Vtuber草村しげみ〜遠くに行ってしまった気がした推しが全然遠くに行ってくれない話〜
チャンネル登録者130万人、今をときめくトップ企業Vtuber「草村しげみ」は、古参リスナーである「ナナシノ」に対する溢れんばかりの好意が配信中も抑えきれず…!?今日も始まるノンストップ・ラブ配信!
彼女がクズを愛するワケは。
金なし、職なし、喫煙者のヒロくん。 そんなクズな彼のことをみーちゃんは大好き! あまりにも彼氏に求めるハードルが低すぎるみーちゃんに、 ヒロくんはクズになりきれずに大困惑! クズ愛ラブコメディー!
年齢を詐称してるVtuber
星空バアドは、個人勢の萌え声女子高生Vtube。 しかし昭和の出来事を見て来たかのように語るなど、およそJKとは思えない配信をしていて…? あきらかに年齢を詐称してるVtuberと視聴者の配信録。
嗚呼、たぬきはもうだめです
ああもうだめだ、おしめぇだ…。 カマキリに負けたり、ドローンで連れ去られたり、仕事がしんどい人間にレンタルさせられたり…ポンコツたぬき達のゆるくて弱くて不思議なお話。たぬきはもうだめです。さいなら。
人形紳士 少女探偵・火脚葉月 最後の事件
ノンシリーズの推理漫画。本格ミステリです。 私の『怪奇探偵・写楽炎』(文藝春秋・刊)と同一世界というか、彼らの時代より前にあった事件の話です。 1話16ページ×17話で本編272ページ。 表紙やあとがきを入れると全280ページ。 サインペン一発描きのラフな絵です。 この絵で「販売」するわけにはいきません。 しかし下描きもなしに一発で描いたという緊張感が、この作品を支えているような気もします。
踊るミシン 2022Final
夜のマンションに現れる鳥男、主人公の下宿の押入れに存在するブラック・ホール、強気で魅力的なヒロイン。光と風がきらめく1980年代の神戸の海岸を舞台にしたファンタジックなひと夏の青春を描いたコミックです。 2017年の復刊『踊るミシン 青版』から、20数箇所を描き変え「2022Final」として再復刊!
元夫から「ロミオメール」が届いた件について
『あの頃、まだ若い僕たちはなにが真実の愛なのかもわからず、ただ彷徨っていたね…』元夫から届いたやたらポエムチックな内容のメール。これって…巷でウワサの『ロミオメール』!? 新婚たった3ヶ月で紗雪を襲った悲劇。早めに帰宅すると、夫婦の寝室から夫と若い女の嬌声が聞こえてきたのだ…。浮気した夫とはさっさと別れ、新しい道を歩み出した紗雪。会社にはいい雰囲気になりそうな人もいるけど、もう恋愛も結婚もこりごり! そう思って過ごしていたある日、元夫から一通のメールが届いて…ロミオと化した元夫との攻防が始まった!
さよならロボットハニー
東京だけに上陸する怪獣の群れを迎撃するために作られた女子高生型巨大ロボットのレミファちゃん。彼女とパイロットの小学生ショウちゃんやクラスメイトとの日常を描きつつ冗談みたいな超巨大怪獣に立ち向かう姿を描いた少し切ないスーパーエンタテイメントロボットコメディ
聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました~力を解放したので国が平和になってきましたが元の国まで加護は届きませんよ~【フルカラー】
『聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました~力を解放したので国が平和になってきましたが元の国まで加護は届きませんよ~』のタテコミ版が連載開始! 聖女リーシャは、婚約者のバーズーデン国王ダルエストに、新しい婚約者ができたからという理由で突然国から追放されてしまう。 そんなリーシャを助けたのは、隣国メートポリスの国王ラオウハルトだった。 リーシャは助けてくれたお礼にと、聖女の力で荒れていたメートポリスを復興していく。次第にラオウハルトは、国のため尽力する健気なリーシャに惹かれていくのであった…。 一方で、聖女の力を失ったバーズーデン国は、日に日に様子がおかしくなり――!?
