成富家の使用人として働くノラという女性は、当主の息子であるマコトと愛し合っていました。
しかし、結婚の約束をした翌日に彼は交通事故により他界。
身分違いの秘密の交際だったため、2人の関係は誰にも知られぬままとなってしまいました。

マコトの墓前で哀しみにくれるノラ。
そんな彼女の目の前に現れたのは、他家に養子に出されていた、マコトと瓜二つの双子の弟・ノゾムでした。

ノゾムは姿形はマコトとそっくりだけど性格は明らかに別人で、彼と接するうちにマコトとの思い出を壊されていくような思いを覚えるノラ。
そんなノラの様子に何かを察したノゾムは、彼女にある提案をします。

身分違いの恋、その恋人との死別、そして瓜二つの弟の登場と激動の展開が畳み掛ける中で、ノラはノゾムとどのような関係を築いてゆくのか、果たしてこの物語はラブストーリーとして紡がれてゆくのか、今後の展開から目が離せない作品です。

1巻まで読了

読みたい
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
放課後のサロメ

放課後のサロメ

「放課後、絵描くん手伝ってくれへん?」クラスメイトのナオミに誘われ、僕…レンジは人気のない美術倉庫室へ足を運ぶ。そして彼女のひそやかな「創作」のアシスタントをすることになる…。大阪の美術高校に突如現れた異形の才能・ナオミを前に、努力型の秀才・レンジのプライドはズタズタに引き裂かれる。「あんな発想、僕にだってできる…」強がるレンジだが、彼女の才能に徐々に魅入られていく。自意識と劣等感の間で身悶えるレンジ。彼女はライバルなのか、それとも…!?  放課後に行われる、エキセントリックで官能的な、秘密の創作…。大型新人が放つ鮮烈なアートと青春の物語。
目の前に現れた、亡くなった恋人と瓜二つの双子の弟 #1巻応援にコメントする