様々なフォビア(恐怖症)を取り扱った短編オムニバス 派手にビックリさせるわけではなく、不気味に心を抉ってくる感じの後味の悪さがたまらない
と見せかけて、ただただ猫が可愛い漫画 バンド・デシネ風の力のある描き込みとゾンビ映画の様にシリアスな雰囲気で話は進んでいるが、ゾンビの様に撃退するわけにはいかない。なんたってネコはカワイイから。 真面目な場面のはずなのにウンチク挟んで来るギャップがたまらなく面白い 現在4巻まで発売してるが、月刊連載のためか絵柄が変わってしまってるのが少し残念 とは言え完結まで見届けたいと思うぐらいのポテンシャルがあるネコ好きにオススメの漫画
湘南エリア限定の美味しいラーメン屋教えてくれる漫画 個人的にはめちゃくちゃ面白かったし、もっと続いて欲しかった 本当に美味い店多い、再現度高い、ローカル/スパロボなど小ネタ楽しい 湘南とらーめんに思い出のある人にはオススメ スルメ漫画
こんなに人間関係と心情変化を書き上げる漫画なかなかないです… むつみと志摩は勿論、その周りの人間から見たむつみ、自己分析と反省。 さらっと色んなことがモリモリで凄すぎます。 多感な学生時代は人間ここまで考えるんですよね…1番人間として成長していく時期。 見てて微笑ましかったりほっこりしたり色んな感情が動く作品です。
よくある復讐劇かと思ったらいやいやもっと深くてかっこいい。 狙撃手って漫画の見せ方的に地味な配置のキャラのように思えますがこの漫画では紛うことなき主人公。 しかも隻眼!女性!子持ち! 一巻一話目でかっこよすぎ、しびれました。
アニメ化とのことで読みました。 こんなに純粋に青春してる漫画なかなかないのでは 先輩後輩だし思いがけない同居だし要素が既に甘酸っぱいシチュはらんでます。
異世界モノの中でこれほど変わった発想のやつはないんでは アニメ化してて気になったので読んでみました。 絵がうっっっまい! トンデモ設定なのに漫画として形にしててすごいです
まず幽霊の女の子が飛び降りる時幽霊なのにその身で助けようとする男子が良い 死ぬ運命変えよう系はどうやっても面白くなる鉄板ネタ
宝石詳しくなくても読める! カラーじゃない白黒漫画なのに色とりどりの石を採掘してる感じがしてよいです…
彼氏時々彼女 タイトルまんま! 可愛いし全然無理ってならない美人な2人! 男女逆転ものは鉄板で面白いな〜!
なんか元気になる漫画。 絵うますぎでは?! やっぱ主人公が前向きで即行動、感情で動くタイプなのが好感もてます
アイヌ表現ある漫画ってわりとある気がするんですがガチのファンタジー漫画はなかなかないような! なんか安定して面白いです。 アイヌ民族に詳しくないのでどう広げるのか… 洞窟で女の子の封印を解くのがガチ王道ファンタジーの導入でワクワクしました。
騎士団長エルフで最強に強いけど実は初恋の相手をずっと待っているという純朴乙女! そのギャップはずるいですね…。 くまさんパンツ履いてるとかほんとずるいです 可愛いし絵も上手いし目が釘付けになります!
元パーティーは残念な方が多いので割愛しますが、そんな中でよく頑張ってたよ。本人もお荷物だと思っていたテイマースキルが死にかけたことにより、ネクロマンサーとなった。 仲間にするだけでなく、個体が持っていたスキルなんかもつかえるようになったりして一人で軍隊になってしまいそう・・・勇者と言われてもしょうがないぐらい強くなっていく。 そんでもって死者だけでなく生者とも契約ができてしまうので、互いを助け合いつつパーティーで無双。
※ネタバレを含むクチコミです。
500歳のお姉さんってすごい。 人類もそうだけどエルフの進化ってどうなってるのか・・・考えたらお話にならないか。 旦那がなくなってしまって落ち込んでいた時に 励まされて立ち直ることができたからこの子の事が好き!とてもシンプルでわかりやすいね。 多感な男子高校生よ、年は離れているがこんな可愛らしい美人さんに好意を寄せられて悪い気はしないはず。次巻は楽しみです!
