ある月の青い夜。月光と演劇部の前に、おとぎばなしの住人・鉢かづき姫が、いきなり本の中から現れた。彼女は、不思議な月光でねじれてしまった「おとぎばなし」の世界をもとに戻すべく、「月光条例」を執行する人間を求めてやって来た使者だった。偶然、条例の<極印>を授かり執行者になってしまった月光は…!?
pixiv閲覧数58万超!! pixivで最大級の反響があったイラスト「おとぎ話バトルロワイヤル」を作者 稲空穂自らコミカライズ!
みんな大好きおとぎ話の主人公。だけど、誰が一番強いんだろう…?? これは死と再生の物語。自らの望み、願い、憎しみ、救いを成し遂げるため、おとぎ話の主人公たちがぶっ殺し合う! 開幕の第1巻!!
浦島太郎、鶴の恩返し、シンデレラ…。昔話は、子供の読み物と思っていませんか?人間観察の名手・柘植文が贈る、ユルくてほろ苦~い、新釈昔話! 無料電子雑誌「ベビモフ」掲載の話題作が、待望の単行本にて登場!
【なんでもアリのメルヘンパワーで大トラブル!】メルヘン王国の王子グリムは人間界で暮らすため、小学生の磯部達彦を王子代理にしようと企んだ。達彦は断固拒否するがメルヘン菌を浴びて半メルヘン人に…。同級生でグラビアアイドルの白雪結衣とキスすれば解けるらしいが、同居人となったグリムが悪さばかり…!? 抱腹絶倒のメルヘンギャグ、第1巻!
グリム童話を諸星流にアレンジしたブラックメルヘン作品集、待望の文庫化。表題作のほか「Gの日記」「夏の庭と冬の庭」「赤ずきん」「鉄のハインリヒまたは蛙の王様」「いばら姫」「ブレーメンの楽隊」「ラプンツェル」の計8編を収録
幼い弟・トシのために、マチ姉さんが贈るオリジナリティーあふれた物語!誰もが知っているアノおとぎ話が、とんでもねぇことに!?鬼才・安堂友子の超解釈に酔いしれろ!
もしも、ねこがあの物語に登場したら…?桃太郎、シンデレラ、一休さんなどなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦!素敵な昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開に!?とってもゆるくてやっぱりゆるい。童話×ねこの癒やし系ねこまんが。
祖母のいる山奥の村へおつかいを頼まれたふもとの村の少女・エルケは、森の中で同じ村へ行くと言う少年・フーゴに出会う。初めてその村に行く彼らの前に、赤いずきんを被った山奥の村をよく知る少女・ルウが現れるが…。(37P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.1に収録されています。重複購入にご注意ください。)
あまねは、両親を早くになくして叔父のゆきちゃんと穏やかに暮らしていた――が、ある日、異世界から悪魔(すごく美形)を喚び出してしまい『異世界からの移住手伝い』をやるはめに!?
ワガママやりたい放題、男選びは計算づくし…童話のヒロインたちのピュアで可憐なイメージを打ち砕き、野心まみれの裏の顔を描く衝撃作!! 「シンデレラ」心やさしき義母と性悪継子・シンデレラが変態鬼畜王子に見初められて……!? 「白雪姫」王子のキスで目覚めた白雪姫。王子を手に入れるため、ライバル醜女を卑劣な手段で蹴落として……!? 「美女と野獣」ビッチ姉の代わりに、醜男の花嫁にさせられた妹が……!? 「あの女はろくでなし」愛する下衆男のため、夜鷹に身を堕とすことを決意した生娘が、手練れの年増夜鷹と張り合うことに……!?
ようこそ、物語の迷宮へ――。グリム、アンデルセンにも比肩する児童文学の金字塔、小川未明。彼の美しい童話の世界を、新鋭・釣巻和が、私たちの生きる現代まで、世紀や世代を越えて、ていねいに掬い上げたとっておきの連作集。不思議な看板に誘われてやって来た小川少年と共に、ゆめとうつつのあわいをじっくりとご堪能ください。そして、どうか、色感豊かな物語の世界に迷われませんよう……。
災厄の種である“魔人”を封印すべく、少年キリヤの運命は大きく動き出す。「不思議の国のアリス」、「サロメ」、グリム童話……魔人たちはみな、あの有名な物語から姿をとっていて!? 大人気小説家・蒼月海里が初の漫画原作を手がけ、明日香さつきが美麗に描き出す、新世代のスタイリッシュ・メルヘン第一巻!!
