藤田和日郎先生の短編漫画が詰まった一冊。 短編なのにしっかり引き込まれる内容で最高です。 長編も好きですが、ぜひ短編集をもっと作ってほしい!
藤田和日郎先生といえば長期連載の名作が多いですが、この本はそのエッセンスをギュッと濃縮還元した一冊。 とりあえず終始ワクワクのイケジジイエンタメを楽しんでみては!
控えめに言って最高の漫画です。 小学生の時に図書館で読んで衝撃を受けて以来、大人になっても心が揺さぶられます。 何がいいってやっぱりセリフ。 なんでセリフが突き刺さるのかなって思ったら、やっぱりそれは一人一人の登場人物が丁寧に描かれてるからだと思う。 その分読むのも体力がいるけど、それ以上に何かを得られる漫画。 今までで1番の漫画は?って聞かれたら迷わずからくりサーカスと答えます。 ぜひこの名作よ、もっと広がってくれ!
知人に勧められて取り合えず1巻だけ読んでみました。 重めな医療をテーマにしていながらも、ライトに楽しく読めて、でも深みもある良作!って感じでした。
兄が買っていて、当時家にあったのを読み耽ったのは今でも忘れません 青山剛昌先生の冒険活劇で、刃と仲間たちが冒険したり敵を倒したり、さらに強い敵が出てきて共闘したりなどなど、当時の子どもだった僕の心を鷲掴みにした作品でした 映画見て、あれ?これ鬼丸じゃない?とか思って読み返したが、何度読んでもいつ読んでも楽しい名作 竜神の玉取りに行く話しは何度読んでもドキドキワクワクが詰まってて最高です まさかのアニメ化もあり、今からでも最高に楽しめる作品なので、青山先生好きでなくてもオススメしたい作品です
まんだらけの人がオススメしたから増えたのかな?ずっと前からオススメ作品だったのに... 世代出るなぁとも思いましたが、超速スピナーは僕の子供時代の名作の1つでした ハイパーヨーヨー全盛期に連載していて、ビーダマンに並ぶ最高の漫画 焼きたてジャパンの作者の過去作で、今読むのは大変なのかな?当時のコロコロだし... ハイパーヨーヨー使いのスピナーたちの熱いバトルは今でも忘れられないシーンが盛りだくさん マジでこの漫画読んで練習しましたよ、全然できなかったけど... ハイパーヨーヨーにハマった方、マジでオススメできる名作です
タイトルの通り、宮廷魔法師の主人公はパーティから追放されるが、学生時代の冒険者パーティに再度誘われ最強の冒険者を目指して行くお話 良くあるタイトル通りの異世界ものに思うが、実際は結構骨太なファンタジーもので、世界観や設定もしっかり、キャラクター毎の魅力も高くちょっとしたラブコメ要素ありつつ、ガチ目のバトル・アクションが盛りだくさんで、少年漫画らしい作品 なんで異世界転生しないのに転生・転移系みたいにタイトル=物語みたいなの多くなったんだろ...分かりやすいんですけどね... とにかく、ファンタジー好きも少年漫画好きにもオススメできる良作でした
物語の流れはタイトルの通り 転生したら異世界で、人を鑑定して潜在能力とかを見れる主人公は、領地に優秀な人材を引っ張ってきて大成していくお話 異世界ものらしい俺ツエーとかは無く、人材と知恵を使っていくのが主な話で、しっかり骨太な戦争をしたりなどなど、信長の野望のようなシュミレーションゲーム感あって楽しめた 王道ながらも骨太ストーリーは、異世界転生俺ツエーに食傷気味の人にこそオススメしたい良作異世界系でした
発売当時から大好きな作品の1つで、グッドなおねショタもの ふとした時に家の蔵の地下に魔法陣を見つけ、そこでとある人外を召喚してしまった主人公、願いを叶えてくれると言うので願ったのはお姉ちゃんになって欲しいだった そこから人外お姉ちゃんと暮らす夏休みが始まり、お姉ちゃんの突飛な言動に振り回されつつも楽しい日々を送るお話 ほんわかした雰囲気もありつつ、クトゥルフらしい暗くて重い話もありと、おねショタとクトゥルフ好きな自分としては最高に楽しい作品 ただ全然続き出ないんですよね...せめて年1ぐらいでは出て欲しいんだけど...
