かしましハウス
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

ロマンチストな長女ひとみ、体力派のOLふたば、のんびり屋の大学生みづえ、しっかり者の小学生よもぎ。個性の違う四姉妹がおりなす楽しい日常に人気集中!何度読み返しても面白い、秋月りすの代表作!!

しょうじょまんがしゅじんこうらいばるさん
少女漫画主人公×ライバルさん
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

私、木村ほのか。地味で目立たない高校一年生。そんな私だけど、好きな人がいるの。水嶋蒼くん―― 人気者の彼は私には手が届かない存在…。しかも水嶋くんのそばにはいつも檜山由莉奈さんがいる。才色兼備で誰からみても二人はお似合い。でも諦めたくない、私、檜山さんとは恋のライバルなんだ! 檜山さんに絡まれようと、呼び出されようと、壁にドンってされようと、どんなに怖くても…! って思ったんだけど、なんで檜山さん私のことを「好き」って? 少女漫画主人公の木村さんと、ライバルの檜山さん二人の関係性が気になるラブ? コメディ。 ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※

ゆずきさんちのよんきょうだい
柚木さんちの四兄弟。
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

未体験ファミリーグラフィティ、開幕! 柚木さんちは隼(はやと)、尊(みこと)、湊(みなと)、岳(がくと)の4人兄弟。長男の隼を中心に毎日を楽しく、忙しく力一杯暮らしています。そんな生活の中、家庭で、学校で、ご近所で巻き起こる涙と笑いと感動のドラマお届けします!

ジェリービーンズ
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

デザイナーを目指すマメのおしゃれ&ラブストーリー!遠藤豆子はおしゃれが大好きで、田舎で服作りに励む中学2年生。憧れの東京で偶然出会ったモデルのミリちゃんやヒカルくんに触発されて、デザイナーになることを決意!!同級生のみどりちゃんからインスピレーションを受け、マメのファッション修業が始まります。安野モヨコのポップでキュートなファッションワールド全開のコミック第1弾!!

きせかえユカちゃん
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

ユカちゃんは、オシャレで生意気な小学6年生。少し口は悪いが気はやさしい。そんな彼女が起こす騒動の数々!?乙女のおしゃれ心を刺激するモード系コミック登場。

必読!東村アキコの名作

かしこ
かしこ
地域の相楽さん
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

一児の母の小日向さんのお隣に越してきたのは「独り者」だという相楽さん。謎に包まれた相楽さんが町内会活動に加わって、ごく普通の町内を変えていく!? 推理力と行動力のある相楽さんの正体は…? 笑いあり涙あり、ご近所ミステリアスコメディ。

カムバック新連載「地域の相楽さん」

短期集中連載されていた「地域の相楽さん」がシーズン2として新たにスタート!これまでの計4回のお話がとても面白かったので、連載復活は嬉しい限りです。だいぶお隣さんと仲良くなりましたが、まだ設楽さんの素性?は知らないようですね…。 ちなみにこれまでのあらすじ。町内会に新しく入ってきた相楽さんは中性的な見た目でかっこいい。引っ越してきた当初は一軒家にひとり暮らしなんて…と、近隣住民に不思議がられていましたが、町内のゴミ拾いでの仕事っぷりのよさ、回覧板まわし騒動で見せた意外な熱血さ、大晦日に神社で配る豚汁作りでの機転のきかせ方、を経て徐々に受け入れられてきた模様。 実は…という程でもないかもしれませんが相楽さんは女性です。あまりにもクールなので、第1話では町内会の全員が「男性なのかな?女性なのかな?でもすごく聞きにくい」と悩んでいて、そこがすごく面白かったです。私も正直どっちなんだろうって思いながら読んでいました。相楽さんはあらゆる物事を推理するクセがあることがずっと描かれていましたが、それも職業がミステリー作家だからということがシーズン1の最終話で判明してます。そのことをお隣さんはまだ知りません。 毎回クスッと笑えるところがあって個人的に激推しの新連載です!!

