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メダリスト
コーチと女子小学生が二人三脚でメダルを目指す…!!いや面白れ〜〜〜!!!!言いたいことはそれだけです…もうホントおもしろい…!!マンバの新連載トピックで知り、フィギュアスケートが題材だということでワクワクしながら読んだのですが、軽く期待を超える面白さでした。 (▼1話の扉絵。ブレードに司の目が写ってるのがいい…) https://twitter.com/medalist_AFT/status/1264572407127306240?s=20 世界トップレベルのフィギュアスケーターを多く排出しているだけあって、漫画界にも枚挙に暇がないほどたくさんのフィギュアスケート漫画があるんですよね。 少年・青年・少女・女性、全ての雑誌区分で「男女シングル・ペア・アイスダンス」の全種目が描かれてるのは本当にすごいことだと思います。 そんな多種多様なフィギュアスケート漫画があるなかでも、この『メダリスト』は抜きん出てる…!! まず、「フィギュアスケート界」の概要をこれ以上なくわかりやすくかいつまんで説明していて見事…!! ・スケーターは大学卒業を目処に競技から引退する ・全日本選手権は「甲子園」のような憧れの大会だけど、最近レベル上がりすぎててやばい ・スケート靴は、片足にインとアウトの2つ刃が付いている ・プロ(ショーで滑るスケーター)になれるのは一握り ・5歳頃からスケートを始めるのが普通 というように、スケヲタには当たり前すぎるフィギュアスケート界の「設定」を丁寧に描いていたのがすごく良かったです。 (地味に一番感動したのが、スケーティングの解説。選手じゃない人間にはただ滑ってるようにしか見えませんが、その「ただ滑ることにも技術が費やされている」。それに言及してくださったことが、スケート好きとして嬉しかったです) そしてなにより、メイン2人の来歴が他になくておもしろい…!! 主人公・司(26)は学生時代に独学でスケートを学び、20歳をすぎてから初めて指導者の下で教えを受け全日本選手権出場。スケートリンクのスタッフとして働くかたわら、ショースケーターにも応募している。 この司みたいに、「形を変えてフィギュアスケートにしがみついている」という、リアルな実力の「スケーター」を描いたスケート漫画は初めて読みました。 いままで自分が出会ったフィギュアスケート作品の主人公は、全員高いレベルにいる有望な「選手」。 これってよく考えればサッカー漫画で言えば、プロを目指す高校生とか、プレミアやブンデスリーガに挑戦するJリーガーが主人公ってことなんですよね。 そういう一握りの一流の物語ばかりしか読んだことがなかったので、司のリアルな設定にはワクワクしっぱなしです。 そしていのり(10)もまた、テキストを読み込みながら独学でスケートを学んでいる小学生の女の子。 この10歳という、一流を目指すにはギリギリの年齢もいいんですよね。本格的にフィギュアを習い始めたのは12歳(!!)というジョニー・ウィアーを思い出して熱いです。 はぁ…面白い。 いや〜もうホント面白かったので、久しぶりに電子版のアンケート入れてきました。 https://twitter.com/medalist_AFT/status/1265135657426358273?s=20 なお雑誌の柱コメントによると、作者のつるまいかだ先生もフィギュアスケートをされているそう(納得) ゴチャゴチャ書きましたが、フィギュアスケート界を高解像度で描いた読み応えバッチリのスポーツ漫画なので、とにかく1話を読んでほしいです。
コーチと女子小学生が二人三脚でメダルを目指す…!!いや面白れ〜〜〜!!!!言いたいことはそれだけです…もうホントおもしろい…!!マンバの新連載トピックで知り、フィギュアスケートが題材だということでワクワクしながら読んだのですが、軽く期待を超える面白さでした。 (▼1話の扉絵。ブレードに司の目が写ってるのがいい…) https://twitter.com/medalist_AFT/status/1264572407127306240?s=20 世界トップレベルのフィギュアスケーターを多く排出しているだけあって、漫画界にも枚挙に暇がないほどたくさんのフィギュアスケート漫画があるんですよね。 少年・青年・少女・女性、全ての雑誌区分で「男女シングル・ペア・アイスダンス」の全種目が描かれてるのは本当にすごいことだと思います。 そんな多種多様なフィギュアスケート漫画があるなかでも、この『メダリスト』は抜きん出てる…!! まず、「フィギュアスケート界」の概要をこれ以上なくわかりやすくかいつまんで説明していて見事…!! ・スケーターは大学卒業を目処に競技から引退する ・全日本選手権は「甲子園」のような憧れの大会だけど、最近レベル上がりすぎててやばい ・スケート靴は、片足にインとアウトの2つ刃が付いている ・プロ(ショーで滑るスケーター)になれるのは一握り ・5歳頃からスケートを始めるのが普通 というように、スケヲタには当たり前すぎるフィギュアスケート界の「設定」を丁寧に描いていたのがすごく良かったです。 (地味に一番感動したのが、スケーティングの解説。選手じゃない人間にはただ滑ってるようにしか見えませんが、その「ただ滑ることにも技術が費やされている」。それに言及してくださったことが、スケート好きとして嬉しかったです) そしてなにより、メイン2人の来歴が他になくておもしろい…!! 主人公・司(26)は学生時代に独学でスケートを学び、20歳をすぎてから初めて指導者の下で教えを受け全日本選手権出場。スケートリンクのスタッフとして働くかたわら、ショースケーターにも応募している。 この司みたいに、「形を変えてフィギュアスケートにしがみついている」という、リアルな実力の「スケーター」を描いたスケート漫画は初めて読みました。 いままで自分が出会ったフィギュアスケート作品の主人公は、全員高いレベルにいる有望な「選手」。 これってよく考えればサッカー漫画で言えば、プロを目指す高校生とか、プレミアやブンデスリーガに挑戦するJリーガーが主人公ってことなんですよね。 そういう一握りの一流の物語ばかりしか読んだことがなかったので、司のリアルな設定にはワクワクしっぱなしです。 そしていのり(10)もまた、テキストを読み込みながら独学でスケートを学んでいる小学生の女の子。 この10歳という、一流を目指すにはギリギリの年齢もいいんですよね。本格的にフィギュアを習い始めたのは12歳(!!)というジョニー・ウィアーを思い出して熱いです。 はぁ…面白い。 いや〜もうホント面白かったので、久しぶりに電子版のアンケート入れてきました。 https://twitter.com/medalist_AFT/status/1265135657426358273?s=20 なお雑誌の柱コメントによると、作者のつるまいかだ先生もフィギュアスケートをされているそう(納得) ゴチャゴチャ書きましたが、フィギュアスケート界を高解像度で描いた読み応えバッチリのスポーツ漫画なので、とにかく1話を読んでほしいです。
村づくりゲームのNPCが生身の人間としか思えない
