雪の下のクオリア

雪の下のクオリア

草木が好きで人嫌いな小林明夫。同性と一度きりの関係を繰り返す大橋海。二人は同じ大学で同じ学生寮だった。海が明夫に懐き、明夫も少しずつ海に気を許すようになっていく。だが、ある日、海は明夫に「先輩は寝なくても一緒にいてくれるから優しいです」と言う。明夫はそんな海のことが理解できなくて……。 好きになった相手に愛されたい。そう思っているのはどちらだったのか?
街遊びの達人ども 清野とおる発掘短編集

街遊びの達人ども 清野とおる発掘短編集

『ウヒョッ!東京都北区赤羽』『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』が大ヒット中、清野とおるの単行本未収録・貴重な初期ギャグ作品を一挙お蔵出し! 憂鬱になるたびに“埼京線”と一体化するニート男、道路の白線を何が何でも辿り続ける男子学生、奇想天外な方法でタクシーを止めるサラリーマン、退屈を持て余し、体を張ってあるイタズラを仕掛ける主婦……etc. 街を舞台に狂気の清野とおるGAGが炸裂する!! さぁ、あなたも清野とおると共に街へ繰り出そう♪
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生ポのポエムさん

生ポのポエムさん

この物語は人生の再起を賭けて自らの体験を原稿用紙に叩きつけた一人の漫画家の魂の記録である。受給者数213万人(2017年8月厚生労働省発表)の生活保護制度。通称「生ポ」といわれるこの制度の受給申請から受取りまで、貧困の切実な現場と併せて、受給者自らの視点で描いた生ポドキュメント漫画である。 そこは負のオーラをまとった社会の底辺の吹き溜まりに思えた。連載雑誌の休刊、リニューアルでリストラ…気がつけば通帳の預金残高は危険信号。追い討ちをかけたのは糖尿病の悪化による失明危機だった! 絶対絶命の窮地の中、漫画家は最後の手段として生活保護受給申請を決断する。しかし、意を決して足を運んだ福祉事務所は沈んだ空気に包まれていて…。本作を描き上げた約1ヵ月後の2018年2月、著者は死去。晩年の悲痛な思いが綴られた創作ノートを特別併録。
どうしても触れたくない

どうしても触れたくない

…なんか変なコトしたくなるよ、お前…新しい職場に初めて出社した日、嶋はエレベーターで二日酔いの男と一緒になる。それが、新しい上司・外川との出会いだった。無遠慮で図々しいように見えて、気遣いを忘れない外川に惹かれる嶋だが、傷ついた過去の経験から、一歩を踏み出せずにいる。一方、忘れることのできない記憶を抱えながらも外川は傷つくことを恐れず、嶋を想う心を隠さない。好きだけど、素直にはなれない……不器用な想いの行方は?
すくらっぷ・ブック

すくらっぷ・ブック

信州は長野県小諸市。市内の芦ノ原中学校に通う晴ボンこと柏木晴は同じクラスの親友、市野清文とその恋人、青木理美といつも一緒。ある日、ひょんな事から柔道部の信州ヒグマこと坂口光明が理美ちゃんにホレてしまい大騒動! そこに春ボンに想いを寄せるオテンバ娘マッキーこと迎麻紀も加わって?? 恋に友情、そして時にはケンカも……真剣に悩み、語り、そして信じ合う仲間たち。信州小諸、芦ノ原中学校を舞台に「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー。 読み切り作品『12月の唯』も収録した小山田いく青春3部作第1弾!! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『ボクの住んでいる信州・小諸は、軽井沢に近い小さな高原の街。そこで育った信州りんごの味をそのまま…ボクは漫画に描ききれたかナ? なにはともあれ、新種のりんご(?)「すくらっぷ・ブック』の初出荷。まずは味わってみてください。ボクが精魂こめて育てた“心のスクラップ・ブック”の味を……。』
ウッド・ノート

