・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ニカラグアというよく知られていない国での革命、同性愛、ガブリエルの 成長といった様々なテーマを高レベルでまとめられていると思った。 ・特に好きなところは? ガブリエルの成長と彼の心情に合わせて色彩が変わっていくところ。 エマニュエル・ルパージュは絵の上手さだけでなく色彩の使い方にも 長けているなと感心した。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ストーリーもそれほど難しくないのでバンドデシネ入門として 読む価値は充分にある。同作者の「チェルノブイリの春」もおススメ。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ヒップホップとバレエと道が分かれた姉妹の成長が気になった。 ダンスの描写も迫力やスピード感がありながら、激しすぎないのが 心地よい。 ・特に好きなところは? 光の描写と徐々に成長していく姉妹の過程に説得力があるところ。 それを見守る周りのクラスメイトや両親も味があっていい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ストーリーも絵の使い方もバンドデシネならではで日本の漫画とは 違った読み味が楽しい。未邦訳の7巻をKindleで買うほど気に入った。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 物流関係のあるあるや韓国ならではの文化・空気がよく描かれているなと思った ・特に印象に残ったところは? 主人公と周りのいろいろな人の交流。ミックスコーヒーがいいアクセントになっている。しんどいけど、ジメジメしてない雰囲気も良し。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 物流関係で働いていますが、日本も韓国も似たようなものだなと 思ったり、文化の違い(キムチ絡みなど)を知って買ってよかったなと 思いました。
コミックブンブンで連載されたホラーバトル漫画 まず目を見張るのは絵柄の可愛さと巧さ。 一目で当時新人にも関わらずこの作者の絵だと分かるほど、 個性があってそれでいて見せ方や表情も巧い。 バトルの見せ方も迫力だけでなく、サブキャラクターを 上手く生かしたり、仲間たちと戦ったり、時に意外な 決着を付けたりとバリエーションが富んでいるのも素晴らしい。 ストーリーの方も花子さんの武器の謎など丁寧に伏線を貼って 上手く回収したりと原作者も良い仕事しているなと感心した。 2年、せめてあと1年連載が早かったらブンブンの未来も 変わっていたかもしれない、そう思うほどの傑作だった。 単行本未収録入りの新装版と続きをいつまでも待っている。
男性向けのファッションを紹介した作品で、 ユニクロやGUの服の着こなし方やハイブランドの 特徴などを漫画で楽しく学ぶことができる。 ストーリーのベースも王道で読みやすいのも良し。 自分もファッションの在り方について考えたくなってきた。
コロコロ版笑ゥせぇるすまんと言った作品。 ヒーローベルトの回など情け容赦ないオチの話が多く、 コロコロ作品とは思えないくらい心を容赦なく抉ってくる。 再読はあんまりしたくはないけど、作者の漫画力の高さを 堪能できるので一読の価値はアリ。
心理描写の細かさと繊細な絵柄が他の不良漫画にない 独特な雰囲気を醸し出している。恋愛や友情の描き方が より感情移入できるようになっているなと思った。 無駄な引き延ばしもなく、高校3年間をしっかり描けていた のもポイントが高い。今日俺や湘南爆走族などの 他の不良漫画と読み比べるのもまた一興だ。
少女趣味的な雰囲気を感じる絵柄と独特過ぎるコマ割りが この漫画ならではの異様さを際立たせている。 ストーリー自体はそこまで独特なわけではないが、 見せ方にセンスがあると思った。作者がこの1作だけで 消えてしまったのが本当に惜しまれる。