田舎の農村で穏やかな生活を送れるようにと 興味を持たれるようなことは立場を隠して行っていたはずなのに、次第に彼の実力や作る商品に注目が集まる。 したたかな貴族たちから逃れ自由に生きることができるのか。 生きるため、人のため、村のためにと日々生き生きと暮らす主人公。 前世の行いが良かったからチート能力ありでの転生、だからこそのんべんだらりな生活が望めるんだよ!!何も持ってなければ飢え死にしてかも・・・
小玉は元将軍で度量も胸もでかい! この時代としてはかなり偏った価値観の持ち主ではあるけど悩み傷つきながら文林を支える姿がまっすぐでいて健気です 文林は小玉の部下であったが、後続に血が流れており戦乱後皇帝に。 ちょっと歪んだ性格だけどイケメンだから許す(笑)だけど、言葉が足りな過ぎて優しさがかえって傷つけてしまうことも・・・ この二人の関係は一般的な夫婦の幸せの形とは似ても似つかないだろうけど、男女の愛を越えた人生の戦友としての強い絆が最後まで続いてほしいな。
ハーレムでもエロでもない、魔法もチートもない。 あるのは前世の記憶と知識、生きることへの執着。 最初は彼の行動を煙たく思っていた人たちも、途方もない時間をかけて実験と努力をする彼を見て助けてくれるようになる。 失われた古代の文明ってのが近代文明の技術だったり、滅亡して再出発した世界なのかな?設定も面白いです。 成長するたびに深みが増してくるようなお話です!!
傷害事件のようないじめを受け、先生や学校も助けてくれない。挙句の果てに母親が校門の前で事故にあい他界してしまう。 やっと対人も少しだいじょうぶになってバーで働いていたら、いじめをしてきていた奴が客として店に入ってきて、体がこわばってしまってグラス倒して・・・ そりゃ恐怖、憎悪の対象がそこにいて以前と変わらない態度で目の前にいたらそうなってしまうと思う。 頭真っ白になって復讐だけ考えてさまよい始めてしまったけど、止めてもらってよかった。 もっとダメージがあるように社会的に抹殺できる方法で復讐してほしい。
主人公は結婚や恋愛をせずともオタクな生活で人生満喫している。 リアルはオタク活動に理解のある職場と大学のイケメン同級生と飲んだりしてこちらも環境的には申し分ない。 しかし30近くなってくると、どこからともなく出てくるのが「結婚」の話。 面倒なことを回避するべく、イケメン同級生と結婚戦線を張ることに。 最終的にはくっつくんだろうなと思いつつ、読んでます。
聖女として二人召喚されて、でも見た目が劣っているからと城から追い出されてしまう主人公。 なぜが炊飯器と共に召喚されたら特別な力が!! 身の安全のため可愛い聖獣と共に炊飯器で炊いたお米を食べつつ国外に向けて旅をする。 聖獣ってのは伊達じゃなく、何でもできるし強いしいい子だし万能執事のよう。 美しさに慢心して力もないのに担がれているもう一人の人より、旅の途中で危険顧みず人助けをしてしまうところは本物の聖女だなと思ってしまいます。 国外で居合わせになるのか、国を助けるのかニーナの気持ち次第!そうなるかしら。
田舎町の少女、うさは魔法少女リリィと出会う。二人はすぐに意気投合したがその付き合いも1年だけという。 その証拠に、大人たちは魔法少女と遊んでいた思い出を断片的にしか覚えていない様子。 うさやその同級生たちもリリィと別れたらそうなってしまうのだろうか。ハッピーエンドが全く予想できないシチュエーション。 幸せな結末を願いながら完結まで見届けたい。
法律家は、法律をもってして相手を納得させる弁論ができなければならないです。 そこに感情や事実であっても不利益なものは必要ないと思います。 何故なら、裁判においては、自分側の主張をとおすことが重要、あるいは、判決を下すための話し合いであるからです。 本来、身内の裁判を受け持つことはできないけど、家族も同然の2人の関係は切なすぎて、それでもセイギは彼なりの正義を貫いたんじゃないかなと思いました。 切ないストーリーでした。
