風雲児たち
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

歴史大河ギャグ漫画の傑作が登場!!幕末に大活躍する維新の志士たち、そこにいたるまでの日本には「なが~い」歴史がある!!話はさかのぼって、四百年前の関ヶ原では…。ギャグマンガ初の試み、著者懇親の「ギャグ注」付き!!新しい歴史観が話題を呼んだ、第8回手塚治虫文化賞特別賞受賞作品!!

連綿と連なる歴史

中学時代、あまりに田舎すぎてエロ本を入手できなかった私は、思い余って図書館で林美一先生の春本解説本に手をだしました。そこには「好色一代男」など有名作品はもちろん、もうタイトルも思い出せないたくさんの作品が紹介されていました。その中で、ひとつだけ『長枕褥合戦』という作品は覚えています。たしか、北条政子と弓削道鏡の血を引く男があれやこれやする話だったように思いますが、この作者が実は平賀源内だったと知ったときはたいそう驚きました。江戸時代にエレキテルを発明して見世物にした、色物親父ではなくて、本物のイロモノ親父だったとは…。もちろん平賀源内の功績はそれだけではありません。多才な平賀源内の具体的な人物像を知ったのが『風雲児たち』です。  『風雲児たち』の連載開始は1979年で、30年たった今も続いています。当初は幕末だけを描くはずだったのが、幕末にいたる様々な伏線を根っこをちゃんと描くため関ヶ原の戦いからはじめたという経緯があります。その結果、260年以上におよぶ江戸時代の通史に『風雲児たち』はなったのです。  そこには教科書の味も素っ気もない、のっぺりした記述では知りえなかった数多くの魅力的なキャラクターが登場しています。保科正之、田沼意次、高山彦九郎、江川太郎左衛門英龍などなど、枚挙に暇がないというのはまさにこのこと。  彼らが魅力的なのは、信念をもっている人間として描かれているからです。その信念が、個人的ものであれ社会的なものであれ、こうしたいという信念をもち、抗う姿に心が動かされるのです。江戸幕府という、全体としては250年以上も続く安定した社会には、細部では様々な矛盾や齟齬や一部の人間の犠牲がありました。変化をとてもいやがる社会の目を気にせず彼らは彼らが思う最善を尽くす…。そのような“風雲児”が描かれた物語が面白く無いはずがありません。  連綿と連なる風雲児を追っていくことで知らず知らずに江戸時代の歴史の“流れ”がわかる。そういった稀有な作品なのです。

名無し
豊作でござる!メジロ殿
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

ちさかあや(郷土を愛する実力派)×原恵一郎(漫画家兼農家) 長野県在住コンビが贈る、信州・幕末農業ドラマ!! 人の向上心が農業の発展を促す! 農政を司る郡奉行・目白逸之輔の周囲にはいつも農事にまつわる無理難題と悲喜こもごもが……

侍、農業技術を集約する!幕末農業ドラマ!!

