戦後を駆け抜けた伝説のアウトロー、安藤組組長・安藤昇(あんどうのぼる)の半生を描いた実録任侠コミックの決定版! 戦時中、大日本帝国海軍の特攻隊員として生命を捧げる使命感で生きてきたものの、終戦を迎え安藤の心は空っぽな状態に陥ってしまう。敗戦の4ヵ月後、疎開先の藤沢から新宿に戻るも、跡形もなく変わり果てた故郷の姿に涙する。そんな矢先、一人の娼婦に浴びせられた怒声が安藤昇の虚無感を粉々に打ち砕いた。何かやってやると決意した安藤は軍資金を作り、下北沢の喫茶店を根城にして「安藤軍団」を結成する。そして、新宿・渋谷・銀座へと進出を始める安藤たちだったが……。
400ページ超えの脅威の大ボリューム! 戦後の混乱期を駆け抜けた時代の風雲児・安藤昇。数々の修羅場を潜り抜けた男が体験した、忘れがたき雀士との麻雀十番勝負を回想する。阿佐田哲也との代紋をかけた死闘、若かりし頃の小島武夫の天才的な打ち回しなど、本人でしか語り得ない秘録が描かれる! 本作は麻雀という題材を通して、昭和に生きるカッコいい男の生き様を描き、平成を生きる我々日本人の忘れかけている熱い心を思い出させてくれる作品だ。(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
戦後の混乱期!たぎりたつ血を燃焼しつくした男たちがいた! 餓狼集団を率いた安藤昇の一代記。
戦後を過激に生き抜いた安藤組組長・安藤昇(あんどう・のぼる)の半生を描いた実録任侠コミック。特攻隊員として生命を捧げるという使命感で生きてきた安藤は、終戦を迎えて虚無感に襲われる。しかし、娼婦の怒声により何かやってやると決意した安藤は、大豆の買い出しで軍資金を作り、下北沢を根城にした安藤軍団を結成する。そして、銀座へと出かけた安藤達は、そこで不良を仕切る“銀座デカ市”と勝負して……!?
平和を謳歌し続ける現代でなく、世界を敵に回した戦争に破れた混乱期を生き抜き、安藤組と言う愚連隊の一大組織を造り上げた漢「安藤昇」。その漢の半生を描いたこの作品だが、余り知る事の出来なかった安藤組と言う表舞台に登場する前の、若かりし頃のエピソードを非常に興味深く読ませて貰いました。愚連隊は悪であるが、善悪と言う次元を超越した太く爽快な生き様に、憧れるのは私だけだろうか。
>ヤクザから俳優に転身し、作家、プロデューサーとしても活動した安藤昇さんが16日午後6時50分、肺炎のため都内の病院で亡くなった。89歳だった。1週間ほど前に体調を崩して入院。家族にみとられて亡くなった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151218-00000037-nksports-ent 久しぶりに読もうかな
平和を謳歌し続ける現代でなく、世界を敵に回した戦争に破れた混乱期を生き抜き、安藤組と言う愚連隊の一大組織を造り上げた漢「安藤昇」。その漢の半生を描いたこの作品だが、余り知る事の出来なかった安藤組と言う表舞台に登場する前の、若かりし頃のエピソードを非常に興味深く読ませて貰いました。愚連隊は悪であるが、善悪と言う次元を超越した太く爽快な生き様に、憧れるのは私だけだろうか。