いろんな愛があるんだな 週刊マンバ No.20 2020年3月30日(月)〜2020年4月5日(日)

秒でいいマンガが見つかるクチコミサービス「マンバ」。

その1週間のクチコミ投稿・アクセス数の変化を振り返ることで、ゆるっとマンガ界の動きがわかる「週刊マンバ」。今回は3月30日(月)〜4月5日(日)のうち、気になるマンガ4作品をピックアップ!

今週はスタッフ・アナグマがお送りしていきます!

今週のおすすめ4作品

先週アクセスが多かった『マンガ』

『往生際の意味を知れ!』米代恭

また衝撃的なラブストーリーが飛び込んできていますぜ…!ビッグコミックスピリッツで連載中の本作ですが、まんが王国での配信も始まり注目度が上昇したようす。

7年間元カノを想い続ける男・市松海路と、7年ぶりに戻ってきた途端とんでもない要求をかましてくる女・日下部日和。どこか得体の知れない日和にゾッコンの市松がどんなことになっていってしまうのか…毎話ドキドキです。

▼市松と日和の関係性をヒヤヒヤしながら味わうトピックはこちら

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吉川きっちょむ(芸人)
約1ヶ月前
待てば海路の日和あり
かつては精力的に映画を撮り国際映画賞まで獲ったのにいまはすっかり腑抜けている男・市松海路(いちまつかいろ)。7年前に彼のすべてだった元カノ・日下部日和(くさかべひより)が失踪したことで映画が撮れなくなっていた。日和の想い出さえすべて失い命を絶とうとしたそのとき7年ぶりに連絡が来て会ってみたら「市松君に私の出産記録を撮って欲しいの。だから市松君の精子ちょうだい」ズガーン!!ここまでで2話目!すご!怒涛の展開!そしてここから展開どうなるのか読めなさすぎる!!日和はいままでどこでなにをしてたのか?日和の妹たちは?漫画家である日和の母親はいま?母親が育児記録をエッセイ漫画にして売れてたから日和も記録に残すのか?意味深に何度も出てくる雷と日和の存在は関係あるのか?海路が日和に関する記録のすべてを落雷で失って現れた本人というタイミングに意味はあるのか?こんなに目が離せない連載が始まると暮らしに張りが出ますね!『あげくの果てのカノン』でも病んで歪んで捻れた人たちとその関係性をスリリングに描いてたので、今回も楽しみすぎます。主人公のヒロインに対する執着と絶望と希望の振り幅がえらいスイングかましてるし、ヒロインの天然な狂気的なものも見え隠れしていてたまらない。結婚もセックスも色々無しで、ただ、精子提供と出産の記録をどんな気持ちで撮るのか!悶えるしかないのか!しかし、大好きなあの娘に自分の精子で妊娠させるという事実はこのド執着彼女大好き男からしたら大ご褒美にも思えるし!感情がぶん回しですよ!あとは、毎週楽しみに待ちます!!第1話→http://spi.tameshiyo.me/OUJOU01SPI

 

続いてはこちら。

『母親に捨てられて残された子どもの話』菊屋きく子

母の居ない家庭で育った「ゆき」が当時を回想するかたちで綴られるコミックエッセイ。自分を捨てた母親の存在に苦しみ、祖母と父との暮らしで追い詰められていくなかでも、彼女が自身の力で成長していく姿が描かれます。

ゆきが選んだ未来と、家族それぞれの思いが描かれる最終エピソードまでぜひ読んでほしい作品です。

▼「ゆきの怒りに救われた」という感想はこちら

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名無し
6日前
顔も知らない母親に捨てられたことを、中学生で知った子供
いかなる理由があったとしても、自立できない子供に「自分はいらない子だ」「死んだほうがまし」と思わせることは罪深い。自分に無関心な父親と、自分に異様に厳しい祖母と3人ぐらしの主人公、ゆきはなぜ自分に母親がいないか知らない。しかしある時に実は自分は「捨てられた」という事実を知ることで、今まで押し殺してきたものが一気に爆発してしまう。それをきっかけに、ゆきが今まで父親と祖母から受けた仕打ちをちゃんと怨み、怒り、この人達から離れようと強く思えたことは読み手としては非常に救われた。強いものに押さえつけられながらそれがおかしいことだと気づかない子供を見るのはつらいので。。そして更に興味深いのは、父親目線と祖母目線の話も描かれていること。一方向だけから語られる話は、受け取り方に偏りが出てしまうこともあるので。とくに父親がどうして娘に無関心に仕事に没頭していたのか知ると、彼は決して娘が憎かったわけではないんだと知ることができた。ただやり方が極端だっただけ(しかし責任は重い)。老人ホームに入居してから祖母には会ってないということだけど、どうやって祖母目線の話を描けたかというのが気になった。父親づてに聞いたか、想像かはわかりません。いずれにしても、それぞれの事情を考えると他人事ではない身近にわりと起こっていそうな話。この話でよかったのは、主人公のゆきが自分で考えて行動できる強さと賢さを持っていたこと。実際はもっと大人になるまで自分が置かれている状況がおかしいと気づけない人のほうが多いのではないかと思います。ただいちばん恨むべき母親が、顔も知らなければ連絡先も今生きてるかどうかも知らないという状況はしんどいなと。

 

先週よく読まれた『クチコミ』

『大正殉愛 金魚撩乱 』岡本かの子 ヨシカズ

岡本かの子作の小説『金魚撩乱』が原作のコミカライズ。金魚屋の息子・復一と良家の令嬢・真佐子のあいだに流れるなんとも言いようのない危うげな感情を描くロマンス。
完結巻の発売に伴って感想を求める方がマンバを訪れてくださいました。

身分の差、歪んだ愛情、そして嗜虐心!そんなワードにトキめいてしまう方は要チェックかと!

