時は江戸時代、ゆきえは、元気な若奥様。だんな様の半四郎(はんしろう)、息子の太郎(たろう)と3人で、田舎から江戸の御徒の組屋敷へやってきた。半四郎はマジメな勤め人だけど、近所に住むナゾの侍・尾花(おばな)さまと出会ったことで、平和な一家はいつも大騒ぎ。出世争い、老いらくの恋、子供の病気に不倫騒動……時代は変われど、悩みは同じ、でも、ゆきえの周りは笑顔がいっぱい!!痛快!大和和紀の大江戸コメディー!!
剣を握れば、刀を纏った獣の如し!! 江戸時代、異形の化け物“もののて”の噂が飛び交う中山道街道筋。旅の娘・おこたは左右の手が逆についた奇妙な“逆手”の男・皆焼と出会う――。泰平の世の忍たちは日々働いていた! 世知辛くも壮大な“江戸忍稼業”堂々開幕!!
群雄割拠の戦国時代が徳川によって終結し、秩序の世が開かれた十七世紀初頭。播磨の国の姫路城には、城好きの平民・虎次が天守閣を眺め、石垣に貼り付いては城を堪能していた。そんな折、突如異様な姿をした化物に襲われる虎次。どうやら城の回り一帯が恐るべき化物に包囲されていたようで?織田信長、武田信玄、上杉謙信といった死んだはずの戦国武将が復活!完成したばかりの姫路城に一斉に襲い掛かる!!
天才浮世絵師・写楽の娘のたまきは十五歳。版元でもある養父から、春画を描くため、幼なじみに抱かれておいでと命じられ…!? 天才ひしめく江戸浮世絵界に、少女絵師の恋の花ひらく!
「私の中には“女”がいない…?」江戸の剣術道場の紅一点・寒竹すずは男を打ち倒すほどの腕前。彼女が稽古に明け暮れる理由は女性らしく振る舞うことへの違和感で… 武芸者、夜鷹、大店の娘、尼僧、そして下手人… 幕末の江戸に生きたさまざまな女性の暮らしぶりとそれにまつわる悲喜こもごもを鮮やかに活写!
「浮世のドリームを、粋にいなせに、マジカル☆パワーア~~ップ!」ネコ型妖精・ニャン太郎が「真の魔法少女」を探し求めて、お江戸の町を右往左往! 『くまみこ』の吉元ますめが贈る、マジカル☆お江戸ストーリー!
江戸時代のとある村。木を切り草を刈って生活する村人たちの前に1人のお奉行さんが立ちはだかりこう言った。「幕府が出した“土砂留令”に従い木の伐採や草刈りを禁止する!」確かにこの頃の江戸の人里近くの山は“はげ山”ばかり。はげ山は、土砂崩れ・洪水・干ばつなどの悲劇を生み続けていた。…ただこれに村人たちは大困惑! なんとかこの藩令を逃れたい! そこで村人たちがとった仰天行動とは?
江戸時代。幼馴染みの少女がお家存続のため殿様となる“大嘘”を守るため、腰抜けの少年は侍となる… 『マコトの王者』の福井あしびが描く嘘か真か青春時代劇、第1巻!!
江戸で評判の腕利きの錠前屋、錠之介には裏の顔があった。心の闇が開く時、人は魔に憑かれる。その魔を錠に封印することを“枢(くる)り”という。錠之介の裏の顔、それは江戸の町にはびこる魔を封印する“枢り屋”である!『勇午』の赤名修と劇団☆新感線の座付き作家、中島かずきの最強タッグが産み出す大江戸魔物アクションストーリー。中島史観が赤名修の超絶無類な筆で繰り広げられる、極上のエンターテインメント!
水戸光圀の諸国漫遊世直し旅…。しかし、その実態は格さん、助さん、くノ一がたくさん命を落としている危険な旅だった!! 貧乏侍の井上進ノ助は、貧乏から脱却しようと水戸藩の剣術指南役の仕官試験に飛びつくが、それは、死んだ“助さん”に代わる、次の“助さん”を決める試験で…!? 光圀公の指示の許、残虐な試験が始まる!!
不義密通は、死罪の時代――真面目一本槍に生きてきた髪結い(=床屋)の久蔵は、ある時、魔が差して幼なじみの与三次の女房・おえんと不義密通(=浮気)。そして彼女の“ある望み”を叶えてしまったために、生き地獄を彷徨うことに。「劇画」を標榜する時代劇の実力派が、江戸の町の暗さや生き辛さを容赦なくリアルに描き出す、衝撃のノワール時代劇!
水戸黄門シリーズでは、格さんがうっかり格さんに降格させられるが、うっかりぶりがなかなか板につかず、失格。また、蘭の章で、黄門様が三代目に。なかなかなじんでもらえない黄門様は「つかれました。旅に出ます」と書き置きを残して、消えてしまう……。どうする!?助さん、格さん。そしてうっかり八兵衛、ついでに弥七。
長年の苦労の末に今井藩の剣術指南役に任命され絶頂にあった鮎川井左衛門だが、それから数年後、仕えていた今井藩は取り潰しになり、仕官先を求めて江戸に出るも誰にも雇われないままで妻子に負担を強いていた。大金を用立てした金貸しは、今流行りの商売そば屋をすることを提案するが、武士にこだわる井左衛門は首を縦にふらないでいた。しかし娘の死をきっかけに…。本当に大事なことは何か、生きることとは何か。笠太郎が送るヒューマンドラマ。
時は江戸時代。父の仇討ちのため江戸へやってきた少女剣士・鈴は、宿泊した旅籠で、「天狗」と名乗る謎の武装集団によるたてこもりテロ事件に巻き込まれる。窮地を救ったのは、「猿(ましら)」と呼ばれる女性だけで構成された対「天狗」部隊だった。猿の戦士、目耳口が不自由な月(つき)は、圧倒的な体術で天狗たちを倒してゆく。一癖も二癖もある「猿(ましら)」たちと、「天狗」の戦いを描くハード変格時代アクション! 遠山金四郎や徳川家斉、ジェームズ・モリアーティなども登場! 帯は相原コージ!