休みの間親戚のいる田舎で過ごす事になった主人公、いとこの子がものすごく可愛く、男の子の様な女の子の様なあいまいな行動や、純真なボディタッチなどなど、もどかしさてんこ盛りな休みを過ごす事に いとこの子めっちゃ可愛い... こういうもだもだする感じのラブコメって個人的にもかなり刺さるので、今後にかなり期待できる良ラブコメです まだ1巻目なので、追いかけるなら今からですよ
案の定、映画見て読み返したミーハーの1人です 映画のネタバレにもなるので、多くは語りませんが「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」を見る前or見てから読むのをオススメしたい コナン知らなくても楽しめますが、もちろんコナンを読んでいる状態で読めば尚楽しめます 怪盗キッド好きもそうじゃない人も、コナンとセットでオススメしたい、青山先生の名作の一つですよ
タイトルの通り、勇者と一緒に世界を救った賢者の主人公は人間の汚い面に失望し処刑されるが、死の谷の底で死なずに不死者になる 谷にある大量の魔力を吸い、魔王を超える力を得て人類に敵対し侵略を始めるというお話 俺つえーリベンジ物ではなく、根本的には世界を救う・平和のための必要悪を国単位で行っていく魔王という感じ 長期の視点で見て、必要であれば虐殺もするみたいなスタンスなので、全体的に話は重め 画力やバトルの盛り上がりもあるので、最初から通して楽しめる作品だが、このままどうやって物語を収束していくのかが、ちょっと気になる部分・・・ 10巻と結構長めになってきた異世界物なので、途中でダレないように今後に期待したい
まんきつに遊びにくる常連の女の子と店員の男の子が仲良くなっていくお話 ちょっとエッチな要素と、ほんわかのんびりした物語で結構好みな絵柄もあり、今後に期待できる作品 まだ1巻目なので盛り上がる要素は少ないが、流行りの◯◯さん系好きな人とか、ちょっとエロコメ好きなら楽しめる良作でした
主人公が鍛冶師になるスローライフ的なものかと思って読んだら、想定よりもガッツリバトルファンタジーしていた 聖剣を使える最強の勇者が鍛冶師を目指し、聖剣を超える最強の魔剣を作って行くことになる物語 しっかりバトルファンタジーしていて、個人的にも楽しめたが設定の広がりも大きくなる前に4巻で完結 もうちょっと楽しめたのになぁと残念でしたが、異世界作品読みとして、数多有る異世界物の一つとしては楽しめました
※ネタバレを含むクチコミです。
途中で読むのを辞めてしまった。理由は、ただのホラーに終始しているように感じたからだ。村人を狂気じみた人相で描くのはおかしいのではないか。彼らにとっては当たり前の文化であり、そちら側の文化を、悪だと決めつけずに、なぜ悪なのかを問う漫画にしてほしかった。ただの娯楽作品。
ネタバレ含まないように内容には触れず。 タイトルは、ニーチェの名著「ツァラトゥストラはかく語りき」から取ったのは明らかだが、内容は一切関係ない。 気持ちいいくらいポルノ(商品)として作っている作品。 たくさんの美少女たち(年齢は違うが、造形は全て幼さが残る女性たち。エイジズムを感じさせる)が、性にまつわる話しや実践を行う。読者は傍観者であり、覗き見している感覚にさせる。劣情の煽り方がうまい。 ニーチェの言うところの「深淵」はない。深堀りするのが野暮なほど、ポルノに徹している。 こういうお粗末でシンプルな作品は、気持ちいいので嫌いではないが、哲学的に考察することが趣味なので、あえて違う角度から。 ポルノに徹するこの作品、ある意味、漫画家たちの高尚なものを作りたいという有りがちな心情へのアンチテーゼに思える。 なぜニーチェの言葉を引用したのか。 「神は死んだ」という有名な言葉があるが、作者は「高尚なものの存在価値は死んだ」と、言いたいのではないか。 ある意味、正解である。 漫画を通して、何かを伝え、誰かを救ったり世界を少しでも良くできるか? 非常に難しいだろう。 それならば、一日の疲れを癒やすようなサプリメントのような役割に徹する。