新刊が出た時にあまりの表紙の良さにジャケ買いしたマンガ。1話もすごく面白くて、先を読むのがもったいなくて長いこと積読してしまいました。『豊作でござる!メジロ殿」 は、重要な命綱である農業生産の拡大に欠かせない、農作にまつわる知識・技術を記した「農書」を編纂する侍「郡奉行」を描いた物語。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,dpr_2.0,f_auto,fl_lossy,h_365,q_80,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/book/regular_thumbnail/278872/eae4999a-0b98-4956-b939-ae71812028ea.jpg **主人公の目白は、蟲師のギンコのように山を超え農村を渡り歩き、農民たちと共に田畑へ入り土をいじるとても感じの良いお侍さん。** 行く先々で、村人たちが不作で困っていることがあれば、所持している農書や自身の経験から改善策を指導してやり、原因がわからないなら懸命に追求し解決に導いていきます。 メジロ殿と村人たちのやり取りは人情に溢れ、また農業指南の部分はすごく論理的・科学的で読み応えがありすごくいい…!科学捜査ドラマとDASH村と田舎に泊まろうと時代劇と一緒に見ているような満足感があります。https://i.imgur.com/5GluUpy.png (『豊作でござる!メジロ殿』原恵一郎/ちさかあや) 原作の原恵一郎先生は漫画家兼農家だそうで、**作中に登場する当時の人々が経験則から見つけた技術を、現代の知識で解説するのが非常にうまい!**わざとらしさやクドさが全くなくて超スマート。 特にすごいなと思ったのが、昆虫食のパート…! 農業をテーマにした作品でありながら、「食糧問題は、農業生産拡大でしか解決できないわけではない(※2013年にFAOは食糧問題解決策として、昆虫食についての報告書を公開しています)」ことを描いているんです。 だからこそ、美味しく食べられる野菜・穀物増産の重要性を感じましたし、農業以外のことを描くことで物語に広がりを感じられて本当にすごい…! 絵が本当に魅力的で、言葉遣いには現代的な和製漢語も取り入れて書かれており、読みやすくわかりやすい。できるだけ長く続いてほしい…そしてJAとか小学校とかに置いてほしいマンガです…!! https://manba.co.jp/boards/109227 【余談】 原先生がこの作品を描くきっかけになったこの「農書」について、読み終わってから、実際にどんなものがあるのか簡単にググってみたのですが、日本最古の農業書『農業全書』は1697年に出版されているとのこと。現代語訳を読んでみたくなりました。 https://agri.mynavi.jp/2018_04_08_24073/ http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/200021654/ https://www.zkai.co.jp/wp-content/uploads/sites/14/2019/09/r670i6000000nkwy.pdf

たか
たか
さつまぎしでん
薩摩義士伝
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

独特の武士魂が育った薩摩藩島津家。家中には上級武士と下級武士の対立が根強くのこっていたが・・・その薩摩藩に徳川幕府より、濃尾治水工事の命令が下った。時代劇画の巨匠平田弘史が描く凄絶な大河ドラマ第1弾!!

鬼平犯科帳
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

天明七年、火付盗賊改方・御頭(長官)をつとめることになった長谷川平蔵。金箔付きの盗賊たちをお縄にしていく彼を、人々は鬼の平蔵と恐れたのであったが……。池波正太郎原作、さいとう・たかを時代劇コミックの金字塔!「鬼平犯科帳」「血頭の丹兵衛」「老盗の夢」など4編を収録。

かいりきのはは
怪力の母
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

名将・北条氏康の重臣・清水康英は伊豆軍団の総大将。そして、その妻・寿は類い希なる怪力の持ち主だった。心優しく、頭の良い寿は領民たちにも慕われていて…。人生如何に生きるべきかを問う、強く優しく、戦国の世を生き抜いた武将の妻の物語!!

さつなんじげんりゅう
薩南示現流
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

津本陽の名作を完全劇画化!最強を誇る島津藩の御流儀「示現流」。その開祖・東郷重位の峻烈な生き様を描く本格剣術時代劇画!

トンボに構えたくなる

偶然「肝練り」なる奇天烈な文化について知り、それがこの薩南示現流に登場するということで読んでみました。とみ新蔵先生の作品を読むのは初めてだったので、ワクワクしながら読み始めたのですが、結構意外なところがたくさんありました。 【絵柄】 バリバリ硬派に武士を描いていて格好いいのですが、ペンのタッチやコミカルなデフォルメが西洋っぽいなと感じましたなんというか…昔の海外の風刺画っぽいというか、ルパンっぽいというか。 【意外とノリが軽い】 絵とストーリーがバリバリ硬派なのに、コマのスキマで頻繁に先生が自分の作画にツッコミ入れまくりなのに驚きました。(たしかに昔の漫画は作者の独り言とか漫画家仲間への手紙とか多いですけど、こんなにセルフツッコミが多いのは初めて読みました) あと「✧」「♫」「♡」などの漫符が使われていて、野性味溢れる力強い絵とのギャップがすごい。 井上雄彦がバガボンドで極力記号を使わないように描いていると言ってて、それまでその必要性が理解できなかったのですが納得しました。 【作品への感想】 裸足で歩き回って足裏の皮を厚くし、その辺の犬の首ねじって食うのめちゃめちゃで好き。 善吉和尚22歳なの普通にびっくりだし、過去が壮絶すぎ。「道理のない憎しみ」って自分も持ってるんじゃないかなとハッとしました。 重位の修行シーンの描写が長くて濃密なだけに、そのあと長谷場たち弟子が割と簡単に示現流の技を習得しているっぽいのがちょっと気になってしまいました。もっと苦労してほしい。 日本史に明るくないうえ、前情報抜きで読んだので最後に巻末に「(財)示現流東郷財団・ホームページ」とあり、示現流も東郷重位も実在すると知り驚きました。

