じゅうけんでんせつ
あらすじ
明治初期、北海道の大地で繰りひろげられる、巨大なヒグマと武士の血をひく若き狩人・真之助との息づまる死闘!剣を手にすれば鬼神のように強かった父を殺した、巨大なヒグマに復しゅうを誓った真之助は、10年の歳月をかけてヒグマを追い詰めていく!「獣剣伝説」他、ヒマラヤに墜落してひとり生き残った少年を描いた「神の娘」を収録。
村上もとか中期の作品。父の仇である羆を追う1人の青年とアイヌの物語。なのだが、表紙の熊が予想外にウソだろっていうくらいデカかった。全長9mを有に超えておりザ・ワールド・イズ・マインのヒグマドン(北海道時点)の全長8m以上、銀牙なら赤カブトの全長10mに匹敵する、大体その中間くらいのデカさだと想像していただいて差し支えない。
当然、現実ではありえない大きさなのだが、この作品は人を襲う化け物に復讐を挑む物語であると同時に、アイヌの神としての熊が消え去ってゆく物語としても描かれている。人と熊の神話の終わりを描いた一大叙事詩で、最後は言葉にならない感動があった。
あらすじ
ほぼ実話、にゃんわりギャグ! とある女性作家とそのマネージャー、そして3匹の飼い猫たち。飼い主の心の隙間を狙う3匹は、いったいどんなハプニングを巻き起こす――!? 猫たちと暮らす他愛もない日常をリアルに描き出す“にゃんわりギャグ”の新境地がここに! 元になった猫たちを撮した資料写真など、おまけページも多数収録!!
まわるどーなつときんようび
あらすじ
赤髪の男子と、ちょっとコワモテの黒猫。二人は揚げたてのドーナツをかかえて毎週金曜日にキッチンカーでやって来る。二人の出会いから始まる、ふわふわドーナツのおいしい秘密とは…。思い出が笑顔でつながり、広がる人の輪◎甘~い幸せお届けします。単行本描き下ろし充実。
あらすじ
憤ったり、すねたり、思索したり、孤独に沈む性悪な猫たちは、性悪女を自覚する彼女の分身。でも、託すべき想いと託される猫との間には距離があり、両者のモノローグが交響し、静謐な詩情の世界が現れる。『さくらに風』にはこんなセリフがある。「やさしい自分であろう、やさしさを失くすまい」;と貴方が思うとき、貴方は淋しいのだ。やさしく在ろうと努めたことが、誰の為になったろう……と思うとき、貴方は傷だらけだ」。自立した女性の繊細な感情を猫のしなやかな姿態に託した鋭利な感性と詩情の世界。急逝した著者の代表作がよみがえる。収録作「出口」「性悪猫」「長ぐつ はかない ねこ」「時間の兵隊」。単行本未収録作1編と新たに発見された貴重な猫イラストを初収録!
ばーおくとぱすからーぺーじぞうりょうばん
あらすじ
【人魚、クジラ、ウミガメ、クラゲ、ハリセンボン・・・さまざまな海の生き物が集う「バー・オクトパス」へようこそ】静かな青い海――。色とりどりの海藻やサンゴの奥に、ひっそりと佇む小さな酒場「バー・オクトパス」。バーテンダーは、8本の足を自由自在に操り、カクテルを作るタコのマスター。人見知りの人魚さん・関西弁のぐじさん・おしゃべりなチンアナゴさん・コワ~イ顔したサメ軍団・警察に追われる謎のウミガメさんなど、今夜も訪れるのは、個性豊かなお客様たち。おいしいお酒と、心地良い音楽が流れる空間で、至福のひとときを・・・。☆描き下ろしエピソード収録掲載時のカラーページを完全補完した、電子だけの特別版にてお届けします!★単行本カバー下画像収録★
あらすじ
小学生のカルヴィンと親友のトラ、ホッブスには今日もすばらしい大事件が! 温かいユーモア、哲学、詩情に満ちた、マンガの形態を借りたポエム。
ぼくらのぺっとふれんず
あらすじ
ここは夢の都トーキョータウン!!ここではペットになった動物は自由に人の姿になれるんだ★愛されキャットのブリュンヒルデI世がいろんなペットフレンズ(畜生)と出会うハートフルボッコストーリーが満載!一度読んだらもう戻れない、人生負組ワールドへようこそ!!
さはいさん
あらすじ
江戸時代にもさまざまな悩みごとがありました。ですが江戸庶民と猫の暮らしを通して見えてくるのは人や動物たちの「あたたかさ」だったのです。江戸の市井に生きるものたちが抱える悩みを機転を利かせて解決するのは何を隠そう、この「差配さん」です!(注:人ではなくて、猫なんです) ★珠玉の8編を収録! 【差配さん】【川のほとりで…】【乙女の祈り】【初夏のできごと】【約束】【雨後の晴色】【灯-ともしび-】【旱-ひでり-】
こぶるのわるつ
あらすじ
無垢なブルドッグの仔(推定5~6カ月)とその犬仲間たち目線の、人間観察4コマ。仔ブル(名前は不明)のご主人は人見知りでインドアで軽く引きこもりだけど、そんなご主人を案じて大切に思う彼の気持ちは不滅。純粋でときどき辛口な仔ブルにクスリとさせられる、可愛くて笑えるギャグ漫画です。仔ブル以外の個性的な犬たちもたくさん登場して、犬目線で人間社会を斬る社会派な視点も。小気味よくて癒されて、幸せな読後感を味わえる作品です。
おひとりさま
あらすじ
白都リコはだれもが憧れる才色兼備のスーパーレディ。こんなに魅力的だけど、この世の自由を謳歌するおひとりさま。鳥の世界を舞台に華麗なおひとりさまライフを描く、今を颯爽と生きる女性にお勧めの鳥コミックです。もうリコさまから目が離せない!!
