つげ義春の『つげ義春日記』は自作のドラマの出来や、原稿料、友人知人に対して思ったことなんかを正直に書きまくっていてメチャクチャ面白かった。

伝説の漫画家が私生活の苦闘を描いた幻の日記、待望の初文庫化。 昭和50年代、結婚し長男も誕生して一家をかまえた漫画家つげ義春は、寡作ながらも「ねじ式」「紅い花」など評価の高い作品群が次々と文庫化され、人気を博す。生活上の安定こそ得たが、新作の執筆は思うように進まず、将来への不安、育児の苦労、妻...

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