「娚の一生」「姉の結婚」の西炯子が、故郷・鹿児島県の南日本新聞日曜版で連載していた8コマ漫画がオールカラーで単行本化! 鹿児島県のある街で暮らす中学1年生の“南のこ”とその家族たちの日常を、コミカルに、ほのぼのと描いています。
注目の新鋭・有永イネが描く、初の短編集。心の弱った人間にだけとりつく「ひとつめさん」がつなぐ友情を描いた「ひとつめは木曜になく」。ある日突然、双子の弟の顔が認識できなくなってしまった姉の心情に迫る「なき顔の君へ」など、商業誌未発表作品2編を含む、全4編を収録。すべての作品で共通して描かれるのは、未熟な主人公たちの、素晴らしき葛藤。新人離れした表現力で、人の心を深く描きます!
ピアノの先生兼いとこのとり姉の事が気になるたまこ、あれこれと頑張るけど上手くいかなくて… 2人の関係はどうなる!?
とある10月…。住む場所も、歳も異なる少女たちは、それぞれにかけがえのない「時」を迎え、とまどい、心を揺らしながら少しずつ大人になろうとしていた…、やがて少女たちに訪れるのは?伝説のコミック専門誌「COM」に発表されたオムニバス作品をはじめ、「精霊狩り」「赤ッ毛のいとこ」「みつくにの娘」などSF、コメディーからファンタジー等バラエティーに富んだ作品群は「少女まんが」に於ける混迷と萌芽の時代・1970年前後のリアルな息吹を伝える。ほかに入手困難だった青年誌掲載作品等16作を収録する必携の傑作短編集。
ぼくたちはロケットが大好きだった。土曜日の朝の宇宙空港、爆音とともに大空へ消えゆく光点。いつかあのロケットで星の海を渡っていくことを、ぼくたちはずっと夢みていたのだった…。少年たちの宇宙への憧れに満ちた表題作をはじめ、深海の闇にまどろむ恐竜を100万年の時を越えてよびさます「霧笛」、万聖節の宵は妖魔たちの饗宴「集会」など、レイ・ブラッドベリの傑作短編を萩尾望都が描く、珠玉のSFポエジー全8編。
江藤蘭世の父・望里は吸血鬼。母・椎羅は狼女。今では怒ると怖~い椎羅だけど、実は2人には種族の違いを超えた知られざる大恋愛の物語があったのです!! 蘭世の結婚番外編『江藤蘭世の悶々』を含む、全編描き下ろし!!
フレディは17歳。人気者だけど軽薄な同性の恋人ローラ・ディーンから別れを告げられたのは、今回で3度目。そのたびに大泣きして騒いで、でもいつも、気づけばヨリを戻してる……。ハードな恋の痛みを切実に描き、自尊心と依存の問題に切りこんだパワフルなグラフィック・ノベル。米国で数多の賞に輝いた傑作、待望の邦訳。
【単話版1~25話までを収録。各話オリジナルコメント付き】将来が不安だ…! 何が起こるかわからないこの乱世を生き抜くために、元・兼業作家のカレー沢薫が立ち上がる――! 下がる給料、上がる税金、人生100年時代……少しでも不安を減らしたい私たちが今やるべきことは「副業」!? NO出勤、NOコミュニケーション、NOキャリアアップで令和の内職にずぼらに挑む、高みを目指さないリアル小銭稼ぎエッセイ、待望の単行本化!
時は大正末期。盲目の絹子は小説家志望の青年と恋に堕ちる。だが、なかなか芽が出ないことに焦燥感を募らせる青年に、絹子は心中を持ちかけられるが――。予測不能のノンストップ人間悲喜劇開幕!秘密を抱えた、ある美女との邂逅を描く「徒花(あだばな)」も収録。
入院した父親を介護するために、二度と帰るつもりのなかった「見晴らしガ丘」に戻ってきた沙也加は、子どもの頃に通ったおにぎり屋が、まだ営業していることに気がついて――。第15回(1986年度)日本漫画家協会賞・優秀賞を受賞した『見晴らしガ丘にて』から三十余年。東京近郊の住宅地で“今”を生きる人々を描いた近藤ようこの連作シリーズ、待望の単行本化。プロローグとエピローグに「宇宙爺」(前・後)を描き下ろし。
35年後のあの人たち
『こりゃひどい』(谷川史子・談) 谷川本名物!? 30年分の巻末おまけまんが「告白物語」が、1冊の本になりました。 描きおろしや単行本初収録作品も盛りだくさん! 単行本特典ペーパー、レアな1ページエッセイなどもおおむね全部のってます!