そちらのほうが役に立つのではないか、と。 間違っていないような気がする。 しかし僕は、宮崎駿や高畑勲などの「漫画やアニメという媒体は、思想の伝達のツールとして有能」という理由からの、ある種のアンガージュマンに感動する。 日本はもう下降する一方だ。景気のいい時代のように、考えないままでいるわけにはいかない。「パンとサーカス」を与えている場合ではないのだ。 商業主義、拝金主義に迎合せず、使命感を持って、血も滲むような努力をしながら、「微かな可能性」にかけて制作する作家たちを応援したい。 ニヒリズムに陥って居直る作家たちよりも。
ネタバレしないように内容には触れず。 漫画には、漫画文法と映画文法があると思う。 前者は、モノローグを多用したり、コマ割りの工夫によって、内容とは関係のない部分、つまり漫画的演出によって、感情を揺さぶる。 後者は、多くを語らず表情や仕草を使う。またコマ割りでの演出は控えて、シンプルなコマ割りの中でカメラアングルによって演出する。 他にもたくさんあるが、とりあえず。 そして、この漫画は、後者よりではあるが、たまに漫画的文法による表現もある。最初の性行為のシーンなど。その融合が面白い。 この漫画の問題点は、「露悪」的な部分にあると思う。カミュの異邦人や石原慎太郎の作品群などの露悪的な作品には、人間の「自由意志」を述べることを目的としている。 この作者の露悪さが、不愉快さをただ意味もなく表現している、つまり作者のフェチズムの表現だとしたら、空っぽな物語で読む価値は無い。 今のところ、こんな暗い感じってカッコイイだろ?というただのファッションに見える。まだ始まったばかり。これからに期待したい。
物語については他でも語られているので、別の視点で。この漫画、哲学者や思想家の名前や言葉が、あちこちに散見する。 ・大陸合理主義の哲学者『スピノザ』 ・右翼の現代の政治家『原田義昭』 ・プラトンの著作ソクラテスの弁明で語られる『アレテー』 ・作中のスピノザの発言「最大多数個人の最大幸福」は功利主義の父『ジェレム・ベンサム』の有名な言葉。 ほかにも、ホームレスの男の子が語る「神に見放されても〜」はニーチェの言葉だし、フランシス・ベーコンの「知識は力なり」は有名な言葉。 これらの暗示が、なにを意味するのかまだわからない。(功利主義に対抗する話だということはわかるが) 作者は閉鎖病棟や路上生活を潜入取材して描いたという。それほどまでに描きたいなにかがあるのだろう。今のところ、物語は悪くはない。しかし、著名な哲学者を引用するからには、哲学好きな人間からも読まれ、そして私たち特有の「批評精神」と対峙することを知らなければならない。 今後に期待したい。
映画パーフェクトデイズは面白かった。 トイレ清掃という舞台が同じであり、興味を持って読んだのだが、社会的なヒエラルキーや、低所得者の生活などへは言及しない方向の漫画だった。(今後はわからないが) んー、人物には好感は持てる。これからに期待ということで星4つ。
さすが押見修造。その世界に入り込んだ感覚になる。前回の血の轍は、読んでいて正直辛かった。今回もそんな予感がするが、原作?が付いてるようで、新たな押見修造ワールドを見れそうだ。 ネタバレは避け、作者の思想について語りたい。 押見修造の世界は、バタイユの著書エロティシズムに通じる。死や破滅と性的興奮はリンクする。彼は一貫してそれを描いている。暗くて救いようのない話なのに、それが劣情を発動させる。ではなぜ、愛ではなく、死や破滅がそうさせるのか?そこをさらに深堀して物語として提示されたなら、名作になるに違いない。僕なりの答えはあるけれど。 兎にも角にも、本当に描きたいのは、苦悩や閉塞感ではない。性的興奮の正体だ。
流行ってるから読んでみた。どうしよう、おじさんだからか、なにも感じなかった。奥行きを感じないというか。深く考えたいタイプにはあまり向いてない作品かも。とか言われたら叩かれそうだけど、まあ、飛ばし飛ばし読んだ雑感です。推してる方々、、ごめんなさい。
不安であり楽しみである。
