厳粛な空気をぶち壊したくなる破壊衝動を持つお嬢様と、あらゆる方法でフォローする執事の漫画。 爽快に『やらかす』ギャグ漫画。対処法もアホすぎて最高。鬱の特効薬。全2巻なのも良い。ニコニコ静画で試し読みを是非 http://sp.seiga.nicovideo.jp/comic/4547
魔法使いを目指す少女たちのファンタジー成長譚。白濱鴎先生の特徴である精細な筆致が豊かな世界観を育んでいます。人々の機微や所作を美しく、時折不気味に表現しているのも見所。ファンタジー欲が満たされる漫画です!
少年ジャンプルーキーで掲載していたが、ジャンプ+の連載まで実力で漕ぎ着けた作品。 モテたい男がある日、根暗のライブをきっかけにロックに目覚める話。 展開は荒いが、物語に引き込む『刺さる言葉』と『演出力』が際立っている。独特の熱さとカッコよさがある
金魚王国の崩壊の作者、模造クリスタル先生の作品。ヘドロから作られた少女を中心とした、歪な日常漫画。どこか狂ったキャラ達によって、ごく自然にオカシナ世界観が生まれている。やはり天才。 http://www.mozocry.com/hedrosan/01.html
努力家の主人公が、天才美少女達の「できない」に寄り添う話。超面白い。驚いたのはラブコメの為に動かされているキャラがいない事。どの人物も自身の考えや想いで行動していて、それが結果的にラブコメになってる。こういう漫画がずっと読みたかったんだ
聡明で優しすぎるがゆえに生き辛い少女の懊悩と成長の物語。 禅問答のような思考に苦しみ、幼さゆえの無力に嘆き、時に激しい感情に身を任す。テーマ、画力、世界観の全てが溶け合っている傑作。一ページ目の美術作品に金魚のモチーフを入れ込むセンスも堪らない。 http://www.goldfishkingdom.client.jp/02.html
青春の記憶と傷痕だけを残して失踪した女の子が昔と変わらぬ姿で、16年後に現れる。けれど今の主人公には彼女が居て......という話。 ズルい。漫画の特性をフル活用し、甘美に感情を傷つけてくる。キャラの関係、心情、表情のどれもが愛おしい。最強の感傷マゾ漫画
ジャンプ+掲載。ドラゴンボールの世界でファンがヤムチャとして転生をし、大活躍する話。意外と良作。テンプレはしっかりと抑えて、そこそこ綺麗にまとめている。一見の価値あり https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049550354
近頃SNSなどで拡散されて、話題となったチェイスタグが漫画化。ルールは1:1の障害物をつかったエリアでの鬼ごっこのようなもの。いやぁ面白い。マイナースポーツ漫画を描く上で大事なのは、そのスポーツの躍動感と熱量をちゃんと描けるかどうかだと思うんだけど、これはバッチリ。キャラの性格やエピソードもうまく絡んでいる。ちょっとだけ気になることがあるとすると、主役級の二人のキャラが「ハイキュー」や「灼熱カバディ」とすこし被って見えるところ。でも普通に読む分にはそれほど気にならない。あとは連載用にしっかりと話を作り変えられるかどうか。 面白さ的には連載に十分適うと思うので、じっくり待ちたい。
マンガワンで連載中。癖のある店員さんが可愛い爬虫類漫画。ラブコメ色もあるが、爬虫類の解説にこだわりを感じる。表情豊か、ギャグやノリもキレッキレで読んでいて、楽しい。 紹介用に裏サンのリンクをぺたり http://urasunday.com/reptiles/
女性特有の面倒くささが嫌いな主人公がクラスの美人、諏訪さんが男友達のようにつるめることを知り、好感を持つ。 アホ話に、水の掛け合い、どれも気を遣わずに楽しめるが、諏訪さんの身体は実際、女の子で、、、という話。自分は男だから「これくらいは大丈夫」ということも一緒にいる彼女は体調を崩すものとなる。そうした男女の違いを教えてくれる漫画になりそう。感情の機微の描き方もさすがはかずまこを。今後が楽しみな作品
わたしは現在3作品の漫画の単行本を買っているのですが、そのうちの1つがこのBLUE GIANT SUPREMEです。 前シーズンのBLUE GIANTのころから主人公 宮本大の行動には心が動かされ、読むたびに何かせずにはいられなくなります。 ジャズを知らないわたしでもジャズを聴くようになるなど、かなり影響を受けた作品です。 愚直な主人公がどのように前に進むのか、そして周りはそれをみてどのように行動するのか、これからも楽しみです。
※ネタバレを含むクチコミです。
マンガ好き同士が語り合うがごとく、アナログゲームも老若男女問わず楽しさを共有できる。しかも言葉の壁抜きで。だから6歳の外国人の子供だってすぐに同士になれるのがアナログゲーム、ボードゲームの楽しさなのだ。そんな魅力をギュギュッと凝縮してマンガにして伝えてくれる本書。アニメ化も決定らしい。ほらね。純粋な面白さはしっかりと伝わっている。世界中の同好の士がすぐにマンガもアニメも翻訳してくれるだろう。アナログゲームの魅力がビッグバンを起こす瞬間はもう目の前に来ている。
twitterでよくバズっていた作品 セリフもそんなに多くなく、下手したら1秒で読めます。 ゆ~~ったりま~~~ったりした世界観に癒やされます。 ちっちゃい子にもおすすめできますね!