ちかは高校1年の3学期まで恋愛に無縁の毎日だったけど、ふとしたきっかけから、クラスの男子の1人にすぎなかった清原が気になりはじめて…!? ひたむきな恋のエチュード。 【同時収録】最高の夏/鐘が鳴る
太陽系第4惑星・火星。赤い風の吹く星。23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。レッド・星(せい)。火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。火星と火星人の呪われた運命を救うため、銀河系の中心で少女が見たものは……。萩尾望都が描く壮大なSF叙事詩。
オスカーの出生にまつわる秘密……。それが父母の愛を破局に導き、思いがけない悲劇を呼び寄せた。母を亡くしたオスカーと父グスタフのあてどもない旅が始まる。名作「トーマの心臓」番外篇表題作ほか、戦時下のパリで世界の汚れを背負った少年の聖なる怪物性を描いた「エッグ・スタンド」、翼ある天使への進化を夢想する「天使の擬態」など、問題作3篇を収録。
華蓮(かれん)は、偶然見た自分の戸籍抄本に不可思議な記載をみつけた。亡き年下の姉の存在。記録から消された実父母の氏名。自らの過去に疑問を抱いた華蓮は、隠された真実と封印された記憶を取り戻すため、旅にでる――。
尾上龍三郎、10歳。料理、洗濯、なんでもできるしっかり者の小学生。高台にある大きな家に、元女優の美人なママと2人暮らし。お嬢様育ちでわがままなママは贅沢が大好き。でも家にはお金がなく、ママは家の骨董品を売っては贅沢を。そして龍三郎がガールフレンドのリエちゃんからのあずかりものの指輪まで、骨董屋に売ってしまう始末。龍三郎はあわてて取り戻そうとするが、時すでに遅し。腹を立てる龍三郎にママは一言「盗めばいいんじゃない」とドロボウ宣言!不器用なママにはまかせられないと、龍三郎も盗みにいくのだが…!?●収録作品ボクが泥棒になった理由/パパが泥棒になった理由/ボクが王様になった理由/ボクが幽霊になった理由
【信じていたものが恐怖に変わる】火事で母を亡くし、父と2人暮らしをする高校生・高梨早紀子(たかなしさきこ)。優しい父と友達、そして彼氏に囲まれ幸せに暮らす早紀子だったが、ある日不審な男につきまとわれる。その男が10年前、当時幼かった自分を火事から救い出してくれた人物だと気付き、動揺する早紀子。さらに、自分の人生についての記憶と現実の食い違いが頻発して――!?
結婚かキャリアか……、ある年齢に達すると女性の胸の中によぎる想い。30代女性の焦りやさみしさ、不安が描かれた不朽の名作! 主人公は仕事一筋で真面目だけが取り柄の30代独身女性、徳子。日々、地道にミシンを踏み続け裁縫の腕を磨き続けていた。そんなある日、親しくしていた後輩の結婚が決まり、表面上は嬉しそうにはするものの心の中では激しく動揺してしまうのだった。さらには、ほのかに憧れていた男性に呼び出され胸を高鳴らせていると、「実は婚約者がいて、その娘のためのウエディング・ドレスを縫ってほしい」と言われ……。徳子は仕事を頑張りキャリアを築いてきたが、生まれて一度も「愛している」と言われたことはなかった。ただひたすらミシンだけを踏んできた人生……。そんな自分自身に傷つき、涙を流すのだった。それでも徳子は依頼されたウエディング・ドレスを縫っていく。しかし葛藤から、ウエディング・ドレスに悪意を持って、ある仕掛けをほどこしてしまう。果たして結末は……。
伝説の不死鳥、火の鳥。禁断の恋に落ちたエジプトの王子クラブと元奴隷のダイアは、火の鳥の血を飲み不死の体となって数百年の眠りについた。目覚めたとき、一切の記憶を失ったふたりの運命とは……!? 手塚治虫のライフワークである『火の鳥』の少女クラブ版が、ついに登場。古代エジプト・ギリシャ・ローマを舞台に、大スペクタクル・ロマンが展開される! 他『火の鳥 漫画少年版』『火の鳥 休憩』を同時収録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>・『火の鳥 少女クラブ版』(手塚治虫漫画全集MT200『火の鳥 少女クラブ版』収録) ・『火の鳥 漫画少年版』(手塚治虫漫画全集未収録 ・『火の鳥 休憩』(手塚治虫漫画全集MT395『手塚治虫エッセイ集』第6巻収録) <初出掲載>・『火の鳥 少女クラブ版』エジプト編 1956年5月号~10月号 少女クラブ連載 ・『火の鳥 少女クラブ版』ギリシャ編 1956年11月号~1957年7月号 少女クラブ連載 ・『火の鳥 少女クラブ版』ローマ編 1957年8月号~12月号 少女クラブ連載 ・『火の鳥 漫画少年版』1954年7月号~1955年5月号 漫画少年連載 ・『火の鳥 休憩』1971年11月号 COM掲載
とある過去をきっかけに、極度の男嫌いになってしまった女子高校生・ゆり。男なんて最っっ低!!!絶対に関わりたくない!!……そう思っていたはずなのに、どう見ても“遊び人”な後輩男子・樹に懐かれてしまって!? 「――ただ俺が 先輩と離れたくないだけです」 表題作ほか、トキメキ過剰な青春読切4編を収録!
月がキレイで有名な町に引っ越してきたみちるは、北里動物病院に足しげく通っていた。そこで望先生の父親である院長から、満月の夜に見たら幸せになるという金色の猫、の迷信を聞いたみちる。果たして出会えるのか…?同時収録作品。「晴れた日の愛しさ」「幸せを三つ編みにして」「微笑みを待っていて」「愛という気持ち」
マンバの配信で「ご当地マンガ」の回を観たあとに自分でもいろいろ日本全国のマンガを調べていて見つけたのが、この鹿児島県に住む南ファミリー描いた「のこのこ!」でした。 https://twitter.com/manba_co/status/1326132503787278337?s=20 西炯子先生が故郷・鹿児島県の南日本新聞日曜版で2010年4月から2015年3月まで連載していたフルカラー8コマ漫画です。 先日漫勉neoでカラーイラストの作画風景を拝見しましたが、本当に西先生のカラー絵って美しいですよね…!うっとりしてしまいます。 南ファミリーのほのぼのした日常の中に、鹿児島ならではの方言や銘菓などが垣間見える素敵な作品でした。 各ページの下に、西先生の当時のコメントがついていてそれを読むのも楽しかったです。 「きゃりーぱみゅぱみゅを初めて見たときなんじゃこりゃって思ったけど、おばあちゃん家が鹿児島で毎年帰ってたと知って好きになり応援してる」みたいなコメントで笑いました。 「あくまき」ってお菓子初めて知ったので、ぜひ鹿児島に行った際は食べようと思います! https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/akumaki_kagoshima.html