チャンピオンらしい奇想天外な展開と膨大な知識量に基づく監修が合わさった傑作
料理バトル漫画というジャンルでこれを越える作品はもう現れないのでは? 監修であるおやまけいこの経歴調べるとビビる
ジャンプでアイシールドがやってる頃から『鉄鍋のジャン』はずっと読んでみたかったのですが(ヒル魔に似てるから)、このたび全巻買っても700円というものすごいセールがやってたので読み始めました。
▼1巻
あの有名なマジックマッシュルーム回がまさか1巻だったことにびっくり。
そしてジャンの傍若無人なキャラは知っていたものの、キリコさんがこんなにも魅力的な女の子だったとは!
優秀で根性が合って気が強くて可愛い…!
コックコートを着てるときの中華風のシニヨンキャップをしたダブルバンも可愛いですが、オフで髪を下ろした姿もメチャクチャ可愛い〜!
洋風のお部屋で飾り切りの練習してるとこでキュンとしました。
いい性格してるシャンに一歩も引かない度胸、素敵です。
まさかの逆ラッキースケベ展開も、あの2人らしいやり取りですごく良かった。
あの高飛車で傲慢なジャンが、祖父から日常的に暴力を振るわれながら修行をしてるシーンはむごい…と同情する一方でちょっとグッと来るものがありました。
あと50人前の野菜炒めに失敗して泣くところが最高でした。
本気じゃないやつはヘラヘラして失敗を正面から受け止めないから泣いたりなんて絶対しない。
料理に本気で向き合ってるからこそ泣くほど悔しいわけで、純粋な思いを痛いほど感じてジャンのことが好きになりました。
すぐ読み終わるかなと思って手に取ったら、びっくりするほど1巻が長くて大満足の読み応えでした。
早く続きが読みたい〜!冬休み中に読んでいこうと思います。
中華の名店「五番町飯店」に突如あらわれた秋山醤(ジャン)。中華の覇王と称された祖父から中華の真髄を叩き込まれたジャンは、弱冠16歳にして筋金入りの料理人だ。「料理は勝負だ」を身上とし、オーナーの孫娘、天才料理少女・キリコや、性根は最低だが舌だけは最高の料理評論家、大谷日堂などと料理勝負を繰り広げる!
中華の名店「五番町飯店」に突如あらわれた秋山醤(ジャン)。中華の覇王と称された祖父から中華の真髄を叩き込まれたジャンは、弱冠16歳にして筋金入りの料理人だ。「料理は勝負だ」を身上とし、オーナーの孫娘、天才料理少女・キリコや、性根は最低だが舌だけは最高の料理評論家、大谷日堂などと料理勝負を繰り広げる!