ウッド・ノート

私立水瀬高等学校に転校してきた唐須一二三(からすひふみ)は、野外活動中のバード・ウォッチング部と出会う。そこで副部長の大潟新人(おおがたあらと)が写真に夢中になり、森の中にゴミを捨てていたのを見つけ、「鳥の住家(すみか)を汚すようじゃ、ド素人と同じ」と指摘する。バード・ウォッチング歴半年の唐須にド素人呼ばわりされた大潟は、カメラ・ハンティング(一定時間でどちらが多くの種類の鳥を写せるか)の勝負を挑むが……。 『すくらっぷ・ブック』『ぶるうピーター』に続く小山田いく青春三部作第3弾!! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『ずいぶん小さな頃、ヤブの中でオナガの巣を見つけたことがあります。巣の中には、まだ羽も生えそろっていないヒナが4羽。ヒナに人間のにおいがつくと、親鳥はもう育てない…と聞かされていたので、一度だけヒナの頭にふれて、逃げるように帰りました。でもそのヒナの頭の温かさが未だに忘れられず、「ウッド・ノート」をはじめました。さてこの話、どうなりますことか。』
ぶるうピーター

ぶるうピーター

蒼風高校学生寮「アルゴー寮」に入った新入生、明科一帆(あかしなかずほ)と壱岐良知(いきよしとも)が割り当てられたのは男子禁制のはずの女子寮(2号館)だった!? 直情一直線の一帆は激怒するものの、男子の入寮希望者が多く部屋の割り当て変更は行われない。一帆の幼馴染で共に入寮した亀行道は、そんな一帆達をうらやましがるが、実は女子寮と男子寮の間には埋められない溝があったのだ。一帆は持ち前の行動力で問題に立ち向かって行くが、そこはなかなか一筋縄ではゆかず……!? 女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐達男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春3部作第2弾!! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『中学から、五年制の工業高専に進んだボクは、16歳から20歳までを寮と下宿で暮らしました。だから「学校」というと、すぐ「寮」を連想してしまうのです。その寮という、同世代だけの大家庭で知ったいろんなことを、いつかかいてみたいと、ずっと思っていました。……かかずにおくにはあまりに楽しい場所でしたから。』
マリオネット師

マリオネット師

九頭見灯(くずみともし)は、家庭を顧みない両親、退屈な学校生活に嫌気が差し、スリに身を落としている。ある日、灯は悪名高い政治家からスリを働く。彼の師匠・政二郎は危険を感じ、灯のスった財布を戻そうとするが、財布と一緒にスった手帳が原因でその政治家の秘書に殺害されてしまう。灯は参考人として警察に呼ばれるが、河鹿川署の諸戸刑事は彼の境遇を知り、人形劇団「泡雲」に彼を紹介する。以来、灯はマリオネットを相棒としたスリとなる。 マリオネットをつれた天才スリ師『九頭竜(くずりゅう)』が財布の中からドラマを盗む! 「すくらっぷ・ブック」で温かな青春像を描いた小山田いくが一転社会的テーマを絡めた人生劇の描き手として作品を通じ鋭い問題提起を行う、社会派少年漫画第1巻! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『10年ほど前、当時の国電の車内で、一度財布をすられたことがあります。幸い被害は二千円ですみましたが、いつすられたのか全くわからなかったのには、感心しました。そしてそれからです。東京に行く時は、胸ポケットにはダミーの財布を入れるようになったのは。中にはスリが頭ふっとぶほどの悪口を書いた紙が入っているのですが…以来一度もすられないのです。おもしろくないな…。』
妖交差点~料理屋おしのへようこそ~

妖交差点~料理屋おしのへようこそ~

大きな道路から少し離れた細い道を入って右側にある小さな小料理屋「おしの」。昼間はたくさんの人たちでにぎわうお店ですが、夜になると違う世界の住人たちがやってきます。ネコマタ、天狗、妖精、少女の霊・・・。ここに来れば誰もがほっこり。「ふつうのご飯とおかず」をメインディッシュに、様々な人々と不思議な「妖」たちが織りなすちょっと不思議でハートフルな二十の物語。
まじかるへび子ちゃん