かしこ
かしこ
こいするむーんどっぐ
恋するMOON DOG
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

25歳のトリマー・律歌が保護したドーベルマンはなぜか裸のイケメンに!! 律歌を押し倒し「俺のつがいになってくれ」とささやいて…!?大型犬男子を調教★LOVEライフ、スタート♪ (このコミックスには花ゆめAi Vol.1-4に掲載されたstory01-04を収録しております。)

ぼくのりんね
ぼくの輪廻
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

前世でうっかり僧侶になり、「一生童貞」を誓ってしまった乃木篤朗! 輪廻、それは運命を繰り返すことなのか? 現世でも、漫画家という絶望的童貞クラスタに産まれてしまった乃木は、「童貞でもベッドシーンは描ける!」の信念の元、少年GUMPで新連載を開始する! ところが、アシスタントにやってきたのが、巨乳の女・花撫! 机に胸を乗せ、キシキシ胸を揺らして作業するカノジョの姿に乃木は衝撃を受ける! 「童貞を誇らしく思っていたが、僕はバカだった。本物を知らなければ、本物の絵など描けない…!!」漫画への崇高な思いから胸を触ることを決意する乃木! そこへ、やはり前世からの因縁のゲイ、アキラまで参戦し…? 童貞と巨乳とゲイが一つ屋根の下、童貞は〆切までに漫画を描くことはできるのか! 読者諸君に告ぐ! これは少女漫画である! 繰り返す! これは少女漫画である!!

どくしんおーえるのすべて
独身OLのすべて
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

あたまゆるゆるインターネット「オモコロ」に掲載され反響を呼んだ『独身OLのすべて』。それがモーニング公式サイト「モアイ」に場所を移してWEB連載化され、アラサ―女子を中心とした読者に熱狂的な支持を得るようになる。Yahoo!モバイルトップにも取り上げられる騒ぎとなった当作がついに単行本化!「生きとし生けるすべての独身OLに捧ぐ鎮魂歌。幸せな人は見ないでください」byまずりん

