となりのマンガ編集部 第4回:月刊少年シリウス編集部 『転スラ』で拡大したチームの強さの秘密とは?

マンガの編集部に赴き、編集者が今おすすめしたいマンガやマンガ制作・業界の裏側などを取材する連載企画「となりのマンガ編集部」。第4回は、講談社の『月刊少年シリウス』編集部です。シリウスといえば、11月25日に劇場版アニメ『転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が公開の通称『転スラ』。編集部内にもそこかしこに『転スラ』グッズがひしめいており、今やシリウスの代名詞ともなっています。また、『はたらく細胞』も数多くのスピンオフが生まれ大人気作品となっています。ただ、個人的にはそれ以前からも『空色動画』、『論理少女』、『永遠図書館』、『さよならジュリエッタ』など独特のテーマや世界観を扱った作品群や、別冊である『ネメシス』の特濃の作品群など注目すべきところが多く気になっていた編集部でもありました。『水曜日のシリウス』としてwebでも多くの作品を公開する編集部の三﨑さん、福島さん、中﨑さんのお三方にお話をうかがってました。

取材:マンガソムリエ・兎来栄寿

バクマン。』で編集者になりました

――最初にお三方のこれまでの経歴、編集者になられたきっかけ等を含めた自己紹介をお願いします。

三﨑 三﨑と申します。今年で3年目になります。当時多分小学校の6年生だったと思うんですけど、すごくマンガが好きだったので将来はマンガに関わるような仕事をやりたいなと思い、まず漫画家を志して、絵を描いてみてこれは無理だな、と(苦笑)。…というところで『バクマン。』を読んでいたら編集者という職業を発見。漫画家さんと直に関わって漫画を創っていける。しかも1人だけじゃなく複数の人と関われるということで、「編集という仕事に就けばいろんなマンガ作品にゼロから携われるじゃないか」と。単純に『バクマン。』からの憧れではあるんですけども、その時からマンガ編集者をやってみたいと思うようになりました。そのまま勉強をちょっと頑張りつつ、志望校に落ちつつ(笑)。紆余曲折あり就活も少し苦労しましたが、とりあえず編集者というものにはなれました。

――実際に編集者になられてみてどうでしょうか。

三﨑 思ったより事務作業が多いなって(笑)。やっぱり『バクマン。』を読んでいると、漫画家さんと打ち合わせをしたり食事に行ったりバチバチ熱いことをやっていたので、ああいうことばかりできるかと思っていたら意外とパソコンをカタカタしてるな、と(笑)。予想外なことは多いんですけど、いろいろな才能と出逢える職業だと思うので、日々楽しく仕事をしています。

――それは素晴らしいことですね。では次に福島さんにうかがってもよろしいでしょうか。

福島 はい、福島と申します。2014年に講談社に入って、まずは5年間モーニング編集部にいました。そこから2年間はコミック販売、営業部にいました。そして去年の6月にシリウスに異動してきたという感じです。マンガ編集としては丸6,7年ぐらいになるのかなと。マンガ編集者になったきっかけは配属されたからでして、本当は小説志望でした。入ったときは「マンガ読まなきゃ」と、勉強として読んでいた感じではあるんですけど。編集と営業、両方からマンガに関わってきました。

――『モーニング』のころは何を担当されていたんですか?

福島 有名なところで言うと『カバチタレ!』の続編に当たる『カバチ!!!』と、本当に少しですけども半年ぐらい『インベスターZ』とか、後は先輩のサブ担当として『テセウスの船』の後半や『ランド』を担当していました。

――ありがとうございます。最後に中﨑さんにお訊きしてよろしいでしょうか?