言動が可愛くない主人公が、可愛いの塊の女の子から学び、可愛いを育てていくラブコメ。 結構ぐさぐさくるセリフがあるけど、 私はこういう子嫌いじゃないな~♪
誘拐犯と誘拐された少女の話。 誘拐犯というほどクレイジーな性格はしていないかなと。 どっちかというと、誘拐された幸ちゃんの方がぶっ飛んでいるかな。 (誘拐されたのにわりと冷静だったり、一緒にお風呂入れたり、急に飛び降りたり…) 全体的に暗いけど、誘拐犯と誘拐された少女の最後が気になってつい読んでしまう作品。
演技を憑依型でやるので、 ファンタジー界でいう、最初から俺ツエエエ系の主人公。 絵が濃い。 天才の憑依と狂気っぷりは楽しめるかなぁ?
「距離感を上手くとれない女の子」×「面倒見のいい落ち着いた男の子」のラブコメ。 私はタイトルから勝手に阿波おどりの話かと思っていた。 「からかい上手の高木さん」のような、 終始ほのぼのとしたラブコメ。 いつも漫画の周りを黒塗りしているのはなんでなんだろう? 過去の話をしているのかな?
日常にプチファンタジー(少しの特殊能力)を加えた恋愛マンガかな。 絵がほんわか可愛いし、ピュアなのに時折大人シーンがあって、そのバランスが◎ 再会からのキスまでのスピード感が尋常じゃなく早いのがいいねw 1巻のテンポの良さが素敵でした!
コレだと思う。 あとめだかの学校。 机と一体化したキャラが印象的だったなぁ…!
選択してみるのも面白いなと勉強になります!(主に男性が) 公式で無料公開中でした☆ https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000029/episode/
夫とセックスレスになった主人公が同じくセックスレスになった会社の先輩と秘密を共有して、夫婦関係が微妙に変化していく過程が見どころ。 セックスが全てじゃないけど、夫婦間の微妙なズレが丁寧に描かれているので、旦那や彼氏とマンネリになった人には共感する部分が多いかも… グッときたのは、主人公が心の中で旦那に 「陽ちゃん ハエですら セックスしてるよ」 と背中に訴えかけるシーン。 心に刺さる。
「ワンピースって実はもう尾田さんが描いてないらしいよ・・・」 こんなことが起きるのが本作。 日本一売れるマンガ「ミリオンジョー」(現代で言うワンピース)の作者の死を隠し、担当編集者である主人公が続きを描き続けるという衝撃作。もうこの時点で読みたくなりますよね(笑) 作者が変わって描き続けるという「バレる?バレない?サスペンス」は時にページをめくるのが怖くなるくらいハラハラドキドキさせられます。 設定段階から風呂敷をかなり広げている本作がどのように結末を迎えるのか、一見の価値ありです。これを3巻で完結させたのは本当にすごいことだなぁと、今でも何度も読み返してしまいます。
とにかくアツい!今1番オススメしたいスポーツマンガがこの灼熱カバディ。 「カバディって何、ネタじゃないの…?」と思っているそこのあなた。 カバディはネタじゃないっ!!!! とんでもなく汗がほとばしるめちゃくちゃアツいスポーツなんです。 簡単に言ってしまえば「鬼ごっこ+格闘技」、 これがカバディ。主人公も素人なので一緒にカバディを学んでいけます。 限られたコート内でイケメンがイケメンを追いかけタッチ、そして逃げる姿は必見(?) 気付いたら「カバディカバディカバディ...」と言っているかもしれませんよ(笑) ※読む時はしっかり呼吸してくださいね。 アイシールド21好きなら「これはいいっ!」と思うはず! YouTubeにも動画あげてます↓ https://youtu.be/ewOA7Sl9xUE
「不良モノ×タイムリープ」 ありそうでなかった設定のマンガ。 大好きな女の子を助けたい、というシンプルで分かりやすい設定がGOOD! 謎が多く散りばめられていて、とにかく続きが気になって気になって仕方ないやーつです。 よんだら最後You can't stopです!! YouTubeにも動画あげてます↓ https://youtu.be/XpuTaOTrjC8
すんげぇ殺し屋が休業するよ‼︎ って話。 一般人の気持ちなんか1ミリも分からない佐藤(すんげぇ殺し屋)が一般人に合わせる様はマジで爆笑。 他にも魅力的なキャラクター達が数多く登場します。ぜひ読んでその面白さを体感してみてくださいっ! YouTubeにも動画あげてます↓ https://youtu.be/qpxUtTFeVaI
