成り上がり、いい女を抱く。
有りていにいうと、そんな話でなんとも清々しい。
奴隷剣士だった主人公が脱獄し、その先で出会った吸血鬼に男として色々学んだ後(剣技とか性技とか)彼女のために国をつくることを誓う。
諸国を旅しながら見聞を広めつつ、困っている人がいれば助け、それがいい女だったら迷わず抱く。
それが、未亡人だろうと、娼婦だろうと構わず抱く。
このわかりやすくて、てっとりばやい感じが最高なんす。
相手が、未亡人だろうが、娼婦だろうが、奴隷だろうが、貴族だろうが、主人公のもつ謎の懐の広さで、女性陣を魅了していく。
それだけでなく、ストーリーが進むと国家の内紛に巻き込まれ、自身の目指す国づくりの足がかりにしていく野心的な国盗り要素もあって、これもまた読み応えがあります。
ほどばしる野心と性欲。
まさに漢の物語といえる作品です。
剣闘奴隷として育った男、エイギルにはたぐいまれなる戦闘の才能があった。奴隷剣士から成り上がり、敵を斃し女を抱きながら王国を設立!?戦乱の時代、今、ひとりの男の覇道がはじまる!
剣闘奴隷として育った男、エイギルにはたぐいまれなる戦闘の才能があった。奴隷剣士から成り上がり、敵を斃し女を抱きながら王国を設立!?戦乱の時代、今、ひとりの男の覇道がはじまる!