さんがつのかぜはさんのっと
あらすじ
少年は走る。今日も明日も。おとなたちが退屈している日常の中に、まぎれもない冒険の数々を発見して――。手押し車での綱渡り、3月のそよ風、一個の腕時計、一匹のよごれた野良犬……それらが冒険世界への入口。船乗りに憧れる少年・しげる。首尾よく外国航路の船に潜り込むが、船倉に隠れていたところを船員に見つかってしまう。「おれ、父ちゃんの船に乗りたかったんだ……」と、熊田一等機関士の方を指さすが……。表題作「3月の風は3ノット」のほか、16ページのカラー原稿を含む「独立祭の夜」「高田くんの時計」「よわむしコロ」「銀河飛行」の5編を収録。鬼才・坂口尚が流麗なタッチで描く、少年の魂の讃歌!!
じつろく しーふーどをかうおとこ
あらすじ
ペットショップで買うとやたらと高価な水の中の生き物たち。でも、食料品売り場で買えばとってもお安く買えて…そして飼えてしまうのだ!飼ったシーフードたちはもちろん愛情込めて育て、果てはギネス記録にまで挑戦してしまう…感動はしないかもしれないが(笑)爆笑の超実録ストーリー!
さうだーじ
あらすじ
これは、漫画から“物語”への果たし状=ラブレター。ラフカディオ・ハーン、フランツ・カフカ、陶淵明…世界文学史上に屹立する作品群に拮抗するように、現代の語り部=漫画原作者・カリブsong(=狩撫麻礼 『オールド・ボーイ』『リバースエッジ 大川端探偵社』)が紡いだ物語に、気鋭・田辺剛(『アウトサイダー』『魔犬 ラヴクラフト傑作集』)が渾身の力で挑む。異色の超本格派タッグが物語の根源へと肉迫し漫画に新たな地平を拓く、“一線”を超えた者たちの肖像。
あたごおるがいでんつーよねざあどものがたり
あらすじ
猫正宗の1升瓶片手にテンプラ宅を訪れたヒデヨシ、腰に拳銃、風呂敷マントを翻し二人はヨネザアドへ向かう。進攻する「五月の赤い雨」をぶちのめすんだ!しかし処刑されたはずのクルメル王の復活、そして天竜天馬軍団が動いた!『ヨネザアド物語』。急遽開かれた猫たちの秘密会議、人間による環境破壊を憂う猫たちはついに人間みな殺しを決意する!衝撃のデビュー作『霧にむせぶ夜』をはじめ、アタゴオル物語以前のヒデヨシやテンプラの活躍や一連の猫による人類抹殺の動きなど、ますむら・ひろしの原点とも言える作品をお届けします。
ほわっつまいけるきゅうかんめ
あらすじ
※『新装版 What’s Michael?』1~5巻の続編となります。 猫まんがの金字塔・ホワッツマイケルがフルカラーになって帰ってきた! あれから幾年月、マイケルも歳を取りました。でもその可愛らしさは健在! ポッポやニャジラも変わらず元気に登場です!
ぴういふしぎないきもの
あらすじ
よめばふしぎといやされる。「こんにちは!ボク、ピウイ!」鳥みたいで鳥じゃない。いつも元気に挨拶して周りの人を幸せにするふしぎないきもの。ピウイの冒険短編コメディー。
とらじまのみーめ
あらすじ
『銀河鉄道999』の松本零士が、青春時代をともにした愛猫・ミーくんとの思い出を描く。ある雪の日、あつ子の家に迷いこんできたトラジマ猫。それが、あつ子一家とミーの出会いだった。かわいいミーと、ミーをとりまくあつ子一家や仲間の猫たちの毎日は悲喜こもごも。14年間を自由に生きたミーのハートフルストーリー。
おれのこいがたきがいぬでして
あらすじ
彼氏ヅラ犬VS犬嫌い彼氏バトル勃発!? 何よりも犬が苦手なリョウは、恋人のはるみとの同棲に心をおどらせる。ところが二人の愛の巣には、はるみの飼い犬コテツがいた! しかもコテツは自分が“彼氏”だといわんばかりに張り合ってきて……? 彼氏ヅラ犬VS犬嫌い男、彼氏にふさわしい男はどっち!? 種族を超えた、三角関係≪とらいわんぐる≫コメディ!!
あらすじ
「元気なのが一番エライんよ 長生きしてねー」寝室で布団を敷く前に床に座るとこの猫は必ず膝に乗りにくる。毎日のことだけどほっとする飼い猫との大好きな時間。しかし、日常はいつか変化する。そして、2017年に… 猫と出会い、猫とお別れをして、そして新たにお迎えした経緯を綴る飼い猫エッセイ漫画。2018年5月COMITIA124にて「乱痴気事虫所」より発行の自主出版誌を電子書籍化。第7回いっせい配信「創作同人2018年7月」参加作品。(全年齢向け:本文モノクロ:25p)※本作は砂虫 隼の個人誌作品の電子書籍版となります。【28ページ】
あらすじ
【世界を救ってほしければ、私の代わりに稼ぎなさい!】とある事情で好きだった会社を辞め、田舎で静かに暮らし始めた山野とめ。スローライフを送るつもりが、突然押しかけた喋るタヌキに「俺を食べろ」と詰め寄られ、更には追加で2匹の獣が押しかけなぜか同居することに! いわく、世界の終末が近づいているが、とめが力を持つ彼らを食べることで、人類が救済されるらしく…?「人類の命運を託されても、タダではやりたくありません!」食べたくない一心で、彼らに突きつけた「条件」は―――。なくした「何か」を取り戻す、ひとりとモフモフの終末コメディ!