日本がまだJリーグが発足したて。W杯に出場した経験がない時代のサンデーサッカーマンガ。 背負うことの覚悟や苦しさ。そして、そこで繋がる絆の強さを描いたサッカーマンガであってサッカーマンガでない人間ドラマを描いた名作。 実在の選手も名前を変えて登場してます。連載当時、現役だったメンバーもカズを覗いては引退している。このマンガを通してカズの凄さも計れるというおまけつきw もっと詳しい感想を此方の動画で語ってます。 https://youtu.be/wVTHjYNx4Lk
ファンタジスタ。そんな存在が希少な存在になりつつある現代サッカーの中で主人公の轍平はどう活躍するのか。ファンタジスタを題材にしながら戦術などのロジカルに展開するシミュレーションゲームのような感覚で読めるサッカーマンガの名作。巻末にある作者の実在の選手紹介好きだったなぁ。 もっと詳しい感想を此方の動画で語ってます。 https://youtu.be/mPJd2B1VqVw
タッチやH2.MAJORなど野球漫画が目立つサンデーコミックにおいて隠れたサッカーマンガの名作の一つ。 勝った喜びも負けた悔しさも最高に熱くなれるサッカーマンガ!感情を揺さぶられたいならBE BLUESで間違いナシ! もっと詳しい感想を此方の動画で語ってます。 https://youtu.be/e9-vAlEowcU
獣人を殺す生業の赤髪の狩人と獣人の中でも希少種の人狼の子供が出会う。本来は敵対関係のハズの2人が師弟関係になっていく。言葉で繋がらず絆で結びつくダークファンタジーがここに開幕する。 もっと詳しい感想を此方の動画で語ってます。 https://youtu.be/vvqW1rTh13Q
同名ラノベ原作をコミカライズした一作。 よくアニメなどで見るような異世界転生モノなどとは違ったストイックにゴブリンを倒し方を披露していくシンプルな内容ながらゴブリンの倒し方、物語の深さに驚かされるダークファンタジー。 もっと詳しい感想を動画で語ってます。 https://youtu.be/K_h2hopNyts
剣と魔法の世界で愛と哀を紡ぐバトルダークファンタジー。切なさとカッコよさが交差する世界観に引き込まれる。愛する人に会いに行くソーヤーと一緒に旅に出よう! もっと詳しい感想を此方の動画で語ってます。 https://youtu.be/RH2piKIppks
生き方もメイクも不器用な星野と小早川。真っ直ぐな星野に影響されて次第に目をつぶってたトラウマに向き合い克服していく登場人物たち。ラブコメという簡単な言葉では片付けられない応援型青春群像劇。きっと誰もが誰かにとっての星野であり小早川だ! もっと詳しい感想を此方の動画で語ってます。 https://youtu.be/6YHsQtafA8M
人の考えてることがわかる能力のある女の子が主人公。 学年一のイケメンが自分のことを好きっていうのもわかるんだけど、その戸田君の妄想がすごい… 妄想のなかで抱き着いたりあんなことやこんなことをしたり、普段無口な戸田君とのギャップおもしろい。
食べ放題って魅惑的な響き… 実際にある食べ放題のお店に行ってきた様子をレポする漫画。 時間とか料金も詳しく紹介されてて、まだ1巻しか読んでないけど中華とか行ってみたいなと思った。 見どころは編集のK成さんの食い意地の張りっぷりだと個人的には思っている。 すごい。
なんか少女漫画だと恋愛のついでに仕事してるみたいなのが多いけど、これは意外にちゃんと仕事してた。でも恋愛も結構してた。 なんか中途半端な終わり方だなーとおもってしまうけど まあそれもいいというか、そういう方が長く印象に残る気はする。 世の中の恋愛はほぼうまくいかない?から、リアルなのかな~みたいな。
表紙がきれいでなんとなく買ってみたけどよかった…! ファンタジーなんだけど人間関係機微?みたいなのが描かれてるのがよかった。あとやっぱり白黒でも色が思い浮かぶなーと。 調べてみたら王国の子の人だった(読んでないけど)
大人になった高木さん(と西方)の話 相変わらずのからかい力で子供を手玉に取ってて(?)あ~高木さんだーって思った。 結婚したのはやはり西方だった。 西方は体育教師で、高木さんは専業主婦なのかな?
