瀬戸内の離島の中学校。新たな授業として三年生たちに課されたのは、正体不明の敵との「戦争」だった!ところが、クラス一の俊足の双海朔と、その幼馴染の安居島都の二人だけは、なぜか出兵不適格の烙印を押され…。
誰にでも、心に残る「ゴハン」がある。食にまつわる幸せな瞬間を切り取る庶民派オムニバス食コミック。台詞の無いサイレント漫画だからこそ、伝わる「味」と「想い」がある──。
食でつなぐ親子の絆!! おいしい料理が紡ぐ感動物語!! 離婚して職も失って途方にくれていた楓。疎遠になっていた居酒屋を営む父から「店を手伝え」と言われて実家に戻ると、そこは子ども食堂に…!? 子どもたちとの関わりで元気を取り戻す楓は…!? おいしい料理のレシピも満載の感動物語3編を収録!!
“美味さは心だ!!”一流の料理人を目指す少年・香月慎吾が持ち前のガッツと創意工夫で千差万別の味覚に挑戦!!グルメブームにプラス一味、本物の美味さを追求するネオ・グルメコミック第一弾が遂に登場――!!
▼第1話/筍▼第2話/湯▼第3話/冬瓜▼第4話/蒸▼第5話/豚▼第6話/包▼第7話/粥▼第8話/熊掌・前編▼第9話/熊掌・後編▼第10話/羊▼第11話/龍井蝦仁・前編▼第12話/龍井蝦仁・後編▼第13話/雛鳥▼第14話/清蒸●主な登場人物/沈夫人(劉家の奥方。美味しい物が大好きで、わがままな女性)、李三(沈夫人に料理の腕をかわれ、劉家で働いている。気が弱い)、愛蓮(沈夫人の身の回りを世話する女性)●あらすじ/沈夫人に買われた李三が、料理人として劉家にやって来てすぐのこと。恩を返すという意味でも、美しい夫人に喜んでもらおうと、李三は初物である筍の料理を作ることにした。そこに沈夫人の小間使いである愛蓮が料理を取りに来たのだが、そこで、前任の料理人が筍料理を作ったために夫人の怒りを買い、指を切られたという話をし始めて……!?(第1話)●本巻の特徴/各話で、李三の作る料理の数々をレシピ付きでご紹介。腕に覚えのある御仁は挑戦してみてはいかが?
水戸の名料理店・「柳屋」の次男坊・柳葉武蔵は、気性が荒く補導歴多数の問題児だが、露店で独学で学んだ味に加え、自由な発想で作る料理には、才能の片鱗を感じさせるものがあった。しかし、父の跡を継いだ料理人の兄との勝負でプロと素人の差を見せつけられ、修業の旅に出ることに……若干18歳、水戸の暴れ料理人・武蔵が、誰の舌をもうならせる味を極めるために、いざ出陣!!
中世ヨーロッパレベルの酒造技術しかない世界に、現代のお酒を持ち込んだら――。ある日、異世界と行き来できるようになってしまった日本。異世界の広大な土地や資源を手に入れたいと考えた政府は、“武力”ではなく、現代の“お酒”で異世界の人々を支配することを目論む。この計画に巻き込まれた、無類の酒好きダメ大学生・トウジ。彼は、自分が持つ圧倒的な酒の知識と技で、政府の計画を阻むことができるのか!?
両親を亡くしてから妹と仲良く暮らしてきた平凡OLの茜。しかしある日、茜は「聖女」であるらしい妹と共に異世界へと召喚されてしまう。住んでいた家も一緒に…!! 「異世界でもお姉ちゃんのご飯が食べたい!」と駄々をこねる妹のため、茜は美味しい料理を作ることに――!! 仲良し姉妹とほっこりご飯が紡ぎだす異世界グルメファンタジー、開幕!!