こうしえんのそらにわらえ
甲子園の空に笑え!
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

女監督率いる弱小野球部が甲子園へ。気のいい弱小野球部の新感覚スポーツドラマの表題作ほか、『ゲートボール殺人事件』『銀のロマンティック…わはは』の長編2編を収録。

攻撃のない野球 ~その涙のゆくえ~

2018年の夏の甲子園といえば、金農旋風が世を席巻しましたが、農業高校が9人の固定メンバーで県予選から甲子園の決勝まで勝ち進んだことが、川原泉の『甲子園の空に笑え!』とまったく同じだと密かに話題になっていました。偶然って、本当におそろしいですね。まさか、川原泉も自分の描いた嘘でたらめのようなマンガの物語が現実に起ころうとは夢にも思わなかったことでしょう。決勝戦で春も制した優勝候補の大本命に負けてしまうところまで同じですからね。 さて、この季節になると、もともとが涙もろい性格なのに、それにさらに拍車がかかります。今年は春夏ともに甲子園はありませんでしたけど、それでも、地方大会や交流試合の中継をみて涙をこぼしてしまう。それだけでは済まなくて、ネットのニュース記事を読んだだけで泣けてきてしまうから困ったものです。それで、まあ、『甲子園の空に笑え!』を読んだら、これまたボロボロに泣いてしまい、今に至るというわけです。こんなに泣けてしまって、自分ってもしかして何かの病気なのかなって思い立ち、色々と調べはじめるぐらいですからね。悲しくて泣いたことっていうのは、たぶん人生で一度もなくて、何かを美しいと思ったときとか、人の懸命な頑張りの軌跡みたいなものを感じとったときにとにかく弱い。つまり、受け身で泣くということはなくて、自分がそこに何かを見出したときに涙が出るみたいなんです。じゃあ、そこに何を見出したのかといって、球児たちの美しさを見出しましたなんていまさら言えるはずもなく、仕方がないので人が泣くことについて調べてみる。 ふむふむ、近年の心理学的見地では「無力感の認知」と泣くことの関連性が言われているらしい。例えば、人が予期せぬ朗報を受け取った時に泣くのは、表向きには、起こっている事態に対して無力である、影響を与えることができないと感じるためである、と。 閑話休題。 野球というスポーツの特異点は、まず何と言っても攻撃と守備の時間が明確に分かれている点にあると思います。攻撃と守備がまったく無関係に独立している、とまでは言いませんが、ルールの上では無関係に徹している。表と裏と言いますけども、表裏一体なんて言葉もありますけども、野球にかぎっては表裏がたがいに独立している。もっといえば、表と裏をひとつの単位にした回というものも、1回から9回までそれぞれに独立しています。三者凡退の回もあれば、ビッグイニングの回もある。さらにもっといえば、各バッターの打席ごとに独立していますし、ピッチャーの投げる一球ごとに独立しています。こうしたひとつびとつのプレイには全て判定があり、名前が付けられています。ストライク/ボール、アウト/セーフ、三振/四球/死球、犠打/単打/長打/本塁打、盗塁/盗塁刺、刺殺/併殺/失策/捕逸、挙げていけばきりがないですね。もちろん記録に残らないプレイというのもあるにはあるんですけども、基本的には全てのプレイに名前があり、記録として残されます。こうしたプレイのひとつびとつが一回一回を進め、野球という時間をつくっていきます。ここらへんがサッカーやバスケといったスポーツと大きく異なる点で、野球は時間のなかで行われるのではなく、ひとつびとつのプレイが野球という時間をつくってゆく。プロ野球のナイターでは、18時に始まって、24時過ぎに終わった試合まであるそうですからね、なんと6時間! ちなみに最短は55分だそうです、短! ちょっと話が逸れましたが、野球というスポーツは、ひとつびとつのプレイ、ひとつびとつに名前があって、それぞれに独立しているプレイのひとつびとつが時間をつくってゆく、尚且つ、それらは記録として残される。良い記録も、悪い記録も、勝敗を分ける点数に結びつく記録も、結びつかない記録も、それぞれに独立していて、それら全てに名前があり、記録として残されるのです。 これは野球にかぎった話ではありませんが、よく失敗を挽回するなんてことが言われます。でも、どんなに次の機会に頑張ったとしても、失敗は失敗としてそこにあるわけで、あったことを無かったことにはできません。失敗は失敗としてあり、挽回は挽回としてあり、それらは表裏一体のような体をなしておらず、あくまでも、それぞれに無関係に独立していると思います。こういった考えは残酷と思われるかもしれませんが、あったことを無かったことにできるというのなら、その逆もまた然りというわけで、成功もまた失敗によって無かったことになってしまう。そんなことが許されますか、めっちゃ頑張っていい球を投げられるようになったのに、たった一球の失投をホームランにされて、それまでの好投は無かったことになる、そんなことが許されてたまるもんですか。でも、試合は試合ですし、相手だってこの一球を逃さないための練習を重ねてきていたからのホームランです。 コロナで春のセンバツが中止になったとき、頻りに救済案ということが言われました。結果として春夏ともに甲子園大会は中止になりましたけど、仮になにか救済案があったとして、それでもセンバツを戦えなかった選手たちの無念は残ると思うんです。