みんなかわいい。とくに泉くんがかわいい。 良い感じに思春期をこじらせてるとこが共感できるしほほえましくもある。 おもしろかった。
独身のOLがただただ高級な鮨屋で鮨を食べる話。(寿司じゃないところがポイントだと思う) すごいおいしそうに食べるんだよなあ… 回らない鮨なんて食べたことないけどいつか行ってみたい、そんな気持ちになる。 ちなみにふんわりジャンプでほぼ全部読めます http://www.funwarijump.jp/manga/gohoubi
主人公が童貞まっさかりって感じで本当に気持ち悪い。童貞感(と虫の描写)はとてもリアル。 最新刊まで読んでも結局どんな話かよくわからないけど続きが気になる不思議。 あ~こういう話なのか!と思ってもそれは大抵裏切られるのがなんか痛快?な感じがするんだけど自分はMなんだろうか
アニメになっていて気になっていて、友達に恋のツキとか好きならおすすめと言われて読んだ。 が、自分的には花火が好きになれず最後まで読んだけどハマれなかった。花火がなんか最後までかわいそうなだけで共感できなかった… 逆に皆川先生とえっちゃんは好きだったな~ 自分がしたいようにするって感じがよかった。
ストリップ劇場の踊り子の話。世間的にはうしろめたいというか、大きな声で言えない仕事ではあるんだろうけど、そういうことがあまり気にならない。主人公の回りの人もふくめ、楽しんで踊り子やってるのがみててすがすがしいというかワクワクする。 とはいえそんな世間の目?みたいなのにぶつかったりすることもあり…まだ3巻なので続きが楽しみ。
まさか映画化するとは思わなかった。 これをきっかけにいろんな人に読まれてほしい http://natalie.mu/comic/news/244460
ショッキングなタイトルだが実話をもとにした深刻な話。精神疾患を患った子供を持つ親からの相談を受けて、子供を病院などの医療と結びつける仕事を請け負うトキワ精神保健事務所の話。 統合失調症やアルコール中毒が家庭を壊していく姿は真に迫っていてとても恐ろしい。ただ、「恐ろしい子供達」として子供を加害者、親を被害者と一方的な関係にしてしまうのではなく、子供が精神疾患を患った経緯にきちんと目を向けている点が素晴らしい。 登場する押川さんは原作者であり、トキワ精神保健事務所を立ち上げ活動している本人でもある。
『ロッタレイン』刊行記念の松本剛新作読み切り。8pくらいの短い話だったが、あまずっぱさとおかしさが絶妙なバランスで描かれていて、懐かしくもかわいらしい話だった。 砂浜に続く傾斜のきつい砂の下り坂があって、そこを小学生男子は滑り台のようにして遊んでいるらしいが、あまりにも傾斜がきついため度胸試しとしても使われているらしい。朝、少年が犬の散歩をしていると、クラスメイトの女子が坂の頂上でもじもじしていて…という話。 まさに坂道を転げ落ちるような怒涛の展開に笑みがこぼれる楽しい読み切りだった。単行本に収録されてほしい
死後、来世で何に転生するか選ぶ話。主人公のハクは白菜への転生を目指して筆記試験や面接を頑張るストーリー。 最初は白菜に転生したいというハクを見て、ギャグかなと思ったら大真面目だったので面食らった。だが、白菜に転生するための試験が就活(しかも圧迫気味)そのもので、ハクが白菜になりたい理由もしっかりしている(これも就活チック)で、ただの一発狙いではないのは読んでいてわかった。 ファーストインプレッションの斬新さをその後のストーリーで膨らませつつ、ヒューマンドラマ的な感動を最後のオチに持ってきたのは上手だった。さすが手塚賞準入選。
ハクメイとミコチのアニメ化が決まった。 嬉しすぎる。アニメーション制作をLerche(ラルケ)、美術を草薙が担当するとのこと。 http://hakumiko.com/