作者の発言を見るとあまり不本意ではない内容みたいだけど面白かった。思いついたネタを繋ぎ合わせた感があるっちゃあるが、このしょうもなさが好き。
漫画家と編集者が沖縄を舞台にヤクザと殺しを繰り広げる話…なのだが、途中でこれ漫画家と編集者の設定いる?と感じ始めた頃にどんどん「フィクションである漫画とノンフィクションである人生」や「物語の幕引き」みたいな話になっていき、漫画家が自分の人生にオチを付けに行くメタ的な話になっていくのが凄まじい。 全編通してドライブ感があって先が読めない展開が続くが、線子とかいう最強ババア殺し屋の存在が強烈。殺し屋史に残る殺し屋なのでは。
67歳の初期衝動。整骨院の仕事を終えてから夜遅くにぼやける目をこすりながら執筆を続けているとのことだが描き込みの量もすごい。 モテない中年・老齢男性が出てくる話が多く、みじめさと不条理さを描いている中でオカルトやエロティックな展開が光る。 「親父のブルース」のラストが好きすぎる。
ハズレのない短編集。
キャラクターそれぞれが絡み合って、それぞれの過去と自意識を精算していく様が気持ち良い。 ネリも周防くんも過去の経験から口走ってしまう「男の子はみんな」「女の子はみんな」というデカい主語、「元カレ・元カノの敗者復活戦じゃない」とちゃんとお互いに言い返せている構図になっているのが良い。 あとポエム大好き!!
同人誌の再録なのに見事にフィーヤン感。 「被服は鎧」という一貫したテーマ。
クラスの女子が(時に周囲を巻き込み)とる一瞬のポーズが絵画に見える、というネタ一本。一応美術部の話ではあるが、観る専を題材にしている。
死んでしまった友達との再会を夢見て自らも死を目指す少女・不老不死の男・陽気な神様の3人が黄泉比良坂まで一緒に旅をするロードトリップ…的な1巻での期待値を超えてくることが無かった。日々野とハニの関係性ってそうだったんだ、とか。 自由な絵は魅力的。
前作が尖りすぎていたのか、だいぶ作風と絵柄が変わった。お仕事モノコメディとしての面もあるが、創作キモ生物を活き活きと描いているところは変わらず。今作では創作キモ生物とそれを取り巻く命を扱う仕事について真正面から描いている。 生物だけでなく、その生態系、それらを研究対象としている機関の設定までかなり練られていて面白い。 今作は3巻で上手くまとまっているが、この作者の脳内をもっともっと見たい!
伝奇ホラーサスペンスから一気にメタフィクションに持っていかれる壮絶な漫画。機材が千九人童子に取り込まれるあたりもメタフィクションのメタファー(?)っぽい気がする。影を描く筆致がすごい。
映画毒娘を見て改めてこのちーちゃんを読んだけど、ちーちゃんは毒娘の前日譚と言われているが独立したストーリーだ。 というよりちーちゃんから毒娘はストーリーが繋がっていない。 毒娘の劇中の描写とちーちゃんの劇中の描写で矛盾があるというか、描かれ方が変わっている。 あくまでも漫画は漫画、映画は映画で独立して楽しむのがいいのかもしれない。 映画はマジで面白かった。 スプラッタホラーの皮を被った、家族ドラマの皮を被ったスプラッターホラーだった。 漫画もめちゃくちゃ面白いのだが、映画は本当に今まで見てきた映画の中でもトップレベルに好きだった(とはいえそんなに映画を見ない人間なのだが…) マジで良い…
多分昔で言うところのガロ(僕は1997年生まれなのであまり詳しくない) のように規制が緩いような場所でしか出てこない作品があると思っていて 現代においてBLは少年誌とか青年誌とかと比べてかなり表現の幅に自由があるように感じる。 この漫画はBL漫画である必要は特にないんだけどもBLという自由に描ける土壌のある世界だからこそ世に出た漫画の1つだと思う。 だから僕はBLを読むのをやめれない。 物語としては生きたまま生物の肉を食べてみたい欲求のある男子高校生が人を殺してしまうかもしれないという恐怖から悪魔を呼び出し その悪魔の肉を食べ、その代償に悪魔として魔界に転生することになってしまうという物語だ。 