秋の土用の辰の日とか知らなかったな〜
神々が集まる不思議な居酒屋「佐庭」と“視えちゃう”女の子「咲良」の美味しい物語開幕! 美味を好み日本種を愛す筆者が贈る、伝統行事のウンチクと旬の味満載の神グルメコミック!
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真夜中に三ツ社高校に落ちた隕石によって、テスト問題を盗もうと学校に忍び込んでいた怪しい学習塾長は暗黒栄光神社を名乗り超能力を操りだす。学園の危機に、3つの神社の娘たちが立ち上がる!…かもしれない。永久保貴一の異色ギャグホラー中編。(60P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.31に収録されています。重複購入にご注意ください。)
web雑誌ホラーシルキーの増刊で、怪奇・奇譚の過去の名作・傑作をセレクトしたweb雑誌・奇奇怪怪をお届けします。永久保貴一「黄昏症候群」は、1990年代のオカルトブーム全盛期の作品で、逢魔が時と言われる黄昏時に廃病院跡に入ってしまった女子校生3人組が、誰もいない筈の病院で入院中の老婆に出逢うお話。彼女たちが見たのは霊、それとも…?山下友美「幻想館奇譚」は、これぞ奇奇怪怪、という逸品で、不可思議な展示物のある博物館を舞台にした幻想館シリーズの1編。メアのいる風景、という風景画にまつわる不思議が語られます。稲垣みさお「視力∞」は、透視能力がどんどんエスカレートしていったら、という、どこかSFチックな稲垣みさお先生のセンスの光る作品です。愛田真夕美「妖子奇譚」は、妖怪の中で育った心優しい半妖怪の娘が自分を捨てた母を想う話。妖怪の中で生きる美しい娘の姿がどこかメルヘンチックな魅力のある一編です。大橋薫「おクスリを買いに」は、明治初期の田舎で病の母のために西洋の薬を求める男の子のお話。17pの短編ですが、それを全く感じない怒涛の展開の作品です。稲垣みさお「我が家のペット事情」は、何と生きてる腕をペットとして飼うというお話。ブラックで少し不思議で、でも怖くもあるお話です。永久保貴一「遊ぶ踏切」は、拝んではいけないと言われる無縁仏にまつわる永久保先生の初期の傑作怪談です。愛田真夕美「家族計画」は、ブラックな嫁姑問題なのかと思いきや、というテイストの違ったブラックな一編。恐怖だけではない不可思議、人の常識の及ばぬ「奇」と「怪」の傑作の数々をお楽しみください。