これは好きな『なろう』コミカライズ…!!マンバの『みんなが気になっている新連載を教えて!』トピで知った作品。 https://manba.co.jp/topics/12035/comments/98959 とにかく絵が上手い!最近は「ラノベっぽい」デフォルメされたキャラデザで背景スカスカの作品が多いですが、この作品は珍しくキャラの等身が高く背景までしっかり描き込まれていて嬉しい驚きでした。解像度が高い…! ウェブ連載とは思えない、雑誌に載ってておかしくないレベルの画力だと思ったら、作画はヤンマガでネメシスコールを連載していた森田和彦先生で納得。 そしてストーリーはかなり王道。 大学卒業後10年ニートをしてる主人公の元に、ある日突然PCゲームが送られてくる。現代の技術では実現不可能なレベルでよくできたそのゲームの世界に、主人公は「神」として1日1回干渉するというあらすじ。 最初は、いかにも典型的なネット小説っぽい話だなぁ…と斜に構えていたのですが、予想外に主人公の心の動きが丁寧に描かれていて惹き込まれました。 家族とギクシャクしたまま同居し、自分を卑下しつつも小さなことから一歩踏み出していく姿は、リアル寄りの絵と相まって説得力があります。 なんと現在単行本1巻分+1話がウェブで無料で読めてしまうので、普段こういう系を読まない人もぜひ…! 【連載ページ】 https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000132/ 【原作】 https://ncode.syosetu.com/n1119fh/
これは好きな『なろう』コミカライズ…!!マンバの『みんなが気になっている新連載を教えて!』トピで知った作品。 https://manba.co.jp/topics/12035/comments/98959 とにかく絵が上手い!最近は「ラノベっぽい」デフォルメされたキャラデザで背景スカスカの作品が多いですが、この作品は珍しくキャラの等身が高く背景までしっかり描き込まれていて嬉しい驚きでした。解像度が高い…! ウェブ連載とは思えない、雑誌に載ってておかしくないレベルの画力だと思ったら、作画はヤンマガでネメシスコールを連載していた森田和彦先生で納得。 そしてストーリーはかなり王道。 大学卒業後10年ニートをしてる主人公の元に、ある日突然PCゲームが送られてくる。現代の技術では実現不可能なレベルでよくできたそのゲームの世界に、主人公は「神」として1日1回干渉するというあらすじ。 最初は、いかにも典型的なネット小説っぽい話だなぁ…と斜に構えていたのですが、予想外に主人公の心の動きが丁寧に描かれていて惹き込まれました。 家族とギクシャクしたまま同居し、自分を卑下しつつも小さなことから一歩踏み出していく姿は、リアル寄りの絵と相まって説得力があります。 なんと現在単行本1巻分+1話がウェブで無料で読めてしまうので、普段こういう系を読まない人もぜひ…! 【連載ページ】 https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000132/ 【原作】 https://ncode.syosetu.com/n1119fh/
奈落の仔
四の五の言わずに読んでほしい名作…!! #読切応援うおお〜〜! もう、とんでもないものを読んでしまった…凄まじい!! 扉絵を見た時点で「うわこれ絶対おもしろいやつ」と思ったし、実際半端じゃない面白さだった。 https://i.imgur.com/7aLgHGm.png (『奈落の仔』辻田大誠 週刊少年ジャンプ2020年19号より) まず何よりもこの作品について言いたいのが、絵の上手さ。 スタイリッシュなキャラクター、かっこいい構図、白黒ハッキリした塗り、世界の解像度を高める背景・小物の描き込み。 週刊少年ジャンプの名作に共通する「技術的な経験則」をすべて抑えてあって、紙面が完全に「面白い少年漫画」のそれで、もはや絵だけで「あっ面白い」と脳が認識してしまうレベル。 辻田先生の絵に関して、自分は全肯定大絶賛なんだけれど、仮にこの絵を「へたくそ」と言う人がいても、その言い分はなんとなくわかる。 辻田先生の画風はONE先生と共通するところがあると思う。 細かい描き込みや構図という、見せ方(表現)のセンスがずば抜けていて、かつ絵の線に『独特の歪み』があって素晴らしい味わいを生み出しているところが似ている。 そして2人とも、線の歪みが顕著なコマがある一方で、ここ一番の大事なシーンでは線を研ぎ澄ませ絵のクオリティを高めているところも共通している。 この『線の歪み』という一部分にだけに注目してしまうと「へたくそ」に見えるかもしれない。 https://i.imgur.com/CeNyIXl.png (『奈落の仔』辻田大誠 週刊少年ジャンプ2020年19号より) …………。 否定的な人を想定して、先回りして理解があるようなことを書いてみたけど、いやでもメッッッッチャ絵上手いでしょ…!?!!! 見ればわかるよな??? 最高だよ絵のセンスなにもかも…。 そして絵だけじゃなくて、キャラクターもストーリーももっと読みたくなる設定でたまらない。 キャラクターの設定も、クセが強すぎずベタすぎず(個人的に「ウジウジした弱虫」「明るさだけが取り柄の馬鹿」はもう見飽きてるので勘弁)ですごくいい。100万本の刀拾いをしていた少年が、死にかけの男から神の宿る妖刀をもらうっていう導入がクソ格好良い。 サイドキャラクターの魎も凶子も出しゃばりすぎず、しかしそのバックグラウンドを自然と想像してしまう存在感がある。そしてそんな2人との出会いで主人公は成長する。 はぁ〜! 良良良〜〜〜!!!! いや、ホント良さしかない…!! 本編の前に掲載されている「ご挨拶」によると、先生は1998年生まれで14歳から持ち込みをされているとのこと。ここらでぜひ連載していただきたい…!! 辻田大誠先生の次回作、『連載』を楽しみにしています!!
四の五の言わずに読んでほしい名作…!! #読切応援うおお〜〜! もう、とんでもないものを読んでしまった…凄まじい!! 扉絵を見た時点で「うわこれ絶対おもしろいやつ」と思ったし、実際半端じゃない面白さだった。 https://i.imgur.com/7aLgHGm.png (『奈落の仔』辻田大誠 週刊少年ジャンプ2020年19号より) まず何よりもこの作品について言いたいのが、絵の上手さ。 スタイリッシュなキャラクター、かっこいい構図、白黒ハッキリした塗り、世界の解像度を高める背景・小物の描き込み。 週刊少年ジャンプの名作に共通する「技術的な経験則」をすべて抑えてあって、紙面が完全に「面白い少年漫画」のそれで、もはや絵だけで「あっ面白い」と脳が認識してしまうレベル。 辻田先生の絵に関して、自分は全肯定大絶賛なんだけれど、仮にこの絵を「へたくそ」と言う人がいても、その言い分はなんとなくわかる。 辻田先生の画風はONE先生と共通するところがあると思う。 細かい描き込みや構図という、見せ方(表現)のセンスがずば抜けていて、かつ絵の線に『独特の歪み』があって素晴らしい味わいを生み出しているところが似ている。 そして2人とも、線の歪みが顕著なコマがある一方で、ここ一番の大事なシーンでは線を研ぎ澄ませ絵のクオリティを高めているところも共通している。 この『線の歪み』という一部分にだけに注目してしまうと「へたくそ」に見えるかもしれない。 https://i.imgur.com/CeNyIXl.png (『奈落の仔』辻田大誠 週刊少年ジャンプ2020年19号より) …………。 否定的な人を想定して、先回りして理解があるようなことを書いてみたけど、いやでもメッッッッチャ絵上手いでしょ…!?!!! 見ればわかるよな??? 最高だよ絵のセンスなにもかも…。 そして絵だけじゃなくて、キャラクターもストーリーももっと読みたくなる設定でたまらない。 キャラクターの設定も、クセが強すぎずベタすぎず(個人的に「ウジウジした弱虫」「明るさだけが取り柄の馬鹿」はもう見飽きてるので勘弁)ですごくいい。100万本の刀拾いをしていた少年が、死にかけの男から神の宿る妖刀をもらうっていう導入がクソ格好良い。 サイドキャラクターの魎も凶子も出しゃばりすぎず、しかしそのバックグラウンドを自然と想像してしまう存在感がある。そしてそんな2人との出会いで主人公は成長する。 はぁ〜! 良良良〜〜〜!!!! いや、ホント良さしかない…!! 本編の前に掲載されている「ご挨拶」によると、先生は1998年生まれで14歳から持ち込みをされているとのこと。ここらでぜひ連載していただきたい…!! 辻田大誠先生の次回作、『連載』を楽しみにしています!!
