ぶどう園物語ーザ・スターリンになれなかった男
ツージーQ氏、68歳にして単行本デビューの快挙!! 1978年、国立にあったミュージシャンやアーティストの卵たちが住んでいたアパート、通称〝ぶどう園〝で遠藤ミチロウ氏と出会い、そこから始まったツージーQの音楽人生。紆余曲折な道をたどりながらも1989年、ハイテクノロジー・スーサイドを結成し、ハードコアパンクロックバンドとして一時代を築いた著者が、挫折と孤独を繰り返しながらも過ごしたあの貴重な時間を、情緒溢れる青春マンガに仕立て上げた傑作! 余談として:中学1年で地元長崎のヒーロー蛭子能収氏が在籍していたマンガ同好会に出向き、蛭子氏に直接指導を受け、高校三年で「ガロ」に投稿。すでにミュージシャンとして活躍する中、1994年「ガロ」に入選しマンガ家としてもデビュー、という経歴を持つ著者が約25年ぶりに筆を執った作品である。
ひらやすみ
心救われる、もらった平屋モラトリアム。生田ヒロト、29歳、フリーター。定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの?将来の不安も一切ない、お気楽な自由人です。そんな彼は、人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえさんから、タダで一戸建ての平屋を譲り受けることに。そして、山形から上京してきた18歳の従姉妹・なつみちゃんと2人暮らしを始めました。しかし、彼の周りには生きづらい“悩み”を抱えた人々が集まってきて… 連載前から雑誌「BRUTUS」でも紹介されるなど、各メディアも大注目の真造圭伍最新作。先が見えず鬱屈した“今”だからこそ、あなたの心をスッと癒してくれる物語です。