5巻で黎明卿と決着をつけて、6巻からは第6層の探掘が始まった。嵐の前の静けさなのか、6巻序盤は意外と平和に話が進んでいた。久しぶりにお料理シーンもあったし。あと6層はいわゆるダンジョンっぽくなくて社会という感じだったのもこれまでと違う面白さ。 レグの過去に少しだけ触れられて、新キャラも登場、さらにはもう二度と描かれることはないと思っていたアビスの淵が再度登場しさらには異変まで怒っている。色々な意味でこれまでとは違った面白さが詰まった6巻だった。
当時の月スピ副編集長に見出されて2014年に掲載された作品の続きらしい。 2014年2月号に1作目、同年7月・8月号に前後編で2作目を発表して、今回が3作目。1・2のどちらも読んでいないけど楽しめた。 鎌倉文化高校映画研究部の部費が全くないことでもめているところから話が始まる。その原因は主人公で監督のキヨハルがリテイクを出しまくって作品が完成しないから部費がもらえない模様。キヨハル曰く、作品をダメにしているのはカメラマンらしく、そんな時に一枚の写真がキヨハルの目に止まって…という話だった。 小林有吾らしい天才の描き方、青春の熱さで前の話を読んでいないのに面白かった。これから化学反応が起こりそうで後編も楽しみ。というか、単行本になって欲しい。
漫画アクションの創刊50周年記念読み切り。朝から晩まで仕事漬けで家族との時間をあまり持てていないお父さんが娘を動物園に連れていく話。 娘のふくみに「お父さん」と呼んでもらえないモヤモヤ、動物が嫌いなのに動物園にふくみを連れて行かないといけないイライラ、ふくみとどう接していいかわからない不安などが、お父さんの中で渦巻いている様子が等身大でいい。 最後、「お父さん」と呼んでもらえない問題は喧嘩の末進展するのだが、あまりにも唐突な展開に驚きながらも、ふくみのたどたどしさが可愛かった。 動物が出てくるけど「ウシハル」的なエロさもダークさもないのでとても読みやすかった。
女子高生のノーテンキなみかんとクールなあかね子が主人公が変な事件に巻き込まれる話。笑えるようなテンションで話が進んでいくけど、宇宙人が地球を侵略しに来たり、幽霊に殺されかけたりして、毎回大変な事件に巻き込まれている。 シリアスな展開も多くて、バカなみかんがテストで満点を取った話はゾッとしつつも感動した。シリアスな話でも深刻にはならないいいバランスで好きだった。
『シートン動物記』で知られるナチュラリストのアーネスト・シートンの著作をマンガ化した作品。 1巻の『狼王ロボ』は『私の知る野生動物』のロボ - カランポーの王 2巻の『少年とオオヤマネコ』は『動物英雄伝 』の 少年と大山猫 3巻の『サンドヒル・スタッグ』は『サンドヒル牡鹿の足跡』 4巻の『タラク山の熊王』は『タラク山の熊王』 がそれぞれ元になっているシートン動物記だと思われる。 どれもシートンが動物や自然と交流をしてナチュラリストとしての成長していく姿が描かれている。それと同時にシートンが都会や街での生活にいかに馴染めないかというのも描かれていて、特に『サンドヒル・スタッグ』であったロンドンでの学生時代の話は極貧もあいまってなかなか悲惨。 シートンが対峙する動物は山や森の主的なのが多く、シートンがただ動物を保護したり観察したりして愛したいという側面と、狩人としてそれを倒したいという側面が葛藤を起こして、それが自然や動物への深い理解に繋がっていくところが面白かった。
厳粛な空気をぶち壊したくなる破壊衝動を持つお嬢様と、あらゆる方法でフォローする執事の漫画。 爽快に『やらかす』ギャグ漫画。対処法もアホすぎて最高。鬱の特効薬。全2巻なのも良い。ニコニコ静画で試し読みを是非 http://sp.seiga.nicovideo.jp/comic/4547