入浴ヤンキース
男子高校生2人の趣味は…銭湯巡り!読む前からわかってたけどやっぱ面白れ〜〜…!!新連載のたびに「ヤンキー漫画の名手」と表現される奥嶋ひろまさ先生ですが、今回読んでやっぱりヤンキーをかっこよく描く天才だなとあらためて思いました。 タイガー&ドラゴン(懐かしい)と呼ばれている主人公2人の**よく喋る方・竜哉の、畳み掛けるような銭湯レポートがたまらない…!**成り飯でファンになった自分は「これだよこれ…!!」と思わずニッコリしてしまいました。奥嶋先生の描くギャグシーンは毎回ボケがいいんですよね…かわいくて優しい。 そして「イケメンが風呂に入ったときにやってほしいカッコいい仕草」と言えばアレしかないと思うんですけど、それをバッチリ見せ場を作ってやってくれて「は〜〜!もう最高…!」という感じ。 しかもそのカッコいいシーンの見せ方がやりすぎてない、自然なところもまたいい。露骨に描きすぎると意図的なサービスシーンになってしまい「媚びてる」と感じるものですが、それがない。あくまでキャラの「カッコいい見せ場」というレベル。その匙加減が素晴らしい…! 2人が次にどんな銭湯に行くのか、今からメチャクチャ楽しみです。 【追記】現在、奥嶋先生が作画を担当しているBL作品『同棲ヤンキー赤松セブン』1巻の表紙も銭湯ですごく素敵です。こちらもヤンキー高校生が主人公ですが、生活描写がとにかく生っぽい実写ドラマのような作品ですのでこちらもぜひ…! https://comic-action.com/episode/13933686331613282934
男子高校生2人の趣味は…銭湯巡り!読む前からわかってたけどやっぱ面白れ〜〜…!!新連載のたびに「ヤンキー漫画の名手」と表現される奥嶋ひろまさ先生ですが、今回読んでやっぱりヤンキーをかっこよく描く天才だなとあらためて思いました。 タイガー&ドラゴン(懐かしい)と呼ばれている主人公2人の**よく喋る方・竜哉の、畳み掛けるような銭湯レポートがたまらない…!**成り飯でファンになった自分は「これだよこれ…!!」と思わずニッコリしてしまいました。奥嶋先生の描くギャグシーンは毎回ボケがいいんですよね…かわいくて優しい。 そして「イケメンが風呂に入ったときにやってほしいカッコいい仕草」と言えばアレしかないと思うんですけど、それをバッチリ見せ場を作ってやってくれて「は〜〜!もう最高…!」という感じ。 しかもそのカッコいいシーンの見せ方がやりすぎてない、自然なところもまたいい。露骨に描きすぎると意図的なサービスシーンになってしまい「媚びてる」と感じるものですが、それがない。あくまでキャラの「カッコいい見せ場」というレベル。その匙加減が素晴らしい…! 2人が次にどんな銭湯に行くのか、今からメチャクチャ楽しみです。 【追記】現在、奥嶋先生が作画を担当しているBL作品『同棲ヤンキー赤松セブン』1巻の表紙も銭湯ですごく素敵です。こちらもヤンキー高校生が主人公ですが、生活描写がとにかく生っぽい実写ドラマのような作品ですのでこちらもぜひ…! https://comic-action.com/episode/13933686331613282934
環の影
「環の影」を追う民族の興亡…!ROUTE ENDの人の新作ということで、ジャンプラで読んでみた作品。1巻が出たので購入して読み逃した分を補完したんだけど、個性的な国家とその国際関係がすごく面白かった! 土星のような環を持つ惑星には、その環の影を追って暮らす『影従国(ケイジュウコク)』という国がある。白鎧(はくかい)と呼ばれる白い全身タイツのような鎧を作る特殊技術を持ち、他国と交流を持たないその国へ、帝国からマイペースな商家の跡取り息子がやってきて「皇帝の証書を持っているから国に入れてほしい」と頼み込む…という導入。 https://www.youtube.com/watch?v=A0STqHEa2pM ジャンプラで読んでたときも思ったけど、帝国からやってきた主人公・アウシの台詞が説明的で何度読んでも笑っちゃう…wwまぁ「けったいな話し方をするやつなんだな」と受け取ることのできるレベルなのでそこまでひどくはないけれど。 ・影従国 ・コウト総王国 ・クチヒト帝国 ・侵入者 独自の文化を持つ各国の勢力・攻防が複雑に入り乱れていて見応えがある。影従国はチベット風の名前と服装、帝国は中華風、侵入者たちは日本ぽい名前、と服装なのがおもしろいなと思った。もっとくわしくこの世界を見てみたい。 いまだとちょうど1巻の続きから全部無料で読めるので、気になった人はすぐ読むのをおすすめします…! https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156730673612
「環の影」を追う民族の興亡…!ROUTE ENDの人の新作ということで、ジャンプラで読んでみた作品。1巻が出たので購入して読み逃した分を補完したんだけど、個性的な国家とその国際関係がすごく面白かった! 土星のような環を持つ惑星には、その環の影を追って暮らす『影従国(ケイジュウコク)』という国がある。白鎧(はくかい)と呼ばれる白い全身タイツのような鎧を作る特殊技術を持ち、他国と交流を持たないその国へ、帝国からマイペースな商家の跡取り息子がやってきて「皇帝の証書を持っているから国に入れてほしい」と頼み込む…という導入。 https://www.youtube.com/watch?v=A0STqHEa2pM ジャンプラで読んでたときも思ったけど、帝国からやってきた主人公・アウシの台詞が説明的で何度読んでも笑っちゃう…wwまぁ「けったいな話し方をするやつなんだな」と受け取ることのできるレベルなのでそこまでひどくはないけれど。 ・影従国 ・コウト総王国 ・クチヒト帝国 ・侵入者 独自の文化を持つ各国の勢力・攻防が複雑に入り乱れていて見応えがある。影従国はチベット風の名前と服装、帝国は中華風、侵入者たちは日本ぽい名前、と服装なのがおもしろいなと思った。もっとくわしくこの世界を見てみたい。 いまだとちょうど1巻の続きから全部無料で読めるので、気になった人はすぐ読むのをおすすめします…! https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156730673612
恋の境界
読むと得するから読んでくれ…!!いや読後感最高すぎる…!!!メッチャ良かった…ほんと良い…! 物語内でミレイがしていることといえば、街でよく会うタイプの男の子と映画・漫画の趣味が合う「川上線」なるインスタグラマーについて、一人で考えをめぐらしてるだけ。本当にそれだけなんだけど、その終始落ち着いたテンションのモノローグが心地良い…! 限りなく東村アキコ作品でキャラが独白するのを読んでるときと同じ感覚がしました。「Kiss WAVE」の審査員・東村先生が絶賛されるのも納得です。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,f_auto,fl_lossy,h_365,q_auto,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/board/thumbnail/114897/b588a9a5-d666-4dba-bfe9-990eacb56954.png リアクションの表情の描き方がすごく説得力があって、も〜〜好き…! 線の笑顔を見たときの「ぐっ」とときめきを堪える顔とか、男の子と線が同一人物だと気づいたときの「えー まって まって」のポーズとか、「まじか 踏みこんできたな」のキラキラした顔とか。 極めつけは顔の前で指先を合わせながらの**「でも 私いま めっちゃよろこびがすごい」**ですね(かわいい)。モノローグの語彙力のなさが自分の脳内そっくりで共感しかないです。 https://i.imgur.com/D8jgo1f.png (▲『恋の境界』当麻ゆいこ) **あと何故か地べたにしゃがんで話しだしちゃうとこも、「何で?笑」って感じだけど、その意味のない行為がリアルで好き…。** 「私は ずいぶん縁を断ってきたのかも」 「僕にはミレイさんのコメントが灯台のようでした」 「何この答え合わせみたいな時間」 とか、セリフの言葉選びが本当に素敵でギュンギュンきました。 いや〜、本当にいい読切よんだなぁ…嬉しいなぁ…。   【あらすじ】 街で主人公・ミレイがドタイプの細身の男の子を眺めていると、その子はミレイが今朝買った漫画の特典ペーパー付新刊を探していた。 その場を離れた後、女友達からミレイにオススメの男子として川上線を紹介される。彼のインスタアカウント(漫画や映画の感想メモ用)を見てみると、自分と趣味が合いそうな人物だった。 線の投稿を参考に映画を借りに行くと、街で見かけた「特典ペーパーの男の子」と偶然再会し「それ観ると得しますよ」と声をかけられる。映画を観たミレイは川上線に感謝し、彼の投稿にコメントを残すようになる。 (▼『恋の境界』当麻ゆいこ 心のなかで呼び捨てわかりみしかない)
