鈴木 あつむ(すずき あつむ)は日本の漫画家。
人生の終わりに、アナタは何を食べたいですか?穏やかな死を迎えるための施設〈ホスピス〉。医者と料理人というふたつの顔をもつ男が、死を目前にした患者の心を癒す――。
遊女の世話や雑用をしながら、遊女という生き方を学んでいく“禿(かむろ)”と呼ばれる少女たち。彼女たちが自分の姐さん方を“オイラん姐さん”と呼んだことから、“花魁”という言葉が生まれたとか――。吉原・新嬉楼(しんきろう)の禿・なみじの“オイラん姐さん”は、地獄太夫と呼ばれる橋立花魁。琴の演奏を間違えるなみじをキセルで叩いたり、客にロウソク責めをしたりと、性格のキツさ、エゲツなさからその通り名がついていた。そんな姐さんから「花魁になってどうするんだい?」と聞かれたなみじは、「素敵な人に身請けされて……」と答えるが、「フン、青臭い夢だね。捨てちまいな、そんな夢」と言われてしまう。“自分の夢をつぶされた”と落ち込むなみじだが……。吉原に生きることを運命とされた禿・なみじが見た遊女たちの世界とは?お江戸吉原遊女ロマン!!
清く正しく、口答え。ラッパー・呂布カルマも大注目の 新機軸法廷バトル! ここは北町奉行所。過去の判例を蓄積し、罪人の量刑を吟味する部署《例繰方》に、減らず口最強と名高い《例繰方同心》平津内之介がいた…… 【御定書百箇条】をはじめとした実在法典による 法律ガチ口ゲンカ《言の刃仕合》で罪を斬る! 新機軸・大江戸リーガルバトルエンタメ開幕! (著者) 鈴木あつむ 法廷ものや刑事物など、青年誌を中心に著作多数。過去作に『検察官キソガワ』『ドーラク弁護士』など。
鈴木あつむ先生『ドーラク弁護士』が、合本版として登場! 「勝ち目は少ないですが一緒に頑張りましょう!」 そんな弁護士にはなかなかお目にかかれないし、依頼すれば費用は高い。もし、親身になってくれる上に費用も安く、美人秘書が3人もいて、面白い父親までいるような弁護士がいてくれたら― ここにいました! 合本版全4巻。
料理好きは必読! コミック乱ツインズで人気のグルメシリーズ連載が1冊に!! 食材の絵を描き、料理も作る浮世絵師・歌川芳芳とその妻・ヨリ、二人がおりなす美味しい日常。おしどり夫婦の日々を彩るのは、心もお腹も満たしてくれる手軽でうまい江戸グルメ。たまごふわふわやねぎま鍋など、今日から作れる江戸メシを20本収録!
「勝ち目は少ないですが一緒に頑張りましょう!」 そんな弁護士にはなかなかお目にかかれないし、依頼すれば費用は高い。もし、親身になってくれる上に費用も安く、美人秘書が3人もいて、面白い父親までいるような弁護士がいてくれたら―― ここにいました!
ストーカー被害は、警察が逮捕すれば終わりではない。接近禁止の命令をストーカーが守るかどうかも分からず、たとえ収監されたとしても2年後には出所となる。被害者は似た姿を見るたびに怯えつづけなければいけない。被害者が心の底から安心して暮らせるようになるのは容易ではないのだ。解決人・仙波菜奈は、ストーカー犯罪の真の解決には加害者の心の救済が必要不可欠という信念のもと、今日もストーカー被害の相談にのるのだが――。NPO法人ヒューマニティ理事長としてストーカー問題に携わる小早川明子を監修に、人の心の闇を描くサスペンスコミック!
「私がベストを尽くします!!」弁護士の正義乃味方(マサヨシノミカタ)は現在こそ大金持ちだが、貧乏だった少年時代の苦しみを忘れず、弱者を法という刀で守ろうとするその名の通り正義の味方。億万長者で何かと口を挟む父・内蔵助と、個性的な美人秘書3人に囲まれて、今日も依頼人のために奔走する。ドラマ化もされた鈴木あつむの痛快法廷漫画がココに開廷!
元・動物行動学者の木曽川(きそがわ)は「生まれながらの悪人はいない」をモットーに、数々の犯罪に立ち向かう凄腕の検察官。ある日の深夜、住宅街にあるコンビニ前で拳銃乱射事件が発生。撃たれた3人は全員即死。現場で現行犯逮捕された被疑者は13歳の少年だった…。法律の隙間を狙った、許されざる犯罪とは? テレビドラマ化された、魂の震える法曹ストーリー第1巻。
田舎町の警察寮、植物だらけの一室に住むのは、超天然な女刑事・園田チカ。オレオレ詐欺に引っかかる、死体はNG、事情聴取では相手に感情移入して大泣き…。刑事として欠点だらけの彼女だが、“元植物学者”独特の推理は難事件を解決に導く――!そして、都会からやってきた熱血刑事・大山と出会い…?迷コンビと植物が織りなす、新感覚ゆるふわミステリー!
お高くとまりながらも陰のある花魁が主人公で、彼女を中心に情念渦巻く吉原の人間模様を描く…。そんな内容だと想像していましたが、本作はその先入観とはかなり違う、ずっと小気味の良い作品で、たっぷり堪能させて頂きました。主人公は地獄太夫と呼ばれる橋立花魁。どんな鬼のような花魁かと思うでしょうが、これはその技からついた異名。施虐の芸使い、そう、今でいうSMの女王様なんです(2巻の表紙でろうそく持ってます)。よく言えば客がどうして欲しいかを読み取る才能に長けている、悪く言えば変態専門の橋立花魁は人気も上々。で、この橋立が馴染み客と息の合った攻防?や、成り上がり者と意地の張り合い、はたまたとある武士と真剣勝負を繰り広げる。そのさまは上等な小話や落語を見ているようで、まさに”粋”のひと言。また著者はこの時代の吉原をずいぶん調べたようで、「えっ、これで避妊してたの」なんて薀蓄ネタも拾えます。3巻以降は単行本が存在せず、雑誌からの電子化で少々アラのある造りにはなってますが、野暮なことはいわずに楽しんでもらいたいですね。
ホスピスで患者が最後に食事を医師であり料理人である主人公が作る漫画 読みやすいし感動を押し付けない感じがよかった。 主人公の髪型をあえてこれにしたのは強い意志を感じる
お高くとまりながらも陰のある花魁が主人公で、彼女を中心に情念渦巻く吉原の人間模様を描く…。そんな内容だと想像していましたが、本作はその先入観とはかなり違う、ずっと小気味の良い作品で、たっぷり堪能させて頂きました。主人公は地獄太夫と呼ばれる橋立花魁。どんな鬼のような花魁かと思うでしょうが、これはその技からついた異名。施虐の芸使い、そう、今でいうSMの女王様なんです(2巻の表紙でろうそく持ってます)。よく言えば客がどうして欲しいかを読み取る才能に長けている、悪く言えば変態専門の橋立花魁は人気も上々。で、この橋立が馴染み客と息の合った攻防?や、成り上がり者と意地の張り合い、はたまたとある武士と真剣勝負を繰り広げる。そのさまは上等な小話や落語を見ているようで、まさに”粋”のひと言。また著者はこの時代の吉原をずいぶん調べたようで、「えっ、これで避妊してたの」なんて薀蓄ネタも拾えます。3巻以降は単行本が存在せず、雑誌からの電子化で少々アラのある造りにはなってますが、野暮なことはいわずに楽しんでもらいたいですね。