ネタバレ

ジャンプアイシールドがやってる頃から『鉄鍋のジャン』はずっと読んでみたかったのですが(ヒル魔に似てるから)、このたび全巻買っても700円というものすごいセールがやってたので読み始めました。

▼1巻
あの有名なマジックマッシュルーム回がまさか1巻だったことにびっくり。

そしてジャンの傍若無人なキャラは知っていたものの、キリコさんがこんなにも魅力的な女の子だったとは!

優秀で根性が合って気が強くて可愛い…!
コックコートを着てるときの中華風のシニヨンキャップをしたダブルバンも可愛いですが、オフで髪を下ろした姿もメチャクチャ可愛い〜!
洋風のお部屋で飾り切りの練習してるとこでキュンとしました。
いい性格してるシャンに一歩も引かない度胸、素敵です。

まさかの逆ラッキースケベ展開も、あの2人らしいやり取りですごく良かった。

あの高飛車で傲慢なジャンが、祖父から日常的に暴力を振るわれながら修行をしてるシーンはむごい…と同情する一方でちょっとグッと来るものがありました。

あと50人前の野菜炒めに失敗して泣くところが最高でした。
本気じゃないやつはヘラヘラして失敗を正面から受け止めないから泣いたりなんて絶対しない。
料理に本気で向き合ってるからこそ泣くほど悔しいわけで、純粋な思いを痛いほど感じてジャンのことが好きになりました。

すぐ読み終わるかなと思って手に取ったら、びっくりするほど1巻が長くて大満足の読み応えでした。
早く続きが読みたい〜!冬休み中に読んでいこうと思います。

読みたい
鉄鍋のジャン

勝つための料理を追求した男ジャン

鉄鍋のジャン 西条真二 おやまけいこ
六文銭
六文銭

もう28年前?の漫画のようですが、めっちゃ面白かった。 タイトルに記載したとおり、当時のグルメ漫画って『美味しんぼ』や『中華一番!』など、より美味しいものを競ったりや食べる相手を満足させるための要素が強かったと思うのですが、本作はそれらとは一線を画す。 中華料理界において偉大だった祖父の教えを叩き込まれ、とにかく料理とは勝負で、彼が追求するのは勝つための料理。 美味しいとかではなく、勝つためなら何でもするということ。 ここが他の料理漫画とは違う。 最初のうちこそ、祖父のライバルだった男の店「五番町飯店」へ修行にいき、祖父から仕込まれた料理の腕を発揮して、他の料理人を圧倒したり、時に挫折したり、といったオーソドックスな少年漫画的な展開なのですが・・・・ 1巻からすでに、マジックマッシュルームを使って審査員を撹乱させるようなこともはじめていきます。 他にも上げればキリがないのですが、特に最高なのが、若手料理人選手権大会の予選課題「チャーハン」の回の時。 火力がほしいからとガス管潰して自分のところに集中させたり、あげくスプリンクラーをまわして他の料理人のチャーハンを水浸しにするんです。(自分はラップまいて、さっさとその場から逃げる) 基本的に上記であげた料理漫画で出てきたら 「絶対悪役だったろ!」 と言わんばかりの悪行がでてきます・ 料理マンガのダークヒーロー的な存在。 顔つきもドンドン悪くなっていく(気がする) 料理=幸福を与えるもの というのが、ある意味定説になっていただけに、勝つためなら何でもする、主人公の潔さが斬新な作品でした。

鉄鍋のジャン 1巻
鉄鍋のジャン 2巻
鉄鍋のジャン 3巻
鉄鍋のジャン 4巻
鉄鍋のジャン 5巻
鉄鍋のジャン 6巻
鉄鍋のジャン 7巻
鉄鍋のジャン 8巻
鉄鍋のジャン 9巻
鉄鍋のジャン 10巻
鉄鍋のジャン 11巻
鉄鍋のジャン 12巻
鉄鍋のジャン 13巻
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365歩のユウキ!!!

365歩のユウキ!!!

▼第1話/史上最強の弱虫▼第2話/将棋の女神▼第3話/試練の七手詰▼第4話/将棋部の朝練▼第5話/明烏の登場▼第6話/勇気のひっかけ▼第7話/飛車の天プラ●主な登場人物/紬勇気(つむぎ・ゆうき。浅草二中の1年生。いじめられっ子だったが、将棋部に入り自己変革中)、森田みもり(将棋部部長。1年生の女の子だが、将棋が一番強いので、部長として部を仕切る。やたら威勢がよく男勝りの“下町の女番長”)●あらすじ/勇気はクラス一のいじめられっ子。今日も無理やりやらされた賭け将棋に負け、金を要求されていた。逃げまどう勇気は、旧校舎の空き教室にかけこむ。するとそこには、目つきの鋭い屈強な男たちと、男勝りの女の子がいた。彼らは一体何者…!?(第1話)●本巻の特徴/彼らは、泣く子も黙るワルの集まり、コテコテの武闘集団である将棋部の面々だった。ほとんど体育会ノリのこの将棋部に、勇気は行きがかり上、入部することになる。だがそこで将棋の面白さを知った勇気は、少しずつ腕を上げて、中学名人戦を目指すように…。熱血将棋コミックの第1集。●その他の登場人物/金田一徳(将棋部副長。通称・金角)、銀代ハジメ(将棋部副長。通称・銀角)、明烏遠(あけがらす・えん。新向島中将棋部の部長。将棋は強いが口数も多い)

藤太参ります!!