読むと得するから読んでくれ…!!いや読後感最高すぎる…!!!メッチャ良かった…ほんと良い…! 物語内でミレイがしていることといえば、街でよく会うタイプの男の子と映画・漫画の趣味が合う「川上線」なるインスタグラマーについて、一人で考えをめぐらしてるだけ。本当にそれだけなんだけど、その終始落ち着いたテンションのモノローグが心地良い…! 限りなく東村アキコ作品でキャラが独白するのを読んでるときと同じ感覚がしました。「Kiss WAVE」の審査員・東村先生が絶賛されるのも納得です。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,f_auto,fl_lossy,h_365,q_auto,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/board/thumbnail/114897/b588a9a5-d666-4dba-bfe9-990eacb56954.png リアクションの表情の描き方がすごく説得力があって、も〜〜好き…! 線の笑顔を見たときの「ぐっ」とときめきを堪える顔とか、男の子と線が同一人物だと気づいたときの「えー まって まって」のポーズとか、「まじか 踏みこんできたな」のキラキラした顔とか。 極めつけは顔の前で指先を合わせながらの**「でも 私いま めっちゃよろこびがすごい」**ですね(かわいい)。モノローグの語彙力のなさが自分の脳内そっくりで共感しかないです。 https://i.imgur.com/D8jgo1f.png (▲『恋の境界』当麻ゆいこ) **あと何故か地べたにしゃがんで話しだしちゃうとこも、「何で?笑」って感じだけど、その意味のない行為がリアルで好き…。** 「私は ずいぶん縁を断ってきたのかも」 「僕にはミレイさんのコメントが灯台のようでした」 「何この答え合わせみたいな時間」 とか、セリフの言葉選びが本当に素敵でギュンギュンきました。 いや〜、本当にいい読切よんだなぁ…嬉しいなぁ…。   【あらすじ】 街で主人公・ミレイがドタイプの細身の男の子を眺めていると、その子はミレイが今朝買った漫画の特典ペーパー付新刊を探していた。 その場を離れた後、女友達からミレイにオススメの男子として川上線を紹介される。彼のインスタアカウント(漫画や映画の感想メモ用)を見てみると、自分と趣味が合いそうな人物だった。 線の投稿を参考に映画を借りに行くと、街で見かけた「特典ペーパーの男の子」と偶然再会し「それ観ると得しますよ」と声をかけられる。映画を観たミレイは川上線に感謝し、彼の投稿にコメントを残すようになる。 (▼『恋の境界』当麻ゆいこ 心のなかで呼び捨てわかりみしかない)
青春シャウト
拙さゼロ!連載で読みたい陸上青春漫画!!さっき週チャンを読んでて適当にパラパラしたら見つけた読切。スポーツウェアを着たイケメンが女の子を励ましているのが目に止まり、「こんな爽やかな少女漫画みたいな作品チャンピオンに載ってたっけ?」と思って確認したら読切で納得。 https://twitter.com/Weekly_Champion/status/1232886292733542400?s=20 少年漫画らしいハッキリくっきりした絵柄に、スポーツを格好良く見せる迫力ある作画。困難を乗り越えて成功を掴む王道の展開と恋愛要素がある一方で、読者の予想を裏切る捻りもある。 **いやなんだこれ、完璧か…!?** 私がすごいなと思ったのが、麗先輩が初めて千夏に話しかけるシーン。ここで先輩のほぼ全身が描かれるんだけど、ここですでに小さな違和感がありました。 全身の印象があまりにも柔らかすぎたんですよね。スラックスを履いてはいるけれど、男性らしい骨ばって硬い直線的な身体をしていなくて、胸の周りが緩やかに描かれている。(それにしてもこの胸の描き方めっちゃリアルでめっっっちゃ好きです) 「こんだけ絵が上手い人が男性の身体をこんなふうに描くか…?」という疑問を解消するかのように、次のページで先輩は「私は…」と自己紹介するし、まつ毛バッサバサなんですよねぇ。 https://i.imgur.com/oyEF0E3.jpg (▲『青春シャウト』菊地祥代より。制服じゃなくてトレーニングウェアの先輩も素敵) 千夏が冒頭で石をぶん投げる直前、**「高校に入ったらドラマみたいな青春が送れると思ってたのに…」とつぶやくところが、入学して2日目の高校生っぽさ全開でたまらない…!** 読み進めると千夏は中学時代に野球をやっていたことがわかるのですが、それで冒頭の発言にいっそう納得がいくようになっていて、**「わざわざ説明しなくてもちゃんと伝わる」構造になっているのが素晴らしい。** 大会で麗先輩が千夏にかけた言葉があまりにも良すぎてギュンとしました…😭 全国トップレベルのやり投げ選手である麗先輩が、「一緒にやったら楽しそうだから」という理由で千夏を陸上に誘うとかも〜〜〜〜!そんなん最高じゃん…!!めっちゃ「感情」が2人の間にあるじゃん…良すぎる…良すぎる…。 https://i.imgur.com/5BDbcDz.jpg (▲『青春シャウト』菊地祥代より) 最後に千夏が、告白して玉砕した高橋くんと先輩の間で迷うというオチも素敵です。格好いい女の先輩への感情って実質恋みたいなもんですから…。 菊地祥代のお名前覚えました。 #次回作を超超楽しみにしています…!!! 【週刊少年チャンピオン2020年13号掲載】 https://www.akitashoten.co.jp/w-champion/2020/13
拙さゼロ!連載で読みたい陸上青春漫画!!さっき週チャンを読んでて適当にパラパラしたら見つけた読切。スポーツウェアを着たイケメンが女の子を励ましているのが目に止まり、「こんな爽やかな少女漫画みたいな作品チャンピオンに載ってたっけ?」と思って確認したら読切で納得。 https://twitter.com/Weekly_Champion/status/1232886292733542400?s=20 少年漫画らしいハッキリくっきりした絵柄に、スポーツを格好良く見せる迫力ある作画。困難を乗り越えて成功を掴む王道の展開と恋愛要素がある一方で、読者の予想を裏切る捻りもある。 **いやなんだこれ、完璧か…!?** 私がすごいなと思ったのが、麗先輩が初めて千夏に話しかけるシーン。ここで先輩のほぼ全身が描かれるんだけど、ここですでに小さな違和感がありました。 全身の印象があまりにも柔らかすぎたんですよね。スラックスを履いてはいるけれど、男性らしい骨ばって硬い直線的な身体をしていなくて、胸の周りが緩やかに描かれている。(それにしてもこの胸の描き方めっちゃリアルでめっっっちゃ好きです) 「こんだけ絵が上手い人が男性の身体をこんなふうに描くか…?」という疑問を解消するかのように、次のページで先輩は「私は…」と自己紹介するし、まつ毛バッサバサなんですよねぇ。 https://i.imgur.com/oyEF0E3.jpg (▲『青春シャウト』菊地祥代より。制服じゃなくてトレーニングウェアの先輩も素敵) 千夏が冒頭で石をぶん投げる直前、**「高校に入ったらドラマみたいな青春が送れると思ってたのに…」とつぶやくところが、入学して2日目の高校生っぽさ全開でたまらない…!** 読み進めると千夏は中学時代に野球をやっていたことがわかるのですが、それで冒頭の発言にいっそう納得がいくようになっていて、**「わざわざ説明しなくてもちゃんと伝わる」構造になっているのが素晴らしい。** 大会で麗先輩が千夏にかけた言葉があまりにも良すぎてギュンとしました…😭 全国トップレベルのやり投げ選手である麗先輩が、「一緒にやったら楽しそうだから」という理由で千夏を陸上に誘うとかも〜〜〜〜!そんなん最高じゃん…!!めっちゃ「感情」が2人の間にあるじゃん…良すぎる…良すぎる…。 https://i.imgur.com/5BDbcDz.jpg (▲『青春シャウト』菊地祥代より) 最後に千夏が、告白して玉砕した高橋くんと先輩の間で迷うというオチも素敵です。格好いい女の先輩への感情って実質恋みたいなもんですから…。 菊地祥代のお名前覚えました。 #次回作を超超楽しみにしています…!!! 【週刊少年チャンピオン2020年13号掲載】 https://www.akitashoten.co.jp/w-champion/2020/13