まじかるへび子ちゃん

「アタシをブスと言うヤツは許さない!」嫉妬深くて陰険でメンヘラ気味…だけどお茶目でなぜか憎めない“JK魔女のへび子ちゃん”が、今日も美人のクラスメートを包丁でグサッ! イケメンゲス男は屋上からポイッ! だけど大丈夫! バチバチっと魔法でみんな生き返るんだ・か・ら♪ ブリッコ女もタカビー娘も、面食いクソメンもキモデブ男も、どいつもこいつもムカつく奴はグチャ~と一回死んできな! みんなと仲良くなりたいだけのなのに、いつもキモち悪がられてしまう可哀相な暴走少女へび子ちゃん…。笑えて、ちょっと怖くて、たまにしんみり胸を打つ、痛快ホラーギャグコミックです!
幻獣の國物語

幻獣の國物語

チャキチャキの女子高生、夏芽は地球生まれの地球育ち。両親の故郷である「幻獣の國」に憧れ、いつか訪ねていきたいと夢見ていた。「幻獣の國」には、美しく不思議な幻獣が住み、いろいろな国や様々な文化があるという。夏芽は期待に胸ふくらませ、12年に一度だけ開く「幻獣の國」への扉を越え旅立った。一方、「幻獣の國」では夏芽の旅路を心配し、行く手に危機を予感した祖父のセグロ大公が、フィローン国竜騎士隊のタイトとネブローザに、秘かに夏芽を見守るように命じていた。ところが夏芽が豊かな南の国ラベンデュラで観光を楽しみ、地球へ帰ろうとしていたその日、突如、アトレイデス王が率いるボマレオ国の軍隊が侵攻してきた。その日のうちに逃げ出さなければ、地球への扉が閉ざされてしまう…! 奔放な想像力から紡ぎだされる不思議で美しい幻獣の世界…息をもつかせぬスリリングな展開……日本を代表する傑作SFファンタジー大作「幻獣の國物語」が電子化でよみがえる!
朔田浩美傑作集

朔田浩美傑作集

クールで頭脳派、憧れの桐山部長が率いる放送部に入部した日野秋子は、桐山部長の「妻」の座を、1年女子の中でぶっちぎりの地位で狙う、という、はなはだ不純な動機をもっていた。彼女に付き合って部活を続けている佐藤ひさよ。でも、部活を続けるうちに、スキャンダルに出会ったり、とても切ない恋をしてしまったり……。激しく楽しく青春している学園ラブストーリーの傑作が初電子化で登場です。しなやかでクールな桐山部長、きわめてドジだが熱血男の梶先輩、全生徒憧れの「放送部のカナリアさん」と呼ばれる美しい忍先輩……どいつもこいつも、はなはだ魅力的な人物たちが、朔田浩美の華麗なタッチで生き生きと動き、軽妙なテンポでストーリーが紡がれていく…表題作「黄色いカナリア団」は3話連続作品。恋しているときは、ちょっとした行き違いとか、思わぬ一言で、相手を傷つけたり、傷ついたり、切ないまでに苦しく不安になる。恋することは、人をとても不器用にしてしまう。そんな心の揺れを繊細に描きあげている朔田浩美のデビュー作「渚へGO!」。人を本当に好きになること、好きになるとき……「雲が切れて、晴れ間がのぞく」ときを、鮮やかに描いた読み切り作品「鳥の名をかたり続ける。」の2作も同時収録。楽しく、軽やかに展開するストーリーの向こう側に、こわれやすく、かけがえのない青春のきらめきが見えてくる。
夢売り