根本尚先生は、秋田書店系の雑誌にギャグマンガを執筆している漫画家です。 週刊少年チャンピオンを長年読んでいた方でしたら、「現代怪奇絵巻」は印象に残っていることと思います。 なお現代怪奇絵巻は単行本化未了でしたが(厳密には、一部の話のみ、シーモア限定で読めます。ただし携帯電話用のものなので、パソコンからは読めない。)、連載終了後の書下ろし部分は、最近kindleにまとまりました。 https://manba.co.jp/boards/196294 長らく不遇の時代が続いていたのですが、趣味で描いてコミティアで売っていた本格ミステリの「怪奇探偵・写楽炎」シリーズが、ミステリマニアとミステリ作家にウケて、非常に高く評価されたことから(具体的には、芦辺拓・有栖川有栖・二階堂黎人)、文春デジタル漫画館のラインナップに加わることとなりました。 https://manba.co.jp/boards/102998 …が、私が語りたいのは、「それ以外の作品」の話です。 まず私が好きなのは、「札幌の六畳一間」シリーズ。 https://manba.co.jp/boards/177553 エッセイ漫画です。具体的には、貧乏漫画家である主人公(根本先生)が苦労する様を赤裸々に描くコメディエッセイです。 皆さん好きでしょう、漫画家が貧乏生活を送るエッセイ! 「札幌の六畳一間」「続・札幌の六畳一間」「札幌の六畳一間 無料編」などがありますが、アンリミ又は無料で全部読めます。 ここから派生して、「競売物語」もあります。これはツイッターでそこそこバズってました。 https://note.com/nemotosho/n/nd6099a76df12 根本先生のエッセイ漫画は非常に面白く、「90年代ミステリ漫画講座」も良くできています。私はこれを読んで「監察医SAYOKO」を買いました(でもまだ読んでない。)。 https://note.com/nemotosho/n/n576e649d2598 https://note.com/nemotosho/n/nd98daacdbcd6 次に、「タイムスリップ・コレクター」。 https://manba.co.jp/boards/196295 初出はコミティアらしいのですが、最近電子化されて普通に読めるようになりました(これもアンリミで読めます。)。 根本先生は古書が趣味らしいのですが、「過去にタイムスリップして、現在ではプレミアがついている本を入手できたら…」という着想から生まれたと思われる作品です。 アイデアそのものはそれほど革新的というわけではないのですが、「実際にそうなった場合に直面するであろう苦労」が様々に描かれていて、楽しい作品です。 そして最後に、今回何より紹介したかったのが、「人形紳士」です! https://manba.co.jp/boards/196296 もともとは、今年の3月ころ、根本先生が272頁を一気に書き下ろして(ただしサインペン一発書きでネーム状態)、noteに発表した作品なのですが、私は存在自体を知りませんでした。 知るきっかけとなったのは、以下のツイートです。 https://twitter.com/mysteryEQ/status/1725849354626613601 ミステリ好きが選ぶ年間ランキングで、この作品が1位(ただし非小説作品内での1位)に選ばれた、という内容です。 へーそうなんだあ、しかも無料なんだ読んでみるか、と手を出してみたのですが…いやあ… 傑作でしたよ!! 根本先生の「怪奇探偵・写楽炎」シリーズはですね、マジで「本格」なんですよね。 つまり、トリック重視で、ある意味で、ドラマ部分はそれほど重視されない。まぁ変な犯人はいますが、主人公側のキャラクターは弱い。 これに対して、「人形紳士」は、トリックも良いのですが、それよりもとにかくドラマ部分、特に、主人公たちの関係性が良いんですよ。まさかの青春ミステリ!エモい! 根本先生がこういう作品を描けるというのは本当に新鮮な喜びなんですが、贔屓目なしでも名作であり、是非もっとたくさんの人に読まれてほしい作品です。 noteでも、kindleでも無料で読めますので、皆さんガンガン読んでください! なお、発表当時のツイッターでの反応が以下にまとまっています。 https://togetter.com/li/2099294 ぜひまたこういう方向性の作品を発表してほしい(なおそのときには普通にお金を払わせてほしい。)。 なお、サインペン一発書きで、ちょっと読みづらいところもありますので、ぜひ別の人の作画で読んでみたい作品でもあります。 どこかの編集部の方、よろしくお願いします!