月華国奇医伝
中華風時代劇な医療もの!期間限定無料だったので読んだ作品。最近この作品をネット広告で頻繁に見るのですが、それも納得の骨太な物語でした。 神話の神々が作った国・月華は、華の名を冠した七つの州からなる。蘭州に住む銀髪碧眼の西胡人の少女は、都から来た貴人の怪我を縫合手術で助けたことで都を訪れることになり…という導入。 少女漫画だしヒストリカルなのに、医療シーンはしっかり医療漫画しててすごく新感覚。絵の書き込みの美しさに負けないほど、しっかりとした舞台設定が素晴らしかったです。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,dpr_2.0,f_auto,fl_lossy,h_365,q_80,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/book/regular_thumbnail/102972/9bfa5b06-da5b-4c56-99a0-e8089d248949.jpg 世の中には「中華風・中世風・王宮風」など、フィクションから摂取した曖昧な知識をコピーして作られている底の浅い物語が反乱している中で、こういう風に「ちゃんと中華歴史小説が好きな人が書いてる」作品が読めるのは幸せなことだなとしみじみ思いました。 あとがきで知ったのですが、作者のひむか透留先生は保健師・看護師の資格を持っている中国史好きなんだとか。これだけでも鬼に金棒という感じですが、それに留まらずたくさんの資料を読んだうえで、現役の看護師の友人に話を聞いて描いているのだそう。 天空の玉座や薬屋のひとりごとが好きな人に超おすすめしたい作品です! https://asuka-web.jp/product/gekkakoku/
中華風時代劇な医療もの!期間限定無料だったので読んだ作品。最近この作品をネット広告で頻繁に見るのですが、それも納得の骨太な物語でした。 神話の神々が作った国・月華は、華の名を冠した七つの州からなる。蘭州に住む銀髪碧眼の西胡人の少女は、都から来た貴人の怪我を縫合手術で助けたことで都を訪れることになり…という導入。 少女漫画だしヒストリカルなのに、医療シーンはしっかり医療漫画しててすごく新感覚。絵の書き込みの美しさに負けないほど、しっかりとした舞台設定が素晴らしかったです。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,dpr_2.0,f_auto,fl_lossy,h_365,q_80,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/book/regular_thumbnail/102972/9bfa5b06-da5b-4c56-99a0-e8089d248949.jpg 世の中には「中華風・中世風・王宮風」など、フィクションから摂取した曖昧な知識をコピーして作られている底の浅い物語が反乱している中で、こういう風に「ちゃんと中華歴史小説が好きな人が書いてる」作品が読めるのは幸せなことだなとしみじみ思いました。 あとがきで知ったのですが、作者のひむか透留先生は保健師・看護師の資格を持っている中国史好きなんだとか。これだけでも鬼に金棒という感じですが、それに留まらずたくさんの資料を読んだうえで、現役の看護師の友人に話を聞いて描いているのだそう。 天空の玉座や薬屋のひとりごとが好きな人に超おすすめしたい作品です! https://asuka-web.jp/product/gekkakoku/
MY LITTLE MARS
ド天才でしょこんなの…!ストーリー良し、キャラ良し、セリフ良し、演出良し!もう、漫画としてあまりに完成されすぎてて電車の中でニヤけてしまった。少年ジャンプに載ってるラピュタを読んでるような面白さだった…!! まず本編の前に、作者と担当編集の「ご挨拶」を読んだんだけど、まずここでビビる。**「これが初めて書いた長編漫画で、それをジャンプスカウトキャラバンに持ち込んだところ即本誌掲載&新世界漫画賞準入選受賞となった」**とのこと。 すごい(語彙力) https://i.imgur.com/4xzMzx3.jpg (△週刊少年ジャンプ2020年12号) 物語はタイトル通り火星が舞台。そしてこの『MY LITTLE MARS』タイトルの出し方がメッチャお洒落(演出はぜんぜん違うけれどファイアパンチのような格好良さ)。 地球政府に属する主人公・アポロは、逃げたキメラを殺す任務を受け火星へと降り立つ。そこでとんでもない攻撃力を持つ謎の少女・エムと出会うのだが、長官・ギタンからの通信で、その少女こそが「新種生物とヒトのキメラ」だと知って…というあらすじ。 **とにかく漫画としての読みやすさと、格好いい演出の両立が凄まじい…!!** https://i.imgur.com/jmrelVZ.png (△ギタンとの会話シーンでの壊れた天井と陰のカット、「青二才め」の同じコマの連続とか最高に好きです) 強いて似ている作家を挙げるなら、大今良時のような藤本タツキのような…だけど2人より明るくてポップな画風で描かれるSFがすごく魅力的でした! こんなに短いのに、エムは可愛いしギタンは見本のような悪党で超素敵だし、アポロはヘタレに見えて格好いいし…あまりに良すぎる。 早く踊場先生の次回作読みてぇ〜〜!!
ド天才でしょこんなの…!ストーリー良し、キャラ良し、セリフ良し、演出良し!もう、漫画としてあまりに完成されすぎてて電車の中でニヤけてしまった。少年ジャンプに載ってるラピュタを読んでるような面白さだった…!! まず本編の前に、作者と担当編集の「ご挨拶」を読んだんだけど、まずここでビビる。**「これが初めて書いた長編漫画で、それをジャンプスカウトキャラバンに持ち込んだところ即本誌掲載&新世界漫画賞準入選受賞となった」**とのこと。 すごい(語彙力) https://i.imgur.com/4xzMzx3.jpg (△週刊少年ジャンプ2020年12号) 物語はタイトル通り火星が舞台。そしてこの『MY LITTLE MARS』タイトルの出し方がメッチャお洒落(演出はぜんぜん違うけれどファイアパンチのような格好良さ)。 地球政府に属する主人公・アポロは、逃げたキメラを殺す任務を受け火星へと降り立つ。そこでとんでもない攻撃力を持つ謎の少女・エムと出会うのだが、長官・ギタンからの通信で、その少女こそが「新種生物とヒトのキメラ」だと知って…というあらすじ。 **とにかく漫画としての読みやすさと、格好いい演出の両立が凄まじい…!!** https://i.imgur.com/jmrelVZ.png (△ギタンとの会話シーンでの壊れた天井と陰のカット、「青二才め」の同じコマの連続とか最高に好きです) 強いて似ている作家を挙げるなら、大今良時のような藤本タツキのような…だけど2人より明るくてポップな画風で描かれるSFがすごく魅力的でした! こんなに短いのに、エムは可愛いしギタンは見本のような悪党で超素敵だし、アポロはヘタレに見えて格好いいし…あまりに良すぎる。 早く踊場先生の次回作読みてぇ〜〜!!