中﨑 中﨑です。シリウス1年目の新人です。この仕事を目指した経緯は、大学3年ぐらいのときに「何か就活しないとな」となったときに自分の好きなものというのも当時は特になくて。「でもマンガは結構読んでるよな」と思い、マンガ系の職業を探していく中で編プロに滑り込めたって感じです。

三﨑 それで入れたのがすごいよね(笑)。

――(中﨑さんの着ているTシャツを見て)胸のオーバーソウルが素晴らしいですね。

中﨑 お隣の部署(マガジンエッジ編集部)からの供出品です(笑)。

中﨑さん着用の『SHAMAN KING』シャツ。

――皆さんの現在の担当作品は何でしょうか。

三﨑 僕は『転スラ』、また最近マガポケで始まった『戦車椅子-TANK CHAIR-』にサブで入っており、その他アニメ化した『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』を引き継いだり。自分で立ち上げたものでいうと水曜日のシリウスで『鈴木転生』、またタイトルの長い作品なんですけど『話が違うと言われても、今更もう知りませんよ ~婚約破棄された公爵令嬢は第七王子に溺愛される~』という女性向けの異世界ものもやっていて。大きいタイトルに関わりつつ、細々と自分でもやってる感じですかね。

福島 私は水曜日のシリウスでいうと、『俺の『鑑定』スキルがチートすぎて ~伝説の勇者を読み“盗り”最強へ~』。シリウス本誌だとすごく変わった連載の『超級装備(アウトロー・スキル)で無双して、異世界王に俺はなる!~OUTLAW PLAYERS~』。フランスで10巻ぐらい出ている作品を翻訳したものだったり、マガポケでフルカラーの『クイーンズ・アカデミー』と、ツイシリというTwitterの媒体で『散歩する女の子』という女の子がただ散歩するだけのマンガを担当しています。後はもう一つ、Palcy×pixiv異世界だとついこの間に1巻が出たばかりの『死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお義兄様に溺愛されてます』も後輩と一緒に担当しています。気がついたら、ほぼ全部の媒体に関わっているという感じですね。

――なかなか担当作品が多くて大変そうですね。中﨑さんはいかがでしょうか。

中﨑 僕は本誌だと先輩からの引継ぎ作品ですけども『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side B.B & M.T.C+』と『ミラキュラス レディバグ&シャノワール』。あと水曜日のシリウスだと三﨑が立ち上げた『鈴木転生』、後は先月末からPalcyで始まった『聖女の姉ですが、なぜか魅惑の公爵様に仕えることになりました』を担当しています。

今、シリウス編集部が薦める3作品

――今現在シリウス編集部として一番おすすめしたいマンガを3作品教えてください。お三方が1作品ずつという形でも大丈夫です。

福島 男性向けでは多分今一番勢いがあるのが『勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~』ですね。掲載が始まったときの水曜日のシリウスでの反響がすごくて、異世界物を多くやっている作者も出たときに「これはいける!」と思ったようで。その言葉通り、全体的に今のシリウスは電子が非常に強い中で、しっかりと紙にも波及して売れています。

女性向けに関してもいっぱい始まっていて候補はいくつかあるんですけど、筆頭を選ぶとしたらやっぱりこの『悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~』かなと。売れているものが多い中でも抜群に売れています。作画の水辺チカさんが非常に多作な方で、『水無月家の許嫁 ~十六歳の誕生日、本家の当主が迎えに来ました。~』という連載をもう1個やった上にアンソロジーの表紙なども描いているという八面六臂の大活躍です。

あとは『デキる猫は今日も憂鬱』ですね。アニメ化も決まっていていて、全然違う毛色なんですけど「なろう」とかとはまた別の軸で売れています。バラエティー的な意味でもこの3作品ですね。

三﨑 シリウスのイメージって多分『転スラ』がすごく強いと思うんで、『勇者パーティを追い出された器用貧乏』なんかが売れるのは何となくわかると思うんですよ。でも『デキ猫』などもあって、カラーとしては広げている感じがありますね。

――個人的な印象ですが、元々シリウスさんってかなり自由にやられているレーベルというイメージがありました。ネメシスが出てきたときなども、すごい作品がいっぱい載っているなと。今でもその系譜を継いだ『ライドンキング』や『ベアゲルター』なども続いていますし。