最初はドイツの文化やベルリンの特徴を紹介する感じの漫画だなと思ったけど、話が進むに連れて作者なりのメッセージや社会に対する思いが現れてくる。 そのメッセージの伝え方も愚痴愚痴したり、押し付けがましさがなくて「こうしたらいいかな?」という感じで出ているので読んでて素直に共感出来る。 ポップで味のある絵柄も病みつきになって良い。 作者の他作品も読もうと思う。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 良くも悪くも淡々とした筆致が黒川温泉の臨場感を生み出しているかなと思った。 ・特に好きなところは? ノミで岩を彫って洞窟温泉を生みだしたり、配管に使う竹を入れ替えたりと、 哲也さんの苦労が伝わってくるところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! もう少しドラマティックな演出を意識して欲しかったけど、 間違いなく力作だと思います。
テレビでネットで見ただけで、行ったわけでもないのに知った気になっていたわけです。 過去にした「アメリカの食べ物ってさぁ〜」みたいな半笑いの言い回しを、本書を開くたびひっそり恥じ入り心が土下座陳謝する。 そらそうよ。州があり市があり街があり村だの川だの大自然だのがあり(ブラジル回)、そこに暮らす個人とその人の生活、現地の習慣や、行動範囲がそれぞれあり。 そして、友達が来たら「美味い店連れてってやるよ!」という日々のご近所グルメがあるわけで。 例として3巻11話の「ホットドッグ・アンド・フライ」。上に揚げたてフラポを載せ、その上から塩を振ってあるホットドッグ。 だよね。アメリカ全土で"いわゆる"なホットドッグしか食べてないわけがない。 もっと素敵ィ〜な外国グルメもあるが、とにかくこの話に衝撃を受けた。(単に私が愚かなだけか)。 ちなみにこの漫画をクルッと裏返しにすると、個人的に『米国人一家、美味しい東京を食べ尽くす』になると勝手に思っている。ブラックサンダーアイスを絶賛するサイズ感の滞日グルメ本です。活字ですが、グルメモノが好きならおすすめ。 とにかくジュンターロサン、これからも私めの蒙を啓いてください、応援しています。土下座陳謝で。
言いたかった、どこかでタイトルの想いをぶちまけたかった。 まず、定番の悪役令嬢のざまぁモノでは重要なファクタとなる「見返すためのもっと上の男」が存在しない(出ては来る)。 色も恋もない、悪役令嬢による一直線の報復だけが描かれている。 そして復讐の動機となる、エミさんへのエミリア嬢の恩義がもはや、任侠のそれである。 「おやっさんがァ、おやっさんだけがァ、ワシに生きる場所をくれたんじゃあァ!!」 そんな広島弁マインドを胸に(※個人の感想です)、頭も切れるインテリヤクザチート令嬢の復讐には無駄がない。音速の巻きで勢力図を塗り替える。好き。 ヒロインのピナさんが一巻ではそこそこホラー顔で恫喝してきたが、ご安心ください、そのへんでゴロまくチンピラ程度です。 ちょっと違うけど「バチギレして無双で勝っちゃうBLACK LAGOON IF日本編鷲峰組」でキラキラなパティスリー作ったらこうなるんじゃなかろうか? また、「なろうの原作では本編後が真っ黒なんだけどこの辺漫画にできるの…?」という好点も気になる。 今後もネットで読んで紙版も買います!好きっ! 思いの丈をぶちまけられて、満足です。
レイチェルちゃんはトンチキにして、猪突猛進の天才メカニックお嬢様である。 従えるは2体のアンドロイド。 両方ともテンションが死んでいる。 常に常温。何があってもまぶた全開ならず。 ふつう一人は常識的で心配性、もう一人が怠惰等、変化をつけて配備するでしょうが?? そんな安直なキャラ媚びを蹴散らしての無感動✕2。そのセンスに震撼しかない。 どうしたの?ウミウシの思考ルーチンでも インストールしたの? もっと登場人物増やして、ワチャワチャを見たかったなぁ!!帰ってこないかなぁ!! レイチェル・ダイアル アップライジング(仮)!! まだまだ待ってます!! 絵の面で言うと、 ・レンチやドライバーでメンテする系の描込み ・鉄の重さを感じさせる描写 ・暴走巨大メカ この辺が刺さる人にもおすすめ。
金 or 困窮、とか、視野狭窄した2択の外側に、アメリアちゃんが出られて良かったと思う。 他の登場人物たちも何かしらの、希望のある外側に出られたんじゃなかろうか。次作も期待。 【追記】 作者のブログ「北野詠一場」、10巻小ネタの記事でラルフさんの顛末が読めまーす!
