さいきょうでんせつくろさわ
あらすじ
「オレが求めているのは……オレの、オレによる、オレだけの……感動だったはずだ……!!」――。うだつが上がらない中年男が、不器用ながらも様々な修羅場に奮闘して、男気ある人間へと成長していく人情コメディ。目標もなく働き続け、年齢を重ねてきた土木作業監督・黒沢(くろさわ)は、ふとしたことで自分の生き方に不安感を覚える。そして、誰にも祝福されず44歳の誕生日を過ごした孤独な黒沢は、人望が欲しいと強く願って……!?
ひきだしにてらりうむ
あらすじ
ようこそ、ショートショートのワンダーランドへ。笑顔と涙、驚きと共感。コメディ、昔話、ファンタジー、SF……新進の気鋭、九井諒子が描く万華鏡のようにきらめく掌編33篇。―Web文芸誌マトグロッソでの、2011年8月~2012年12月の約1年半の連載分全篇のほか、「えぐちみ代このスットコ訪問記トーワ国編」「神のみぞ知る」、描き下ろし作品も収録。
みすみそうかんぜんばん
あらすじ
「私は家族を焼き殺された――。」三角草(ミスミソウ)。厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花。閉鎖的な田舎町の中学に転校してきた少女「春花」を待っていたのは、壮絶なイジメだった。せき止められない憎しみに、少女の心は崩壊する―――!!
どうじんおう
あらすじ
体力もない。人づきあいも苦手。マンガの才能まで否定され、人生のどん底でタケオは決意する。
「俺は同人王になるために生まれたのだ! 」……。
2006年、アマチュア漫画投稿サイト『新都社』で投稿連載が開始され、2010年に完結、2012年『電脳マヴォ』で人気を博した幻のウェブ漫画、奇跡の書籍化! 冷暖房完備、PC回線で外界とつながる 「現代のトキワ荘(実家)」で繰り広げられる、「人(ニート)」が「人(壁)」になるまでの抱腹絶倒の地獄巡り! !
わくせいないんのきゅうじつ
あらすじ
新人・町田洋による、全編描き下しデビュー単行本。辺境の小さな星、“惑星9”に暮らす人々のささやかな日常と少しのドラマ。凍り付いた美少女に思いを馳せる男、幻の映画フィルムにまつわる小さな事件、月が惑星9を離れる日、愚直な天才科学者の恋……。風にのって遠くからやってきた、涼しげな8つの物語。
ざんさつはんとうあかめむら
あらすじ
第1話~第4話収録古代の伝承が残る陸の孤島「赤目村」。都会の喧騒を嫌って赴任してきた青年医師「三沢勇人」は、赴任早々村民同士の対立に巻き込まれる。そんな中起こる事故、明らかになる村に隠された「秘密」、そして三沢自身にも秘められた「秘密」が…。「鈴木先生」武富健治が放つ恐るべき伝奇ホラー・サスペンス、ここに開演…!
なぞのあのみせ
あらすじ
時が止まっているかのような、佇まいからして尋常じゃない。でも、気になる。そんなお店、勇気を出して覗いてみたら……?超個性的なお店や町を著者独特の視点で描いたコミックエッセイ。一度読んだら病みつきになること間違いなし!
しんやれいじにこんばんは
あらすじ
深夜0時にAMから流れるラジオ番組「ミネラル・ラジオ」。イラストレーターのカホ/中学生のアキラ/主婦の由美、ラジオの向こうにそれぞれの生活がある。新鋭・冬川智子が描く、ラジオにまつわるオムニバス。
はちがつのそーだすい
あらすじ
◆谷川俊太郎さん、推薦! 「コマツさんは詩のチルドレンと遊んでいます、その国の住民はみんなとってもキュートです。」 すべてがとても新鮮で、どこかとても懐かしい――新鋭コマツシンヤが贈る、心ときめくフルカラーマンガ作品集! ◆海辺の街に住む少女・海辺リサの周りは、いつも不思議で素敵なできごとがいっぱい。浜辺に流れ着いたへんてこなバイオリン、うっかり空から落ちてきたゴーグルの少年、蜃気楼の彼方に浮かぶ幻の都市……。清涼なイメージがソーダ水のようにはじける表題作『8月のソーダ水』、そして「高知新聞」に連載されたナンセンスユーモアマンガ『うわのそらが丘より』を収録! *Webマガジン「ぽこぽこ」で連載された本作を単行本化! 豪華オールカラー&ハードカバー仕様!