三﨑 現状まさに自由にやっている感じがあって、何かすごくチャレンジ精神のある編集部だなって思ってますね。実際、結果も出ていますし。

福島 やっぱり「少年」シリウスなので、少年マンガなのかなと思われてることが多いんですけど、実は全然それだけじゃなくて。あらゆるジャンルに可能性を広げていっています。

――『転スラ』の影響でなろう系統の作品が最近すごく増えてらっしゃいますけど、その中でもまたいろいろな作品が出てくるのはシリウスさんの強みかなと思っています。

バラエティに富んだ刊行作品。

シリウス編集部の強みはラノベ編集との連携とチームワーク

――次に、こちらの作品の制作中のエピソードや裏話などありましたらおうかがいしたいのですが。

福島 『偽聖女だと生贄にされたら、魔王様に求婚されました~契約花嫁は精霊たちとスローライフを謳歌する~』原作の柚子れもんさんはとても多作で、別の作品についてシリウス編集部の隣のラノベ編集部が「ちょっとコミカライズしませんか」と声をかけたら他にも作品がたくさんあることがわかって。どれもクオリティが高いのでぜひお願いしたいとなり、実は『死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお義兄様に溺愛されてます』も最近同日に発売しています。原作の方のバイタリティに助けられてるところもありますし、原作側でどういう反応があったのかを先に見れることが結構大きいかなと思っていて。「こういう読者が、こういう風に反応してるんだ」ということを踏まえながらマンガを作れるのは、こういったタイプのコミカライズならではですね。また、柚子さんは読者のコメントに返信をたくさんされる方なんです。(そのおかげか)しっかりしたコメントが作品についているので、そこは注目していますね。

中﨑 既にファンのコミュニティみたいなものがある気がしますね。

福島 「漫画家になりたい」とか「作家デビューしたい」みたいな人たちと一緒に「この原作でやってみよう」という場合、全く何もない状態でネームから作っていくのとはまた違った作り方にはなってくるので、そこは面白いですね。僕はシリウスにくるまではそういう仕事のやり方は全然したことなくて。『カバチ!!!』の場合はオリジナル原作なので、打ち合わせが真夜中に行われ(笑)。

――真夜中だったんですね(笑)。

福島 そういう意味では今はすぐ隣にラノベ文庫の編集部があって、その連携というのがやっぱり重要になってきています。もちろん、すべての原作者に担当編集がいるんですが、隣同士で密に連絡を取れるというところが非常に協力体制として重要ですね。

――それはすごい強みですね。今は膨大な作品数があるので、その中からコミカライズするための作品を見つけるのもすごく大変だろうと思うんですけど。

三﨑 そうですねぇ。

福島 その辺りはラノベ編集部の選球眼みたいなものがあるので、協力してもらっています。シリウスのマンガ編集がランキングなどを血眼になって見て選んで…というよりは、「こういうのどうですか」みたいな感じで提案してもらうことも多いですね。良い意味で他力本願。もうプロの眼を信じる。

――多分、一般の読者はマンガとラノベの編集部って別々のフロアにあるイメージだと思います。

三﨑 物理的に近いってすごく良いですよね。

シリウス編集チームとラノベ文庫編集チームは隣合っており、パーテーションなどもなくすぐにコミュニケーションが取れるようになっている。

――続きまして、シリウス編集部さんについてお訊きしていきたいのですが、編集部の人数は何名くらいなんでしょうか。

三﨑 編集部は21人くらいですね。

――この企画を始めて以来、今のところ一番多いですね。そんな編集部内で最近流行っていることはありますか。

福島 今若干お休み中ですけど、ヨーヨーかな?

三﨑 ああ、ヨーヨーですね!