純粋な孔明がかわいらしく見える場面もあるし、とても面白いです! 孔明が出てくるお話なので小難しかったらどうしようかなぁと思いながら、読み始めたらビックリしました! 偉人孔明の策をうまく現代にも活かしててすごいです。 小難しいどころかわかりやすく、コミカルでお茶目な孔明さんにハマっちゃいました。 三国志を知らなくても逆に三国志が気になる漫画です。
読み始めると止まらなくてドンドン読んじゃいます。 が、ちょっと暗いお話です。 このスッキリしない感は酷い。。それが狙いなのかも。。 奥さんが一番酷いと思うけど、旦那も旦那でどーなのかな?と言いたいし、 他の登場人物も皆なんだかなと。。 一花ちゃんだけが素直に応援できます。
前からちょっとタイトル見て気になっていたけど、ドラマ化もするという事で読んでみたらめっちゃくちゃ面白くてハマってしまいました!! 朱里ちゃんとても可愛いですね! 見た目と違ってリアリストで案外しっかり考えてる女の子です。 田中さんがタイトルに付いてるけど主人公って朱里ちゃんっぽいですね。 ドラマも観てみたら、多少話が変わってる所あったけど、役者さんも良いですし、とても面白かったです! ぜひお勧めです!!
本気で働く女あるあるが満載で、共感しまくりでした。 性癖をカムアウトするってすごいな、と思いつつ、どんどん引き込まれていきました。 登場人物の名前が市町村名になっているところがまた面白いし、前橋さんは名前が旭(千葉)だけど、前橋だから実家が群馬、木更津君はそのまま木更津が実家という設定も面白かったです。
二周目って⁉︎と思って読んだら、なかなか現実にな起こらなそうな設定でいい妄想になりました。 忘れていた学生時代や地元での青春を思い出させてくれて、こんな経験羨ましいなーと応援したくなる物語です。 二周目の恋、一度やってるからもっと上手くいってもいいのにね。と思ってしまいました。
不妊治療って、ほんとうに想像以上に大変なんだとおもいます。 仕事しながらなんて、なおさら… 不妊治療はお金が掛かるし心が潰されます。 それが痛いほど伝わってきました。不妊治療はプライベートなことだから みんな声高には語らないので外からは分からない。 どうしても不妊の原因は妻にあると思いがちなのでこの夫はいい人だ。と思います。 周りのプレッシャーとかもストレスになりますが、応援したくなります。
実は鬱、闇を抱えてるバツイチ同士のお話し。 結婚したけど、夫のモラハラで離婚し、もう結婚や恋愛とは距離を置きたい主人公。でも寂しい時はあるもので、一緒にご飯を食べたり、添い寝してくれる人は欲しい。 同窓会で久しぶりに会った同じくバツイチ同級生に、共感されなんだかんだ一緒に住みだす。ストーリーです。 現代の多様性にマッチした漫画だと思います。
元ネタはイブン・バットゥータの旅行記だけど基本的に奴隷少女リタの視点で描かれる。 リタはまだ卑屈で言葉を覚えたのも「弱いから」だとかいうありさまだが、今後成長していきそうな雰囲気。 奴隷が出てくる漫画はけっこうある( ヴィンランド・サガ みたいに途中で奴隷になったり、異世界ものに仲間として登場したり )が、リアル寄りの世界観で奴隷を主役にするのはたぶん珍しい。今後に期待大。 絵はけっこう上手いと思うんだが、なぜか地味で雑な感じになってしまう…
