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たか
たか
2021/11/23
ネタバレ
謎だらけの17歳、フィンランドでホテルマンを目指す。【12話までの感想】
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早く世界に気づいて欲しいのと同じぐらい独り占めしたい……!けど売れて欲しいから推します。もうとにかく絵が綺麗!ホテル・メッツァペウラの従業員2人(イケオジ)が本当に温かくて素敵!フィンランドの大自然とご飯!そんな中でミステリアスなジュンの素性が明らかになっていくところが堪りません。 第1話の載ってるハルタ78号読んだらあのクソ分厚いハルタを最新号まで全部買ってしまうこと間違いなしです。 89号まで全12話一気読みしたのでネタバレありで各話の感想を書きました。(本編読んだうえで読むことをおすすめします)     ▼登場人物 立派な和彫が入った謎多き17歳「ジュン・シノミヤ」 上品なイケオジホテルマン「アードルフ」 ワイルドなシェフ「クスタ」     第1話『北の端の小さなホテル』 ・サウナに入るために服を脱ぐシーンが圧巻…!見事な彫り物が目を奪われる。「17歳の体にこれを?」という疑問も湧きまくる。 ・ちっちゃなボロボロのぬいぐみ(オオカミ)を抱きしめて寝る少年の寝顔よ…… ・スーツとオールバックが似合いすぎてうおおお〜〜〜ありがてぇ……😭     第2話『初めてのゲスト』 ゲスト: エンマ ・脱衣手押し相撲で草。未成年飲酒と同じくらい脱衣も問題の気がするが、また入れ墨が見れたのでオッケーです! ・オーロラの見開きシーン。室内なのにぶわーっと空が広がる感じがしてすごい……!     第3話『保存食』 ・扉絵から血まみれで微動だにしないジュン…マジでこの子どんな育ち方してきたの…… ・お母さんは実はフィンランド人なのか…… ・保存庫見開きがすごい。ねじれた奥行きの描き方が格好いい!     第4話『ひとときの晴れ間』 ゲスト: バーナネン ・朝の支度のシーンが好き。オオカミちゃんを椅子に座らせてあげるとこもいい ・エンマさんのときといいお客さんのために親身になるジュン……     第5話『先生』 ・たびたびジュンの言葉に出てきた“先生“の正体、そして現在の先生であるアードルフの過去が判明。“先生“がヤクザ者だったのは納得だけどアードルフさんの正体が元・国防軍の軍人というのはさすがに意外だった。     第6話『昔の写真』 ゲスト: クッカ&マリッカ・エルッキ ・子供の世話得意なジュン好き ・初のベッドメイキング回。アードルフさんかっけえ ・若アードルフさん&クスタさんいいな〜〜!     第7話『椅子』 ・女泥棒を容赦なく確保するジュン ・泥棒の正体はまさかのクスタの娘・ファビーちゃん(大工さん) ・フィンランドの「婚約したら新郎が新婦に椅子を贈る(あなたの居場所を作りましたよという意味)」という風習、素敵ですね ・タキシードのジュン良き……🥺 「あなた……ナイフを持った人間に飛びかかれるのに……ドレスの女性の方が怖いって言うんですか」     第8話『居場所』 ・ファビーちゃんのおかげで窮地脱出 ・クスタさん怖いけどやっぱりいい人……!     第9話『地下室に曰くあり』 ・90度のお辞儀とか土下座めっちゃスムーズなジュンさん ・ホテルで働いてるはずなのに流血沙汰の怪我多すぎるだろ(3話ぶり3回目) 怪我フェチなので嬉しいけど自分を大事にしてくれ〜😭 ・タンクトップに紋紋はいいですねぇ🤤 ・幽霊より人間が怖い……     第10話『突然の贈り物』 ・バーナネンさんから山程のクリスマスプレゼントとクリスマスカードが届くの巻 ・クリスマスの思い出が先輩に酒飲まされてゲロって流石に不憫…… ・ちゃんとビザのこと考えてるんだなと感心すると同時にそれ働いたりして大丈夫なやつ?と心配してしまう。あと2カ月と6日。     第11話『大切な人』 ゲスト: アキ・バーナネン ・扉絵が良すぎる……🤤 ・バーナネン(弟)、マッシブな色男って感じで兄と対極すぎる ・「Söpö poika(ソポ・ポイカ)」は「訳: かわいこちゃん♡」とのこと。看板持ってるトナカイがキュート ・お母さんはサーリセルカという意外と近くの街に ・ホテルのロビーでドッタンバッタン大騒ぎで草。また流血沙汰(1話ぶり4回目)     第12話『サーリセルカへ』 ・しょっぱなからむちゃくちゃ嫌そうな顔してるジュン😂 ・ジュンのママの名前は元大統領と一緒(タルヤ・レフト) ・意外とすぐに打ち解けたアキとジュン🥺 ・いつかママと会えるのだろうか……     【掲載号】(休載なし。全号載ってます) ハルタ 2020-OCTOBER volume 78 ハルタ 2020-NOVEMBER volume 79 ハルタ 2020-DECEMBER volume 80 ハルタ 2021-FEBRUARY volume 81 ハルタ 2021-MARCH volume 82 ハルタ 2021-APRIL volume 83 ハルタ 2021-MAY volume 84 ハルタ 2021-JUNE volume 85 ハルタ 2021-AUGUST volume 86 ハルタ 2021-SEPTEMBER volume 87 ハルタ 2021-OCTOBER volume 88 ハルタ 2021-NOVEMBER volume 89
