「放課後、絵描くん手伝ってくれへん?」クラスメイトのナオミに誘われ、僕…レンジは人気のない美術倉庫室へ足を運ぶ。そして彼女のひそやかな「創作」のアシスタントをすることになる…。大阪の美術高校に突如現れた異形の才能・ナオミを前に、努力型の秀才・レンジのプライドはズタズタに引き裂かれる。「あんな発想、僕にだってできる…」強がるレンジだが、彼女の才能に徐々に魅入られていく。自意識と劣等感の間で身悶えるレンジ。彼女はライバルなのか、それとも…!? 放課後に行われる、エキセントリックで官能的な、秘密の創作…。大型新人が放つ鮮烈なアートと青春の物語。
「放課後、絵描くん手伝ってくれへん?」クラスメイトのナオミに誘われ、僕…レンジは人気のない美術倉庫室へ足を運ぶ。そして彼女のひそやかな「創作」のアシスタントをすることになる…。大阪の美術高校に突如現れた異形の才能・ナオミを前に、努力型の秀才・レンジのプライドはズタズタに引き裂かれる。「あんな発想、僕にだってできる…」強がるレンジだが、彼女の才能に徐々に魅入られていく。自意識と劣等感の間で身悶えるレンジ。彼女はライバルなのか、それとも…!? 放課後に行われる、エキセントリックで官能的な、秘密の創作…。大型新人が放つ鮮烈なアートと青春の物語。
東北にある、バカでも入れる小さな美大。山の中にあって女子がほとんどの学校である。壁画の千葉と、日本画の本吉と、洋画の藤本は、同学年の気の合う仲間。冬の寒さも、制作の厳しさも、学生の楽しさも、将来への不安も分かち合いながら、共に過ごしている。真剣に創作をしながら。
天才絵師とイマドキ女子高生が暴れ描く! 誰にでも好かれる優等生の瓦木叶。しかし彼女は自分を良く見せたい計算高い女の子。そんな彼女にあの伝説の絵師・葛飾北斎のお化けが取り憑いた! 満足がいく絵が描けるまで成仏しないと宣言した北斎お化けに、叶の平穏な日常は崩壊する!!
舞台は埼玉県の、とある芸術大学。主人公は、デザイン学科2年の吉持 星(よしもち・せい)。デザインの才能はピカイチ、だけど潔癖症で人嫌い。もうひとりは、美術学科2年の園部明里(そのべ・あかり)。芸術的才能はないが、コミュ力と上昇志向の塊。明里は吉持の才能を目の当たりにし、それに乗っかろうと企むが……。ヘンな人や、ヘンな人になりたい人が集う芸大で、ふたりのひねくれた青春グラフィティが始まる!漫画誌・ハルタで異彩を放つ新鋭・山本和音の初コミックス!
舞台は大阪にある府立芸術高等学校。 主人公の喜多蓮二は実技入試をトップで合格し、周囲からも一目置かれる存在でした。 そんな彼のクラスに家庭の事情で入学から一月半ほど学校を休んでいた林原ナオミが現れたところから物語が始まります 物語の中心人物である蓮二とナオミとでは芸術に対する向き合い方や持っている才能、自分が創作活動を行う目的などに大きな違いがあります。 その違いを主人公の蓮二は鋭敏に感じ取って、彼の中ではナオミに対する嫉妬や焦燥、憧憬などの様々な感情が渦巻いていきます。 この作品は蓮二の目を通して描かれる芸術や創作活動、それに伴う才能についての物語であり、それに加えて美術高校という少し特殊な環境で紡がれる蓮二とナオミ、そして周囲の人々との青春の物語でもあります。 タイトルの『放課後のサロメ』は1話の冒頭カラーで描かれた4ページの場面を表していると思うのですが、この冒頭のページだけでも是非読んでみてほしいと思えるような、文字だけでは表現できない魅力が詰まった作品です。 1巻まで読了