男子禁制、閉ざされた花園“大奥”に金髪、青い瞳の新人女中がやって来て…。先輩女中との確執は!? 将軍家斉との床入りは!? 現代社会で恋に仕事に悩む女性にこそ読んでほしい本格ラブコメ、時代を超えてワイドに登場です!!
江戸時代、恐竜はまだ絶滅しきっていなかった! 城下町に現れた肉食竜に、脆弱な人間に打つ手は無い。なす術なく喰い殺されていく人々の渦の中、御用聞きの銀二は偶然から手にした伝説の武具で活路を見いだす! コミックDAYSでの連載が大好評の大型パニック・アクション・アドヴェンチャー、待望の第1巻!
▼第1章/猿山(カミナリ/孤猿/伏兵/旅立ち/恋鳴き/逃げ水/帰還)▼第2章/谷地湯(道づれ/下剋上) ●主な登場人物/カミナリ(第一位のボス猿。メスたちからの信頼も厚く、確固とした地位を保つ)、ダルマ(第二位のボス。おっとりした性格)、キズ(第三位のボス。気性の激しい性格)、歯ッカケ(第四位のボス。四匹の中で一番若い) ●あらすじ/領地没収になった日置藩領内に、廃城をねぐらにする猿の群れがあった。第一位のボス・カミナリを筆頭に四匹のボス猿たちが群れを統括していたが、ある日、テリトリー内に一匹のよそ者が現われる事件が発生。さっそく第二位以下のボス猿が撃退に向かうが、あっけなく敗北し、ついにカミナリとの睨み合いとなる。よそ者は何を思ったか、その場は戦わずに森へと帰っていくが、その後も群れの付近につかず離れずで居座り続け…(第1章)。
元祖プロデューサーここにあり! 数々の名作を世に送り出した敏腕プロデューサーにして、出版社社長かつ書店経営者の一流ビジネスマン! まさに時代の寵児である蔦屋重三郎の獅子奮迅の活躍譚! デキる男は吉原生まれの最強の人たらしだった…!? 江戸風俗も満載の痛快歴史4コマ!
がんばれ蔦屋ちゃん
時は江戸時代──。訳あって便利屋稼業を営む女剣士の里江と、商いはからきしだが、おしゃべりだけはめっぽう上手い周助がひょんなことからコンビを結成!?八百八町に蔓延る悪事は、この二人にお任せあれ!空前絶後の人情時代活劇、ついに開幕!!
江戸時代に隆盛を極めた日本独自の数学「和算」。和算家の父に育てられた主人公・米倉律(よねくらりつ)は、ひょんなことから知り合った南町奉行同心で、飄々とした中年男・深井転(ふかいうたた)とともに江戸で起こる難事件を次々に解決していく。律の目にはすべてが和算の問題に写り、問題を解くことは三度の食事より歌舞伎役者より大好き!そしてその夢は、失踪した父といつか巡り会うこと……計算によらず思考で勝負する、思わず解きたくなる問題が全編にちりばめられた和算ミステリードラマ。
時は江戸――…京。その市井を守るのは、「ささめの親分」こと岡っ引きの仁兵衛。頼りになって男前な彼の唯一の欠点は独り言が多いこと。しかし、そこにはヒミツがあって…。かわいい“ねこまた”と仁兵衛の家と人情と可愛さの4コマ&長編の物語開幕!!
遊女の世話や雑用をしながら、遊女という生き方を学んでいく“禿(かむろ)”と呼ばれる少女たち。彼女たちが自分の姐さん方を“オイラん姐さん”と呼んだことから、“花魁”という言葉が生まれたとか――。吉原・新嬉楼(しんきろう)の禿・なみじの“オイラん姐さん”は、地獄太夫と呼ばれる橋立花魁。琴の演奏を間違えるなみじをキセルで叩いたり、客にロウソク責めをしたりと、性格のキツさ、エゲツなさからその通り名がついていた。そんな姐さんから「花魁になってどうするんだい?」と聞かれたなみじは、「素敵な人に身請けされて……」と答えるが、「フン、青臭い夢だね。捨てちまいな、そんな夢」と言われてしまう。“自分の夢をつぶされた”と落ち込むなみじだが……。吉原に生きることを運命とされた禿・なみじが見た遊女たちの世界とは?お江戸吉原遊女ロマン!!
花の大江戸八百八町に、ひとりの男が帰ってきた。渋井柿之介、自称「限りなく渋い(ニヒルな)男」見参! この男、弱きを助け強きをくじく天下無敵の剣客なのだが、女性とお金に、ハンパなく弱かった。柿之介の行く所、ちっちゃな問題が大事件に発展する!!
AKB49の作画でマガジン連載をしていた宮島礼吏先生の単独作品。宮島礼吏作品の持ち味である、キャラクターの生きた表情とここぞ!という台詞の使い方が絶妙で連載で読んでいて1話にちゃんとグッとくるポイントがある、そんな作品…だったのに…いきなりの途中からネット連載へ移行…ネット連載が悪いとかではなく…あの紙独特の迫力、躍動する線を描ける人を何故ネットへ…未だに疑問は残る。。。ネット連載だから面白くなる作品、紙だからこそ面白い作品、得手不得手はあると思うんだけどなぁ。。。