神様はラケットを振らない
カルロス・ゴーン物語―新・日本経済入門
いま一番読むべきノンフィクション漫画!!さてこの作品を購入した経緯ですが、昨年マンバで『惑星をつぐ者』という伝説のジャンプ打ち切り作品を知りまして、そのあまりの完成度の高さに衝撃を受けたんです。 https://manba.co.jp/boards/65021 「戸田尚伸先生の他の作品も読んでみたい…!!」と思い調べてみたのですが、なんと読切作品ばっかりで全〜然本になってない。『惑星』の他に、唯一出版されていたのがこの『カルロス・ゴーン物語―新・日本経済入門』でした。 戸田先生の作品ということで読みたいな〜とは思いつつも、お硬い実用書的な表紙がネック(漫画はおまけ程度で、文字ばっかりだったらどうしようとか)で購入に踏み切れずにいたんです。 そんな中!2019年12月にあのゴーン元社長逃亡事件が起きたわけですよ…!**「いやこれ今読まないでいつ読むんだよ!!」**と1月Amazonでポチりました(中古で¥1500)。 https://i.imgur.com/80ExAsV.png 肝心の中身ですが、めっちゃ良かったです…! 全6話(1話約32ページ)たっぷり漫画が収録されていて、冒頭にはゴーン社長の幼少期の写真と漫画制作時のインタビュー写真が掲載されています。 2002年に発行されたこの作品は、**「カルロス・ゴーンが、日産再建のため1999年にCOO(最高執行責任者)に就くまでの半生」**を描いた物語となっています。 https://i.imgur.com/mW8USdc.jpg (『カルロス・ゴーン物語―新・日本経済入門』第1章 旅立ち 戸田尚伸/富樫ヨーコ) ですので、**「日産のゴーン社長」として活躍する様は少ししか描かれておらず、「俺達の戦いはこれからだ!!」で終わっていて、まるで山王戦で最終回を迎えたスラムダンクのような面白さの頂点で終わるスタイル。**面白くないわけがない! しかも作画が戸田尚伸先生なので、目で画面を見たときの満足度も高い。(戸田先生を知らない人はレベルEの冨樫義博先生の絵を想像してください…ああいうリアルめな格好いいやつです) 描いた時期が時期ですから仕方ないのです、**漫画として一番良い・綺麗なところで終わっててちょっとズルい(笑)。**さらにあと5年後とかに描いていたらまた違う面白さがあったと思います。 それにしても、ちょうど私が小学生の頃にゴーンさんが日産の社長になったので、どうしても日産以外で活躍してるイメージがなかったのですが、ミシュランに正社員で入社しそこからグングン上り詰め、ルノー、日産のリーダーとして渡り歩いてきたマジでめっちゃすごい人だったんですね…初めて知りました。 https://i.imgur.com/KBhxQws.jpg (『カルロス・ゴーン物語―新・日本経済入門』第3章 ブラジル・ミシュラン 戸田尚伸/富樫ヨーコ) ゴーンさん、世界で今一番熱い人だと思うので、小学館の方はカルロス・ゴーン物語「日産再建編・ゴーンショック&逃走劇編」の出版をよろしくご検討ください。(作画は戸田先生でお願いします!)
いま一番読むべきノンフィクション漫画!!さてこの作品を購入した経緯ですが、昨年マンバで『惑星をつぐ者』という伝説のジャンプ打ち切り作品を知りまして、そのあまりの完成度の高さに衝撃を受けたんです。 https://manba.co.jp/boards/65021 「戸田尚伸先生の他の作品も読んでみたい…!!」と思い調べてみたのですが、なんと読切作品ばっかりで全〜然本になってない。『惑星』の他に、唯一出版されていたのがこの『カルロス・ゴーン物語―新・日本経済入門』でした。 戸田先生の作品ということで読みたいな〜とは思いつつも、お硬い実用書的な表紙がネック(漫画はおまけ程度で、文字ばっかりだったらどうしようとか)で購入に踏み切れずにいたんです。 そんな中!2019年12月にあのゴーン元社長逃亡事件が起きたわけですよ…!**「いやこれ今読まないでいつ読むんだよ!!」**と1月Amazonでポチりました(中古で¥1500)。 https://i.imgur.com/80ExAsV.png 肝心の中身ですが、めっちゃ良かったです…! 全6話(1話約32ページ)たっぷり漫画が収録されていて、冒頭にはゴーン社長の幼少期の写真と漫画制作時のインタビュー写真が掲載されています。 2002年に発行されたこの作品は、**「カルロス・ゴーンが、日産再建のため1999年にCOO(最高執行責任者)に就くまでの半生」**を描いた物語となっています。 https://i.imgur.com/mW8USdc.jpg (『カルロス・ゴーン物語―新・日本経済入門』第1章 旅立ち 戸田尚伸/富樫ヨーコ) ですので、**「日産のゴーン社長」として活躍する様は少ししか描かれておらず、「俺達の戦いはこれからだ!!」で終わっていて、まるで山王戦で最終回を迎えたスラムダンクのような面白さの頂点で終わるスタイル。**面白くないわけがない! しかも作画が戸田尚伸先生なので、目で画面を見たときの満足度も高い。(戸田先生を知らない人はレベルEの冨樫義博先生の絵を想像してください…ああいうリアルめな格好いいやつです) 描いた時期が時期ですから仕方ないのです、**漫画として一番良い・綺麗なところで終わっててちょっとズルい(笑)。**さらにあと5年後とかに描いていたらまた違う面白さがあったと思います。 それにしても、ちょうど私が小学生の頃にゴーンさんが日産の社長になったので、どうしても日産以外で活躍してるイメージがなかったのですが、ミシュランに正社員で入社しそこからグングン上り詰め、ルノー、日産のリーダーとして渡り歩いてきたマジでめっちゃすごい人だったんですね…初めて知りました。 https://i.imgur.com/KBhxQws.jpg (『カルロス・ゴーン物語―新・日本経済入門』第3章 ブラジル・ミシュラン 戸田尚伸/富樫ヨーコ) ゴーンさん、世界で今一番熱い人だと思うので、小学館の方はカルロス・ゴーン物語「日産再建編・ゴーンショック&逃走劇編」の出版をよろしくご検討ください。(作画は戸田先生でお願いします!)
君には届かない。
じっくり丁寧に進むのがいい…クリスマスにオタクの友人とオススメ漫画を贈りあう遊びをしたのですが、その時にもらったのがこれでした。 「成績優秀な男前と地味で勉強が苦手な主人公の幼馴染」という王道オブ王道、今までの人生で100万回読んでる設定のはずなのに「あぁ〜〜〜…いい…!」と悶えてしまう。 ベタな設定に加え、絵も多く描き込まないシンプルで可愛い感じでそこまで自分の好みじゃないのに面白い…! BLは割と「BL世界にしかいない思考回路の男」が登場することが多い。すぐ惚れて大袈裟にドキドキしたり、何の疑念や羞恥を感じず男同士ベタベタしたり…それで面白いこともあるけど、大半はその「あり得ない都合の良さ」に読んでてしらけてしまう。 一方、「君には届かない。」は、そこんとこがすごくちゃんとしてる。 2人の内面での葛藤や疑念をじっくり描いているからこそ、身体的精神的イチャイチャがなく友達として一緒にいるだけで萌える。そしてほんのちょっとな些細な触れ合いが、とんでもない破壊力を持つのがたまらない…!! ヤマトがカケルを思い、自分の恋心に蓋をしてストイックに幼馴染みの距離を保ち続ける姿が本当にいじらしい。 2巻がメチャクチャいいところで終わってて、まんまとハマりました。「君には届かない。」という切ないタイトルの物語が、今後どう進んでいくのか楽しみです!