この漫画には人体改造 獣人 リョナ カニバリズム などかなり禁忌的な要素がてんこ盛りで読む人を選ぶ作品ではあるが本質としては 愛ゆえにその人を傷つけたい その人の心に残り続けたい認められたいといった執着とかそういった感情の揺れ動きを描いている。 特に下級の悪魔は上級悪魔の名前を呼ぶと 魂が砕けて消滅してしまうという設定がこの漫画の舞台装置として上手く機能していて この設定があるからこそ活きるシーンが多い。BLにおけるオメガバースとかドムサムとかに匹敵するような発明になるんじゃね?とさえ思う マジで描写の凄さに面食らってしまうかもしれないけど これは凄い漫画です。 刺激の強い漫画が読みたい人はぜひ読んで
『コオリオニ 上下巻』 再読 警察官×ヤクザのBL 異常者と異常者が必然的に出会いヤクザと警察を巻き込んだ愛憎劇を繰り広げていく作品。 実際にあった日本警察最大の不祥事事件と言われている稲葉事件をベースにこの作品は描かれている 物語の軸は自分をまともだと思い込んでいる異常者の警察官鬼戸と 女性のような見た目をしたサイコパスヤクザ八敷が共犯関係になっていくに連れ 愛を深めていきそれに周りの人間が巻き込まれていくといったストーリーであるが 個人的にはこの二人ではなく 佐伯という八敷と幼なじみのヤクザに僕は感情移入してしまった。 この佐伯という人物は書字障害という文字を読む事はできるが描く事ができない発達障害を持っていて この文章を書いてる僕個人もその書字障害を持っている。 佐伯は自分は人よりも劣っている自分は人とは違う人間だという意識を持っていて それは僕個人も幼い頃から感じていた。 しかし佐伯は出会ってしまう。 自分よりも倫理観もバグったヤバイ存在である八敷と。 自分はマトモじゃないと思っていたのに自分よりもマトモじゃない存在と出会ってしまったことで 自分はマトモな人間だったという事に気付かされてしまう。 マトモじゃないと気づいてしまったら それは単なる自分の努力不足になってしまう、異常者だから許されてたことが一気に許されなくなってしまう。 そんな佐伯の気持ちを僕は他人事だとは思えない。 心が苦しくなる。 自分はマトモじゃないからみんなと違うように生きなきゃいけないんだと思ってたのに 本物の異常者を見てしまったら 今までの自分の生き方さえも否定されたような気持ちになる この本物の異常者の2人の恋愛を見ていると 社会の中で生きる普通のファッション異常者の俺には突き刺さる。 世の中の自分を異常者だと思う全ての人に読んでほしい 死ぬぞ
マセガキ系のショタと執事のBL漫画 自分の愛の告白をちゃんと聞いてくれないのは自分が大人としてみてもらえてないからだとショタが背伸びをして必死に大人として振る舞おうとする姿が可愛い 性行為のシーンもショタの段階ではなかったのでオジサンは安心
めっちゃ面白い。銀杏BOYZとかナンバーガールが好きな陰キャの女の子が 軽音部に入る話 7話まではストーリーが盛り上がらないんだけど 8話で爆発的に面白くなる。自分の感情を出さない主人公が1人 過去のことを思い出しながらandymoriの曲を歌い上げるシーンヤバい 実際の曲が作中たくさん出てくるんだけど 俺ほとんど知らなかったから Spotifyで聞きつつ読んだんだけど 没入感ヤバかったな andymoriのeverything is my guitarめっちゃいい曲だな… 読むと青春が蘇るし より音楽を好きになる漫画 邦ロック 青春バンドが好きな人は読んだほうがいいと思う
絵も内容もマジでピカイチでいい BL漫画読んだことない男の人に勧めるならこれを勧めるわ… マジで良い オーバーな演技をすることからオーディションで落とされまくっている俳優の卵が 聴覚障害者の男の子と出会い 体で情景を表現するその演技力を認められて…って話 マジで良い光のBL 普通にろう者に対しての理解も深まるし このすれ違いとか凄いもどかしくて良き