マンガ家の八沢木耕太郎は生活費の足しになればと《はなれ》を賃貸することに―― さあ、そこに引っ越してきたのが秋田出身の看護師・三輪安奈さん。何かにつけて世話焼きな彼女は料理上手な「七輪女子」だったのです!!
食材調理科に通う七瀬蒼司の料理はまるでビックリ箱! だが、師 匠と仰ぐ伝説のシェフ渋谷克洋との再会だけを夢見る蒼司は授業をサボりま くり、幼なじみの香織は呆れるばかり。そんなある日、憧れの渋谷シェフの 娘・天満が現れて‥。天才高校生シェフ・蒼司の運命がいま奔り出す! 1巻収録の3皿「焼かない!?牛フィレステーキ」「究極ふわとろかき卵~白 トリュフの香り」「食材が七変化!創作串揚げ」
鈴木みいな、もうすぐ16歳。頭の中はいつもオシャレのことでいっぱい。でもクラブで慧くんと出会ってから、みいなは慧くんに夢中!!でも慧くんは、みいなママのことが好きなのかも…!?甘い胸キュンラブとオシャレがいっぱいのエリカ・ワールド!!みいなママのクッキング・レシピも同時掲載!!
すべてのささやかなロマンは、その一杯から始まる。全国のコーヒー好きに愛読されつづけている不朽の名作『コーヒーもう一杯』の作者が、再び琥珀色のアロマ香る物語を描く。さらに甘く、さらに苦く、さらに味わい深く。コーヒーを巡る絶品の短編シリーズ、待望の」開幕。
会社員の渚は、成り行きから長距離ドライバーの浩と半同棲することに。食欲旺盛な『合鍵くん』と食べるごはんは、いつもより美味しくて――。二人で過ごす何気ない時間が、日々を彩りはじめていく…。
『お酒大好き!』な、仲良しOLの真紀と千春。二人して失恋し、ヤケ酒したお店を出た瞬間、足元の暗闇にまっさかさま!気がついたらそこは異世界で、目の前には獣人にエルフ!?自分たちを「聖女」と呼ぶ人々に、「この世界は瘴気に溢れており、各地を回ってその瘴気を浄化してほしい」と頼まれる。しかたがない。こうなったら、聖女のお仕事もしっかりしつつ、各地の美味しいお酒とお料理を堪能しよう!!真紀と千春、二人の異世界旅が今、はじまる…………かもしれない!?
埼玉随一の歓楽街・大宮南銀座。そこに年齢不詳、職業不明、いっさい謎の男が現れた。わかっていることはただひとつ、「彼を気持ちよく飲ませればお店にたくさんの客が来る」こと。『バレーボーイズ』シリーズの村田ひろゆきが描くムラムラの夜の“歓楽”ストーリー! 読めば呑みに行きたくなるマンガです。
常に腹ペコの聖女見習い・エミリアは修道院を追放されてしまう。手持ちの食料もなくなり困っていた彼女に手を差し伸べたのは魔女・アビゲイル!! アビゲイルとの出会いがきっかけで生活が改善されると、エミリアの秘められた魔力が炸裂して…!? 大人気小説のコミカライズ!! 聖女と魔女が紡ぐ異世界スローライフ!!
ひょんな事からバイク部メンバーとして活動中のオートバイ乗りの女子高生・佐倉羽音たちが、なんと日本を飛び出して“台湾”へ! 魅惑の観光スポットとグルメ満載の異国の地で“ツーリング”することになった彼女たちの運命は……!?
瀬戸内に浮かぶとある島に転校して来た女子高生・瀬乃本りな。彼女が好きなのは、イタリアンを作ること! 海の幸&山の幸が豊富なこの島で、料理部所属の陽和・ろみ・千恵海を巻き込みながら、今日もみんなにはナイショの美味しい放課後活動……でっきあっがりん! 圧倒的な画力で話題の気鋭・ふくしま正保が、自ら作って美味しいと思ったイタリア料理を繊細&大胆に描き出す、かわいくておいしいコミックス第1巻、めしあがれ!