名無し
ふううんじたちばくまつへん
風雲児たち 幕末編
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

天下分け目の「関ヶ原の戦い」で徳川家康が天下を統一、それ以来の歴史を描いたのが「風雲児たち」。その続編「幕末編」がついに単行本化。風雲、急を告げる幕末に……。

徳川おてんば姫 ~最後の将軍のお姫さまとのゆかいな日常~
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

徳川家最後の将軍である慶喜の孫娘・「おてんば姫」の「久美子さん」…彼女は関東大震災の前年(1922年)に生を受け、大正~昭和~平成という激動の時代を、「おてんば」な性格で、乗り越え生き抜いていきます。徳川慶喜家の広大な邸宅・第六天での歴史と伝統に包まれた暮らし、そして女子学習院の学校生活などなど、「おてんば姫のゆかいな日常」を、とくとご覧あれ♪

「姫×女中」史実がベースの昭和ロマン溢れるガールズ主従バディ学園ドラマ!

これはすごいものを読んでしまった…!「うおお〜〜こういうのが読みたかったんだよ!」と心の中で叫んでしまう最高の物語でした。 ・歴史ドラマ(昭和10年=1935年) ・実在の人物の登場 ・女学園 ・上流階級の世界 ・派閥争い ・意地の悪いお嬢様ライバル ・主従関係 ・ハンサムで気高いお姫様 ・戦闘に強い従者 お子様ランチか?という勢いで、みんなが好きな要素がブチ込まれていて面白いとしかいえない。 もう1巻の表紙からして最高。 最後の将軍・徳川慶喜公の孫娘・久美子様がセーラー服に身を包み凛々しい表情でコートを肩にかけ刀をついている。う〜ん痺れる……! ▼西山優里子/井手久美子『徳川おてんば姫 ~最後の将軍のお姫さまとのゆかいな日常~』第1巻 https://i.imgur.com/PeEia3T.jpg 主人公の2人はともに13歳の女の子で、 慶喜公の孫であることに矜持を持ちつつも葛藤し、下々の者に心を配ることを忘れず、広大な邸宅(第六天)の外の世界に憧れ男装にパーマで脱走しようとするおてんばハンサム久美子様。 “会津”の出身で、妹弟のためになんとしても女中として働きたい父母から様々な格闘術を仕込まれた健脚で元気な“お次”のはな。 「もう来年プリキュアの枠で放送してくれ〜〜!!」って感じのたまらないキャラ設定。 はなをひと目みた瞬間、髪型がすごくいいなぁと思ったのですが、あとがきにキャラの初期デザインが載ってて「元ネタはあしながおじさんの主人公」と書かれてて膝をうちました。確かにジュディだ……!通りでキュンとすると思った。 コミカライズにあたり、西山先生の好みで久美子様は男前に描かれることになった(最高)とのことですが、西山先生ご自身が『スケバン刑事』の大ファンだということで納得。 意地悪なお嬢様ライバル(山縣有朋の孫娘)との投扇興バトル。気品溢れる女性だが明らかに只者ではない英語教師。久美子様より上手な妃殿下との薙刀バトル。世が世なら将軍様で線の細いエリート文学青年の慶光侯爵。何やら久美子様と因縁のありそうなシュッとした帝大生2人組。 も〜〜う全部面白い!全部……!! ガッツリ取材して描かれているので、歴史ドラマとしても読み応えがすごい。 原作は“久美子様ご本人”によって描かれた同名の自叙伝とのことで、こちらも読んでみたくなりました。 「ヒストリカルな上流階級の世界」という女子の好きな設定で少女マンガ的な絵で描かれてはいるけれど、アクションシーン満載で構図やコマ割りも迫力があり強さを秘めた女の子たちがパワフルに活躍するという、少年マンガと少女マンガのハイブリッドのような作風が私にぶっ刺さりました。最&高。 NHKで夕方のアニメになるまで応援します! ▼第1話より こんなかっこいいお姫様を嫌いな人類がいるか(反語)

