本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
※本棚・フォローなどの各アクションメニューはこちらへ移動しました(またはフローティングメニューをご利用ください)

がんばれ蔦屋ちゃん

蔦屋重三郎という人物は、 知っている人は知っている、というか、 もしかしたら謎の天才浮世絵師・写楽を 世に送り出した版元の経営者として 有名な人物かもしれません。 しかしただそれだけの人物ではなく、 今よりも娯楽が限られていた、というか 生活するだけで色々と大変で、という時代に 各種娯楽をプロデュースして世に送り出し、 それを生業として繁盛させており、なかなかの ヤリ手ビジネスマンだったと言えるでしょう。 そういうヤリ手、切れ者というと、マンガ的には 大人物でセンスがあってそれでいて金銭感覚がシビア、 という少しクールな完璧人間に描かれがちです。 しかし、この漫画の蔦屋重三郎は「蔦屋ちゃん」とでも 呼びたくなるようなカワイイキャラに描かれています。 他の登場人物(とくに歌麿)に振り回されますし。 作者の桐丸ゆい先生が江戸文化を愛する方らしく、 史実にそった範囲の中で、蔦屋、歌麿、写楽などの 喜怒哀楽に満ちた江戸生活が愛らしく描かれています。 吉原が舞台の話もあります。 なんせ吉原ですから光と影というか、陰鬱な部分も 実際には存在したでしょうけれど、 このマンガは良い意味で江戸文化の愛すべき部分を カワイイ絵で描いていて、明るく楽しめるマンガです。 ゴロゴロしてばかりで働かない歌麿や 吉原で女郎として働く女性たちなどを描きながら。 江戸文化の良い面を味わえるマンガだと思います。

名無し
『江戸の蔦屋さん』のクチコミ投稿
クチコミで好きなマンガを広めよう!
話題の種類
「マンガのクチコミってどうやって書けばいいの?」という方へ!選んだ話題に応じた書き方のヒントや例文を表示します。初めての方は、練習用ページで気軽に投稿の練習をしてみてください。
タイトル
本文
江戸の蔦屋さん
江戸の蔦屋さん
桐丸ゆい
桐丸ゆい
あらすじ
元祖プロデューサーここにあり! 数々の名作を世に送り出した敏腕プロデューサーにして、出版社社長かつ書店経営者の一流ビジネスマン! まさに時代の寵児である蔦屋重三郎の獅子奮迅の活躍譚! デキる男は吉原生まれの最強の人たらしだった…!? 江戸風俗も満載の痛快歴史4コマ!
江戸の蔦屋さんの情報の提供お待ちしてます!
掲載している内容の誤りや、この作品に関するおすすめの記事、公式情報のリンクなどはこちらからお送りください。みなさまのご協力をお願い申し上げます。
蔦屋重三郎という人物は、
知っている人は知っている、というか、
もしかしたら謎の天才浮世絵...

おすすめのマンガ

神田ごくら町職人ばなし

神田ごくら町職人ばなし

「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」 ただひたすらに、ひたむきに…… 桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。■桶職人 覚えときな。木ってのは生きてんだ──木を見つめ木と生きる桶職人の一日。■刀鍛冶 自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は… ■紺屋 友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが… ■畳刺し 明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で… ■左官(一、二、三) 土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…

バジリスク~甲賀忍法帖~

バジリスク~甲賀忍法帖~

江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀(こうが)と伊賀(いが)という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮(さつりく)合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)は深く愛し合っていた――。時代に翻弄(ほんろう)される忍術使いたちのあまりにも過酷な運命の幕が上がる!!

バジリスク ~桜花忍法帖~

バジリスク ~桜花忍法帖~

『バジリスク ~甲賀忍法帖~』で、甲賀と伊賀の忍たちが徳川家の世継ぎ争いのため命を散らしてから十年の月日が流れた……。平穏を取り戻したかに見えた忍たちに、今、新たなる脅威が襲いかかる!! 忍の里の若き棟梁・甲賀八郎と伊賀響に秘められた力「桜花」を狙い、超絶の秘術を操る正体不明の五人組「成尋衆」が現れる。それは十年前の殺戮合戦をも凌ぐ、恐るべき戦いの幕開けだった!!

つらつらわらじ 備前熊田家参勤絵巻

つらつらわらじ 備前熊田家参勤絵巻

時は寛政、江戸も半ばを過ぎた頃、「備前蜂」の紋を掲げた岡山藩熊田家藩主・治隆(はるたか)は、家臣と人足たち数百人を引き連れて、参勤の旅に出た。行列には、治隆を疎んじる幕府老中・松平定信(まつだいら・さだのぶ)の密偵も紛れ込む。江戸までの道のりは、その距離以上に長く、波乱で満ちていた。

武士のフトコロ

武士のフトコロ

貧困にあえいだ江戸時代の侍たち! 下級武士の年収は114万5千円!!! 50俵3人扶持の飛田家の次男にして二刀時中流の堀井道場・師範代である飛田蔵之丞。今はまだ何者でもない蔵之丞は、大藩へと仕官し、大金を掴むという夢を抱く!! 武士の懐事情からキビしかった暮らしの実態に迫る! 剣と銭で成り上がれ! 大江戸リアル時代劇堂々開幕!! リアルを知れば“江戸”がもっと身近で面白くなる!

公家侍秘録

公家侍秘録

【京には秘められた武技があるーー公家の侍にして名刀を守る《刀守り》の時代活劇、ここに見参!】古より公家には、名物・名宝を愛でる心から《もの守り》をする者を置くと云われている――。時は江戸、かつては天皇のそば近くに仕えた名門・日野西も今や無役の貧乏公家…。心優しき当主・晴季と食いしん坊姫・薫子に仕えるは、見目麗しき公家侍の天野守武。だが守武には公家侍とは別に、日野西家に代々伝わる宝刀『粟田口久国』を守る《刀守り》の役目も仰せつかっていた。その家宝を狙い悪だくみを目論む武家が、薫子誘拐を企てていると知り――。そのほか、公家荒らしの魔の手が名刀『久国』に迫る「公家荒らし」、おてんば姫・薫子が妖しき茶会に誘われる「京の花闇」、守武そっくりの若宮に秘められた母子の愛「びんぶく」、友との再会と主従の憂う恋が咲く「古筆守り」、幼き日の守武に繋がる怪事件「幻術」を収録。

いちげき

いちげき

時は幕末……… 大政奉還後、江戸幕府との武力決着を望む薩摩藩は幕府を挑発すべく、江戸にたむろする浪士たちをかき集めて「御用盗」なる武装集団を結成、「攘夷のための資金提供」を名目に夜な夜な江戸の商家を襲わせていた。そのころ、江戸近郊の村々から百姓たちを集めた「選抜試験」が行われ各村から力自慢で有名な猛者たちが終結していた。選抜試験を仕切る侍たちの狙いは? 選抜試験後に待っているものは?

無限の住人

無限の住人

父を殺し、母を攫(さら)った剣客集団『逸刀流(いっとうりゅう)』に復讐を誓う少女・浅野凜(あさのりん)は、「百人斬り」の異名を持ち、己の身体に血仙蟲(けっせんちゅう)という虫を寄生させることで不死の肉体を持った剣士・万次(まんじ)を用心棒として雇い、逸刀流の統主である宿敵・天津影久(あのつかげひさ)を追う旅を始める――。