救済は救済としてあるかもしれない、でも、それは選手たちの無念とは無関係にすれ違ったままだと思うんです。数学ではマイナス1にプラス1をすれば0になりますけど、人の心はそんなふうにはできていなくて、マイナス1も、プラス1も、ともにそこに変わらずにあり続けると思うんです。 ある意味でこのことは、いっぽうからしてみれば、もういっぽうに影響を及ぼすことができない「無力感の認知」ということにもなり得ます。とくに攻撃と守備が相互に独立している野球というスポーツにおいて、この「無力感の認知」はよりいっそう顕在化されると思います。夏の甲子園の球史に深く刻まれた一試合に「日本文理の夏はまだ終わらない」でよく知られる、中京大中京vs日本文理の決勝戦があります。10-4と大差をつけられた日本文理が9回裏二死から怒涛の追い上げで1点差まで詰め寄ったところで、最後の快音が三塁手のグローブに吸い込まれて終わるのですが、負けた日本文理は負けたのに晴れやかな顔をしていて、勝った中京が悲愴な顔をしている。しかも、優勝インタビューを受けた四番でピッチャーの堂林が帽子で顔を隠して泣いているんです、ほんとうに情けなくて悔しいです、と。このことを書きながら自分もまた泣いてしまっているんですけど、この試合で堂林はホームランを含めた三安打で得点のほとんどに絡んでいるのにもかかわらず、9回裏の情けない自分を悔いて泣いているんです。しかも、10点をとられて負けた日本文理のピッチャーの伊藤、9回裏二死が続いて、なんということか偶然にも彼の打席で満塁となり、三遊間を破るヒットで走者を二人還して二点差まで詰め寄ります。このとき、二塁まで到達した伊藤のガッツポーズもまた忘れられない、さらに次の代打のヒットで伊藤はホームベースを踏んでついに一点差まで! また、このことを書きながらボロボロに泣いてしまっているんですけど。 そして、広岡監督の率いる豆の木高校は守備のチームです。というのも、赴任してきた広岡先生はドライでクールな生物の教師として、何故かやりたくもない野球部の監督を押し付けられ、そもそも汗と涙の高校野球なんてキモチワルイとすら思っている。それで、まあ、ストレス発散にノックで生徒たちをいびっていたら、いつのまにかチームの守備力が向上していたという能天気ぶりなんですけど、そんなドライでクールな広岡先生が不純な動機とは無関係にいつのまにか高校野球にのめりこんでいくんですよ。 守備だけをひたすら鍛えたチームですから、点なんかとれやしない。広岡監督は選手たちに言います「うちのとりえは守備だけなんだから、たとえこっちが0点でも、相手に一点もやらなけりゃ、少なくとも負けることはないのさ」そして、自分自身にも心の中で言うのです「そーだ、守るんだ、それしか生きる道はない」。となれば、攻撃はもはや神頼みしかない、祈ることしかできないわけです。まさに自分たちの守備に誇りを抱いて、人事を尽くして天命を待つですよ。 ところで、甲子園交流試合の鶴岡東5-3日本航空石川では、5-3の9回裏、追いかける航空石川が2アウト1・2塁と逆転のチャンスをつくって、勝利目前の鶴岡東は最後の打者を打ちとったと思ったんですが、それまで投手のピンチを何度も救ってきた遊撃手がエラーしてしまい、満塁の大ピンチを招いてしまいます。結果としては次のセカンドの好守備に助けられて鶴岡東が逃げ切ったんですけど、自分があの遊撃手なら高校最後のエラーを忘れられないと思うんです。だからといって高校最後の試合を勝利でおさめたことが消えてなくなるわけでもない。どちらとも、ともに、それぞれに無関係に独立にして、そこにあり続けると思うんです。 それはちょうど、恋人にフラれてしまっても、かつて恋人と過ごしたきらきらした日々が消えてなくなることのないように、いつか見た川のせせらぎのきらきらが消えてなくなることのないように、全てのあったことは、ネガティブなことでも、ポジティブなことでも、どちらでもないことでも、あったこととして、そこに変わらずにあり続けると思うんです。自分さえそう信じていれば。 思えば、人生なんてどんな人でも負け戦だと思います。あの清原が見事に体現してくれているように、裕福な家に生まれようが生まれまいが、才能があろうがなかろうが、努力で這い上がろうが這い上がるまいが、多かれ少なかれどんな人生もひとしく負け戦だと思います。攻撃のない野球みたいなものです。誰も彼もボコスカに打たれまくって肩で息をしているピッチャーみたいなものだと思います。攻撃のない野球ですから、どんなに上手く守ってもゼロ、最高のパフォーマンスを発揮してもゼロ、ゼロじゃあ試合には勝てません。たぶん、生きるということは大洪水の川のなかにいるのにひとしくて、流されないように辛抱するのがせいぜいで、進むことなんてできやしない。でも、それでも、と信じさえすれば、守備とは無関係のどこかできっと攻撃が繰り広げられていると思うんです。どんなに清原が落ちぶれようとも、かつて清原が打ったホームランは消えてなくならないように、かつて清原が日本シリーズで流した涙がぜったいに消えてなくならないように。 豆の木高校の豆っ子たちが点をとれなくてもあの手この手で(自分たちの手には負えないやり方で、でも、守備だけは懸命に頑張った!)決勝まで勝ち進んだように、今日もどこかで日本文理の終わらない夏が9回裏の奇跡のような猛攻をどこかで繰り広げていると思うんです、すくなくとも自分がそう信じさえすれば!!!!