仕事でヒソヒソされる親と不登校の息子、底辺同士の親子だけれどお互いにダメなところを認めあって仲良くやっているのがすごい良い。 大抵こういう漫画は胸糞悪いものばかりだけど、むしろこの漫画には清涼感さえあった。 癒されるので連載して欲しい
リズムよく、サクサク展開が進んで ギャグも挟みながら良い塩梅に着地した面白い話だった と思ったらPR漫画? ✕印即押さず、ミュートにしないPR漫画は自分の中では初めてだった。
※ネタバレを含むクチコミです。
第5巻の同じ3つの家の話がすごい面白かった。新人の危なっかしい感じにドキドキしながら3つの家庭の人生を見ることができて面白かった。普段効率や時短ばかりに気を取られているが、ローズガーデンの庭の家主のありかたも良いもんだよな、と効率化が苦手な自分はそこに救われた。
「人と同じように生活するのにさ 工夫が必要なひともいるんだよね」 普通が全くうまくできない転校生宇野とヤンキー小林。 その2人が出会い、ぶつかりながら、少しずつ前進してゆくドラマ。 眩しいぜ。 「上手にまっすぐ歩けない それを笑われたり怒られたりすると 怖くて恥ずかしい気持ちになります」 ピュアで素直で不器用な努力家の宇野&小林コンビを、ひたすらに応援したくなる。
スチームパンク好きとして読まないわけにはいかない作品。 最高だよ。 「AIとの戦争の末に人間は電気を手放した」っていう設定の妙が素晴らしい。浪漫と先鋭のハイブリッド。 蒸気が基本ではありつつ、自立型AIロボがいたり、電気が裏取引されていたり。 世界観を説明する設定資料的なのも挟まれてて、これもまたイイ。 朗らかなエリオとクールなアンジュのデコボココンビも安心して優しい眼差しで見守りたい気持ちになる。 ゆっくりこの世界観に浸かろう。
ヤングなハンサムガイズがハンサムのラスボスに逆襲する話。 具体的にいうと、トップアイドルの首が爆発してちぎれ飛んだから、 イケてる歌とダンスとハンサム顔をキメながら殺し合いをするって感じ。 マーストダーイッ!ダーイッ!ダーイッ!
人が好き。だけど、無理して人の輪には入らない。 純粋な興味と愛を持って周りと接する姿勢にはハッとさせられるものがあるね。 町田くんの世界のおっさん版みたいな。
最近みたもののなかで1番かわいい生き物。ジト目気味で無愛想に見えるけど実は表情豊かで全然毒気がなくて気を許した人には屈託ない笑顔を見せるし戸惑ったり困ったりしてる顔もかわいい。かーちゃんはかっこいい。
イケてないやつが音楽に没頭して成り上がるストーリーといえばそうなんだけど…。学校の人間関係で悩んでるとかそういうレベルじゃなくて、マジのアングラで生きる人間たちがたぎらせる熱量のすごい漫画。シンプソンズも出てくる。
にんげんもモンスターも悪いやつは悪いし、良いやつは良い! ゾンビつくったりゴブリン植えたり宝箱にお宝入れたり、ダンジョン運営の努力というかお仕事が、知らない世界を覗き見しているようで楽しい。あとゴーレムかわいい。 ディズニーのキャストの仕事に密着してるみたいな。 ちゃんとファンタジーもしていて、クレイが魔力膜を扱えるようになって強くなっていったり、精霊とかベルとかなんか、出自のわからん謎の存在がいたりする。 あと、ギルド上層部ぶっ殺したり王様たち撃退したり、げきつよ主人公ズのなろうっぽいスカッともある。 ポップでメタい作風に見えるけど、簡単に人が死ぬくらいにはファンタジーの世界観が練り込まれているからこその面白さがある。
暮らしの手触りのするお話で素敵でした✨ぬいぐるみのアルパカくんの目を通じて語られることで、より生活感が感じられた気がします。大事なぬいぐるみを座布団にするような彼氏と上手くいくとは、恋愛って複雑ですね。
年を取るほど読んだ作品が増えてちょっとやそっとの和風ファンタジーじゃ感動しなくなってくるのですが、これは素直に面白くて興奮しました…!! シリアス一辺倒というわけでもなく、江戸時代の霊が急に壱の型とか言い出したり、真面目な話の途中でお巡りさんがあっさり退勤したり。コメディの入れ方も絶妙。 ネットの画像でも《見える》のを利用してメルカリで明治時代の弓を探す展開は熱かったです。 シンプルに続きが読みたい。お巡りさんの霊力の高さ気になる!!
