高見 まこ(たかみ まこ、女性、12月6日生)は、日本の漫画家。東京都生まれ、千葉県育ち。血液型A型。千葉県立佐倉高等学校、武蔵野美術大学卒業。長岡造形大学非常勤講師。本名は渡部宣子。 夫は漫画家のわたべ淳で、堀田あきお、石坂啓らとともに手塚治虫のアシスタントの同期の仲間であった。 手塚治虫に憧れ漫画家を志し、手塚プロダクションに就職した。なお、当該項目に「高見の同期に寺沢武一、三浦みつるなどがいた」との記述がかつてあったが、堀田あきお『手塚治虫アシスタントの食卓』(ぶんか社)の内容によると、寺沢・三浦は同期ではない(堀田、石坂らは1978年入社、寺沢は1976年入社)。 1980年に『みどりのラブ・ステップ』(「LaLa増刊号」)でデビュー、同時に手塚プロダクションを退職した。1984年には初の連載『いとしのエリー』(「週刊ヤングジャンプ」)がヒットした。 「年下男性と年上女性の恋愛」の描写は絶妙で、代表作の『いとしのエリー』や『ふたりの気持ち』、『愛 虹の始まる谷から』などでも同様の描写がある。
明治17年岡山県にある造り酒屋の一人息子として生を受けた吾郎は、幼い頃から絵の世界に魅かれる。16歳の時、父親の不始末により一家は夜逃げに追い込まれ、吾郎は一人東京へ発つ。華やかな都会で愛に迷い、自由を求め、芸術を模索する…激動の芸術ロマン伝説!!
19世紀末、東京。陸軍中将の娘として生まれた浪子は幼い頃に母を亡くし、継母からの冷たい仕打ちに苦しんでいた。暫くして伯母の紹介で海軍少尉・川島武男との出会いをきっかけに浪子は新たな幸せな暮らしをつかんだかと思えたが、それは新たな苦難のはじまりであった…。
職場での重圧、妻との不仲…報われない人生に嫌気がさした小野寺弘樹は、思い出の桜の下で死を決意する。その時、たまたま居合わせた女性・陽子と思いが重なったその瞬間、落雷に見舞われた彼らの肉体が入れ替わってしまった…!!奇妙な事件に巻き込まれ、彼等の運命が動き出す。
大正時代、母と二人で東北の田舎から東京に出てきた少女、弥生。貧しい生活をしていたがある日、弥生はモデルのスカウトされる。美術学校のモデルをすると弥生の不思議な魅力により絵描き達は心動かされ、弥生はたちまち売れっ子モデルとなり蝶のように華麗に変貌していった。そして彼女は夢谷吾朗と運命の出会いをする…!
酒屋の一人息子として生まれた吾郎は幼い頃より絵画に惹かれ、自分でも絵を描いていた。そんな彼は16歳の時、父親の女性問題が原因で夜逃げに追い込まれ、単身東京へ向かう。都会で愛に迷いながら、絵画を模索する…――。
親が社長のお坊ちゃん・伊藤五郎。盲腸の手術をして安静にする為と会社に嘘をついて一カ月の休みをとり、南の島の別荘に飛んできた。そこの管理人の美也子は子供と二人で離れに住み込んでいる。そして五郎は美也子の娘・彩乃に会い、大きくなって変わった姿に心奪われていく……他4作品読み切り収録。
高校3年生で受験準備を始めた岡田寛は、予備校で、元兄嫁の冬実と再会する。兄の篤志と冬実は結婚して半年で離婚、義姉弟として生活していた頃から、気の合う寛と冬実だったが、彼女が家を出てから三年ぶりの再会であった。久しぶりに意気投合してテニスに出かけた帰り、寛は思わず冬実にキスしてしまう。そしてそれを目撃した篤志は…
女子校に新しく赴任してきた山下浩生(やましたひろお)は数年ぶりに義妹の久美子と再会する。ある日の放課後、久美子の誘いで久しぶりにテニスの打ち合いをした浩生の心境に徐々に変化が生まれ……。個性豊かな少女たちと織りなす、せつなく、温かなラブストーリー。
アメリカ帰り女子高校生、広瀬圭子。彼女は学校のアイドル的な存在で毎日のようにラブレターが来る。杉本雅俊はそんなレベルの高そうな彼女に遊園地のチケットを手に入れたからと広瀬圭子を誘ったらあっさりOKされた!しかし遊園地デート当日、杉本雅俊を待っていた彼女がだっこしているのは広瀬圭子の赤ちゃん!?
仲井貴一郎は同級生の藤田日和に頼まれ、女装をして逃げ出した歌舞伎役者の花嫁になることに!代役をしながら観た歌舞伎の世界に惚れ、仲井は歌舞伎の道に進む事を決意する…!情熱と嫉妬が渦巻く梨園で今、幕が上がる…!!
一話完結のオムニバス作品。タイトル通り夢でもみてるかのような、不思議な話がラインナップされています。どの話もテンポよく展開していくので、飽きずに読めます。そして最後は良きところに着地してくれるので、読後感が心地よい。個人的に2話の「Summer Night Rendez-vous」がとても好きです。
結婚式で起こったある事件をきっかけに、若者たちが歌舞伎の世界に足を踏み入れていく物語です。主人公の藤田日和と仲井貴一郎が前向きで情熱的なので、この2人には幸せになってほしいと思い入れてしまいます。さまざまな困難を2人で乗り超えようと努力する姿が素敵です。日和と貴一郎が入っていく歌舞伎の世界も面白いです。役者が裏でしている苦労とか、しきたりについても知ることができます。舞台に上がった役者の姿もとても美しいです。表情や衣装の描写がとてもきれいでした。
ぐうたらな高校生の晋平が、密かに憧れていた女教師絵理子と結ばれるまでの、手が届きそうでなかなか届かない恋愛ドラマ。教師と生徒のいわゆる禁断の恋ですが、それほど過激な性描写はなく、思春期に入った中学生や高校生くらいが読んでもよい内容です。
一話完結のオムニバス作品。タイトル通り夢でもみてるかのような、不思議な話がラインナップされています。どの話もテンポよく展開していくので、飽きずに読めます。そして最後は良きところに着地してくれるので、読後感が心地よい。個人的に2話の「Summer Night Rendez-vous」がとても好きです。