たか
たか

徳川慶喜の孫娘の物語

私事ですが、最近、幕末づいてまして、司馬遼太郎「最後の将軍 徳川慶喜」を読んだばかりなんです。 正直あまり歴史に明るくなかったので、慶喜といえば、今まで「しょっぱい人」として思ってなかったんですよね。 新撰組のほう(つまり幕府側)をよく読んでいたから、慶喜の存在は、 大政奉還して、鳥羽伏見の戦いで逃げた人 くらいのイメージでした。 徳川の時代を終わらせてしまった人という、なんかショボいイメージでした。 しかし、上述の本を読んで自分の無知を恥じました。 慶喜、マジすごいっす。 政治的な駆け引きと、暴れん坊の尊皇攘夷思想(というか、単に幕府がうっとおしいだけ)の薩長土肥に代表する各藩主を論破する力、そして先見の明。 時代がそうでなければ間違いなく、優れた名君だったと感じました。 大政奉還をしたのも、そのタイミング朝廷に政治の主権を渡しても、構図は変わらず結局徳川に頼ることになるのを見越した判断で、単に尊王思想の志士たちの矛先をずらすためだったとかすごい判断ですよね。 鳥羽伏見の戦いに逃げたのも、徳川一族がその後の朝敵になることを恐れたのと、単に国内で争うことが国力の低下を招くこと見越したという英断だったとか。 どこまで真実なのかは不明ですが、少なくとも、その後の日本が力強く発展したのも、慶喜がよくある旧体制の君主として抵抗し続けなかったことも多いにあると思います。 長くなりましたが・・・そんな慶喜ブームが起きている私に、この本が目に入り矢も盾もたまらず読んでしまいまいた。 本作は、そんな私が激推中の慶喜の孫娘久美子の物語。 姉の喜久子は、高松宮宣仁親王(昭和天皇の弟)妃。 当たり前だけど中々の家柄。 上記の慶喜のことや、江戸から明治にかけての政治的な動きを理解しているとより面白いです。 慶喜に似ていると言われていた久美子氏だが、好奇心で何でも自分でやりたがるところや、極めようとする姿勢を似せたり(慶喜は多趣味でこだわりも凄かったらしい)、女中やクラスメイトがどこ藩出身だとかでいざこざがあったり、随所に、歴史を知っているとにんまりするポイントがあるのが読んでいて楽しいです。 また、あの時代特有の上流階級の雰囲気も、また素敵ですね。 おてんばでありながら芯を通す主人公も魅力的で、周囲の人間たちも振り回されながらもその魅力に惹きつけられているのも、またグッド。 自分もそのうちの一人です。 子孫であることから先祖の因縁で物語も動き、山縣有朋(有りていにいうと倒幕側の人)の娘とすったもんだあって、今後もどうなるのか? 非常に楽しみです。

六文銭
六文銭
うきよつやぞうし
浮世艶草子
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

人の本質は変わらねど、時代が変われば文化も変わる…。江戸の性風俗を通して見えてくる、男と女の不変の営み…。江戸の性文化を華麗な筆致で描いた話題作!

ワカダンナ
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

「猫好きすぎ若旦那」「手習い女子」「大人の悲恋」「こじらせ系カップル」などなど… 江戸の市井には「人」の数だけ悲喜こもごものドラマがございました。遠い昔の日常にも、たしかにあった喜怒哀楽。そこに生きた人々の物語を活写する短編集でございます! ★珠玉の6編を収録! 「ワカダンナ」「萩の宿」「蛙―かはづ―」「雪」「侠―きゃん―」「ふきちゃん」

勤番グルメ ブシメシ!
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

江戸へ単身赴任していた、勤番者・酒井伴四郎が書き残した日記には幕末の食べ物事情が事細かに描かれていました。その日記を元に、幕末グルメを再現するのはグルメ漫画の第一人者である土山しげる! 日々のメシ事情に一喜一憂する姿は、あなたの胃袋に響くことうけあい!