押見修造っぽくないストーリー 内藤監督っぽい めちゃくちゃ良い この不気味さと気持ち悪さ そして漫画の中で何も解決してくれない こんなの映画見に行くしかないじゃん…最高のプロモーションだよ… 絶対見に行くからな…待ってろよ…
ドラッグレス・セックスというタイトルを聞いて それって普通のセックスじゃね?と僕は思った。 この漫画の世界ではフェロモン症という病気が蔓延しており 花粉症などと同じような国民病として世の中に浸透している フェロモン症にかかった人間は周囲の自分に好意を持った人間を興奮させてしまうため フェロモンを抑制する薬の服用を義務付けられているのだが… といったような世界でフェロモン症患者たちの恋愛を描いたBL漫画が本作ドラッグレス・セックスなのだけれど これは発明的な設定だと感じた 要はこの世界では薬を服用しないでセックスをする事がキメセクみたいな物なのだ この設定の抜け穴は発明的だと思うし 舞台装置として機能しまくってる ドラッグレス・セックスとは世界観を共有していない『好きにしたいよ』という話もあるのだがこの物語も愛が重すぎて良い。 ただ好きな人とそうじゃない人の差が激しく出るタイプの漫画なので 上記の説明で刺さった人だけが読むことをオススメする
江戸の街に生きる職人を描いていく基本一話完結の漫画。こういう漫画が評価される世界じゃないとダメだ。良すぎる その人たちにしか分からない細部のこだわり職人ワザ それを画力で見せてくれる。 取っ付きにくい題材なのに読みやすい 刀鍛冶と畳職人の絵でその職人の仕事を見せるシーンに惚れ惚れする 歴史物は 地頭があんま良くない僕は結構苦手なジャンルなんだけどそんな俺でも読めてしまったこの漫画はすごい
元公安の刑事物。 絵のタッチも好みで、サクサクと読みやすい。 VIVANT監修の元公安、勝丸円覚氏の協力も仰いでいるそう。 今後の展開にも期待が持てそう! PS)作者の狛犬はやと氏はファブルの南勝久先生の元アシスタントをしていたとのこと。
ストーリーは正直置いてけぼり感あるけど決して戻ることのない今までの人生と残された時間をどうするかというテーマが一貫してるのが好感もてる 最近流行りのループ物だったり、展開に困ったらとりあえず過去に戻ったりする作品よりは全然好き 絵も安定してるし、ダンス踊るとこやラストなどやたらエモいシーンを描くのが上手いので刺さる人には刺さると思う
ケレン味のある銃撃戦とクライマックスに向けて全て繋がっていく物語がサイコーです この人の作品を読むと漫画はリズムだというのがよくわかる
伏線も綺麗にまとめてるし少年漫画として100点満点のラストだと思う 一番好きなシーンは「まるで神への祈りじゃないか」のとこ
一話でまとめてほしいレベルの話を長々とやるから結構ダレる
煙ファミリーの魅力で持ってた漫画 長期連載せずに数巻でまとめてれば良かったのに
間の使い方が上手い、付き合い始めから徐々にズレていく二人 胸が締め付けられる読後感
オタクに都合の良すぎる女との恋愛をこういうのが大人の恋愛だよねっ!て描いてるのが気持ち悪すぎる、キャラ同士の会話もオタク臭すぎて作者が一人で喋ってるようにしか感じない エロ売りのくせに絵にエロさの欠片もないからキツイ、これなら快楽天を買ったほうが遥かにストーリー的にも画力的にも満足出来る
中盤までのドタバタアクションモノから一転、鬱漫画になることでファンがちょっと荒れた作品 個人的にはあの展開もアメリカン・ニューシネマ的でわりと好きだけどまあドタバタ劇のほうが楽しかったのも分かる 「紅の流れ星」こと梅崎真紀ちゃん回のガンアクションはマジでスゴイ ちなみに今は作者が身体を壊して第二部完で止まっている、MOONLIGHT MILEも同じ状態だったけど連載再開したしこちらもそうなることを祈る
ストーリーも絵もこの頃が一番筆がノッてた、日常とそこに潜む狂気のバランスが読んでて飽きない あとシンプルに読みやすいのが良い、6部あたりから凄く読みづらくなるから余計にそう感じる
これを描いた作者本人も若気のいたりでやってしまって自分でも理解出来ない的なこと言ってて笑った
