自伝賞・最優秀装幀賞)!
*A24&アリ・アスター(『ミッドサマー』監督)のプロダクションによるアニメ化決定!
*初版限定:ゴムバンド付きノートブック特製仕様!
洗練されたグラフィック・ノヴェルと「ニューヨーカー」誌のカバーで知られ、代表作『サマーブロンド』『キリング・アンド・ダイング』が映画化(ジャック・オディアール監督『パリ13区』4月22日日本公開)されるなど、いまアメリカで最も活躍している漫画作家エイドリアン・トミネ。彼がいかにして数多の屈辱・災難を乗り越えてグラフィック・ノヴェリストとして名声を築いたかを、ユーモア溢れるほろ苦いタッチで描く傑作回想録が登場!
ともだちはいるけれど
あらすじ
「友だちはいるけれど…」
三人の大人の女性がそれぞれ自分の過去・現在を見つめながら、
友だち・親友への想いをたどる。
それは誰もが持つ心のささくれのように、彼女たちを悩ませては時に成長させる。
そして彼女たちの出した答えとは…。
まんがでよむがっこうにいきたくないきみへふとうこういじめをけいけんしたせんぱいたちがかたるいきかたのひんと
あらすじ
人生に「正解」なんてない。
私たちは、こうして「自分の生き方」を見つけた。
悔みすぎず、まっすぐ前を見て歩いていく――キンタロー。
自分にウソをつかなくてもいい――宮本亞門
どんな境遇だろうが、人間は可能性に溢れている――サヘル・ローズ
なりたい自分よりなれた自分。そうやって一歩ずつ進んでいく――山田ルイ53世
没頭できるものがひとつでも見つかったら、それにすがって生きてみる――田口トモロヲ
目の前のことを受け入れ取り組むことが、人生にとって最善の道になる――内田樹
あなたの事を認めて好きでいてくれる人は必ずいる――町田そのこ
ロングセラー『学校に行きたくない君へ』の姉妹編。
子どもの不登校を経験した親御さんのエピソードも収録。
すべての漢字にふりがな付き。
あらすじ
寛永元年(一六二四年)、深河藩のあるのどかな農村に突如現れた流行病。次々と村人達に襲いかかる様は、まるで生ける屍のよう。不死の化け物から愛する者達を守るために、素性が明かされぬ謎の侍、田蕗十造が再び刀を握る――
あらすじ
東京近郊のとある街……。整体サロン「スマイリーボア」で働く直江友厚(なおえともあつ)は、なぜかぽっちゃり異世界人を専門に担当している。異世界から現代日本に“ゲート”を通ってやって来た彼女たちは、帰るときも同じ重量でなくてはならない。しかし、飽食の現代日本で美食を知ってしまった彼女たちは増量し、帰れなくなってしまったのだ。その結果、行きつけのコンビニではダークエルフがバイトし、商店街の魚屋ではメロウが働き、通勤途中の花屋はアルラウネが営み、定期的にライカンスロープ、オーガなどが立ち寄る自宅には……最初に担当したエルフが住み着いていた……。