藤太参ります!!

押足藤太は抜群の腕を持つ剣の達人だが、大事なのは剣道よりもナンパ。しかしその正体は「白虎隊“影”」の首領の末裔だった…。当代きってのハイテンション作家・西条真二が描く、痛快チャンバララブコメ。▼第1話/伊織来ちゃいました!?▼第2話/お家再興、ですか!?▼第3話/いざ道場へ…▼第4話/新たなる剣!?▼第5話/拝啓オジジ様…▼第6話/まるでかわいい刺客●主な登場人物/押足藤太(おしたり・とうた。ナンパ命の14歳だが、実は剣の達人で、「白虎隊“影”」の首領の末裔)、土方伊織(ひじかた・いおり。藤太の許嫁である女性剣士。しかし本人は藤太を「色ボケ」と軽蔑している)●あらすじ/押足藤太は、ナンパ命の中学生。今日も女の子に声をかけてはフラれ、フラれてはまた声をかけを繰り返している。その藤太、実は剣の達人で小5の時には全国大会にも出ているのだが、それは厳しかった祖父に強制されてのこと。祖父が亡くなってからは剣道から離れ、既に3年がたっていた。だが、彼の才能をよく知る剣道部の主将・赤坂は、なんとか藤太を剣の道に戻そうとしていた。そしてもう1人、藤太を付け狙う謎の女剣士が…(第1話)。●本巻の特徴/伊織というその女剣士は、なんと藤太の許嫁(いいなずけ)だという。そして伊織と共に、大勢の老人たちがやってきた。彼らは、白虎隊の、それも記録に残されていない隠密部隊“影”の子孫であるらしい。藤太は彼ら「白虎隊“影”」に、「白虎隊を復活させるべし」「会津藩を復活させるべし」「最終目標である日本人総サムライ化に尽力すべし」という3つの願いを託される。藤太の祖先は、影部隊の指揮官だった男。故に、白虎隊復活は藤太に課せられた義務だというのだ。わけのわからないままに、再び剣を手にした藤太は、剣道部に入部。そんな藤太の前に、群馬県吾妻郡にある剣術・馬庭念流の使い手である、あゆみという女の子が現れる。彼女は、白虎隊“影”復活を阻止するための、藤太抹殺指令を受けていた。●その他の登場人物/赤坂(剣道部主将。藤太の才能にほれ込んでいる)、立花円蔵(「白虎隊“影”」小隊長。老人ながら“影”の剣「一撃剣」を使う)、馬庭あゆみ(馬庭念流の使い手。藤太抹殺指令を受け、転校してきた)、桃園、茶畑(あゆみと行動を共にする「維新軍」のメンバー)

JKオブ・ザ・デッド

JKオブ・ザ・デッド

シリーズ累計800万部「鉄鍋のジャン!」の西条真二、最新作!ある日突然、街はゾンビが徘徊する世界へと変貌した。そんな中――廃墟と化した高校の片隅で生き残った女子高生たちは残されたわずかな食料と「麻雀牌」で飢えと退屈を凌いでいたのだが…彼女たちにとって、この世の唯一の娯楽「麻雀」が、大惨事を引き起こすことに…!!★単行本カバー下画像収録★

鉄牌のジャン!VR

鉄牌のジャン!VR

シリーズ累計800万部「鉄鍋のジャン!」スピンオフ最新作!!“天才料理人×鬼才雀士”――この男、最狂の二刀流!!突如、麻雀界に現れた伝説の雀豪のDNAを持つ男・黒鉄雀(クロガネジャン)。“無敗”を公言する彼には敵対する雀士が後を絶たない。そんな中、祖父であり伝説の雀士・黒鉄鉄幹を自殺に追い込んだ謎の人物(!?)の存在を知ったジャンは、かつての宿敵・王やスグルらと手を組み、その人物を追い詰めた。だが逆に罠にハメられたジャンは殺人の容疑をかけられてしまう。謎の人物の正体を暴き復讐を果たすべく、ジャンたちは日本最大のテーマパークで麻雀VR大会を開催した。その謎の人物を誘い出すために…!!★単行本カバー下画像収録★

至福の暴対レシピ

至福の暴対レシピ

渋谷のスナック「雨音」ウェイター兼料理人の蘇我スギオ。ほおに傷を持つ24歳は壊滅した暴力団、溝仁会の会構成員だったのだが人を動かすのは暴力ではなく料理だという事に気づき、料理で人を笑顔にする道を選択したのだ。しかし彼の元にはトラブルが舞いこみがちで、そのトラブルを特異な料理知識で撃退するのだが、そのトラブルの裏側には「ある人」の影がちらついて──。西条真二が作り出した「料理バイオレンス」!!

鬼の作左

鬼の作左

主君の為に死すことこそ至上の誉れ――。謀反や寝返りが当たり前の戦国の世にあって、主君・徳川家康に対する絶対の忠義で戦い続けた忠勇無比の家臣団、通称“三河武士”。そんな三河武士の中でも、とりわけ異彩を放つ男がいた。隻眼、片足、そして数えきれないほどの戦傷。主君といえども容赦なく叱り、天下人相手に正面からケンカを売る男。戦国最“恐”の硬骨漢、その名を本多作左衛門重次。人呼んで“鬼作左(おにさくざ)”!!

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