▼「狂おしい気持ちにさせられる」という感想はこちら

 

最後はこちらの作品!

『まぼろしまたね』糸なつみ

漫画アクションで連載中のキュンとくるラブストーリー。「青春×タイムパラドックスストーリー」と銘打たれたとおり、ただの胸キュン物語ではないのです。
何が起きちゃうのかは…ぜひこのクチコミを読んで確かめて!

マンバでは連載開始当初から多くのコメントが寄せられているのですが、連載中の本編はいよいよ佳境を迎えそう。でこと穂積の幸せを願わずにはいられませんな…。

▼ふたりの未来をみんなで見守るトピックはこちら

 

(マンバスタッフ・アナグマのこぼれ話)

今週は色々なかたちの愛を描いたマンガを選ばせていただきました。
タイムリーなことにマンバの自由広場にもある新トピックが出来てますのでご紹介させてください。

▼今こそラブコメの話をしよう

ラブコメマンガのありようが変わってきているのは個人的にもひしひしと感じるところです。有識者諸氏の忌憚ない議論が交わされることを切に願っております。集えラブコメファン!!

それじゃ来週もお楽しみに〜!

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話題に出た作品のクチコミ

吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
2020/03/08
待てば海路の日和あり
かつては精力的に映画を撮り国際映画賞まで獲ったのにいまはすっかり腑抜けている男・市松海路(いちまつかいろ)。 7年前に彼のすべてだった元カノ・日下部日和(くさかべひより)が失踪したことで映画が撮れなくなっていた。 日和の想い出さえすべて失い命を絶とうとしたそのとき7年ぶりに連絡が来て会ってみたら「市松君に私の出産記録を撮って欲しいの。だから市松君の精子ちょうだい」 ズガーン!! ここまでで2話目!すご!怒涛の展開! そしてここから展開どうなるのか読めなさすぎる!! 日和はいままでどこでなにをしてたのか? 日和の妹たちは? 漫画家である日和の母親はいま? 母親が育児記録をエッセイ漫画にして売れてたから日和も記録に残すのか? 意味深に何度も出てくる雷と日和の存在は関係あるのか? 海路が日和に関する記録のすべてを落雷で失って現れた本人というタイミングに意味はあるのか? こんなに目が離せない連載が始まると暮らしに張りが出ますね! 『あげくの果てのカノン』でも病んで歪んで捻れた人たちとその関係性をスリリングに描いてたので、今回も楽しみすぎます。 主人公のヒロインに対する執着と絶望と希望の振り幅がえらいスイングかましてるし、ヒロインの天然な狂気的なものも見え隠れしていてたまらない。 結婚もセックスも色々無しで、ただ、精子提供と出産の記録をどんな気持ちで撮るのか! 悶えるしかないのか! しかし、大好きなあの娘に自分の精子で妊娠させるという事実はこのド執着彼女大好き男からしたら大ご褒美にも思えるし! 感情がぶん回しですよ! あとは、毎週楽しみに待ちます!! 第1話→http://spi.tameshiyo.me/OUJOU01SPI
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名無し
2020/04/02
顔も知らない母親に捨てられたことを、中学生で知った子供
いかなる理由があったとしても、自立できない子供に「自分はいらない子だ」「死んだほうがまし」と思わせることは罪深い。 自分に無関心な父親と、自分に異様に厳しい祖母と3人ぐらしの主人公、ゆきはなぜ自分に母親がいないか知らない。しかしある時に実は自分は「捨てられた」という事実を知ることで、今まで押し殺してきたものが一気に爆発してしまう。 それをきっかけに、ゆきが今まで父親と祖母から受けた仕打ちをちゃんと怨み、怒り、この人達から離れようと強く思えたことは読み手としては非常に救われた。強いものに押さえつけられながらそれがおかしいことだと気づかない子供を見るのはつらいので。。 そして更に興味深いのは、父親目線と祖母目線の話も描かれていること。一方向だけから語られる話は、受け取り方に偏りが出てしまうこともあるので。とくに父親がどうして娘に無関心に仕事に没頭していたのか知ると、彼は決して娘が憎かったわけではないんだと知ることができた。ただやり方が極端だっただけ(しかし責任は重い)。 老人ホームに入居してから祖母には会ってないということだけど、どうやって祖母目線の話を描けたかというのが気になった。父親づてに聞いたか、想像かはわかりません。いずれにしても、それぞれの事情を考えると他人事ではない身近にわりと起こっていそうな話。 この話でよかったのは、主人公のゆきが自分で考えて行動できる強さと賢さを持っていたこと。実際はもっと大人になるまで自分が置かれている状況がおかしいと気づけない人のほうが多いのではないかと思います。 ただいちばん恨むべき母親が、顔も知らなければ連絡先も今生きてるかどうかも知らないという状況はしんどいなと。