その男には誰にも言えない秘密がある!58歳サラリーマン2児の父。希望もなければ人望もない冴えない男。しかしある日を境に男のすべては一変する――。『GANTZ』で漫画表現の極地を切り拓いた奥浩哉がおくる、全く新しい世界がここに!
鮫島さんは怖い
菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。カバーや本体表紙もきっちり収録!
戦争を知らない現代の若者・上原(うえはら)クルスは、「奇妙な声」に呼ばれ意識を失う。目覚めた時、クルスはなんと太平洋戦争直前の戦艦「大和(やまと)」の甲板にいた!クルスは現代の情報を駆使し、クルスと唯一会話が出来る一等水兵・海馬(かいば)を使って、太平洋戦争に勝利するため動き出す!
空中都市ザレムが全てを支配する世界。地に残されたわずかな人類はザレム直下に吐きだれるゴミ溜めの周囲に寄り添い、なんとか生き延びていた。サイバネ医師であり賞金稼ぎでもあるイド・ダイスケはスクラップの中から少女の頭部を見つけ再生させる。少女は記憶を失っていたものの失われた古武術・機甲術をその身に宿していた。自身のルーツ、生きる意味…人生の問いを追い求め、少女は賞金稼ぎとなり、戦いの日々を送るが…!?
狂気の科学者・ノヴァとの戦いで意識を失ったサイボーグ少女・ガリィ。目覚めるとそこは空中都市ザレムだった。しかしテクノロジーの楽園だと思われていたザレムは荒廃し、死と暴力が充満する地獄と化していた。親友ルウを助け出すため、ガリィはザレムの中を彷徨うのだが……。日本が世界に誇るSF叙事『銃夢』、新たな戦いが今始まる!!『銃夢』に連なる木城世界の原点、傑作初期短編『飛人(ひと)』も同時収録!!
人類の一部が“特殊能力”を手に入れた世界――。その力で正義に奉仕する者を“ヒーロー”、悪に従事する者を“怪人”と呼んだ。無職の青年・千秋は、両親に代わって弟たちを養うべく、就職活動の真っ最中。ある日、面接に向かう道中に痴漢を目撃し、思わず助けに入ってしまう。正義感溢れるこの行動が、千秋を“ある仕事”へ導く。それは「善と悪」、「虚と実」、「表と裏」のはざまだった・・・・・・!!
悪魔を召喚・使役し、どんな難事件も解決へと導く悪魔探偵・アクタベと、ムリヤリ悪魔と契約させられた、助手さくま。でも契約の相手は、最悪におバカでセクハラでお下品でプリチーな下級悪魔ばかり……。ひと言で言うと、「こんの野郎――!!そのスカしたツラにウンコ塗りたくってやんぜ―――!!」(第2話「エリートはお熱いのがお好き」より)――という感じの漫画です!
品がなくて好き
遠野叶多(かなた)は、幼なじみの真奈の家から奇妙な箱を見つける。箱の中には実際の人間が生活し、よく見るとそこは中世の日本らしき世界だった。好奇心で観察を続けるが、ある時、箱の中で少女が野盗に襲われているのを見てしまい、思わずその野盗を殺してしまう。動揺した叶多は真奈に相談するため彼女の家に向かう。だがそこで真奈の父親から思いもよらぬ事実を告げられる。「うちには真奈なんて娘はいないよ」と。
バウムクーヘン職人・大西たつみは四十路にして初恋に落ちる。だが、その恋の行方は、文字通り迷宮入りに。次々に大西に降りかかる説明不可能な不自然現象。翻弄に次ぐ翻弄で、もはや大西は人とは呼べない存在に。この迷宮から無事に帰還し、再びバウムを焼ける日は戻ってくるのか。イブニング初掲載時から大反響を呼んだ古谷実最新作、いよいよ単行本解禁です!!
