昭和30年――北海道・夕張炭鉱に向かう男たちがいた…喧嘩屋の花田鉄次と同じく喧嘩屋の源。二人が夕張炭鉱に向かう理由は賭けゴロで金儲けの為である【賭けゴロ】とは、気性の荒い抗夫などの間で行われる金を賭けたケンカの事。しかし、喧嘩屋(プロ)が金目的で参加することはご法度…バレればすぐさま処断されるのである。喧嘩屋・花田鉄次の日に日に増す危険相手や危険なリングなど喧嘩屋の生き様を描いたストーリー作品!!
70年代麻雀劇画の世界がここに復活! 日本初の麻雀漫画雑誌「ギャンブルパンチ」で掲載されていた幻の作品が今、電子書籍となってよみがえる。麻雀がまだ“不健全なもの”とされていた時代、その麻雀にとりつかれた人間たちの情念のドラマが展開! 病気の妻の入院費を稼ぐためにたった一度イカサマに走った男の転落を描く「雀張雀(ジャンバルジャン)」、麻雀勝負をしかけては相手を破滅させる破戒僧の物語「地獄僧(ヘルボーンズ)」、勝つか負けるかの瞬間に生を確認する孤高の雀鬼「栄和狼(ローンウルフ)」など全9作を収録。作者:鳴島生 1940年東京都生まれ。1959年横山光輝のアシスタントとなり、集英社の少年誌『日の丸』にて「弾丸3号線」でデビュー。のちに青年誌に進出し、麻雀漫画を多数執筆。2003年死去。
二時間前に処刑されたハズの男が、一転して闇社会の悪を裁く仕事人に…!? 関東重犯罪刑務所に捕えられ、独房の中で死刑を待つ男・本堂武。米軍キャンプを襲い給料を強奪、挙句の果てに五人の人間を殺した超危険人物の彼に、刑務所所長がある任務を依頼した。それは横浜に本拠を置く大組織「銀星会」の若きドン・小暮了次郎を生きたまま捕獲、そしてある「モノ」を奪い取れというもので、成功すれば本堂は解放されるという。戦後はじまって以来最も危険な死刑囚が昔の仲間と共に永久の自由を追い求めるハードボイルド・アクション!
スパーキー・ジョーの異名を持ったストライカー、冬木譲一。だが皮肉にも彼の驚異的なキック力が悲劇を生む。試合中に放ったシュートが観客席の少年に当たり、死なせてしまったのだ。少年の祖父は組員1万5千人を率いる大日本天地会の会長。跡取りを失い怒りに燃える会長は、同じ苦しみを与えるべく冬木の家族を手にかけた。そして今、巨大なヤクザ組織を相手にして冬木の孤独な復讐が始まる!
闇の中で目を光らせ獲物を待つ梟たち、新聞記者とはいわばそんな存在なのだ。大都タイムスを舞台に梟たちは今日も特ダネを求めて、そして真実を求めて街を飛び回る。だまし合い、傷つけ合いの社会の中から確かなものを見つけ出すために! 神田たけ志の初期の傑作を電子化、ハードボイルド・ジャーナリズム漫画!!
新宿を舞台に繰り広げられる様々なギャンブル勝負、人間模様を描く。大勝したためにヤクザに指を折られた男が、たまたま通りすがった女性に介抱され、彼女の助けを借りて復讐に挑む「一盃口の唄」。地上げにあい、教会の立ち退きを賭けてヤクザとポーカー勝負を挑む「ポーカー神父」。バクチにはまった呉服屋の若旦那が更生に苦しむ「若旦那の話」など全8話収録。賭け事に魅せられた男たちに待つのは救いか、破滅か!?
劇画ゴッドファーザー、世界のタツミが描く傑作麻雀漫画「懸賞狼」が電子書籍でついに完全復刊!!「何を言われようと俺は和了(あが)る、いや、俺は和了らなければならないんだ!」殺された妻の復讐の為、2億円の現金が必要な本堂は命を削って旅打ちを続ける…!雀ブラーたちの哀愁、孤独、鬼気迫る生き様、数々の人間ドラマを「劇画」の命名者・辰巳ヨシヒロが時に熱く、時に切なく、卓越した筆致で描く!誰もが驚く、衝撃のラストシーンは必見!!
400ページ超えの脅威の大ボリューム! 戦後の混乱期を駆け抜けた時代の風雲児・安藤昇。数々の修羅場を潜り抜けた男が体験した、忘れがたき雀士との麻雀十番勝負を回想する。阿佐田哲也との代紋をかけた死闘、若かりし頃の小島武夫の天才的な打ち回しなど、本人でしか語り得ない秘録が描かれる! 本作は麻雀という題材を通して、昭和に生きるカッコいい男の生き様を描き、平成を生きる我々日本人の忘れかけている熱い心を思い出させてくれる作品だ。(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ すごい俺好みの展開でラストのコマも込みで最高だった。マジでいい映画を見た気分になれるね。あと俺は多分政岡としやの絵が好きなんだな。賭ゴロで思い出したが職種としては「あしたのジョー」のゴロマキ権藤と同じ部類なのかな ・特に好きなところは? ゴムボートの上でのサメデスマッチ。ここまではそこそこまだわかる展開だったがここで一気に面白さがました。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 最初から最後までいい感じの漫画だった。
「賭けゴロ」という、現代では聞きなれない喧嘩賭博で食ってるプロの喧嘩屋・鉄次が己を押し通しながらその拳で大勝負を制していく格闘漫画。賭博よりも主人公の行う格闘(拳闘興行と言うべきかも)がメインで展開されていく。 全4巻とはあるが、紙の単行本だと全2巻。するりと読めておもしろい、'70年代後半に描かれた格闘漫画なのだが、結構時代を先取りしていたのかもしれないと思わせられる。 変則リングといえる場所で戦ったり、 悪趣味な金持ち達が集まって、命が危険に晒される舞台での勝負をワーワー観戦したり、 巨大グローバル組織同士の抗争の手段として喧嘩勝負が利用されたり、 王大人が出てきたり… 同時期とそれ以前の漫画等娯楽作品には全然明るくないので、上記の内容はこの漫画が初出だ、などと言い張るつもりはないが、少なくとも後の時代の漫画に使われるものを既に扱っていた、時代を先取りした漫画だと言えなくはない。と思う。多分。知らんけど。 あとどうでもいいけど、最後のコマが大好き。いい映画を見終わった気分に自分は浸れた。
日本初の麻雀漫画雑誌「ギャンブルパンチ」で掲載されていた「雀鬼伝説」で 麻雀劇画という表現がとても似合う短編集。試し読みで読めた各話のタイトル を見た瞬間に購入して読んで購入したことを全く後悔しないくらい良さだった 「雀張雀(ジャンバルジャン)」/地獄僧(ヘルボーンズ)」「栄和狼(ローンウルフ)」このタイトルを見た瞬間買うしかないでしょう
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ すごい俺好みの展開でラストのコマも込みで最高だった。マジでいい映画を見た気分になれるね。あと俺は多分政岡としやの絵が好きなんだな。賭ゴロで思い出したが職種としては「あしたのジョー」のゴロマキ権藤と同じ部類なのかな ・特に好きなところは? ゴムボートの上でのサメデスマッチ。ここまではそこそこまだわかる展開だったがここで一気に面白さがました。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 最初から最後までいい感じの漫画だった。