ごめんなさい、良さがわからなかった、、、ジャニーズが漫画描いたっていう話題性で推されているとしか。 なによりも、漫画愛の強い私は、苦労して描き続けているガチ勢たちを推していきたいのだ。
他の方も書かれているように、現代の社会問題を正面切って描こうとしている。その姿勢というか度胸に好感が持てる。 絵は独特。私の好きなテイストではないが(頭身が長い方が好き)かわいいデフォルメがこの物語とは相性がいいと思う。 はんなちゃんの性格とか表情、好きだなー!女子校育ちだから、よくわかるテンションだ。 4話目がちょっと展開が早いかなぁ。ほっこりシーンが好きだしこの作者も楽しんで描いてそうだから、もっと見たい。 てか、リアルすぎる絵だったらたぶん読み進められないなー。 だって向き合いたくもん。内心はやばいなぁって思ってる問題だけど。 ダーウィン事変みたいって書いてた人いるけど、それは分かる。たくさん語りたくなる漫画。
絵がとにかく秀逸! キャラクターの造形がみんなカッコよくて、見てるだけでドキドキする! セリフの文体が、キャラクターによって書き分けれていないところが残念。。 全部のキャラが作者の発言っぽいというか。 ただ、それもこの世界なのだ!ていう説得力を絵の迫力によって感じる。 細かいことはどうでもよいのだ。
月刊アフタヌーンで載ってそうな絵。 メビウスのような構図と線。読んでいて気持ちいい。 鼻の長いキャラクターも印象的で好き。 シナリオについてはこれから面白くなりそうだなってところで期待は大。 でも現代物が好きな私としては、感情移入はできなかった。 観念的な言葉をセリフで言うことで深みを出そうとしてはいるが、頭で作られたニヒリズムというか カッコつけるためのファッションニヒリズムというか。 もう少し社会とリンクするようなエピソードや 生活圏から作者が実際に体験したところから来る生々しくて独自性のあるセリフが欲しかった。
こんなん好きやん、、、。キャラも雰囲気も魅力的すぎます、、、。刺さりすぎて読んだあとすぐに作者さんの他の作品を調べましたが発見できず。これから追っていきたいです。応援しています。
アフタヌーン四季賞で一般デビューした熊谷亜門/今井ミキオ先生の作品 透明感のある世界観・空気感、「昭和」と言いつつも舞台は現代で平成の少し前のような雰囲気、私と同じ年代の人たちには懐かしくいとおしく感じると思います 今井ミキオ先生の繊細で美しい背景と可愛らしい女の子、熊谷亜門先生の独特なテンポの会話の間と切なく清涼感のあるストーリーが見事に融合していて素晴らしかったです 「オチ」をあえてつけないで物語に幅を持たせつつ希望を感じさせるラストにするのを得意としている方なのでデビュー作の「大人はわかってくれない」や別名義の成年向け作品もぜひご覧ください
転生物は結構見てきましたが、魔石の力を吸収するのは初めてです。分身なのか、分裂なのか、漫画はいろんな想像の設定があるから楽しいと思い読んでいます。舐めるだけで吸収するのかな?読んでいてワクワクしますね。あんな扱いをしてきた王家にギャフンと言わせて欲しい~。良き国を守るために主人公には真っ直ぐに成長して欲しいです。
最初の方は画の線が細くて苦手だったけど、読み進めるうちに慣れました。国同士の戦いの話は少し複雑で登場人物の名前がなかなか頭に入らないけど、ストーリー自体は面白いので読み進める事ができます。あとは、主人公最強です。隠れキャラだった姫様の成長も楽しみ!平民から王国の上将軍まで上り詰めた主人公。潜在能力が高い姫様と共に、今後はどのような方向性に向かいストーリーが続いていくのか楽しみなマンガです!