原作小説を読んだのは中学生の頃、近所の図書館で借りたことがきっかけでした。30年後にこの作品がコミカライズされると聞かされたら、少年はどんな感想を抱いたのでしょうか。 ドラクエなどのRPGに多大な影響を与えたウィザードリィ。死亡したキャラの蘇生に失敗すると灰になり消滅してしまうというシビアな設定が、この世界を伝える物語のタイトルとなり、やがてコミックへと転生を遂げました。 版権の都合で、ウィザードリィの固有名詞は一切使えず、アイテムや呪文、固有のモンスター名などは全て変わっています(ガディは原作よりだいぶおっとりしてる気もします)し、気を抜くと先の展開のネタばらしをしてしまいそうになりますし、ここでもなるべく注意をして言葉を選びたいと思います。 昭和~平成のファンタジーのコミックも好きなタイトルはあります。ただ、令和に描かれるとやはり迫力が違うなあと感心しますし、(物語を既に知っているとはいえ)迷宮での冒険がどのように描かれるのか、展開を楽しみにしています。ペース的に、原作を描ききるには相応の話数が必要だとは思います(稲田先生はかなり丁寧にストーリーを紡いでいますし、連載の継続の一助にでもなれば、との思いでこの口コミを投稿しています)。 魅力的なキャラはこれからも沢山登場しますし、日本のファンタジーの金字塔として語り継がれるベニー松山さんの傑作を、1人でも多くの人に知って貰えれば(原作小説、紙だと高騰してるんですよねえ。電子で簡単に買えるんでまあ良い時代になったなあと思います)。 続編の「風よ、龍に届いているか」や外伝の「不死王」もコミカライズされて欲しいもんだと、古いオタクは願ってます(不死王はKindleで100円ですからほんと良い時代です。一応紙でも持ってます)。
怨みを晴らす行為は、最終的には虚しさが残るだけなのかもしれません。ただ、怒りというものが与えてくれる力もまた、生きる糧となるとは思います。 個人的な話ですが、自分に謝りたいとか詫びたいと言っている人間の話を聞きました(仕事とプライベート、それぞれ1人ずつです)。正直な感想ですが、一生抱えてろとしか思えません。自分に対して負い目があるからなのですが、彼らの行為を許さない自分の狭量さとともに、その怒りを自分は日々のエネルギーに充てています(自分にとっては話のネタにしている部分もありますし、狭量さを笑い話にもしています)。 自分の遭ったひどい話を客観視して笑いに出来ているうちは、多分大丈夫だと思います。 笑い話に出来ないようなシリアスを抱えている方が、この作品を読んで、慰みとなるならば幸いなのではないかと思います。 他者を支配したいという欲求を持っている方は、この作品を読んで震えて下さい。 そして、他者から怨みわ買うような行為はなるべく避けなければなあと凡人は思ったりもします。今後の復讐に期待してます
ジョニー・ライデンという名前を知ったのは、テレビのガンプラのCMでした。アニメには出ない、設定先行のキャラであり、知名度と実像が一致しない、謎めいた呪文のような存在でした。 ガンダムを下敷きにしたアンソロジーなどでその姿を描かれることがあり、短編は幾つか持っていますが、26巻ものサーガになるとは思ってもみませんでした(沖一さんの短編集が佳作であると思います)。 一年戦争の最中、エースパイロットを集めたジオンのキマイラ大隊。多くの謎を残したまま闇に消えた「幻獣」。エース達を率いたジョニーに関しても、様々な噂が錯綜しており、それが様々なジョニー像の由縁であると作中で語られます(この辺がアークさんの作劇の巧みなところだと思います)。 作中はZZから逆シャアの間の時期であり、他の 作品で語られて来なかった空白の時代でした。制約のある中、過去作の登場人物やMSを絡め、先行作品へのオマージュやアークさんの過去の作品との関連性もあり、宇宙世紀に描かれた新たな歴史の一篇として、この作品の完結を祝いたいと思います。宇宙世紀の物語を知らない人にはちと勧め辛い作品ではありますが、戦闘シーンの格好良さも含め、ガンダム好きに勧めたい名作です。