土山しげる先生の魅力を改めて知る

何も起こらない日常で、いつも通り美味しいご飯を食べる幸せ。たまに、いつもよりちょっと豪華なご飯を食べる幸せ。それはいつの時代も変わらないのだ、と優しく穏やかに教えてくれるような作品。 土山しげる先生の作品に出てくるご飯はどれも美味しそう。でも、それを凌駕するほどの衝撃をいつも感じていたので、純粋に「ご飯が美味しそう」を楽しめることに新鮮な喜びを感じました。 グルメな武士って飯不味かったら店の看板ぶった切ったのち刀で飯作ったりするのかなあ、なんて想像していたことを反省します。 実際描かれているのは、現代人も羨むほど穏やかでのんびりした世界。 むしゃくしゃして鯵のひらきを夜中に焼いたり、体調が悪いのにカツオのたたきをたくさん食べて後悔したり…なんとも微笑ましいエピソードが満載です。 実在の人物・酒井伴四郎が残した日記に基づいた作品ですが、土山先生当時そこにいたんじゃないのと思うほど人物も料理もイキイキと描かれています。漫画界の司馬遼太郎ですね…! こんなご時世ですもの、お家で美味しいものでも食べてブシメシ読んで、少しでも穏やかな気分に浸ってみませんか? とにかくテンション上げたい、元気になりたいひとは食キングとか喧嘩ラーメンとか読みましょう。

野愛
野愛
にほんをつくったおとこしぶさわえいいちあおきひび
日本を創った男~渋沢栄一 青き日々~
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

幕末・明治を生き抜き、日本を近代国家に導いた資本主義の父・渋沢栄一。その知られざる、若かりし姿が描かれる。現在のみずほ銀行、三井住友銀行、JR東日本、キリンビール、サッポロビール、東京証券取引所、日本赤十字、日本郵船、川崎重工、清水建設、東京ガス、帝国ホテル、そして日本銀行、これらの礎となる481社もの企業を設立し、近代日本を築いた偉人! 令和新時代の今だからこそ知っておくべき日本No.1重要人物。農民から伝説の男へ。最強成り上がり歴史伝、開幕!

どろろとひゃっきまるでん
どろろと百鬼丸伝
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

秩序の失われた室町の後期。死霊を追い斬り殺める少年と盗みを働きひとり生き抜く孤児が出会った。百鬼丸と名乗る少年の身体は冷たく、その腕には怪しく光る刀が仕込まれ…!?

にとものがたり
二兎物語
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

識字率はほぼ100%!絵入りの貸本は大人気!私家版(同人誌)も存在!実は、江戸はマンガ都市だったのです。創作物を愛でる心は江戸(むかし)も現在(いま)も不変!一つ家で暮らす侍絵師&町娘の日常を通して、江戸に根づいていた<マンガ>を活写いたします!!手習い師匠でありながら貸本屋の店番でもある町娘・まりに支えられつつも、絵で生計を立てる侍・白河勝之進は一人前になるべく奮闘中。二人の日常には貸本・浮世絵・私家版の作り手やそれら作品を愛する人々の熱気が溢れていたのでした――■目次■・第一話手習い師匠/・第二話楽しや「連」/・第三話蟒蛇(うわばみ)/・第四話狐憑き/・第五話花魁道中/・第六話柳の下/・第七話乙女の道

くろださんじゅうろっけい
黒田・三十六計
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

応仁の乱の以後、黒田家は乞食同然で流れ者となっていた。しかし、誰にも恨みを抱かせずに多くの人々を喜ばせながら、流浪の身からついに豪邸を手に入れる。下剋上の乱世を「三十六計」の策を用い生き抜く、智将・黒田官兵衛!!その生涯を描く、大河時代劇巨編!!

くびだいひきうけにん
首代引受人
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

合戦中の「首代」手形と、その清算人との間で繰り広げられる命の遣り取り── その中で浮き彫りになる、極限まで突き詰められた人間の本性をご覧じろ!!

かくえいにはなたばを
角栄に花束を
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

1934年、田中角栄は三国峠を越え東京にやってくる。まだこの時は、何ももたない少年が後に世界に誇る名宰相へとなっていく。田中角栄、生誕から1世紀。その男の知られざる素顔が、令和に描かれる!! 小卒から総理大臣まで、昭和最強“成り上がり”ストーリー開幕!!