じっくり丁寧に進むのがいい…クリスマスにオタクの友人とオススメ漫画を贈りあう遊びをしたのですが、その時にもらったのがこれでした。 「成績優秀な男前と地味で勉強が苦手な主人公の幼馴染」という王道オブ王道、今までの人生で100万回読んでる設定のはずなのに「あぁ〜〜〜…いい…!」と悶えてしまう。 ベタな設定に加え、絵も多く描き込まないシンプルで可愛い感じでそこまで自分の好みじゃないのに面白い…! BLは割と「BL世界にしかいない思考回路の男」が登場することが多い。すぐ惚れて大袈裟にドキドキしたり、何の疑念や羞恥を感じず男同士ベタベタしたり…それで面白いこともあるけど、大半はその「あり得ない都合の良さ」に読んでてしらけてしまう。 一方、「君には届かない。」は、そこんとこがすごくちゃんとしてる。 2人の内面での葛藤や疑念をじっくり描いているからこそ、身体的精神的イチャイチャがなく友達として一緒にいるだけで萌える。そしてほんのちょっとな些細な触れ合いが、とんでもない破壊力を持つのがたまらない…!! ヤマトがカケルを思い、自分の恋心に蓋をしてストイックに幼馴染みの距離を保ち続ける姿が本当にいじらしい。 2巻がメチャクチャいいところで終わってて、まんまとハマりました。「君には届かない。」という切ないタイトルの物語が、今後どう進んでいくのか楽しみです!
剣に焦ぐ
生きづらい少年の焦げる青春白星のギャロップ、スリースター、アオアシの阿久津など、最近のスポーツ漫画は、友情、努力、効率的なトレーニングだけでなく、憎しみや怒りといった負の感情を肯定しているところが本当に読んでて楽しい!! この剣に焦ぐもまさにそのタイプ。サイコミ・裏サンデーのスポーツ漫画は本当に面白くて困る…! https://cycomi.com/fw/cycomibrowser/chapter/title/99 中学生の主人公・了一は高校生をビール瓶で血塗れになるまで殴ってブチのめす、「八王子の鬼子」という二つ名通りの苛烈な暴力衝動を抱えた少年。ある日友人たちが万引きしているときに補導に受け、26歳の高潔な警察官・小宮から剣道で指導を受けることになり…というあらすじ。 「小学生の妹と2人だけで、半額の惣菜を汚い箸の持ち方で食べる」。この絵だけで語られる、了一の家庭環境の描写がすごく好き。 初めて了一が剣道と出会うシーンは、了一が抱えているあまりの暴力衝動にゾッとする。与えられた竹刀を故意に折って殺傷力を高め、致命傷を与える気で振り抜き、口に含んだ水を顔面に吐きかける……。しかし、こんな「鬼子」と呼ぶにふさわしい手の施しようのない暴れ振りを、小宮は傷を負いながら大人として見事に諭してみせる。 人間の悪行のせいで暴れる化け物や動物を、人が深い愛情で傷つきながら受け止めるシーン(ナウシカとか)は心を打たれるものだけど、この作品は了一がこんなにも鬼子になってしまった理由が1巻時点では不明だからその暴力がただただ怖い。それが面白い…! 絵は全体的に拙さがあるけれど、演出、決めのシーンの迫力など、表現したいものがしっかりしているから、読んでいてあまり気にならない。指導で了一が小宮に一撃喰らわせた技・片手左上段がその後の鍵になる演出は燃えました。 青春でスポーツだけど全く爽やかじゃない。怒りや苦しみで焦げついた10代もあり寄りのありだと思います!!
生きづらい少年の焦げる青春白星のギャロップ、スリースター、アオアシの阿久津など、最近のスポーツ漫画は、友情、努力、効率的なトレーニングだけでなく、憎しみや怒りといった負の感情を肯定しているところが本当に読んでて楽しい!! この剣に焦ぐもまさにそのタイプ。サイコミ・裏サンデーのスポーツ漫画は本当に面白くて困る…! https://cycomi.com/fw/cycomibrowser/chapter/title/99 中学生の主人公・了一は高校生をビール瓶で血塗れになるまで殴ってブチのめす、「八王子の鬼子」という二つ名通りの苛烈な暴力衝動を抱えた少年。ある日友人たちが万引きしているときに補導に受け、26歳の高潔な警察官・小宮から剣道で指導を受けることになり…というあらすじ。 「小学生の妹と2人だけで、半額の惣菜を汚い箸の持ち方で食べる」。この絵だけで語られる、了一の家庭環境の描写がすごく好き。 初めて了一が剣道と出会うシーンは、了一が抱えているあまりの暴力衝動にゾッとする。与えられた竹刀を故意に折って殺傷力を高め、致命傷を与える気で振り抜き、口に含んだ水を顔面に吐きかける……。しかし、こんな「鬼子」と呼ぶにふさわしい手の施しようのない暴れ振りを、小宮は傷を負いながら大人として見事に諭してみせる。 人間の悪行のせいで暴れる化け物や動物を、人が深い愛情で傷つきながら受け止めるシーン(ナウシカとか)は心を打たれるものだけど、この作品は了一がこんなにも鬼子になってしまった理由が1巻時点では不明だからその暴力がただただ怖い。それが面白い…! 絵は全体的に拙さがあるけれど、演出、決めのシーンの迫力など、表現したいものがしっかりしているから、読んでいてあまり気にならない。指導で了一が小宮に一撃喰らわせた技・片手左上段がその後の鍵になる演出は燃えました。 青春でスポーツだけど全く爽やかじゃない。怒りや苦しみで焦げついた10代もあり寄りのありだと思います!!