昭和40年代の日本、スマホもネットもまだまだ想像できない時代。人々は日々の生活に必死だったんだろうけど、どこかゆったりとした空気とノスタルジーを感じます。 日本をさすらう謎の画家、東望葵ちゃんは旅先でご飯を食べ、不思議な絵を人々に残します。 ご飯のアンソロジーコミックから単行本化された作品ですが、作中に登場するご飯は、その味を想像出来る、日本人の琴線に触れるメニューばかり。 そのメニューと思い出を語る人達から感じる優しさは、作品の暖かさと絵柄の柔らかさとともに、どこか遠くにあるような、懐かしい感情もまた呼び起こしてくれます。 晩ご飯のメニューを考えながら、記憶の中の味を思いながら読むのも良い作品なんじゃないかと思います。
以前に赤木雅子さんと相沢冬樹さんのノンフィクションを読んでおり、連載が始まったと知った時、単行本を楽しみにしていました(確か6月くらいに発売予定が出たので、伸びたのにやきもきしていました) 流石に森友事件を知らない人はいないと思いますが、幸福な夫婦を襲った不幸な事件であることは、論を俟たないところです。 赤木さんという人は、官僚として誠実に職務を果たそうとした人でした。本来の官僚というのは全体への奉仕者であり、特定の人間への利益を優先させるようなことを許容することは自己の存在を否定する事になります。己の職務が犯罪へと繋がるとなれば、官僚でなくとも耐え難いことでしょう。まして、仕事にプライドを持つ人であれば、その苦痛からの解放のために「最後の手段」を用いてしまったことへ何か言うことは出来ないと想像します。 ただ、遺された家族は違います。誠実に生きた人生に何が起きたのか、その事を知り、故人の名誉や尊厳を取り返す権利があります。たとえそれが権力者にとって不都合な出来事であったとしても。 この物語は、遺された妻の戦いの物語です。これからどれほど険しい旅路が待つのか、読者はただ見守るとしかできません。でもささやかながら、マサコちゃんへエールを送れればと思います。
若くして成功を収めた作家に対して、その才能を讃えたり、羨望の眼差しで見つめても、その労苦へと想像力の翼を伸ばすことは難しいのではないかと思います。 作品がヒットして経済的な成功を得たとしても、その裏でどのような苦労を抱えたり葛藤を抱いているのか、受け手が知ることは叶いません。勿論、クリエイターに己の事情を明かす義務は存在しませんし、秘すべき事柄であるのかもしれません。 ただ、どれほどの才能を持っていても、彼ら彼女らも人間です。嬉しいことがあれば喜び、悲しいことには涙する。そんな素顔が垣間見えることが、漫画家マンガというジャンルの魅力の一つなのではないかと思います。 この作品は細野不二彦先生(作中では細納不二夫)がデビューに至る迄の物語です。進路に迷い、不確かな未来への夢と現実との間に揺れるその様は、多くの人々と変わらない、等身大の青年の姿です。 一人の青年の青春譜は、その時代を瑞々しく描いており、当時の世相を知ることが出来る一級品の資料としての価値もあると断言します(ヤマトからガンダムへの間を知ることが出来る作品を、自分は寡聞にして知りません)。 同級生の天才達(河森正治さんと美樹本晴彦さん)やトップランナー(高千穂遥さんや宮武一貴さん達)との交流は、自分の知らなかったことでしたし、日本のサブカルの歴史のページとして広く知られ、読まれて欲しいと願う作品でした。長々と書いてきましたが、シンプルに面白い作品なので、まずは試し読みから是非。
元ネタとなっているクトゥルー神話に関して、正直それほどの知識はありません。ただ、作者のCOCO先生はクトゥルーもお好きなんだなあというのは今日の早川さんでも随所にちりばめられており、知らなくても楽しめました(基本愛らしいキャラクターばかりでしたし) 時折描かれるホラー描写も、この作品に刺激を与えてくれるスパイスなのではないかと思います。 今日の~でも登場していたティンダロスはじめ、クトゥルーやダゴンなど、可愛らしくデフォルメされた神々の愉快な生態(?)は、肩肘張らずに楽しめる作品だと思います。