非現実的なストーリーがとても好きなのでとてもハマりました。主人公がどんどん毒されて変わっていくところが最高に好きです。現実世界ではお目にかかることはないけど、知らないだけで現実でもこんなことがあるのかも?という気持ちになります。 登場人物の個性がしっかりしています。絵がどんどん上手くなるし、キャラの内面も掘り出してくれるので読み応えがあります。銃やマフィアものが好きな人には刺さるんじゃないかな、オススメです!
パロディとして異種格闘技戦のストーリーをうまく作っていると感じました。笑いあり、感動あり、お色気あり読み進めていても展開に飽きません。師匠が多種多様で一つ一つ場面やストーリーによって変わり、主人公がヘタレのまま成長していくのは楽しいです。師匠達の教えを受けて強くなる主人公を応援したくなります。空手とか格闘技が好きなら是非一度読むのはアリです!
旦那さんとは恋愛結婚ではありませんが、すごくかっこいいし意外にも誠実そう!?どんなふうに主人公が復讐を果たすのか気になります。のしあがった主人公に次々と起こる問題に立ち向かって行く姿がカッコいいです。竜二との関係も気になる!自分の目標の為なりふり構わずだったり、何か、復讐要素も含まれていたり、どん底を這い上がってきたりとか、芸能界、裏社会を織り混ぜながらのストーリーが面白いです。
最後まで読むと、価値観の違いと育った環境の違いだけで誰も悪い人はいないんだな、と思わせるストーリー展開がすごい。表紙の絵とタイトルではまったく興味そそられなかったけど、ストーリーの奥深さだけじゃなく、美への教訓としても役立つ作品です。展開的には、よくある設定だなと思いきや、そこから今までオシャレも何もしてこなかった自分にも浮気された非があると主人公なりに努力して、トップモデルになる姿はまさに主婦の希望の光です!
村人なのにレベル999ってどんなストーリー?と思って読み始めたらストーリーもしっかりした設定で人間と魔族との共存など考えながら読んでいます。村人にレベルの設定があると言うことは、それを倒すとレベルが上がるのか?主人公がどうやってLV998の敵の所まで行って倒したのかも気になります。設定は面白いんだけど、人の心の変化をもう少し時間をかけて描いてほしいなと思いました。
異世界転生モノなのに、特有のチートじゃないのがいいですね。ほんわかしていて、周りの人達もほっとけないんだろうな~。主人公の人柄に惹かれて従者が集まるのはワクワクします。不遇に足踏みしない逞しさが良いのと、主人公の人望の厚さに期待出来ると思うのでこの先がとても楽しみです。絵はもちろんですが、構成もまたお上手です。絶望感あふれるシーンもストレスなく、ここからどう転換していくのかを楽しみに読めました。
レベル2にして、最強って!最近はやりなのか、勇者よりも別の人が活躍する系が多くある中、キャラクター達も、それぞれ個性的でいて、展開も飽きません。主人公の強さは問答無用の反則レベルで、なんの見せ場もブレイクスルーもないですが、戦闘以外のところで逞しく生きていく主人公が見どころかもしれません。勇者や、召喚した国王のゲスぶりが、マンガ定番のお約束で、この先の展開が楽しみです。
ヒロインと主人公の関係がとても可愛いのと、信頼を感じてほっこりします。ストーリーは軽そうで主人公の思いやりや愛情が感じられて楽しいです。よくある転生ものだけど主人公が人間じゃなくて魔族になってるのも新しいですね。異世界モノを多数読んでいるので、混乱しているのが正直なところですが、基本的にほのぼのな感じで好きな内容です。早く続きが読みたいです。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ニカラグアというよく知られていない国での革命、同性愛、ガブリエルの 成長といった様々なテーマを高レベルでまとめられていると思った。 ・特に好きなところは? ガブリエルの成長と彼の心情に合わせて色彩が変わっていくところ。 エマニュエル・ルパージュは絵の上手さだけでなく色彩の使い方にも 長けているなと感心した。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ストーリーもそれほど難しくないのでバンドデシネ入門として 読む価値は充分にある。同作者の「チェルノブイリの春」もおススメ。