さよならればさしきんしまでのよんひゃくさんじゅうはちにちかん
あらすじ
「もう食べられなくなる! ?」禁止までの一喜一憂をつづった業界初のレバ刺しエッセイまんが! !提供自粛から当面禁止、解禁を経て全面禁止に至るまでの笑いと涙の記録。
しんくろさわさいきょうでんせつ
あらすじ
伝説の男、あの黒沢が生きていた!?伝説の男!あの黒沢が生き返った!?福本伸行の最高傑作との呼び声の高い前作『最強伝説黒沢』でホームレス軍を率いて、不良集団と激闘を繰り広げ、永遠の眠りについたと見られていた黒沢。病院のベッドで丸八年の時を過ごした末、2013年、奇跡の復活を遂げる…!!伝説の男が今再び、新たな伝説を創るべく“この世”に生還する!“この世”がろくでもないにも関わらず…だ!!
ちゃいにーずらいふげきどうのちゅうごくをいきたあるちゅうごくじんがかのものがたり
あらすじ
中華人民共和国の成立から、文革、経済発展を経て、いま世界の注目が集まる激動の中国社会を画家の眼で活写する。マネー至上主義と化した中国を冷静に分析しながらも、市井に生きる庶民を共感的な眼差しで描写する。上巻は革命から毛沢東の死まで。
すてがたきひとびと
あらすじ
金も仕事も生きる希望もない男・狸穴勇介は、日々の空腹と性欲を満たすことだけを考え毎日をやり過ごす。しかし岡辺京子を犯したところから、京子との腐れ縁が始まることに…!!人間の本質的な欲望を、ありのままに描いた衝撃作!!
くらいんぐふりーまん
あらすじ
新進気鋭の陶芸作家、火野村窯は、ふとしたことからチャイニーズマフィアに目をつけられ、殺し屋として教育を受けさせられる。窯は戸惑いながらも、殺し屋の才能を開花させてゆく・・・
せかいちずのま
あらすじ
不穏な男たちが不穏な街に集結し不穏な「世界地図の間」へといざなわれる。そこで目の当たりにする不穏な光景とは。謎の不穏感がドローンのように持続する、横山裕一の新ジャンル「ネオ劇画」
らすとまうんど
あらすじ
叙情漫画の名手・松本 剛と、スポーツジャーナリスト・石田雄太が贈る、プロスポーツを舞台にした男たちの物語、開幕。
桑田真澄氏推薦!!