たか
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2021/11/09
怪我と学ランのハーモニー
今日コミックDAYSのトップを見てたらバナーに怪我でボコボコの男の子がいて、気になって開いたら「えっ!もしかしてBL?」と思ってしまうほど繊細かつ色気のある扉絵が待ち受けていてまんまと読んでしまいました(スニーキーレッド好きな人) https://comic-days.com/episode/3269754496323056140 矢野くんマジで毎日ビビるほどボッコボコで吉田さんと同じく悪い想像をしてしまい心配だったのですが、単にドジっ子なだけらしく(それはそれで逆に心配だけど)ひと安心。 「怪我だらけの男子高校生は見たいけど、暴力はちょっと…」という複雑な乙女心にこたえてくれます。 和山やま先生の色気&ユーモアと舟本絵理歌先生のフェチズムをフュージョンさせたような作風でどひゃ〜とあっさり好きになり予約購入してしました(明日発売) ギャグシーンのデフォルメがレトロな感じで特に笑ってるときの三角形みたいな口の描き方が好き。さもえど太郎先生とかたなと先生っぽい。 巨匠に似てる似てる言いまくってしまったあとに恐縮ですが、この作品はなんといっても絵が素敵なんですよ…! すべすべお肌に桃みたいなほっぺにちょっぴりしかない鼻……!愛らしすぎる。 私は存じ上げなかったのですがもともと有名なイラストレーターさんとのことで納得です。 明日の1巻楽しみ!
たか
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2021/09/23
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残された側から見る「異世界転生」
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異世界モノがブームとなってから相当な時間が経ちますね。フィジカル最強の大統領が転移したり、昏睡状態のセガ大好きおじさんが目覚めて異世界から戻ってきたり、ヤクザが異世界の素材でタピオカ作って儲けたり、公務員のお父さんが悪役令嬢に転生したり、転生してエルフになってからも生前の借金返済に追われたり。画期的な設定が次々と生み出され、いつの間にやらこのジャンルはものすごい発展を遂げました。 そして!ついに!ようやく!ここに来て初めて! 残された遺族の辛さを真正面から描くお話が登場しました……なんか感慨もひとしおです。 そもそも異世界転生はなろうやラノベの得意分野。 エロ・チート・ハーレム・スローライフ・婚約破棄・追放・ザマァなどなど、気持ちいい要素で楽しませることがとにかく重要で、正直それ以外の記述(現実に残された遺族の気持ち)は邪魔なだけで読者も作者も求めてないんですよね(エロ漫画と一緒。細けえことは今はどうでもいいんだよっていう)。 作者も読者も、現実から遠く離れた異世界に思いを馳せてとにかく楽しく夢想したい。 だから「転生者の遺族視点」という誰にでも思いつくような簡単なアイデアなのに形にする人が今まであらわれなかったんですよね。 こんなシリアスな話、もし本職のラノベ作家だったら書けないですよね……楽しさ全部載せのチーレム作品みたいにボンボン売れるわけないですし。 『私の息子が異世界転生したっぽい』 この作品の作者がかねもと先生だと知ったとき「ああ、この人だったら絶対タイトルどおりのすごいやつ描いてくれるだろうな」と思いました。 勇者パーティで働くワーママの辛さを真剣に描いた「伝説のお母さん」の作者さんなら、ラノベでは都合よく省かれてる「親」という存在を真剣に掘り下げられるはず。 そして実際読んでみて、全くその期待通りの内容でした。 残された母親の苦しみが正面から描かれていました…。 オタクコンテンツと縁のない若い美人なお母さんと、ラノベオタクな元同級生。 2人は異世界に行く方法を探して同じ時を過ごすなかで、今生きているこの現実を捉え直していく。 「ファンタジーとエンタメ」重視のラノベ業界では決して描けない「現実と痛み」の物語で読んで良かったです。 常日頃異世界モノを読んで現実逃避してる身なので、たまには真剣に残される側がどんなに辛いかを考えるの大事だな…としみじみ思いました。 こちらのかねもと版では旦那がほとんど出て来ず、この先お母さんはどうやって生きていくんだろうと気になります…。夫婦の決着が現在連載中の『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』で描かれるのを楽しみにしています。
たか
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2021/09/10
仙台弁が正確すぎてもはや教科書だでば!
