名無し

半年前に本屋でジャケ買いして読んでみたものの、正直よく分からないと思ってしまいそのままになっていたが、本棚を整理したら出てきたので再読。今回もう一度読んでみて、前半の群像劇とクライマックスの震災後の話は分けて考えた方がいいのかもしれないと思った。

前半の群像劇は問題のある人間ばかり出てきてとても面白い。自分はとくにサイコパスみたいなお巡りさんが好きだ。一人で問題を抱えて自暴自棄になっていた彼らが、それぞれに悩みを分かち合える相手を見つけて変わっていく…まさに「世界は二人のために、二人は世界のために」という話なので、そのまま物語が終わってもいいのになぁとも思わなくはない。

とはいえ、もともと東日本大震災のことを描かなくてはならないという気持ちから描き下ろしされたそうなので、最後の展開にうまく自分が乗れないのは震災が遠い日の出来事になってしまっているからなのかもしれない。

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世界は二人のために、二人は世界のために

せかいはふたりのためにふたりはせかいのために
著者:六田登
ジャンル:社会
最新刊:
2013/10/18
せかいはふたりのためにふたりはせかいのために
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まんがのねた コンプリート版

まんがのねた コンプリート版

『ダッシュ勝平』『F エフ』の六田登が描く短編集これは実話かフィクションか!? 自らの生い立ち、家族、ペット……身の回りのすべてが“ネタ”になる。わずか4ページの起承転結、押し寄せる笑いと引き際の潔さがたまらなくクセになる。ある著書で「自分と向きあう」それが創作の出発点だ!…と書かれていたが、まさにそれを体現した作品である。追加作品4話に加え、Bonus trackとして『愚かめし』を収録。――CONTENTS――1.こわい人/2.オカン/3.眠れる人/4.路上の人/5.妖しき人/ 6.国分寺/ 7.ヒッチハイク/ 8.天狗様/9.池袋7時50分/ 10.こんな夢を見た/ 11.ネコが死んだ/ 12.ギャンブラー/ 13.顔/ 14.境界/ 15.蝉/ 16.お隣さん/ 17.どこまでさん/ 18.悪人/ 19.ヒーロー/ 20.アイドリングライフ/ 21.イヨちゃん/ 22.プロフェッショナル/ 23.さよなら計画/ 24.独り暮らし/ 25.ドランカー/ 26.その男/ 27.アングリーフェース/ 28.遠き声/ 29.逆襲/ 30.淀む瞳/ 31.まずい飯/ 32.愛しのピーちゃん/ 33.老人と孫/ 34.山羊の眼/ 35.編集長/ 36.予知夢/ 37.無垢の娘/38.水辺の女/ 39.天使の居場所/ 40.真実の人/ 41.ハイハイ婆ちゃん/ 42.死ぬ瞬間/ 43.おもてなしの人々/ 44.危険な子供/ 45.恩師/ 46.ありふれた怪談話/ 47.2時間後の未来/ 48.都市伝説/Bonus track.愚かめし

TWIN ディレクターズカット版

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レースコミックの最高峰「F エフ」の六田登が描くバイクアクション漫画。死に場所を探して彷徨うヒョウと失恋の痛みから自殺を図る響。そんな二人が運命に導かれるように出会い物語が始まる。自殺願望のあるヒョウは、響に教えてもらったバイクに生きる意味を見出す。二輪スクールの校長・五味は、ヒョウの危うさを危険視するも、その才能からは目を背けることはできなかった。そして500CC世界グランプリを目指しチームを結成する。※1~2巻を収録

F REGENERATION 瑠璃 ディレクターズカット版

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ヤングマン

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