福島 先輩に昔ヨーヨーがとても得意だった人がいまして、たまたま渋谷かどこかで名人と逢ったことでヨーヨー熱が再燃して、後輩たちにヨーヨーを布教して、ヨーヨーの団体みたいなものができています。

三﨑 ほぼ若手しかやってないですけど、皆でヨーヨーを練習してひたすらトリックを繰り返すという(笑)

――「スパイダーベイビー!」みたいな感じでしょうか(笑)。

三﨑 「1回ちょっと検定とかも行ってみる?」みたいな話もありまして、一通り検定で見られる技は全部できるようにしようと。ラジオ体操じゃないんですけど、できたらハンコを押していくみたいな(笑)。

――そういった遊びから新しい発想も生まれるかもしれないですし、何なら新しいヨーヨーマンガが生まれるかもしれないのですごく良いと思います。次の質問ですが、ご自身の編集部で自慢できることを一つ挙げるとすると何でしょう。

福島 仲の良さじゃない?

三﨑 うん、それはそうですね。

福島 今でこそ21人ぐらいまでになった部署ではあるんですが、そもそものシリウス創刊時って数人とかからスタートしていて、結構長いあいだ、なかなか拡大できないというところを戦ってきた人が多いので、非常に結束力が強いというか。個人同士で争うっていう考え方がかなり希薄で、何かあったら部内に全部すぐ共有されます。ノウハウとか方法とか、「この手続きはこうした方が良い」みたいなちょっとしたことも含めて、とにかく共有してやろうみたいな。だからこそ、例えばヒットの潮目が変わったときにみんなでワーッと参入する動きとかができやすいですね。

三﨑 一緒の方向を見ていけるっていうのは良いですね。

福島 部署によっては個人の切磋琢磨によって成長するみたいなところもあると思うんですけど、シリウスの場合は逆で、集団として動くチームですよね。

三﨑 ある先輩から言われたのは「シリウスから出ている作品は皆が担当してるんだ」という考え方。何かトラブルがあったらすぐに共有して欲しいし、何か良いことがあったらこれも共有して欲しいし。みんなで前に進めるような仕組みをこのまま維持し続けたいよね、という話をしてますね。

――その素晴らしいチームワークを作るにあたって、何か特別なことやってたりとかするんでしょうか。

三﨑 新しく来た人と積極的にコミュニケーションは取ろうとしますね。僕が来たときとかは、お昼休みに部員1人ずつ、マンツーマンで毎日入れ替わりでお昼ごはんに行って話をする会をやったりとか。個々人での密な関係を結ぶための時間を取るようにしています。

シリウス編集者の人生の1冊

――今度はまた順番におうかがいしていきます。編集者が繋ぐ思い出のマンガバトンとしまして、お三方の人生の中で思い出に残る1冊について教えていただけますでしょうか。

三﨑 僕は自己紹介で少し話しましたが、編集者という職業を知るきっかけにもなりつつその後の人生にも大きく影響したということで『バクマン。』ですね。同年代の出版社とか編集者を目指していた子たちは大概通ってるとは思うんですけど。あの作品に出会えたことでこの仕事を知れたし、ぼんやりとしていた「マンガに関わりたい」という夢がすごくクリアになった部分もあるので、僕にとっては大事な作品でもあるし、今ここに居られるのも『バクマン。』があったお陰かなって。すごく他社のマンガを上げてる感じですけど(笑)。

――皆さん、他社の作品を多く挙げていただいているので大丈夫です(笑)。忌憚なく思い出を語っていただければと。福島さんはいかがでしょうか。

福島 僕は他社じゃないんですけど(笑)。高野文子さんの『黄色い本』がめちゃくちゃ好きで。読んだのは大学時代だったと思うんですが、本当に衝撃的でした。全ての「読書する人」への応援歌的な本なので、ものすごく好きです。人にプレゼントするために何冊も買ったんですが、親にあげたら「ちょっと意味がわからない」と言われ全然ハマらなかったですが(笑)。「こんな風に誰かの人生に影響を与えられるかも…」という思いで本を作っている人は多いんじゃないか、自分もそういうことをやってみたいなと思いました。『棒がいっぽん』の「美しき町」なんか何度読んでもため息が出るすごい作品ですね。非常に怖い内容だと思ってるんですけど(笑)。

――ありがとうございます。中﨑さんはどうでしょうか?

