つげ義春のプロフィール

つげ 義春(つげ よしはる、戸籍上は1937年(昭和12年)10月30日(実際は4月の生まれ) - )は、日本の漫画家・随筆家。デビュー当初はつげ・よしはると表記していた。本名の柘植 義春名義による作品もある。またナカグロを入れてつげ・義春と表記されたこともある。漫画家のつげ忠男は実弟。妻藤原マキは、唐十郎主宰の劇団・状況劇場の元女優。一男あり。身長175センチあるいは176センチ。

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▼第1話/ある一夜▼第2話/蟻地獄▼第3話/女忍▼第4話/なぜ殺らなかった▼第5話/ねずみ▼第6話/庶民御宿▼第7話/ヨシボーの犯罪▼第8話/魚石▼第9話/窓の手▼第10話/少年▼第11話/近所の景色▼第12話/ある無名作家 ●登場人物/私(語り手。くぼ地の集落に散歩に行く/近所の景色)。李さん(くぼ地にすむ朝鮮人。大きな雷魚を飼っている/近所の景色) ●あらすじ/うまそうな女か、まずそうな女か…、ピンセットで一センチほどさしてみるとほぼわかる。ピンセットの血を洗う。水の中でピンセットを小さく折り曲げ、手中にかくす。五十歳まで拘禁されたら、青春は、とりもどせない。なんとしてもかくし通さなければ…。いつか夢でみたような、どこかなつかしく残酷な超現実の世界(第7話)。▼私の家のそばに、くぼ地にバラック建ての家が並んだ一角があった。今にも朽ち果ててしまいそうだが自然のぬくもりが感じられる、そんな一角に散歩に出向いてぼんやりと過ごすことが好きだった。そうすることで気持ちが安まるのだった。しかし今、集落は立ちのき問題でゆれていた。そこに住む顔見知りの李さんは、一メートルはある大きな雷魚を飼っていて…(第11話)。●本巻の特徴/深層心理に光をあて展開される、印象的な風景を描いた表題作のほか、人間の欲望が関係性をゆがめていく皮肉な結末の作品群や、日常の中の生活の手ざわりを切り取ってみせる一連の作品など、独自の世界観が表現されている。●その他の登場キャラクター/女忍(第3話)、犬丸入道重勝(第3話)、助佐(第3話)、行商人Kさん(第6話)、私(第8話)、T君(第8話)、グロリア(第9話)、義坊(第10話)、カズ子(第10話)、安井(第12話)、奥田伸一(第12話)、木山君(第12話)●その他のデータ/発表された年・月~ある一夜(1958年12月)、蟻地獄(1960年 4月)女忍(1960年5月)、なぜ殺らなかった(1961年4月)、ねずみ(1965年2 月)、庶民御宿(1975年4月)、ヨシボーの犯罪(1979年9月)、魚石(1979年 10月)、窓の手(1980年3月)、少年(1981年7月)、近所の景色(1981年10月)、ある無名作家(1984年9月) 解説 ~川本三郎(評論家)

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ねじ式

ガロの中でも異彩を放っていたとされるつげ義春の代表的な1作

ねじ式 つげ義春
さいろく
さいろく

気づけば電子版があったので購入。 すんごい昔に読んだけど記憶に残っていたのは読後感ではなく絵画を観たあとのような感覚だけでした。 シュールの権化のような意味のわからない物語展開(そもそも意味とかないのかもしれない)の「ねじ式」を始めとした短編集。 つげ義春らしさがこれでわかるのかは不勉強であまり明確にわからないけど、きっとこういうものなんじゃないかとは思う。 ねじ式の冒頭、海からあがってくるシーンのTシャツを、いかにもギークって感じのヒゲメガネデブな白人が着ていた。 今となってはおしゃれであり、通り越して「通」っぽさが出てしまうであろう。 いずれにせよ本作を読むことで自分なりの感想を持つことが許されるのだ。漫画好きさんは1回読んでみるといいかもしれない。 ちなみにこの短編集ではいろいろな時期の作品が混ざっているようで、試験的なものから初期っぽいものまで(そう感じさせるだけで後期のものだったりしたらそれはそれで凄い)多数のつげ義春が見られる。 水木しげるを彷彿とさせるような背景描写技術に、当時の工夫が見て取れるのでいずれの作品もそういう意味では今読む事で面白さが増していると言えよう。

義男の青春・別離(新潮文庫)

後期つげ義春は一味違う

義男の青春・別離(新潮文庫) つげ義春
名無し

引退に至るまでの後期のつげ義春の短編を集めていて、暗い中にもどこかコーンと抜けた明るさがあった同時期の無能の人シリーズやみんな大好き紅い花、ねじ式の雰囲気を求めるとちょっとその地味さに面くらうかもしれない。作品集の後半に向かうにつれて、地味さの増していく傾向があるように思った。まあ、ややマニア向けの渋い作品集と言えよう。 シュール系では「コマツ岬の生活」がほのぼのしていてお気に入り。 「必殺するめ固め」には初期の吉田戦車の不条理ギャグってここから来たのかなーと思わせる計算され尽くしたテキトーぶりがあって楽しい。このノリでもし先生が200ページぐらいの長編が描けていたらと想像すると・・・。 「海へ」「やもり」の2作はつげ先生自身の幼少期に材をとったと思しき自伝的な作品。夜、家から締め出された正助が自分に親切にしてくれた呉服屋の夫婦を植え込みの陰から眺めるシーンがたまらなく切なかった。子供の頃の淋しさをここまで形にし得た漫画を俺は他に知らない。 そして・・・引退作となった「別離」については自分の目で確かめてほしい。暗さが突き抜けて、なにかヤバい領域に入りかけたところで、引き返したような、そういう重さがたまらない問題作だ。

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