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天沢聖司
天沢聖司
2021/11/25
圧倒的画力で描き出されるK-POPアイドル沼という熱き侠(おとこ)の世界 #1巻応援
とんでもない傑作でした。沼にハマったことのある全ての人に配って贈りつけたい最高の推しごとコメディでした。 漫画読んでて「あまりにも萌えすぎたためいったん本を伏せて休憩」ってよくあると思うんですけど、笑いすぎて休憩取りまくった漫画はこれが初めてです。そのせいでものすごい時間をかけてさきほど読み終わったのですが、今年まだあと1カ月ありますけど2021年一番好きな漫画は『やくざの推しごと』に決まりました。 まずはこの表紙をご覧ください。 ▽八田てき『やくざの推しごと』1巻表紙 https://i.imgur.com/bwCPiBw.jpg 美ッッッッッッ もはや美しい通り越して変態ですよね。マジマジと眺めてなんか綺麗なの光ってる〜と思ったらペンライト!コミックナタリーのニュースをチェックしててこの作品を知ったのですが、このペンライトに気づいた瞬間ジャケ買い決めました。 そんで1巻表紙めくってすぐのカラー絵よ。画力に連続で殴られてビビりました。見て↓ https://manba.co.jp/boards/147767 いま感想描き始めて気づいたのですが、時間かけて読みすぎ&笑いすぎでもはや序盤の方の記憶がやや曖昧になってます。 そもそも主人公である若頭・健の沼へのハマり方があまりにも模範的&理想的すぎて本当にヤバい。 ・パフォーマンス映像で推しと出会う ・ライブ初参戦で神ファンサ ・グッズ収集開始 ・推しの公式アカウントの投稿をチェックし始める ・それと同時にSNSで最新の情報収集/推しへの想いをツイート開始 ・初めてのグッズ交換 ・推し(と自分)が登場する創作小説を投稿 ・推しが訪問したカフェ(の座った席)に聖地巡礼し同じメニューを食べる ・ファンイベントの抽選の当確に一喜一憂する ・初期ファンしか持ってないグッズを欲しがる   みんなこれ見たこと・やったことあるでしょマジで。もう本当に休憩挟まないと読めないくらいおもしろい。ごくドゥさんのアカウントフォローしたいよ……! 健の推しである『ジュン』と『MNW』に対する、ファンゆえの高解像度の理解力を見ていると推しのいる人生って最高だなと、しみじみ思わされました。 ▽第1話(※2・3話も公開されてます) https://twitter.com/yatsuda_tk/status/1461650733942534145?s=20 ヤクザのおっさんのくせにリア恋レベルで推してる健も面白いのですが、そもそも健を沼に突き落としたお嬢がまたすごい。 1人の女の子の中に、ヤクザの娘らしい気迫とただのアイドル好きの女子高生が矛盾なく同居してて最高。1話の健の顔にチケットぺちぺちしてるシーンの堂に入った仕草はただのJKには出せない。先輩ファンとして健を導いていく姿も頼れます。かっこいい。 そしてこの漫画のすごいところは、アイドルさん達が本当にK-POPアイドルの顔してて美しくて説得力が半端ないとこですね。 あの独特のメイクの感じや韓国のモテ顔って感じの顔立ち……「花の顔(かんばせ)」と呼びたいくらい本当に麗しくて。楽曲聞いたり人柄をくわしく知ることのできない読者ですら思わず拝みたくなるようなカリスマが出てる。顔から。 超画力だからこそ描ける推しの尊さの説得力がここにはあります。 ▽八田てき『やくざの推しごと』第2話 https://i.imgur.com/a0oGNp3.png こんだけ書いても1mmも良さが伝わってる気がしない。 このページをグーッと下に行ったところにAmazonやらいろんな電子書籍サービスへのリンクがあるのでとりあえず買ってください。それしか言えねえ……。 もうあまりにも面白くて、なんでこんなすごい漫画を今まで知らなかったんだろう。もっと早く出会いたかった……という気持ちでいっぱいだったのですが、作中に登場する古参ファンのお姉さんの「これが自分にとって必要なタイミングだった」という言葉を噛み締めて今日を終えたいと思います。
天沢聖司
天沢聖司
2021/10/14
話題のやつはやっぱりすごい! #読切応援
サムネだけ見て「おっ、BLか?」と思ったら双子の皇子をめぐるガチガチにドシリアスな中華風歴史物語でした。普段ラブコメにしかクチコミ書かないと決めてるのに、すごいクオリティだったので思わず書いてしまいました。 https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496545162575 未来のシーンから始まって、どちらが玉座についたのかわかる状態で物語が読める構成が好き。 明確に才能に優劣のついてしまった双子というシンプルでわかりやすい設定でありながら、画力が抜群に高くてしかも服装からなにから描写がむちゃくそ丁寧なので説得力と物語の奥行きが半端ない。 特に最後の朝服図がカラーの演出がものすごくかっこいい…世界史の教科書に載ってそうなくらいリアル。 なんというか「ストーリーは少年マンガらしくシンプルで、画力は月刊青年誌並みの描き込み」という、作品の全体のバランスの取り方がすごい。 青年誌に載ってるとしたらなんとなくアフタヌーンよりはハルタっぽいなーと思った。 これで話も複雑だったら「少年」要素が薄くなってジャンプラの読者にこんなにウケてないんじゃないかなと思います。 作者の歴史愛がビンビン伝わってくるいいお話でした。 早く連載作品が読んでみたい! #読切応援
天沢聖司
天沢聖司
2021/10/06
現代的な戦場ド真ん中でもときめける。そう、少女漫画ならね。 #読切応援
camera
ノリで「ときめける」って描いたけど本当にときめけるかは人によるかなって感じです。自分も読んでてときめくというよりもフワァ〜〜〜〜ッって感じで言葉にならない感情が込み上げてきたので。ロマンティックなのは間違いないです! なんとなく南国っぽい場所で、かなり現代っぽい装備と自動で連射できそうな銃で、西欧を含む多国籍軍が何かと戦っている戦場が舞台。 フランスらしき国出身の新入りの兵士(女)が、自分をかばって負傷した異国出身の男性兵士を担いで安全な場所に運ぶ……という緊迫したシーンが描かれます。 面白かったですが、個人的には主人公が見た目も中身ももっとかっこよかったらときめけたな〜と思いました。 特に見た目が戦場にいるにはあまりにも少女漫画的すぎるというか。かわいくないと少女漫画じゃないし、激しい戦闘があったという『演出』でやっているのはわかっていますが、軍人ですから頭髪の規則は絶対あるはずなので、せめてリザ・ホークアイ中尉みたいに前髪は目にかからない程度かつ後ろはキッチリ結んでるくらいの実用性とリアリティは欲しい…!(ワガママですみません) あとすごくどうでもいいことだとは思うのですが、パッと見で白人にしか見えない男性(※謎の国出身)が「ジュ・テーム」という言葉を知らないところが一番気になりました。 この2つはどちらも掲載誌がりぼん・ちゃお・なかよだったら、もしくはこの世界が異世界と考えれば全く気にならないレベルなので、自分が求めるリアリティラインが高すぎるだけかも知れません…。 絵については瞳や髪の毛の描き込みが繊細で柔らかくてとても素敵でした。 作品自体のテーマも命を預け合う「熱いロマン」と「恋愛のロマン」を同時にやっていてものすごい意欲作だなと感じました。次回作も楽しみにしています! #読切応援