ワラキアの串刺し公といえば、様々な創作物に名を残す歴史上の有名人です。とはいえ、彼がどのような行為の結果、歴史に名を残したのか知っている人間は少ないのではないでしょうか(なんて書いている自分もその一人ですが) オスマンがヨーロッパ各国の脅威である時代、ワラキアという東欧の小国を護ろうと奮闘している君主。作中でヴラド三世は権力を確立するため、政敵に対して容赦しません。それは血生臭い粛清も辞さない「強い」為政者の姿ともなりますが、外患に対峙するために必要なことでもありました。 歴史上、虐殺を行った為政者の名前は悪名として残ります。時代や地域を越えて「ドラキュラ」のモデルという不名誉なイメージばかり語られるヴラド。この作品でどのように描かれるのか、続刊を楽しみにしています(異名通りの残虐行為の描写もあるので、グロが苦手な方はお気をつけ下さい)。
本音は言い辛い。多分、皆思っていることなんじゃないでしょうか。容姿に関することや、自分の感情に関すること。勿論、相手を気遣って言えないこともありますし、大きなお世話だよと思うこともあるでしょう。 現代に生きていて、人間関係がストレスになることは多々あります。それは、自分が言いたいことを言えないストレスであったり、逆に言ってしまったことで生じる軋轢も原因だったりします。 本作では、亡くなった妻が存在する、思わず本音が漏れてしまう喫茶店が舞台となります。 口下手なマスターは、生前妻にもっと「愛している」と言えば良かったと後悔します。そして、登場人物は皆同様に本音を言えなかった悔やんでいたり、傷になっています。 もしあなたに大切な人がいて、言えずにいることがあれば、少しだけ背中を押してくれるかもしれない。読み終えて、ふとそんなことを考えたりもしました。
7月の銃撃事件が起きたことにより、本来著者が描きたかったこととはまた別の意味を持つことになったことが、作品にとって幸福なのか不幸なのかは分かりませんが、この国において、他者を搾取する新興宗教が存在する限り、この本は読まれ続けるべきだと考えます。 実在の宗教団体の信者を親に持つ、7人の体験を元にしたノンフィクションは、読者にとって決して遠い出来事ではありません(実際、それらの教団の施設は、身近な所に存在しています) 人間の悩みを減らし、心を救済することが、宗教の本来の目指す姿だと、個人的には考えます。ここで描かれる宗教は、共同体によるぬくもりを与えながら、そこではお布施という名前の収奪が繰り返される、どこまでも「汚い」現実が描かれています(お布施以外にも、様々な形での収奪が描かれています)。 最初の連載が、ある団体からの圧力で中止に追い込まれたことが、後書きにより明言されています。恐らく、広告出稿という形で、様々なメディアに圧力がかけられているであろうことも、容易に想像させられます。 言うまでもないことですが、人間は生まれてくる場所を選ぶことは出来ません。全ての宗教2世に、魂の休まる日が 訪れることを、願います。
コナンならではのキャラというか。 匿名キャラというアイデンテティを確立させたキャラはコナンがなかったら生まれなかったもの! 蘭とか園子が出てきて遠回しにツッコミするから尚更面白いんでしょうね。本人はソワソワしてて可愛いし面白いです
雑誌で断片的に読んでたんですが単行本読みました。 なるほどな…森田まさのりはもしかしたらサスペンスが一番向いてるんでは? って思うくらい引き込まれます。 表情からその場の臨場感から全て画力により瞬時に想像できる。 さすが…。
ドラゴン少女 jk 日常! なんかスッと読めるんですけど 天才? ドラゴン発覚から異常、火吹いたりするのにクラスメイトが全然受け入れてるのが良い 皆可愛い ジャンプの中でも新ジャンル感あります
胸が大きくてタッパがでかくて内気な美人可愛すぎる! デカい美少女好きに刺さる漫画かと!!