影絵が趣味
影絵が趣味

初めて「クワドラプル」という言葉を覚えた『銀のロマンティック…わはは』について

北京の冬季五輪では、羽生結弦選手が挑戦した前人未到のクワドラプルアクセルが大きな話題になりました。 私が「クワドラプル」という言葉を知ったのは、川原泉さんの『銀のロマンティック…わはは』でした。 川原泉ファンの間でも屈指の名作とされており、花とゆめコミックス版では単巻で発売されていたのですが、電子化されているのは文庫版『甲子園の空に笑え!』の中に収録されているものだけです。『川原泉傑作集 ワタシの川原泉』というシリーズの3巻にも収録されていますが、こちらも紙版書籍のみとなっており、電書派の方からは非常に見付かりにくくなっていると思うので、これを機に紹介しておきます (『甲子園の空に笑え』自体や「ゲートボール殺人事件」も面白いのですが、そちらは別で非常に熱いクチコミが書かれていますのでそちらをご参照ください)。 本作は、元々スピードスケートの選手だったものの競技中に怪我をしてしまいフィギュアに転向することになった影浦忍と、父親が世界的な天才バレエダンサーでありながら母から教わったスケートの方が好きで初のジャンプでトリプルアクセルを飛べてしまう才能を持つ由良更紗の二人がペアを組み、ペアスケートという道で戦っていく物語です。 この作品が書かれた1986年には、まだ公式戦でクワドラプルを成功させた選手は現れていませんでした。それから2年後、カナダのカート・ブラウニング選手が1988年の世界選手権で初めて4回転トウループを成功させることとなります。伊藤みどりさんがトリプルアクセルを決めて世界を沸かせて本格的なスケートブームが日本に訪れるのもその後の時期です。川原さんがフィギュアスケートを題材として選び、(「アーティスティック・インプレッション」など現在では採用されていない基準ですが) ルールの解らない読者にも懇切丁寧な解説を挟みながら、クワドラプルに挑戦していく様を時代を少し先取りして描いたのは流石の慧眼と言うべきでしょう。 本作のみならず川原泉作品に通底する特徴としてシリアスとギャグのバランスの良さが挙げらます。中でも、この作品は特に抜群です。時にメインキャラクターが酷い境遇であったり、理不尽が襲い掛かったりするのですが、抜け感のすごい絵柄によって悲しみが緩和されながらも心の奥底にはしっかりと届く作りとなっています。シリアスな絵柄と混ざり合い、しかし決めのようなシーンでも絵が抜けているところはあり、それでいて深い感動を与えられる……。こんなにも軽やかでありながら沁みるマンガを描ける人はそうそういません。「川原節」と言うべき、独特の読み味を実現しています。 元々はB6サイズ1冊に収まるお話ですが、その分テンポも良く充実感も大きく、何度も何度も読み返したくなる名作です。 時代は移り変わり、とうとうクワドラプルアクセルを現実に行う選手が現れたことに目を細めながら、クワドラプルという単語を聞くといつもこの作品の「ある見開き」と、最後の二人の表情を思い出さずにはいられないのです。

兎来栄寿
兎来栄寿
さんすくみ
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

神主の息子・恭太郎、住職の息子・孝仁、牧師の息子・工のへたれ3人組。世間が思っているほどラクじゃない宗教法人ならではの喜怒哀楽の日々。もてそうでもてない苦悩。跡継ぎの重圧。失敗の許されない儀式。今日も憂鬱な日々が始まる!?『読経しちゃうぞ!』の続編。新感覚のライトな宗教コメディ!!