毎回思うんですが 圧倒的ルビの日本語センス、 というか 一見、聞いた瞬間、とか 文字とか、かっこいいのだけど よくよく考えたら 笑える。 みたいなニュアンスを 絶妙な角度から畳み掛けてくるのが やはり金城さんのセンスなんだと 感じながら読み切り読みました、 短い読み切りなのに 圧倒的センス感じて 今日もよく眠れそうです。
最近BL専門のアプリを読み漁ってて 見つけた一冊。 1話目から、初恋、という感情を キラキラしてわかりやすく描いてる作品でした。 恋愛漫画だとおもっていたら だんだんと背景が変化していって 傷つくような出来事を経験した登場人物たちが 流れるような展開で進み、 純粋な気持ちを描き続けるような そういう美しい漫画でした。 ただ、 主人公のような完璧な善人は、 人を苦しくさせる要因にもなるし、 正しい行動は、相手にとっては 正しくない事もあるなあとも思っていて 真っ直ぐすぎて 共感できないことは多くあったけど またそれも救いになる人もいる。 という、 そういう気持ちがたくさん入ってる 漫画でした。絵も非常に美しい。 個人的にBLはよく読むけど すぐに身体の関係になっちゃうのとか わりと多い印象。 いや、 BLとは本来そういうものなのかもしれない。 私の読み方がちょっと違うのかもしれない。 官能的なエロっていうのは 熱い恋愛とか 描き方によっては 美しい恋愛のように感じたりしてしまうけど 自分の、その感覚はある意味 錯覚でもあるなと思っていて エロで相手への気持ちの強さなども表現できてしまうし、それで完結してしまうこともある。 要は関係性を描きやすい。 そして、『いや、早すぎやろ』と 毎回突っ込んでしまうのだ。携帯を見ながら。 だからこそ、エロ抜きで、 相手を思う気持ちとか、愛とか、気持ちとかを 表現してるブロマンス漫画に出会うと なんていうか すごく感動してしまうんですよね ちなみにこの漫画も エロ要素はありますが、 主人公の内面の気持ちを表現するためでも あって、こういう描き方もあるんだなぁと 勉強になりました。 優しさが溢れてたように感じます。 この漫画、本当に素晴らしかったです。 夜中に、1話から完結まで読んでしまいました。 予想外の出来事が飛んできます。
バガボンド、たまたま読む機会があり、 1巻の1話だけ読みました。面白かったのですが、 やっぱり2話は読めずに終わりました。 個人的に、あらゆる漫画の1巻、1話だけ読んでみるっていう縛りみたいなの勝手にしてるんですけど バガボンドは、みんな面白いって言ってるし いけるかなぁって 思ったんですけど、全然行けなかった。 でもなんとなく 小次郎の話(14巻)の1話を読んだら、 たぶん20巻すぎ、武蔵が出てくるとこまで。 を一気に読んでしまった。すごくよかった。 武蔵の話では引っ掛からなくて 小次郎と自斎の話には、どんどん ページを進める感覚があった。 なんでだろう? 武蔵はそもそも才能のある剣士で 最初から最強、の構図がハマらないのか? それとも熱い剣士とか、時代とか、 歴史物とか そういう部分の共感が、個人的な知識との差があって楽しめないのか、 でもなんで小次郎は面白かったんだ? 小次郎はハンデとか、共感できる部分が多かったからか? それとも自斎との関係性、愛情、そういう部分にグッときて面白いと感じたのか?? 自斎の弱さ、強さがカッコよかったからか? 人間味を感じたからか? なぜあそこだけ あんなに面白いんだ? いや、たぶん武蔵も面白いと思うんだ。 でも、小次郎の話だけ読みたくなるんだよな なんでだ? みたいな分析をずっとしてましたが、 バガボンド読めなかった人いますか? 刺さる、と、刺さらない 感覚的な部分(自分の根っこ周辺の感覚) をもっと知れたら きっともっと解像度が上がって いろんな面白さに出会うことができると思って ひたすら 自分の刺さる話とかを個人的に研究しています。
ブンタとキンタが切なすぎて何回も読んでしまいます。 でもさすが、ブンタは白い一族ですね! ミドリのマキバオーもメッチャ面白いけどこちらも良いです!