夢売り

悪い夢を、よい夢と交換する「夢売り」のお話。超美形の夢売りは、深い苦しみや憎しみ、かなわない憧れなどの、狂おしい思いに満ちた悪い夢を集めているが…!? 「小さなお茶会」、「幻獣の國」など、時代をリードする傑作コミックを発表している猫十字社が、夢をモチーフに描いた異色の幻想作品集。しかし、夢は、とてつもなく長い過去の死者の記憶に連なり、生きることと死ぬことのはざまに私達を誘い、私達を翻弄する。収録作品の「夢売り」は、狂ってしまった時間の流れに、まがまがしい過去の記憶が交錯し、破滅の予感を漂わせる。猫十字社の卓越したコマ割りで、現実と夢、現在と過去が美しく、不吉に交響する。「竜紋の池」も夢がモチーフ。現在と過去の時間が、ページを追うごとにスリリングに交錯していく。その趣向は読者の想像力を軽やかに超えていき、時空を越えて、猫十字社ならではの作品世界が華麗に羽を広げる。「獏飼い」はユーモラスな珠玉の短編。夢売りが仕えているご主人の獏と、夢売りの物語。ゆったりと、伸びやかで、大きくおおらかな世界が広がる。作品集冒頭で描かれているように、満開の桜は不吉なほどに美しい。その美しさに魅せられていると、時の流れが狂い、生と死が交差する。この交差点に恐ろしい真実が宿ることを、不気味な美しさでこの幻想作品集が教えてくれる。
CQ

CQ

軽やかで美しく、そして楽しい男と女たちが心を惹きつける!! ――軽妙な語り口で、スピーディに展開する、朔田浩美の魅力を満載したエンターティメント傑作ミステリー作品。 政治家の名門の家に生まれ、莫大な遺産を相続した生徒会長の生島玲、幼馴染で学園の理事長の孫・諏訪智、玲のじいやの孫・豆蔵――それぞれ性格は違うが、いずれも魅力あふれる男の子たち。彼ら3人は、学園で、街角で、また、巨大な新興宗教教団などと、さまざまな事件に巻き込まれるが、いずれも「霊」が関係している。しかし、3人には強力な味方がいる。CQ(シーキュー)と呼ばれる美しき悪霊払い屋・桜田桃乃である。彼女は悪霊を感じ、霊の声と姿を見定めて、これを浄化する特殊な能力が備わっているのだ。ただし、場合により解決のための料金はややお高めではある。 スリリングな展開で、さまざまな事件に立ち向かう彼らの姿が描かれていくが、その軽やかな活躍の背景に、4人はそれぞれいろいろな過去を背負っている。特にCQ・桜田桃乃の特殊能力の秘密の影には、重い過去が横たわる(桃乃の過去を描いた番外編「THE BLACK Man」を同時収録)。「強い光を欲しがるのは、心の闇が深いからよ」(本文より)……軽妙なコメディ作品だが、その物語世界は切なく、感動的な深みをたたえている。豊かな物語世界から強い光が立ち現れ、光と影が自ずと鮮明になる。
勝戸いづみ傑作集

勝戸いづみ傑作集

1990年代に読み切りを中心に商業誌で活動した少女漫画家・勝戸いづみが残した作品は、優しく、暖かく、切なく、生きるのが不器用な登場人物たちのドラマが並ぶ。片思いを抱える少女の心情を丁寧に描き、小道具を駆使した伏線で物語を展開しつつ「愛する人への自己犠牲」をテーマにした恋愛物語が大半である。表題作の「シマシマ」は学園の人気者「鹿島」と「大島」のシマシマコンビとの間に揺れ動く恋心を描いた作品。「ハートの破片」は恋心を伝えられない片思いの男友達のために「恋の橋つなぎ」に徹する少女のお話。「踊ろうよ」は文化祭の人形劇を舞台に届かない思いを伝えようとする少女の恋物語。傷つきやすく、壊れやすく、そしてハートウォーミングなラブストリーの数々。かけがえない、青春の切実な瞬間が、鮮やかに紡がれる。
張慶二郎麻雀読み切りシリーズ