「サトラレにサトラレであることを気づかせてはいけない」――“サトラレ”とは正式名を「先天性R型脳梁(のうりょう)変性症」という謎の奇病によって、口に出さずとも自分の考えが周囲の人に“悟られ”てしまう不思議な能力の持ち主のコト。そして、例外なくあらゆる分野で天才的な功績を残すほどの才能を持つ彼らを、密(ひそ)かに保護するサトラレ対策委員会。これは、サトラレの青年・西山幸夫(にしやま・ゆきお)と彼を警護する小松洋子(こまつ・ようこ)、そして……その他大勢による少し不思議な物語。
「人×獣」異種間チームバトルロワイアル堂々開幕! 突如あらわれた人の言葉を解する獣たち。 女性猟師・ユメカがある日突入したのは、獣に対する人の優位性が大きく揺らぐ世界だった。 反目しながら、ときに異種間タッグチームとして協力し合い、謎に満ちたこの世界を生き抜くことはできるのか――!?
新章スタート! サトラレの未来へGO!! 西山幸夫(にしやま・ゆきお)の死から15年――。時は過ぎ、サトラレを取り巻く環境は大きく変わっていた。成長した西山光(ひかり)、木村浩(きむら・ひろし)、そして新しく登場するサトラレ達。人とサトラレにとって一番良い未来とは? 西山幸夫の遺志を受け継いだ光を中心に、サトラレ達の物語は新しい幕を開ける――。
平凡な男子大学生・緒方希和(おがた・きわ)。就活もうまくいかないし、年上の彼女・茉洋(まひろ)には叱られてばかり。そんな希和には、一つだけ誰にも言えない秘密がある。――それは「願いを叶える力」を持っていること。けれどそれは代償が伴う危うい力。しかし、その力の存在を茉洋に打ち明けたことで、二人の運命の歯車は徐々に狂いだす――。
サイバネティック医師であり賞金稼ぎでもあるイド・ダイスケが、自ら再生させたサイボーグ少女・ガリィ。これは、イドがガリィと出会う前に紡がれたストーリー――。ある日、イドは無垢な少女・キャロルと出会う。そして、二人の間に儚い情愛が生まれ……。(「聖夜曲」)短い自由を手に入れたデッキマンの、最期の旅路を謳う珠玉の短編「故郷」など、「銃夢外伝」4作品と制作裏話を完全収録した珠玉の短編集!!
火星の戦災孤児・陽子は同じく戦災孤児のエーリカと共に辺境の町マミアナの孤児院へと入れられた。 陽子とエーリカは貴族の血を引くという先輩ニノンからの洗礼を受けながらも、孤児院の生活に馴染んでいった。 しかし安息の日々もつかの間。 陽子を追う謎のサイボーグが現れ、孤児院も襲撃されてしまう。 陽子はエーリカ、ニノンたちと共に揚水場に隠れるのだが――。日本が世界に誇る最強SFアクションロマン最新作、開幕!
日本社会は変わる。徹底的に変わる――。これは、世間に先駆けて“新日常(ニューノーマル)”という大海に漕ぎだした一人の勇者の物語――!! 元漫画編集者の原作者が実体験をベースに描く 転生しない&がんばらない「都会脱出」+「農ライフ」漫画! 田舎暮らしの知識も経験もゼロのかた、大丈夫です。未来は、きっと明るい。“イナカイセカイ”で覚えてください♪
通り魔に刺されて死んだ三上悟、37歳、童貞。目が覚めたらスライムに転生―――じゃなくて、あの「島耕作」に転生しちゃってた!? 『転生したらスライムだった件』の主人公が、スライムではなく『課長 島耕作』に転生してしまったら!? という究極のifを描いた超話題作『転生したら島耕作だった件』ほか、作中に登場する「島耕作」&「転スラ」の元ネタを読み比べできる特別版! (※一部の作品は他の単行本からの再収録となります)
女子大生・麻衣のもとに突如現れた変な生物。彼の名はガットゥーゾ。見た目は猫なのに普通にしゃべれて、なおかつ脅迫もしてくる。本人(本猫?)いわく「猫と一緒にするな!私は猫星人だ」とのこと。その目的は母星を救うための地球侵略。今は侵略前の偵察を兼ねて地球について勉強しているらしい。脅迫に屈して自宅でガットゥーゾの面倒を見ることになった麻衣は、はたして地球を救えるのか。猫の本心がダイレクトにわかる新感覚猫(星人)漫画。