久々に読み返しましたが… 「いや〜ん」が多いな…😉
絵が上手!です。 挙げている食べ物が地味過ぎて(笑)共感しづらいのもありますが、人それぞれソウルフードがあると思うので、そういった意味では「そういうの、あるよねー、でも私はちくわぶよりちくわ!」みたいなの、あると思います。↑これは私。
私、柘植さんと同年代で、柘植さんの漫画が好きで中年女子画報、3巻とも読んでますが…中年女子あるあるがたくさんです(笑) 若い時には思いもしなかった事も、今だからわかるーってなります。 老いを明るく書いているのが良いです!が、1番笑ったのは漫画の中の柘植さん自身の自画像が確実に年をとっている!こういう風に書けるのはご本人が老いを受け入れているのかなと思います。 私は中年をまだ受け入れきれてないですがこの漫画のように中年期を明るく過ごしたいです(笑)
私もほぼ毎日飲酒するのですが… 酒マンガだと酒のほそ道とかは「あるある!」とか「うまそー!」なんて楽しく読めるのですが、この漫画は…「気を引き締めなければ」とか「酒は飲んでも飲まれるな」とか、そういう言葉が頭をグルグルします(T-T) 自虐的に、または面白くは描いてはいますがね… 最近、某メンバーの、酒でやらかした話もありますし、酒に飲まれたらあかん!と肝に命じます。
30年以上前、小遣いを貯めてドラえもんのコミックを買って、ワクワクしながら読んだのを思い出しました。 きっと、この作者にとっても藤子・F・不二雄先生はヒーローなんだろうな〜 当時、何回も下手くそなドラえもんをノートに書きました!(笑)
著者の柘植さんが、普段からちょっと気になっているけど詳しく調べる程でもない、または気になってはいるけど1人では行かないよねー、というような事やイベント、場所などをレポートしています。 柘植さんの視点で描かれていて私的には面白いです。
酒のほそ道は酒飲みのお客側が主人公ですが、この漫画は逆に居酒屋(小料理屋?)店主が主人公のお話です。 個性的なお客さん、美味しいお酒とそれに合うおつまみがたくさん出て来ます。 こんな居酒屋が近所にあったらなぁと思う作品です。
大学生の地味女子の野田さんですが、意外と行動派で、ハデな場所にも臆することなくいどみます。そこで地味めな一悶着が起こるのが笑えます。 地味とはいえ辛気臭くないのが良い。
Twitterでちにくさんのイラストを見つけて絵柄に沼りましたので即フォローボタンを押させていただきました。 その後に投稿で「高峰くん伽藍のヤモリ」が月刊アフタヌーンに出ている事を知りそれも即購入して読ませいただきました。 話の雰囲気や絵も凄く良かったです!高峰くんの不思議な雰囲気が予想していた通りだったのでウキウキ気分で読みました Twitterの投稿でも高峰くんと蛇のペアが特に好きでした! 読み切りなのは少し寂しい所もありますが、とても満足です! YouTubeの「紅涙」も毎日視聴させていただきます ちにくさんこれからも応援してます!次の投稿も楽しみにしてます
政治漫画というジャンル自体数が少なくそれを目的で追っかけようと思うと結構大変なのですが、この漫画は貴重な政治漫画で現代的な描写で面白いと文句なしの作品でした 過去形なのは2巻発売は2020年夏!と告知が出てから2巻が出ないまま4年が経過してしまったからです 2巻が出てまた連載が再開するのをいつまでも待ってます
藤田和日郎先生の短編漫画が詰まった一冊。 短編なのにしっかり引き込まれる内容で最高です。 長編も好きですが、ぜひ短編集をもっと作ってほしい!