やくざの推しごと
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

『鷲尾組』若頭の金城健(39)はある日、組長の一人娘に空気入れられ(そそのかされ)カチコミ(ライブ参戦)した先でK-POPアイドルグループ『MNW』のメインラッパーJUNの漢気に一目惚れ。「…ここまで付いていきたいと思った漢はほかにいねぇ」こうして激情飛び交うやくざの『推しごと』が始まった。

圧倒的画力で描き出されるK-POPアイドル沼という熱き侠(おとこ)の世界 #1巻応援

とんでもない傑作でした。沼にハマったことのある全ての人に配って贈りつけたい最高の推しごとコメディでした。 漫画読んでて「あまりにも萌えすぎたためいったん本を伏せて休憩」ってよくあると思うんですけど、笑いすぎて休憩取りまくった漫画はこれが初めてです。そのせいでものすごい時間をかけてさきほど読み終わったのですが、今年まだあと1カ月ありますけど2021年一番好きな漫画は『やくざの推しごと』に決まりました。 まずはこの表紙をご覧ください。 ▽八田てき『やくざの推しごと』1巻表紙 https://i.imgur.com/bwCPiBw.jpg 美ッッッッッッ もはや美しい通り越して変態ですよね。マジマジと眺めてなんか綺麗なの光ってる〜と思ったらペンライト!コミックナタリーのニュースをチェックしててこの作品を知ったのですが、このペンライトに気づいた瞬間ジャケ買い決めました。 そんで1巻表紙めくってすぐのカラー絵よ。画力に連続で殴られてビビりました。見て↓ https://manba.co.jp/boards/147767 いま感想描き始めて気づいたのですが、時間かけて読みすぎ&笑いすぎでもはや序盤の方の記憶がやや曖昧になってます。 そもそも主人公である若頭・健の沼へのハマり方があまりにも模範的&理想的すぎて本当にヤバい。 ・パフォーマンス映像で推しと出会う ・ライブ初参戦で神ファンサ ・グッズ収集開始 ・推しの公式アカウントの投稿をチェックし始める ・それと同時にSNSで最新の情報収集/推しへの想いをツイート開始 ・初めてのグッズ交換 ・推し(と自分)が登場する創作小説を投稿 ・推しが訪問したカフェ(の座った席)に聖地巡礼し同じメニューを食べる ・ファンイベントの抽選の当確に一喜一憂する ・初期ファンしか持ってないグッズを欲しがる   みんなこれ見たこと・やったことあるでしょマジで。もう本当に休憩挟まないと読めないくらいおもしろい。ごくドゥさんのアカウントフォローしたいよ……! 健の推しである『ジュン』と『MNW』に対する、ファンゆえの高解像度の理解力を見ていると推しのいる人生って最高だなと、しみじみ思わされました。 ▽第1話(※2・3話も公開されてます) https://twitter.com/yatsuda_tk/status/1461650733942534145?s=20 ヤクザのおっさんのくせにリア恋レベルで推してる健も面白いのですが、そもそも健を沼に突き落としたお嬢がまたすごい。 1人の女の子の中に、ヤクザの娘らしい気迫とただのアイドル好きの女子高生が矛盾なく同居してて最高。1話の健の顔にチケットぺちぺちしてるシーンの堂に入った仕草はただのJKには出せない。先輩ファンとして健を導いていく姿も頼れます。かっこいい。 そしてこの漫画のすごいところは、アイドルさん達が本当にK-POPアイドルの顔してて美しくて説得力が半端ないとこですね。 あの独特のメイクの感じや韓国のモテ顔って感じの顔立ち……「花の顔(かんばせ)」と呼びたいくらい本当に麗しくて。楽曲聞いたり人柄をくわしく知ることのできない読者ですら思わず拝みたくなるようなカリスマが出てる。顔から。 超画力だからこそ描ける推しの尊さの説得力がここにはあります。 ▽八田てき『やくざの推しごと』第2話 https://i.imgur.com/a0oGNp3.png こんだけ書いても1mmも良さが伝わってる気がしない。 このページをグーッと下に行ったところにAmazonやらいろんな電子書籍サービスへのリンクがあるのでとりあえず買ってください。それしか言えねえ……。 もうあまりにも面白くて、なんでこんなすごい漫画を今まで知らなかったんだろう。もっと早く出会いたかった……という気持ちでいっぱいだったのですが、作中に登場する古参ファンのお姉さんの「これが自分にとって必要なタイミングだった」という言葉を噛み締めて今日を終えたいと思います。

天沢聖司
天沢聖司
きみとあおいはるのはじまり
きみと青い春のはじまり
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

入学式以来、友達0(ゼロ)で誰とも話さず静かに過ごしてきたぼっち女子・末広しろ。ある日クラス一の人気者・高砂に罰ゲームで告白され一気にクラス中の注目の的に! すぐに飽きると思っていたけれど、高砂は意外と真剣に向き合ってくれて…。まさかの青春スタート!?