張慶二郎麻雀読み切りシリーズ

束(ずく)…高レート麻雀の際、支払い時にかさばらないように、ゴムやホッチキスでまとめた一万円札の束のこと。戦後、バブル期を超え生き続ける賭けマージャン界。そんな現代に己が腕一つで賭場を渡り歩く男、尾神。フリー雀荘で対局中、相手の無意識に出る癖、疵(きず)を見抜き、的確に上がってゆく。そんなある日、競輪で270万円もの高配当を当てた中年男が現れる。相棒とともに、疵を見つけ罠にはめる尾神だったが……。表題の3部作を始め、圧倒的な筆力で人間を描き続ける『張慶二郎』珠玉の麻雀読み切り短編集第一弾!
張慶二郎読み切り短編集

張慶二郎読み切り短編集

警察も、極道も、法すらもさばけない…… それを裁く仕置人『海蔵』! 火災現場で人を救うはずの消防士…… そのはずだったのだが、過去の火災現場で救助対象であった母親から発せされる断末魔の歌声に魅了され、以来その消防士には炎の中でもがく様を眺める性癖があった。時はたち、とある病室で息を引き取る間際、涙ながらに実の母に、救助される際に笑顔で苦しむ自分を見ていた男の消防士がいたと、その事実を打ち明け死んでいった被害者。その母はとある公園でホームレスの中に潜む復讐請負人の噂を聞き、窓口となる老婆に依頼する。そして悲しみを背負った被害者たちに代わり、一人の男が立ち上がったのだった。彼の名は「海蔵」。表題作の「海蔵」シリーズに加え、圧倒的な筆力で人間を描き続ける『張慶二郎』珠玉の読み切り傑作集!
長身ぽっちゃり女子校生「高田さん」総集編

長身ぽっちゃり女子校生「高田さん」総集編

ちょっと(?)太めなことを気にしている、身長185センチの長身ぽっちゃり女子高生、高田さん。優しくて力強くて、特技は柔道と料理! だけど…気がちょっと弱いところが弱点かなぁ? そんな高田さんの日常を描いたほのぼの4コマ漫画が総集編でまとまりました! 高田さんの日常と、友だち、家族の紹介がメインの本作。クラスメートで身長差が30センチ以上もある、小さくて明るくてかわいい西さん。スレンダーで綺麗な学級委員長、そして高田さんのことが大好きな森さん。バラバラな3人だけど、だからこそ楽しい日常をくりひろげられるのだ。そんな高田さんには、4人の弟妹がいる。スリムで反抗期な長男の勝。家事の手伝いをしてくれるしっかり者の次女の真美。明るく元気でイタズラが好きな三女の明美。そしてまだ1歳の赤ちゃんの次男の剛。そんな、高田さんのことが好きで家事を手伝ってくれたり、ちょっと素直じゃなくても気遣ってくれたりする優しい家族。 長身ぽっちゃり女子高生、高田さんの日常、ぎっしり詰まってます!!
天使なカラダ

天使なカラダ

弱小AVプロダクションのマネージャー・大吾は、AV界の女神を探し奔走する日々。そんな大吾の前についに運命の女の子が! 彼女は抜群のボディを持つ保育士の冴川真美。ところが真美はAVの存在も知らない天然な子で…。あの手この手で撮影に挑む大吾だったが…!? 世界一ウブな女の子を最高のAV女優に育て上げるプロジェクト、第一巻!
霊能バトル