『プロスポーツの世界は、華やかでもあり残酷でもある。だからこそやりがいがあり、ひたむきになれる。 桑田真澄』
引退寸前のアスリートとそれを追う新米スポーツキャスターの話
ハリネズミモモンガ
かふぇでよくかかっているじぇいぽっぷのぼさのゔぁかばーをうたうおんなのいっしょう
あらすじ
ミュージシャンを目指して活動するも芽が出ないまま35歳になった女が、枕営業の末、インディーレーベルプロデュースのJ-POPのボサノヴァカバーCDのなかの一曲を歌えることになったが……。いい年して夢を捨てきれず、サブカルにまみれて自意識ばかりが肥大した、残念な20代、30代男女の肖像をシニカルな筆致で描く連作短編集。
にほんのきょうだい
あらすじ
一度読んだら忘れられない、圧倒的な画力と言葉で綴られた、松本大洋ワールドの原点が垣間見える短編集。
地球の裏側に出ることを夢想して穴を掘り続ける兄弟の姿を描いた表題作ほか、11編を収録。
こぶるのわるつ
あらすじ
無垢なブルドッグの仔(推定5~6カ月)とその犬仲間たち目線の、人間観察4コマ。仔ブル(名前は不明)のご主人は人見知りでインドアで軽く引きこもりだけど、そんなご主人を案じて大切に思う彼の気持ちは不滅。純粋でときどき辛口な仔ブルにクスリとさせられる、可愛くて笑えるギャグ漫画です。仔ブル以外の個性的な犬たちもたくさん登場して、犬目線で人間社会を斬る社会派な視点も。小気味よくて癒されて、幸せな読後感を味わえる作品です。
せかいはふたりのためにふたりはせかいのために
あらすじ
「なぜ、人は出会ってしまうのか?」───東京郊外の街・国分寺。ある夜、巡回中の三好巡査は死体遺棄現場に遭遇。三好は犯人を取り逃すが、あろうことか林の奥に死体を隠してしまう。その警官と犯人、二人の出会いはきっかけでしかなかった。その後、誘拐、窃盗、詐欺、監禁事件が発生。ごく普通の人たちが、ささいな出来心から犯罪に手を染めていく……。「苦しいのはお前だけじゃない」。人は生きる孤独を受け入れたとき、歩き出す勇気に気づく───800万部のベストセラー『F-エフ-』の著者が贈る、感動の描き下ろしコミック。
前半の群像劇が好きかな
名無し
かれとかれっと
あらすじ
アパートに暮らす気ままな大学生イケダくんの元に、ある日突然家政婦ロボ・カレットがやってくる。見た目は若い女の子ロボとあって、健康男子イケダくんは欲望のままにセクハラ攻撃を繰り出すけれど、そのたび手痛いしっぺ返しが!家事全般が苦手なツンツン家政婦ロボとセクハラ紳士イケダくんの日常劇。
やんぐあんどふぁいん
あらすじ
「自分が誰かに影響するなんて、思ってもみなかった。」海辺の町で暮らす・高校生灰野勝彦は、「かわいくてかしこくてきれい好きで、さらにはとってもスケベ」な同級生、新井玲子と交際しているものの、最後の一線は超えられない日々を過ごしている。そんなある日、赴任してきた新米女性教師・伊沢マナブが灰野の家に下宿しにやって来た。灰野は伊沢と呑み友達のような微妙な関係になりつつも、新井との一線を越えさせるべく努力し続けて…山本直樹が瑞々しく描く青春ストーリーの傑作、待望の復活!!
つきじはらぺこかいゆうき
あらすじ
築地通のおざわゆき・渡邊博光夫妻が、日本一の美食都市・築地の魅力を徹底解説。『築地あるき』(飛鳥新社)に加筆修正&新作を加えた大満足のリニューアル版です。居酒屋マンガの巨匠・ラズウェル細木先生も大絶賛!!
ぐじるしかんこう
あらすじ
旅名人グレゴリ青山が案内する、世界でもっとももっともディープな旅。インドにベトナム、上海、マカオ、トラブル男マイタケさんの獄中日記、ゴーゴーバーでたかられて、アジアのヘンテコ日本語集など盛りだくさんの面白さ。この濃さがたまりません。
理想があるんだよ…!みな…!みんなそれぞれ理想の男像…人間像ってのがあって…そういうものを…目指すから人間だ…! シートン動物記を読んで黒沢先生は悟り、覚醒なさいました。 自分なりに挑戦することの大切さを教えてくれた作品です。年末の忘年会続きでヘトヘトになっていた脳細胞とハートに喝を入れるため再読しましたが、いつ読んでも頑張ろうと思えます。 終盤ホープレスたちの退去を中止させるために、黒沢が演説をブちます。その演説もそれなりに響くところがあるのですが、それよりもそれを聴き終わった時の仲根の表情にグッときます。 最後の暴走族との対決シーンは地形を駆使したり罠を駆使したり心理的な駆け引きがあったり、規模は小さいですがキングダムに負けない戦描写でした。さすが福本先生。