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今まで人生で読んだ漫画の中で一番仙台弁が正確で笑いながら感動してしまいました。すごすぎる…!実家には1年8カ月間帰って居ないので読んでてめちゃくちゃ元気出ました。 先日新刊ページを眺めてたらパンチしかない表紙とタイトルを見つけ即購入し読んでみたら大当たり。 私の中の「漫画に出てくる仙台弁のネイティブ度ランキング」では今までいがらしみきお先生の作品がいつも断トツ1位だったのですがそれを上回って来ました(2位は相澤いくえ先生のモディリアーニにお願い)。もはや宮城県のその辺で撮影した動画を観てるレベル! 一番笑ったのが「いずい」の伏線回収のとこ。ラブコメの真っ最中に回収されて予想外すぎて普通に吹き出してしまいました。 正直「目の中にまつ毛」はいずいのレベル超えてる気がするけどそんなことどうでもよくなる面白さ。 Windows95のペイントで塗ったのか?って感じの表紙に反して、本編の絵は王道女性漫画という感じでとても素敵。 2巻まで読み終わったときに「えっ…ここで終わりなの」と残念に思うほど面白かったです。 (宮城県民以外が読んで面白いかどうかはちょっと自信ない) ▼感動したポイント 「1話の1コマ目の風景」 開始0秒で仙台じゃん!!www新幹線が減速し始める頃に左側の窓から見えるやつじゃん!! 「佐々木さえらさんだスペ!?」 なんの疑問も感じたことなかったけど「だスペ」って面白過ぎるな。 「まあズまズ」 よく言うよねばあちゃんが。意味は知らない。 「ほいなぐ」 「ハイカラだっちゃなイや!?」 笑いしか出ない!好き! 「なあーに語ってんの」 ファーーー!!言うわ!これ。 「とーちょーから来てけられんだォ」 ライティングが100点満点過ぎる。完璧にばあちゃんの声で脳内再生できた。 「ヤロッ子」 やろっこwwwリアルガチで15年ぶりくらいに聞いたし、漫画の中で見たのは初めてかも。 「んだがら」 「あらーやんだごどォ」 言うよね…!(ニッコリ) 「騙されったのか?」 うんうん、受動態は促音になるなる! 「んだすぺ?」 この1ワードだけで仙台力53万ある。 「んだ!こいなオマケのほーがいんだ!」 んだがらやァ。 【追記】 1話の「仙北担当希望」のところ。ルビが潰れて読めないけど読みは「せんぽく」のはず。キー局のアナが「けんぽく」という言い方に驚くというシーンを昔見て、「え…けんぽくって呼ばないの!?」とカルチャーショックを受けました。
たか
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2021/09/08
完璧な「男のツンデレ」と大天使エルちゃん!【1巻の感想】
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いつか読みたいと思っていた身長差ラブコメの名作『Theかぼちゃワイン』。1話を読んでまず思ったのが、春助のツンデレが完璧すぎるということ…! 「思春期特有の恥ずかしさから毎回エルちゃんからの厚意を無碍にするけど、本当にエルちゃんを傷つけてしまう前に手のひらを返して素直になる」という絶妙なバランス感覚が見事。 ツンデレキャラは下手したら「はあ?何だこいつマジ何様だよ…」となってしまいがちだけど、全く読んでいて嫌な気持ちにならなかったのがすごい。 春助がまだまだ女子になびくのはダサいと思っているお子様であり(=情状酌量の余地がある)、エルちゃんが太平洋より広い包容力を持っている(=そう簡単に傷つかない)おかげで安心して見ていられるのかも。 とにかくエルちゃんがビジュアル的、内面的に最高すぎて読みながらずっと心のなかで「バブゥ〜〜〜〜」と唱えていました。エルちゃそ〜〜〜〜!! 世界一かわいいよ! あっという間に1巻読み終わってしまって続きがメチャクチャ気になる。 ▼以下、1巻で面白かった&好きだったとこ ・開幕早々「サンシャイン学園」というネーミングで何故かツボって笑ってしまった ・超古典的ツンデレセリフをマジのガチで言ってて感動 >「い いいか 勘違いすんなよ! 