特攻の町・知覧にある小さな食堂。そこには、特攻兵となり出撃してゆく少年飛行兵が集まってきました。彼らと食堂の家族が繰り広げた優しくて儚い物語。
青森の新聞社に新卒で入社した東京っ娘・飯美。先輩のきつ~い津軽弁に戸惑いつつも、青森の美味しい物、温かい人々に、どんどんはまって!? 海の幸、山の幸、青森グルメが超~満載!!
神々が集まる不思議な居酒屋「佐庭」と“視えちゃう”女の子「咲良」の美味しい物語開幕! 美味を好み日本種を愛す筆者が贈る、伝統行事のウンチクと旬の味満載の神グルメコミック!
「ごめんなさい、お父様お母様 恥を晒して逃げる事をお許し下さい――!」名家の令嬢・小波沙羅は、婚約者殺しの濡れ衣を着せられ、全国指名手配犯に転落してしまう!!警察の追手から必死に逃げる沙羅。でも、腹が減っては逃亡もままなりません!お嬢様、全国を逃げ回りながらご当地グルメを喰らい尽くす! 異色の逃亡×B級グルメコメディ開幕!!
その家を守る神様は、暮らす人に幸をもたらすという…。お金にしか興味のなかった菅波多緒は、バイト先の先輩からうさんくさい高収入短期バイトを紹介される。田舎の古いお屋敷に住み込んで、奥座敷に祭られる「神様」のお供え物を作るのだというが…。金に釣られて応募した多緒だったが、その古い家には不思議な少女がいて…。グルメ×和風ファンタジー×ちょっぴりラブコメ!? あたたかく幸せな季節を過ごす神様と人の物語。※こちらの商品には、巻末に紙・電子共通特典イラストが収録されています。※
オフィス街に程近い商店街にある食堂「洋食のねこや」。猫の絵が描かれた扉が目印なことと、洋食以外のメニューが豊富なことを除けばごく普通の食堂…だが、一つだけ秘密がある。毎週土曜日の店休日、「ねこや」は“特別な客”で溢れ返るのだ。“こちらの世界”の人間なら食べ慣れた料理でさえも、彼らにとっては見たことのない絶品料理。そのため、“特別な客”たちは、「ねこや」をこう呼んでいる―――「異世界食堂」。読めば必ずお腹がすく、美味しい異世界ファンタジー、開店です。
島の中学校の新学年、三年生の時間割に「戦争」が加わった。毎週金曜五時間目に、選抜されて本土に出征していく級友。しかしそこに、安居島都と双海朔の二人だけ、選ばれることはなかった。 正体不明の敵、子供も駆り出される程切迫した戦況……絶望的な状況下で、混乱しつつも日々を生き、恋をする中学生達。そして出征を拒まれる二人の謎とは……。 □□□□□ 小さな島の日常の穏やかな、優しい情景と裏腹な、不穏な情勢と多くの謎に、心が宙ぶらりんになりながら、読むのをやめられなくなる作品である。 好転しない現実、死と隣り合わせの毎日。その中で迷い苦しみ、ある者は怯え、または覚悟を決め、あるいは何かを見出そうと必死になり……在り方は様々だが、皆一様に、悲壮である。 一人ひとりの懸命な青春を、どんなに丁寧に描いても、その命はいずれ奪われていく。そして、辛い鬱展開が待っている。 その中で、一番辛いものを背負うのは、実は生き残っている安居島都である。その過酷さはある意味、筆舌に尽くし難い。それでも「食」をよく分かっていて生きる力の強い都は、前を向く。少しの幸せだった思い出を胸に……。 生きるのに必要なのは、悲壮さではない。淡々と飯を食い、命ある限り前向きな意志を持つことだ。そんなメッセージを最後に提示するために、4巻を丁寧に描き切った優先生に、今は深く首を垂れたい。