沙門空海唐の国にて鬼と宴す
休載があまりにも惜しい名コミカライズ…偶然このコミカライズを知り、美麗な表紙に惹かれて読んでみた作品。1巻の発売が2013年とのことで一体どういうことか調べると、連載先のサムライエースが休刊となったタイミングで休載。映画化に合わせて再開予定だったとのこと。 https://natalie.mu/comic/news/106687 が、結局その後発売されたのは映画のコミカライズ 「空海 -KU-KAI- (夢枕獏/睦月れい 全2巻)」だった…という流れのもよう。(もっと経緯に詳しい方がいらしたら是非教えて下さい) **スタイリッシュさと色気・生々しさを兼ね備えた線のタッチが好き。**背景や衣装も史実に基づいた説得力のある描写がされているところもいい! また、硬派で一辺倒の落ち着いた語り方をするのではなく、コメディシーンでは漫画らしいデフォルメも使われていて、読んでいてすごく楽しかった…! 最近は「リアリティライン」という言葉もあるけれど、硬派な世界観を壊さない絶妙な加減で漫画っぽさが加えられていて本当にすごいと思う。 逸勢と空海、2人の心の動きも本当に丁寧に描かれていて、作品世界にガッツリのめり込むことができました。叶うなら何らかの形で、一応の完結に持っていってほしい作品です。 (画像は1話の扉絵。これだけで期待しかないし、期待通り最高の本編だった)
休載があまりにも惜しい名コミカライズ…偶然このコミカライズを知り、美麗な表紙に惹かれて読んでみた作品。1巻の発売が2013年とのことで一体どういうことか調べると、連載先のサムライエースが休刊となったタイミングで休載。映画化に合わせて再開予定だったとのこと。 https://natalie.mu/comic/news/106687 が、結局その後発売されたのは映画のコミカライズ 「空海 -KU-KAI- (夢枕獏/睦月れい 全2巻)」だった…という流れのもよう。(もっと経緯に詳しい方がいらしたら是非教えて下さい) **スタイリッシュさと色気・生々しさを兼ね備えた線のタッチが好き。**背景や衣装も史実に基づいた説得力のある描写がされているところもいい! また、硬派で一辺倒の落ち着いた語り方をするのではなく、コメディシーンでは漫画らしいデフォルメも使われていて、読んでいてすごく楽しかった…! 最近は「リアリティライン」という言葉もあるけれど、硬派な世界観を壊さない絶妙な加減で漫画っぽさが加えられていて本当にすごいと思う。 逸勢と空海、2人の心の動きも本当に丁寧に描かれていて、作品世界にガッツリのめり込むことができました。叶うなら何らかの形で、一応の完結に持っていってほしい作品です。 (画像は1話の扉絵。これだけで期待しかないし、期待通り最高の本編だった)
おのぼり侍
共感度MAX!大都会・江戸に疲れた地方を侍を描く【山村東 最新読切】こまとちびやフクなど、江戸×猫マンガの名手・山村東先生の最新読切。今回は猫がメインではなく上京してきたお侍さんが主人公。なのに共感度MAXですっごく面白かったです!(なお、ちゃんと猫も出てきます) ▼過去作『フク』 https://comic-days.com/episode/10834108156649962736 いや〜期待を裏切らない良い読切でした…! 物語の主人公は、1カ月前に豊後国(大分)から参勤交代で江戸へ出てきたばかりの侍・清十郎。 50万人が暮らす大都会・江戸は、少しの無礼など誰も気にもとめないし、蕎麦の注文の仕方もよくわからない。しかも名誉なお役目と思っていた参勤交代は、実は誰にでも出来る仕事だったと気づいてしまい、清十郎、めっっっちゃストレス感じまくり…!という、**東京で働く地方出身者にはたまらないお話です(笑)** 猫が居なかったら作中のストレス指数はもっと高かったこと間違いなし! ある日、15、6歳の女の子が巾着切り(スリ)を働く現場を目撃したことで物語が動き出します。 ストーリーも面白いのですが、山村先生の描く精緻な江戸はいつ読んでも惚れ惚れします…!差配さんやこはぜ町ポトガラヒーなど、江戸文化あふれる作品が好きな方におすすめです! ▼本編掲載ページ『Dモーニング』 http://dm.m.eximg.jp/viewer/1540/1542/ (画像は本編より。共感しかない)
共感度MAX!大都会・江戸に疲れた地方を侍を描く【山村東 最新読切】こまとちびやフクなど、江戸×猫マンガの名手・山村東先生の最新読切。今回は猫がメインではなく上京してきたお侍さんが主人公。なのに共感度MAXですっごく面白かったです!(なお、ちゃんと猫も出てきます) ▼過去作『フク』 https://comic-days.com/episode/10834108156649962736 いや〜期待を裏切らない良い読切でした…! 物語の主人公は、1カ月前に豊後国(大分)から参勤交代で江戸へ出てきたばかりの侍・清十郎。 50万人が暮らす大都会・江戸は、少しの無礼など誰も気にもとめないし、蕎麦の注文の仕方もよくわからない。しかも名誉なお役目と思っていた参勤交代は、実は誰にでも出来る仕事だったと気づいてしまい、清十郎、めっっっちゃストレス感じまくり…!という、**東京で働く地方出身者にはたまらないお話です(笑)** 猫が居なかったら作中のストレス指数はもっと高かったこと間違いなし! ある日、15、6歳の女の子が巾着切り(スリ)を働く現場を目撃したことで物語が動き出します。 ストーリーも面白いのですが、山村先生の描く精緻な江戸はいつ読んでも惚れ惚れします…!差配さんやこはぜ町ポトガラヒーなど、江戸文化あふれる作品が好きな方におすすめです! ▼本編掲載ページ『Dモーニング』 http://dm.m.eximg.jp/viewer/1540/1542/ (画像は本編より。共感しかない)
スケッチー
読後感心地よすぎ…!女子×スケートボードとかいう、俺得すぎる漫画があると知ってすぐ買った作品。読んでメッッッチャ良かったです…! https://comic-days.com/episode/10834108156722745863 主人公のあこはレンタルビデオ屋で社員として働いてるアラサー。ゆるーいカジュアルなものばかり着ていて、キラキラした女性らしいファッションとは無縁。特別にそのことを気に病んだりもしてなくて、その格好のまま高校時代の女友達と飲みに行くし、気取らないプレゼント(むき出しのDVD)を渡したりする。 2年付き合ってる脚本家の彼氏がいるけど、向こうに結婚する気はまったくない。インスタは2、3年前に初めたけど1回も投稿したことがない。 ある日飲んで帰って、植え込みに倒れ込むとすぐそばの段差を女の子のスケーターが飛び降りて…というあらすじ。 1話で登場した「ロード・オブ・ドッグタウン」が1巻の最後ででちゃんと繋がる展開が熱い! あこはボーッとしているように見えますが、それはいい意味でマイペースということでもあります。自分以外子供しかいない初心者クラスに参加し、恥ずかしさ吹っ切って、ちゃんと楽しめるのは誰にでも出来ることではないと思います。 自分も少しだけスケボに挑戦したことがあるので、今のところ主人公が悪戦苦闘している姿には共感しかありません。 ちなみに私が好きな動画は女の子がとんでもないスピードでダウンヒルするやつです。「もっとちゃんと厚着して…!」って心配になりますが、同時に女の子らしいファッションで滑りを楽しむ度胸と自由さには憧れを感じずにいられません。 https://youtu.be/2SYv-HJ8NqE
読後感心地よすぎ…!女子×スケートボードとかいう、俺得すぎる漫画があると知ってすぐ買った作品。読んでメッッッチャ良かったです…! https://comic-days.com/episode/10834108156722745863 主人公のあこはレンタルビデオ屋で社員として働いてるアラサー。ゆるーいカジュアルなものばかり着ていて、キラキラした女性らしいファッションとは無縁。特別にそのことを気に病んだりもしてなくて、その格好のまま高校時代の女友達と飲みに行くし、気取らないプレゼント(むき出しのDVD)を渡したりする。 2年付き合ってる脚本家の彼氏がいるけど、向こうに結婚する気はまったくない。インスタは2、3年前に初めたけど1回も投稿したことがない。 ある日飲んで帰って、植え込みに倒れ込むとすぐそばの段差を女の子のスケーターが飛び降りて…というあらすじ。 1話で登場した「ロード・オブ・ドッグタウン」が1巻の最後ででちゃんと繋がる展開が熱い! あこはボーッとしているように見えますが、それはいい意味でマイペースということでもあります。自分以外子供しかいない初心者クラスに参加し、恥ずかしさ吹っ切って、ちゃんと楽しめるのは誰にでも出来ることではないと思います。 自分も少しだけスケボに挑戦したことがあるので、今のところ主人公が悪戦苦闘している姿には共感しかありません。 ちなみに私が好きな動画は女の子がとんでもないスピードでダウンヒルするやつです。「もっとちゃんと厚着して…!」って心配になりますが、同時に女の子らしいファッションで滑りを楽しむ度胸と自由さには憧れを感じずにいられません。 https://youtu.be/2SYv-HJ8NqE