せんごくめおとれつでんねとられたいこうき
戦国夫婦列伝~ね盗られ太閤記~
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

太閤・豊臣秀吉VS戦国に生きた夫婦の絆 【山内一豊と千代】【立花宗茂とぎん千代】【本願寺顕如と如春尼】【細川忠興と玉子】【真田幸村と渓】【宇喜多直家と福】好色家であり人妻好きの太閤・豊臣秀吉の「女房狩り」が勃発…!! それに直面する戦国武将とその妻の運命とは!?

ひなつば
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

「私の中には“女”がいない…?」江戸の剣術道場の紅一点・寒竹すずは男を打ち倒すほどの腕前。彼女が稽古に明け暮れる理由は女性らしく振る舞うことへの違和感で… 武芸者、夜鷹、大店の娘、尼僧、そして下手人… 幕末の江戸に生きたさまざまな女性の暮らしぶりとそれにまつわる悲喜こもごもを鮮やかに活写!

差配さん
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

江戸時代にもさまざまな悩みごとがありました。ですが江戸庶民と猫の暮らしを通して見えてくるのは人や動物たちの「あたたかさ」だったのです。江戸の市井に生きるものたちが抱える悩みを機転を利かせて解決するのは何を隠そう、この「差配さん」です!(注:人ではなくて、猫なんです) ★珠玉の8編を収録! 【差配さん】【川のほとりで…】【乙女の祈り】【初夏のできごと】【約束】【雨後の晴色】【灯-ともしび-】【旱-ひでり-】

しょこくぐるめほうろうき
諸国グルメ放浪記
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

腹ペコ侍・春日拓ノ進が、うまいものを求めて全国津々浦々!!老鯛を見事な絶品料理に仕上げ、殿の舌をうならせた拓ノ進は、後世にまで残る料理書を作れとの命を受ける。刀と庖丁の二刀流で日本の美味を極める拓ノ進の、諸国漫遊グルメ時代劇!!

けんじゅつしょう
剣術抄
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

<異種武術戦>をリアルに描く、剣戟アクション!孤高の老剣士・辻月探が鎖使い、ローマ闘士、三国志の猛将などと真剣勝負!悪党を倒すために強くなりたいと弟子入りした青年・吾作は驚嘆と稽古に明け暮れる―――剣術に精通する著者が<異種武術戦>を通して日本剣術の神髄を活写!■目次■・第一抄振り・歩行の巻/・第二抄無駄を除いた「打ち」「反り」の効用の巻/・第三抄双手・片手による刀剣の形状の変遷の巻/・第四抄双手使いの巻/・第五抄抜刀・居合いの巻/・第六抄剣先のネバリと八方目の巻/・第七抄双手握りによる剣先のネバリの巻/・第八抄二刀流の巻

やぎゅうひょうごのすけ
柳生兵庫助
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

柳生新陰流史上、最強の男――開祖・石舟斎の孫で、幼少の頃よりの厳しい稽古と類い希なる天賦の才で、将来を嘱望されていた柳生の麒麟児・兵介(後の兵庫助)。厳しい剣の道を歩み始めた兵助が十二歳のとき、京都に道場を構える願流の遣い手・根岸矢柄が柳生新陰流に挑戦状を叩きつけてきた。その挑戦を受けるべく、京へ上った兵助たち一行だが、そこには、凄絶なる死闘が待ち構えていた。はるかなる技の高みを目指し、果てしない求道の道を歩む――それが柳生の家に生まれし者の運命!!

巨乳純情剣 紗希
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

信州木谷藩の中老・真野寛兵衛(まやかんべえ)は一人娘・紗希(さき)の婿候補として文武両道で優秀な統一郎(とういちろう)を養子として招き入れた。だがこの統一郎にまったく気を許そうとしない紗希は、統一郎の仕掛けた罠にはまり寛兵衛に屋敷を追い出されてしまう。三年後、幕府より二万両のお手伝い普請の命が下され、その惣奉行となった寛兵衛は二万両を集め、統一郎とともに江戸に向かう。だが、実の息子同様に信頼していた統一郎はその二万両を持ち出し、姿をくらませてしまう。責任を負わされた寛兵衛は無念の自害を遂げ、そのあとを追って紗希の母も自害。統一郎の裏切りを許さない紗希は両親の仇を討つ決心をする……!! ヒロイン時代劇の匠・八月薫が活写する恩讐の女人剣!