霊能バトル

芹多実男 (せり たみお) が小学生の頃に海で出会った少女。二人はすぐに仲良くなり一緒に遊んだが、その時、突如浜を襲った地震と津波に遭遇し、名前も聞けないまま、離ればなれに…。時が経ち、中学2年生になった多実男は、そんな事を思い出しながらその海水浴場のそばにいた。親戚の五行家を久しぶりに訪れた多実男。そこには多実男と同い年のいとこ、彩(さい)がいたが、いきなり目の前に出てきた彩の姿に多実男はビックリ! なんとも怪しい格好で多実男の前に現れた彩だが、なんと、実は彼女は今や近所でも評判の霊感少女だったのだ。多実男をタミーと呼び、有無を言わさず除霊の助手として引っ張り出す彩。散々な目に遭い、助手を断ろうとする多実男だったが、彩に海で出会った少女の事を言い当てられ、彼女を探し出してもらうため渋々助手を続けることになり…。彷徨える画家の霊からテレビスタジオの地縛霊、はたまた友達の家に取り憑いたちょっとエッチな幽霊まで、彩とタミーのドタバタ除霊が始まった?! 彩とタミーの凸凹コンビが繰り広げる、ちょっとほのぼの、たまにエッチな霊能コメディー! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『昔、ある殿様が、悪さをした使用人を数人殺しました。すると夜毎その幽霊が出るので困った家来が殿様にそれを伝えると、殿様は「殺しただけでは飽き足らぬ連中だったが、極楽にも行けず迷っているとは、いい気味だ。」と言ったそうです。それ以来、幽霊は出なくなったとか…。あ~人間って怖い。』
あの悪魔

あの悪魔

交通事故を目撃してから連日悪夢にうなされるようになった「つぐみ」は心配する親友の朝子に8年前に起きたある事件の事を話し出した。8年前のある日、近くに住んでいた占い師のお兄さんとよく遊んでもらっていたつぐみは、いつも遊んでいた近所の野良犬が殺されていたのを見つける。一緒にいたその占い師は犬を埋めて供養した後、つぐみの手についた血を洗うため河原に連れて行くが、突如、悪魔に変身し、つぐみに襲いかかり、つぐみはその悪魔を傘で刺したと言うのだ。そして、その悪魔が…夢に出る様になったのだと。だが、不思議と近所の人や昔のクラスメイトはそんな事件は知らないと言う。朝子は調査を行い、8年前、占い師の男性がつぐみに刺され、いまだに病院で意識不明でいる事を突き止めたのであった! 表題作のほか、大晦日に一人で田舎のおじいさん、おばあさんに会いに来た女性の恐怖とその思いがけない結末「大年の客」、ハイキングの途中で怪我をした女の子二人組が見た不思議な花園「幽かな花」、雨の午後、教室で怪談話を始めた女の子たちの前に現れて話をしてくれた先生…だが、その先生が実は!? の「妖雨つづり」、など。 みずみずしい青春群像、そして心暖まる人間ドラマを描き続けた「小山田いく」が新境地に挑んだ珠玉ホラーシリーズの決定版! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『「あの悪魔」を描くために、久しぶりにタロットカードを並べてみました。そして、いくつかの事を占ってみたのですが…今になってみると、当たった事はひとつもありませんでした。もともと霊には鈍感な僕ですが、占いのほうの素質も皆無のようです。』
妖精たちの宴