中﨑 そうですね…(長考)。『3月のライオン』にします(笑)。

三﨑福島 (笑)。

中﨑 これは大学時代に読みました。元々幼いころからたくさん漫画を読んでいたわけではないのですが、『3月のライオン』を読んでもう大好きになって。それが他のいろんな雑誌の作品をたくさん読み始めるきっかけになりました。モノローグが非常に多いんですが、グッとくる何回も読み返したい言葉がすごく多い作品です。

おわりに

――最後に、次の編集者に渡すバトンとして一言をいただければと。

三﨑 思い出の1冊って、改めて自分を振り返り今の自分のルーツを辿るという意味で良い質問ですね。良いきっかけになるかなって思います。

――何かお知らせなどありましたら、お願いします。

福島 我々は偶然にも新人賞チームという、新人賞運営+新人発掘的なことをやっているチームメンバーの一部なんですが、今まで話したようにシリウスは非常にバラエティーに富んだ雑誌です。少年マンガだけじゃなくて「こういうマンガをやってみたいけどどこの雑誌に持って行ったら良いかわからない」とか「シリウスは向いてないかな?」という人も含めて、新人賞でも持ち込みでもシリウスに来ていただけると、何かしらの可能性は絶対に開けると思います。「デビューまでがすごく早いことで有名」と自分たちで言うようにしているので(笑)このインタビューを見ていただけた漫画家志望の方は、ぜひシリウスに持ってきてください。

――巻末の新人紹介のマンガも毎回楽しみに読ませていただいています。新人のレベルも高くバラエティ豊かな作品が掲載されていて面白いのですが、11月26日発売号からはONE先生の注目の新作『バーサス』が始まりますね。

三﨑 我々は直接関わってはいないんですが、本当に気合を入れて作られているな、と感じます。

福島 村田雄介さんも反応されていましたが、ご自身で作画をされるときとも村田さんの作画のときとも違う、あずま京太郎さんの迫力ある絵と合わさったときのマリアージュというか、化学反応をぜひ見ていただきたいです。

 

『バーサス』連載開始の月刊少年シリウス2023年1月号。

 

――最後にシリウス読者・マンバ読者の皆さんに一言お願いできますか。

三﨑 本当に感謝しています! 

福島 他の編集部や雑誌に比べても読者を選ばない編集部なので、ぜひ選んで欲しいという感じですね。シリウスの枠の中にはどんなタイプの作品もいっぱいあって、見つけるのが大変なぐらい売り場もバラバラなんですけど、必ず何か琴線に触れるものがあると思うので見てみてほしいです。

――本日はどうもありがとうございました。


バクマン。』を読んで編集者を志した方が活躍している時代になったことを思うと、胸が熱くなりました。そして、シリウス編集部の皆さんのお話を聞いていると編集部内でもそうですしラノベ編集部との連携も含めて組織としての強靭さを感じました。正直なところ昔は面白さに比べて雑誌の発行部数が少なすぎて勝手に存続を心配していた部分もあったのですが、複数のヒット作を生み出して大きく成長し、フレッシュなエネルギーにも溢れ、編集部にもとても活気が溢れていた印象でした。傑出したチームワークで今後も面白い作品をたくさん送り出してくれることを改めて確信した日となりました。更なるシリウスの輝きを楽しみにしています。

 

以下は取材時の写真です。

特大ポップに
見本誌が収められた本棚。
そこかしこに『転スラ』グッズがたくさんあるのが印象的でした。
血小板ちゃんも取り込まれていました。

記事へのコメント

「新人賞チーム」担当がいるほど新人発掘に力を入れている雑誌だったとは。確かにシリウス新人賞の読切ってやたら本数多いんだけどバラエティに富んだ印象がある。読んでてワクワクするというか。

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