なんか漫画描いてくれてありがとうという気持ちに。 作中で「女性は欲を隠す」隠さないとみっともない とか段々鍵垢女子になる、とか 星屑男子とか もう膝を叩くくらい同感しかない でもここに現れるフェミおじさん! こんなに毒っけのないおじさんどこかに落ちてませんか!
アイドルと付き合える可能性0だけど、この2人は応援したくなる!設定はなかなか無くない?と思いましたが読んでみたら超王道少女漫画でした。 アイドルも所詮ひとなんで恋愛するし、jkならなおさら好きになるかぁ〜 jkの女の子がコナンメガネだけど嫌みっぽくなく素直で支えようとする感じなのが良いです!
地味目めがね女子がご飯たべる漫画ってハズレない気がするんですよね 私もたべたい…!
さすが東村アキコと言うべきか めちゃくちゃ読みやすく面白いです! 銀座にこういう人…いるいる! 自分も着物全く詳しくないので主人公のさとりと同じ立ち位置です。 そっからこの着物に詳しい銀太郎さんに色々教わる… 着物、奥が深い! そしておもしろーい!!
借金取り(っぽい)おっさんと借金持ち女の子! 良いーー!! 45歳にしては若いですが、ちょっとカタギじゃなさそうなおっさんとの恋は夢広がるっていうか…! 歳の差で義理堅いからナチュラルに胸キュンシチュエーションになるんだよなあ!
歯が出る人っていますよねw なんかわかる! 面白関西女子と社長の甥でクール男子の大人恋愛… アリ!!! 関西女子が明るくて媚びなくて思ったことウジウジ悩まずすぐ発言するのでアラサーの等身大の恋な感じがよく出てるんですよねぇ〜!
魅力が表現できているかと言ったらわかりづらい点がありました。
こういうのを作ってます。
本作は一口に云えば『ジュブナイルギャグファンタジー』といった所でしょうか。 ファンシーさをナンセンスやオヤジで希釈しにかかるスタイルに当時やられました。 個人的には本作に触れた事で現在の人間関係や、ひいては原作者主催のファンイベントでDJとして出演するなど、実人生に多大な影響を与えられたマスターピースでもあったりします。
海軍とその嫁のほんわかラブラブ漫画ですね 会って即結婚、昔の男女はすごい 海軍というなかなか帰ってこれない仕事なので尚更二人が幸せそうにしてると尊く感じます…
よつばとの次に最高の癒し本だと思ってる漫画 チーが可愛いしデフォルメ具合がちょうどいい 癒しで優しい気持ちになれるので病院の待合室とか歯医者とかに置いててほしい。 ずっと「チーズ」だと思ってたが「チーの」って意味だった。
まず読んでほしい! 岡崎京子どれから…と迷う人にはまずヘルタースケルターから読んでほしい 巻末に「著者がこの後交通事故にあってしまい…」というショッキングな後書きがあった気がするが、できるならこの世界もっと読みたいと思わせる。 読み終わると、鈍器で顔面を殴られるような衝撃を覚える。 煌びやかな世界の裏側には必ず混沌とした苦しみとか嘘とかがあって、人間一人を書き表すとしたらそういった部分も避けては通れない。 むしろ剥き出しにして描かれてる気がして衝撃を受ける。 この一巻は永久保存…
1巻から9巻まで大きな起承転結はあるとして、話の筋は、罪を犯してしまった高校生たちがどうなっていくか。 ヤンマガということでお色気で合ったりバイオレンスなシーンもあるが、話はちゃんと登場人物の行動を丁寧に追って行っている。 どう収束させるんだと思っていたが最後も納得できる終わり方。 大ゴマでどちらかというと映像作品に近い漫画作り。 ラストまで一気に読むのをおすすめする。 印象的だったシーンは最後のトビオの「待ってたぜ〜」とシャツの前を寛げて刺せと言わんばかりに見せつけるシーン。 人に読んでもらって面白かったかどうかだけでも聞いてみたい。