妖精たちの宴

全ての性の飢狼に捧ぐ! 「鋼鉄の巨人」ダーティ・松本の初期名作集が表紙も新たに電子書籍として登場! もはや説明など必要のないレジェンドを体感せよ! 快楽の海でとろける二つの肉体……。アクロバットダンサーと体操教師による摩訶不思議な悦楽宇宙に、貴方の脳も溶けていく……!! 「とけていく…」…体育教師の私は、ある時に聖ルミというアクロバット・ダンサーと知り合ってしまう。その驚異の軟体動物的な肉体に魅せられて、誰にも真似出来ないような特異な体位で絡み合い、異常な快楽に溺れていった……。そして私が想いを寄せていた同じ体育教師の星野由美をも巻き込み、3人でのどろどろととろけるような一夜を過ごすことになる……。その日からわたしは「女と男と女」の絡みつくような至上の快楽に溺れていった……。アクロバット・ダンサーと体操女教師のとろけるような曲限肉体のからみ合い! 「女と女」、そして「男と女と女」の究極の3人プレイ! これ以上無い快楽の渦が吹き荒れる!! 「少女白昼夢」…妄想の中で異形の怪物に犯され、指がかってに悪戯を行ってしまう少女……。その様な日々が続く中、いつしか少女は何かの子を孕んでしまう。そしてついには奇妙な双子を産み落とした少女。奇妙な母子はただれた関係となってしまい……! 「危険な関係」…大企業の社長の愛人となった美女たち。しかし、ある日彼女たちは社長の前から姿を消してしまう。社長夫人によって拉致された愛人たちは海辺の別荘へと監禁され、嫉妬に狂った社長夫人の手によって調教を受ける。そして最悪の結果が……!
きみはノルン

きみはノルン

女神ノルンにでも運命を変えてもらうんだな… 子どもの時からシスターこと石飛静里と、ミューナこと石飛美宇奈の姉妹に手こずらされていたアントこと佐和安人(さわ やすひと)は、ある日近所に住む占いのおじさんにそう告げられる。時は過ぎ、高校生になった安人だが、相も変わらずシスターとミューナに振り回される日々。そんな中で、アントは昼間は真面目な高校生、放課後は友人の大纒全と共に学校近辺の怪奇現象を調査するアルバイトを行いながら、いつか女神ノルンに出会える日を夢見ていた。ある日、花を咲かせず夜に泣くという桜の木を調査に来たアントは桜の木のそばで不思議な少女に出会う。女神ノルン? 期待するアントだが実は彼女は意外な正体を隠していた…。その他、ゼンに以前懲らしめられた事を逆恨みしイタズラを仕掛けた女の子が逆にゼンに惚れ込んで…の「首のない恋人」「月下美人」など。女神ノルンに憧れる高校生とそれを囲む友人たちの織り成す青春ファンタジー第1巻! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『毎日顔をあわせているのに、三日とあけず手紙をくれた女の子。何かとプレゼントをくれながら、一度も姿を見せてくれなかった女の子…。女の子は、時々不思議なことをします。女の子は、どこかに妖精の部分を持っています。そしてある日突然、普通の少女が、人間の運命を決める「女神ノルン」になることがあるのです。』
紅い十字路

紅い十字路

私、間柴祥子。お父さんが買った一戸建て、今までのマンションと違ってとても快適…一つの事を除いては…。 何故だか頻繁に事故の起きる窓の下の十字路。ある夜中、祥子はそこにこの世の者とは思えない不気味な人影を見る。恐ろしくなった祥子は親友の蘭とそのポーイフレンドの陣に一緒に十字路を見張るように頼むが、その晩、祥子の家を訪れた二人はそこにいた何かに怯えて走り去ってしまう。そして翌日、蘭の死の知らせが…。蘭の死後、部屋に閉じ籠っていた陣は、やがて祥子の前に姿を表し、その晩彼等が視たものとその十字路にまつわる恐ろしい話について語り始める…。その他、たまたま立ち寄った電気屋で買ったビデオテープ、しかし、そのテープは人々の夢を録画できる不思議なテープだった…の「夢が知っている」、自分の寿命を知ってしまった少女が家を抜け出て向かった先は…の「あたしが死ぬ朝」、不幸な死を迎えた少女が蝶となって人々に災いを運んで行く「凍蝶」など。みずみずしい青春群像、そして心暖まる人間ドラマを描き続けた小山田いくが新境地に挑んだホラーシリーズ第2弾! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『映画などを観ていると、「あれ、この場面、前に夢で見たことがある。」なんてことが時々あります。それを逆にした話が「夢が知っている」ですが、夢にはホラーの要素が山ほど詰まっている気がします。またいずれ、怖い夢の話など、描いてみたいと思います。』