杉浦日向子が愛した江戸 いつの世も人々がひかれる理由:朝日新聞デジタル朝日新聞デジタル 江戸ブームと言われた1980年代、後に江戸風俗研究家として活躍することになる杉浦日向子さんは、初めての江戸エッセーにこう書いた。「いま、なぜ江戸なのか」という発想からではなく、絶え間なく意識し続ける…
『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』原 恵一監督インタビュー‐前編‐ 「杉浦日向子作品は嫉妬するぐらい好き」 | アニメ!アニメ!アニメ!アニメ!5月9日に『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』が全国公開となる。監督は原恵一、5年ぶりの長編アニメはどのような想いで作られたのか。原監督にお話を伺った。
江戸時代の終わりに旧幕府軍と明治政府軍が戦った上野戦争というのがあったんです。ここで犠牲になった青年達の物語になります。彼らは徳川慶喜の警護の為に結成された彰義隊と呼ばれる部隊で、時代が変わっても徳川家に忠義を尽くそうとして戦争を起こしますが、結果は明治政府軍の圧勝でした。 上野戦争はたった6時間の戦いだそうで、あまりにもあっけなく彰義隊が倒れていくのが読んでいて心が痛かったです。瀕死の仲間の介錯をして首だけでも持って逃げようとするけど、重いから髷を二人で分けて運んでる様子が特に印象的でした。これでタイトルが「合葬」だもんな…と心がズーンとなりましたが、救いのあるラストかつ「かくて 江戸は過ぎ 遠のいていく」というオチが粋だなぁと思いました。