ルーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生~
1967年7月、日本初の週刊青年マンガ誌「漫画アクション」が誕生―― その約2年前、後の初代編集長である清水文人は、「漫画ストーリー」編集長として新しい漫画を世に送り出そうと悩んでいた。そんな中、ゴミ箱から拾い上げた一冊の同人誌「マニア」に“何か”を感じる。徹底した取材と漫画への愛情から紡ぎだされる「漫画アクション」創刊秘話!
戦後を駆け抜けた伝説のアウトロー、安藤組組長・安藤昇(あんどうのぼる)の半生を描いた実録任侠コミックの決定版! 戦時中、大日本帝国海軍の特攻隊員として生命を捧げる使命感で生きてきたものの、終戦を迎え安藤の心は空っぽな状態に陥ってしまう。敗戦の4ヵ月後、疎開先の藤沢から新宿に戻るも、跡形もなく変わり果てた故郷の姿に涙する。そんな矢先、一人の娼婦に浴びせられた怒声が安藤昇の虚無感を粉々に打ち砕いた。何かやってやると決意した安藤は軍資金を作り、下北沢の喫茶店を根城にして「安藤軍団」を結成する。そして、新宿・渋谷・銀座へと進出を始める安藤たちだったが……。
惨殺された妻子の復讐に燃える男・大紋字龍伍(だいもんじ・りゅうご)に立ちはだかる日本列島同時巨大災害!災害パニックの中でも任侠道を貫く龍伍の生き様を、壮大なスケールで描きあげた意欲作!!赤竜流組若頭である龍伍は、粟待我竜(あわまち・がりゅう)組長の息子・正義(せいぎ)を、組の金を横領し六百億の損害を与えたけじめをつけるために処刑する。その後、自宅に戻った龍伍に驚愕の事態が!妻・美夏子(みかこ)と、娘・美奈子(みなこ)が惨殺されていたのだ。その傍らには組長愛用のライターが…。そして組長殺しを決意した龍伍に、日本列島大地震が襲いかかる……!!