別にお前が心配だから きたんじゃねえぞ」 ・かっこいいで喩えに出てくる芸能人が小林旭なの流石に古い ・ズタズタになったマフラーを見て何も言わずに静かに傷つくエルちゃん。しかし春助が喧嘩したとわかるやいなやソッコーで怪我の心配をする…あまりにも大天使 ・自分史上、笹寿司以来の最高の敵役・テッキン。シンプルかつどストレートに嫌なヤツで好きすぎる!! ・お勉強も得意なエルちゃそ素敵すぎる…… ・テスト撒くとこで「女王の教室じゃん!!」と興奮してしまった ・ネクタイで生徒とチェーンデスマッチするテッキンさん最高の極み ・「レッツゴー♡ ファイトファイト♡」と、あるはずのないハートが見えてしまいそうなぐらいかわいいエルちゃその応援たまらん… ・テッキン、カスみたいな教師のくせに発育の良い女子生徒のパンチラをみたくてしょうがないところも最高にクソで愛せる ・団長といいテッキンといい負けたら潔いとこがすごくいい ・ボンネットとフロントガラス破壊されて「ジワア」ってなってるテッキンの顔良すぎる ・電話で中学生の息子に「愛してるわよ!」と言う母と、そんな母からの頼み事をしぶしぶ聞く息子という関係があまりにも理想的すぎる。こういう家庭環境からも春助は素直じゃないだけで性根はいい子だというのが伝わってきて好き ・容姿差別と地方差別のWパンチみたいなキャラが出てきて時代を感じた ・パンツ履いてるときはパンチラさせるけどノーパンのときは一切見せないという倫理観好き。普通にドキドキしました ・「学寮祭」の扉絵に描かれたのはゴジラなのかTレックスなのか… (▼『Theかぼちゃワイン』三浦みつる 1巻より。最の高)
たか
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2021/09/03
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「新人クルマ営業×釣り」平成下関ライフ!
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面白かった!やっぱ石川サブロウは画力も高ければ漫画の読みやすさも半端じゃない。無料セールで3巻まで読んで結局最後まで読んでしまった。 もうすぐ子供が産まれるというときに総務から営業に異動になり東京から山口に左遷された太郎が、いきなり慣れない自動車販売の営業として家族を支えていくことになるという話。 序盤の厳しい営業の世界に飛び込んでいき、ボロボロになりながらコツを体得していく過程に絶妙に釣りが絡んでてフツーに楽しんでしまった。 太郎の人の良さ不器用さ実直さが見てて気持ちいい。 担当区域の車検のシール見て回るのとか「はぇ〜なるほど」となった。 釣りシーンでいうと原始釣りがメチャクチャ面白そうだった。やってみたい。 まんが道でいうところの寺さん的なポジションの大ベテラン吉田さん。 クールで非人道的な頭脳メガネ西村。 掴み所のない強キャラ所長。 …などなど、キャラ立ちがすごくいい。 西村との対立が最後の最後に太郎の人柄で勝負が付くという展開がまた綺麗。 作中にはギリギリ携帯とPCが会社にあって「(2000年前後か…?)」と思いつつ読んでたらドンピシャで1999年から2000年までの1年間を描いていた。 とにかく太郎と奥さんの夫婦の関係が超トラディショナル。 夫を支えるために骨を埋める気で一緒に山口に来て、ボロい木造二階建ての我が家で専業主婦として家庭を夫の精神を支えるというスタイル。 妻の両親、特に義父が太郎の仕事や孫についてギャーギャー言ってくるのに対し、太郎はペコペコするだけで「トホホ…お義父さんの言うことだもんしょうがないよね」と、反論や愚痴のひとつさえも言わないのに驚いた。 今の自分が作中の太郎と歳が近いだけに、そうかこの時代はまだこれが当たり前だったんだな…と懐かしいような不思議な気持ちになった。 でもそれに嫌な気分になるとかじゃなくて、何の疑問もなく至極当然のことと描かれているなら時代劇を観てるような感覚になる漫画だった。 すんごいどうでもいいけど、5巻のなかでおっさんたち鼻ほじりすぎで笑ってしまった。昨今漫画でみない表現すぎる。