おじさんはかわいいものがおすき
おじさんはカワイイものがお好き。
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

イケメンで仕事もデキる小路課長のひみつ。それは「カワイイキャラクター」に目がないところ! でも、そんなこと、部下のみんなには……言えない―――! (><) 世を忍び、カワイイものを愛でるおじさんの日々の葛藤を描く、「ヒミツのおじかわ」コメディ。小路課長の明日はどっちだ!?

しつじたちのちんもく
執事たちの沈黙
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

お嬢様、お気をつけて… この男、人間のクズにつき。箱入りお嬢様の椿に仕える、品行方正な執事・和巳。しかし、それはあくまでも彼の“表”の顔でしかない。素顔は女遊びとパチンコをこよなく愛するクズだった。クズでしかなかった。そんな折、数奇な偶然から和巳は椿に“裏”の顔を見初められてしまう。恋に盲目となったお嬢様から繰り出される、執拗なまでのラブアタック。自己保身のため、和巳は椿を拒絶しようとするが、なぜかうっかり椿にキスをしてしまって…? 奇才・桜田雛が描く、美しくも可笑しすぎる新境地。偏愛系年の差ラブストーリー!!

君と僕。
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

双子の兄弟、悠太と祐希と、その幼なじみの春、要。高校2年の4人が送る、シニカルでユルユルで、ほんのり優しい日常。熱血からは程遠い、でもこれが青春ってやつですか?グラフィティ第1巻!

ゆるゆる青春グラフィティー #完結応援

まずは完結おめでとうございます!!! 中学時代くらいからめちゃくちゃ好きな漫画です。 高校2年生になった双子の悠太と祐希と、その幼馴染の要、春の4人は平凡でゆるい日常を送っていた。 ある日、協調性が足りないとの理由で、祐希を部活に入れようとする3人。 バスケや柔道、水泳、茶道など見て回るが、どれもしっくり来ず。 しかしマンガとアニメが大好物、と後から祐希が言い出したことにより漫研に入部届を出すことになる。が、漫研は半帰宅部状態で、結局これまでと状況ほぼ変わらねえじゃねえか、というのが一話の内容。 ゆるすぎて刺激が足りないとか思う人もいるかもしれません。 しかし彼らの日常はゆるいだけじゃないんです。 恋愛模様がめっちゃいい!!! 可愛い!尊い!!しんどい!!!アーーーーーーーーー!!!!! とにかく読めば分かります。男子高校生っていいな、ってなります。 ちなみに私は要っちが一番好きです。彼氏であり嫁であり推しです。 要っちのことを語るとなると長くなるので自重しますが、彼らを好きになること間違いなし!! 登場人物みんなが優しくて可愛くて、心が温まります。 アニメも凄く好きです。声優さんも音楽もめちゃくちゃいいです。 とにかく!お手を触れてみてはいかがでしょうか!!

Nano
Nano
にーちぇせんせいこんびににさとりせだいのしんじんがまいおりた
ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

「神は死んだ」――閲覧数4000000数以上!!!Twitterを騒然とさせたさとり世代のコンビニ店員、ニーチェ先生ついに解禁!!

ぱてぃしえさんとおじょうさん
パティシエさんとお嬢さん
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

「名前も知らない人を、好きになりました」パティシエの『彼』のお店に毎週金曜日にケーキを買いに来る『彼女』。自分の作ったケーキを目を輝かせて選ぶ『彼女』に惹かれるも、店員と客という立場から近づけず名前も聞けず……。Twitterで話題騒然! 200万以上のいいねを獲得している「店員さん×お客さん」の尊すぎる純白ラブコメが待望の書籍化!! イケメンパティシエと天然ふわふわお嬢さん、心の中で叫びがちな二人の両片想いの行方は……? 二人の出会いを描いたエピソードほか約30Pの描き下ろしもたっぷり収録した第1巻!