少子化や近隣のショッピングモールの台頭で消えゆく運命にある、とある地方のシャッター商店街。鶴丸呉服店の店主・泰和も店を畳む準備を進めていた。閉店前夜、泰和は亡き妻の顧客を待っていた所、妖狐・玉藻前が現れる。玉藻前が言うには商店街がすたれた原因はここにいた妖怪たちがいなくなったから。もし妻が愛した商店街を復活させる覚悟があるなら、妖怪たちを連れ戻す手助けをしてやるという。ただし、うまくやれるかどうかは本人次第。復活させることができなければ妖狐の餌となることに。覚悟を決めた泰和がの最初のミッションは、妖怪・機尋のためにストールを織る事だった。
人類がその進化を止め滅亡へと向かう中、有り難き経典を手に入れるため天竺を目指す茜上人一行。立ち寄った邑(むら)で妖魔退治を頼まれた茜は、妖魔が現れるという廃鉱で一人の青年を見つける。足がなく、身の証明である「宝珠」を持たない彼は「塞の国」の王子・氷高の双子の片割れだった。茜はこの謎だらけの青年を天竺まで連れていくと言い出し邑へと戻る。そこで待ち受けていたのは攻撃が一切通用しない、最強最悪の妖魔だった。
兎に鼻がある。……いや、あるのだが。しかも長い。……いや、長いのだが。鼻兎の本籍、本人も知らないが興味はある、らしい。住所もわからないが、アメリカなどに住んでみたい、らしい。ぬるい、ゆるい、かわいい(?)、変な兎とその周辺の仲間(猫・ニニコとバカ犬)たちがつづるショートショートのお話。ラーメンズ・小林賢太郎が贈る鼻兎です!! 「小説鼻兎」3本も同時収録。
新進気鋭タッグが贈る期待大の新連載、ついに単行本化!! この宇宙には解明されていない謎が多くある。私たちは何も知らず日々を生きており、その無知が時として大きな危機を生む…。例えば、ひとりの女子大生が同じ店でアルバイトをしているフリーターに恋をすることが、とある国家の存亡をもかけた大事件に発展することもあるのだ。これは、熱き国民たちによって繰り広げられた、長年にわたる闘いのサーガである…!!
『大砲とスタンプ』の速水螺旋人、はじめての短編集出しました!! 狂騒が似合う街・ボイラーグラードで、ナポレオンロシア戦役で、宇宙船で、第二次世界大戦カルパチア山脈で、わちゃわちゃドタバタ繰り広げられる速水螺旋人劇場!! コーラとポップコーンを両手に持って、いざ上映スタート!!
戦後すぐの北海道に越してきた少女・千鶴。ある理由から声を失った彼女は、その地で不思議な雰囲気を持つ静子と出会う。北海道の戦後開拓で、たくましく生き抜いた人々と、人間の力を超越し、ただ超然とある自然を舞台に繰り広げられる、二人の少女の物語――。
おじいちゃんブーム来てますね。「銀狼ブラッドボーン」「辺境の老騎士」「Candy&Cigarette」「シノビノ」・・・。まぁでもまずは何といってもこれでしょう、「いぬやしき」! GANTZでも知られる奥浩哉先生といえば豪快なアクションや現代風刺などが魅力ってイメージですが(個人の感想です)、この作者さん本当にヘイトのコントロールが巧みだなと思います。読者の義憤みたいな感情に火を入れるのがうまいというかw二次元的にも可愛くなかったたえちゃんが終盤で誰からも愛され、レイカが割とどうでもよくなっていたあたり本当洗脳でもされてるような気分でしたね。 GANTZはだいぶ長編化していましたが「いぬやしき」は10巻という完璧な巻数で完結しています。感動のスペクタクルでありつつ、何を成すために生きるのか、愛とはなんなのか、強いメッセージ性も受け取れる青年コミックの理想形のひとつだなと感じました。