いくえみ漫画でどれおすすめかって聞かれたら自分的にはこれを一番におすすめする。 本棚に全巻あって定期的に読み返してる漫画。 個別の話なのに、全部読むと一つの話、一つの時間軸になってる、こういう描き方される作家は天才だと思う。 これもそんな感じ。 バラバラの話だけど実は繋がってる感じ。 主人公の為に脇役が存在してるわけじゃなく、それぞれが各々の人生を生きている。少女漫画としても漫画としても完成度が高いのではないかと思う。 一巻のカンナ編を読んだ時に泣いて、しばらく経った今読んでもやっぱり泣いたので、泣ける名作としても推したい。
今読んでも名作に変わりない ジャンプの黒塗りの見開きページは今でも印象的すぎて覚えてる DEATH NOTE新作読み切りも面白かった 名前を書いたら死んでしまうノートという設定でキャラクターは生きてこの世界のどこかにいる人間がモデル だからどの時代でやっても漫画になる、気がする。 人間の死が軽く扱われすぎてていろんな意見があるかもしれないけれど、漫画のテーマはそこにはないので不快な印象を抱いたりはしない。 またこのくらい読み応えがある漫画が読みたい。
まだ最初ですが、面白いです。 「アニメイトに行きたい〜」という普通の一般的な子供の目線から自然と不思議な現象に巻き込まれていく。 広い日本。辺鄙なところ、ましてや離島に行ったらこんなヘンテコなことが起きてもおかしくはない! 流れてきた木の何かを洗ってみたらフクノカミだったりしてもおかしくない。 違和感なく不思議な漫画の世界に引き込まれる。 劇的に何かが起こるというよりは、日常が知らないうちに何か別のものになっていく感じ、すごいと思います。 おすすめです
ストリートファイト好きなら避けて通れない作品 柴田ヨクサル作品は「これが描きたい」と言う思いがそのまま漫画になってて嫌いになる要素がありません。 将棋が描きたい、ストリートファイトが描きたい、むちむちの女性が描きたい、そのまま漫画にできるのは本当才能だと思います。 今連載中の東島丹三郎は仮面ライダーになりたい、ブルーストライカーで少しでも興味を持ったら古い作品も読んでみることをおすすめします。
アクションの画力も惚れ惚れしますが1話1話の完成度も高いと思っています。 アメコミ×和風というみんな描いてみたいと思うものをここまでさらっと描けてしまうのは羨ましい限り! あとスチームパンクと西部も入ってますね。 めちゃくちゃかっこいいです
最強を目指す少年少女の鍛錬って感じです。 槍術、剣道、剣術、薙刀。 素人目には違いがあんまりわからないんですけどバトルシーン(手合わせ)でのスピード感半端ない!かっこいい!! 緩急もあって全く飽きません。 正直主人公のさくら以外みんな最初っから最強です。 そこだけは現実的じゃない…かな。 最初の方の話、悪漢に絡まれて高校生と中学生で戦うシーン。 シチュエーションとしてはめちゃくちゃベターなのにすごい面白い! 武術を実践に持ち込むとこうなる、みたいな薀蓄好きなのでワクワクしました。 真剣だと人を殺してしまうから踏み込めない、竹刀だと全力で叩けるってのは面白い。 性格やばいけど剣術の桃山がイケメンで好きです。
様々なフォビア(恐怖症)を取り扱った短編オムニバス 派手にビックリさせるわけではなく、不気味に心を抉ってくる感じの後味の悪さがたまらない