おれさまてぃーちゃー
俺様ティーチャー
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

真冬は元不良トップの女の子。学校を退学になり、転校してキラキラ女子高生として出直すことに! 初友達・早坂くんも出来て平穏な生活スタート☆ のハズが、担任の佐伯先生が実は…!?

たなかくんはいつもけだるげ
田中くんはいつもけだるげ
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

ため息、片ひじ、ねむそうな目…なんだかいつもけだるげな田中くん。そんな田中くんと、彼をほっておけない大きくて無口な太田くんがおくる、ユルユルまったり、にぶにぶなインセンシティブ青春コメディ、第1巻登場です。

おいおいピータン!!
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

男前なデブ・大森さんと、自然体で大人な恋人・渡辺さんを中心に、様々な食と恋を描いてきた大人気オムニバスショートが結婚して復活!講談社漫画賞&手塚治虫文化賞ダブル受賞作品!

えろいかよりあいをこめて
エロイカより愛をこめて
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

NATOの情報部員・エーベルバッハ少佐と、大泥棒・エロイカとの痛快スパイアクション・コメディー?

BL黎明期の転換点的異色作

BLにまったく興味がない男性でも十二分に楽しめる作品であることは最初に断っておきたい。 少女マンガは萩尾望都、大島弓子、木原敏江、竹宮惠子、青池保子、山岸凉子ら24年組と呼ばれる作家陣によって、1970年代に多大な発展を遂げた。 その内の一つの成果は1973年の『トーマの心臓』や1976年の『風と木の詩』に代表される、今でいうBLという括りの物語の萌芽だ。美しい少年たちが織りなす美しい物語に人々は心酔し耽溺した。 1978年10月には、後にそのタイトル自体が代名詞のようにつかわれるようになる雑誌『JUNE』の前身である『COMIC JUN』が刊行される。 その狭間、1977年に始まったのが青池保子の『エロイカより愛をこめて』だ。この前年に描いた『イブの息子たち』共々、それまでは基本的にシリアス一辺倒だった男性同士の恋愛を描いた物語にコメディ要素を取り入れた先駆的な作品である。 この遺伝子は1978年開始の『パタリロ』にも受け継がれ、これらの作品に登場する美形黒髪長髪男子は今もなお多くの人に愛好されている。 『エロイカより愛をこめて』は、少女マンガの題材としては非常に硬派な東西冷戦時代の政治の世界も絡んだ怪盗とスパイの物語だ。当初はコメディ色が強かったが、硬派さが人気を博すと物語もシリアスな方向にも舵を切っていく。 美術品と男性が大好きなエロイカことドリアン侯爵と、彼に気に入られてしまう鉄のクラウスことエーベルバッハ少佐の奇妙で熱い関係は実に魅力的だ。 この作品のお陰でドイツのエーベルバッハ市への観光客が急増し、1990年にはエーベルバッハ市から表彰されたという逸話も存在する。 エーベルバッハ少佐の好物の一つがネスカフェゴールドブレンドなので、私が運営していたお店でも扱っていたのはゴールドブレンドであったことはここだけの秘密である(私は本来はエクセラの方が好きだ)。 冷戦時代の空気、背景を学ぶ歴史の参考書としても一読に値する名著なので長さに気圧されず少しでも触れてみて欲しい。

兎来栄寿
兎来栄寿
どうにもこうにも
どうにもこうにも
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

どうにもこうにも上手いくいかない漫画家の再生物語! 新人漫画大賞の大賞を受賞し、華々しくデビューを飾った江藤まお。将来を期待される若手漫画家のホープだったが、彼女を待ち受けていたのは…?

恋に無駄口
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
ストアに行く
あらすじ

【電子限定描き下ろし3pおまけ付き!】残念バカ男子4人の、青春無駄遣いラブコメ!元女子校に入学してきた、顔だけはいい男子…仁科・葵・シロ・マヤの4人。無形文化遺産代行保存部…通称「無駄部」の彼らは、日々くだらないテーマを検証しSNSにアップしたり、無駄口叩いてばかりいる。少女漫画の原稿を落とした少女に、恋しそうな予感の仁科は…!? 累計200万部超&アニメ化・実写化もした「覆面系ノイズ」作者・福山リョウコの最新作!