赤ずきんが、桃太郎が、タイヘンなことになるキケンな童話シリーズ♪ 超人気イラストレータ・たかみちとの衝撃コラボ「魔法少女 まちっこ」も収録。
全ての性の飢狼に捧ぐ! 「鋼鉄の巨人」ダーティ・松本の初期名作集が表紙も新たに電子書籍として登場! もはや説明など必要のないレジェンドを体感せよ 連綿と語り継がれてきた名作たちも、ダーティ・松本の手にかかればインモラルなプレイにまみれた屈指の性典となって登場!! 「ダーティ・松本の赤い靴」/ハンス・クリスチャン・アンデルセンの原作をダーティ・ワールドに脚色して危険な童話シリーズとしてここ登場! 赤いトゥーシューズを履いた少女は死に至るまで踊り続け、性交し続ける躍動的なエロスを体現する! 「2001年快楽の旅」/コンピューターSEXマシーン“EGG”が作りだされ、すべての人類が一人で究極の悦楽を手にすることができるようにな時代。子孫繁栄すらEGGによってコントロールされる神の死んだ宇宙で、究極の快楽マシーンと戦う女性宇宙飛行士はその快楽の果てに何を見るのか?! 「ダーティ・松本の白雪姫」/これはグリム童話から脚色したダーティ・松本版危険な童話。お妃によって森の中に捨てられ、7人の淫乱な人食い小人たちに襲われる白雪姫…。性器の中まで入り込んで姫をメチャクチャに翻弄する小人たちから、姫は逃げることができるのか…!? 「続・ダーティ・松本の白雪姫」/毒リンゴを食べさせ仮死状態になった白雪姫。その姫を見つけたのは、お妃の愛人である残忍な隣国の王子だった! 姫が生きていることを知ったお妃は、白雪姫の肉体を改造してより淫靡な姿とすると、サディスト王子とお妃の二人はこの世のものと思えないような陰惨な責め苦を姫に与え続けていく…! 姫の残酷な運命はどのような結末を迎えるのか…?
雪白(ゆきしろ)は優しくおとなしい、バラ紅(ばらべに)は明るくすこしお転婆です。どちらも比べられない程、可愛らしい私の娘です。これから先もおまえ達二人がずっと幸せでいるために、一人が持っているものは、必ず二人でわけ合いなさい。そうすれば、どちらかが不幸になることはないはずだから。そう言って私は二人にハサミを手渡しました。どんな物でも半分にわけるようにと…。(収録作「雪白薔薇紅」より)ホラー漫画界の女王、犬木加奈子が描くちょっぴり残酷なグリム童話の世界! 待望の単行本未発表作品が電子書籍でついに登場!!
中学2年生だった楳図かずおと京都在住の少女マンガ家・水谷武子との共作で、楳図にとってはデビュー作となる単行本。前半と後半を楳図が、中盤を水谷が描いている。楳図と水谷は、「改漫クラブ」というマンガサークルのメンバーで、楳図から共作を依頼したものである。原作はグリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』だが、のちのホラーの巨匠・楳図を思い起こさせる翻案が随所に見られる。また、背景の細かな描写など、早熟な天才の並外れた画力には驚かされる。※電子書籍版に『「森の兄妹」「底のない町」読本』は収録されていません。
残酷遊戯! 見せしめ処刑! 生贄! 大橋薫がおくる、淫らで残酷な6つのメルヘンドリーム! 収録作品は、以下の通り。「淫虐の国のアリス」無知で無垢なアリスは、夢で、現実でその身体を犯され続け…? 「フィッチャーの鳥」村でも評判の美人3姉妹、嫁入り先のお城では秘密裏に残酷な儀式が行われていた…! 「瓜子姫」瓜畑で拾われた美しい瓜子姫と、娼婦として生きる村娘、対照的な少女たちの悲惨な結末! 「ブラッディー・スワン」森の奥深く、美しい少女のみが集められた館で行われる淫らな儀式とは…! 「禁じられた遊び」天使のような少年は遊びで友達を惨殺し、悪魔のような青年へと成長する――。「不幸の身代わり~親指姫~」娘を身代わりに、自分は幸せになるはずだった――。孤独な女の末路とは…!?
みんなの大事な昔話が、えらいことに! アイちゃんは絵本が大好き! 今日も、お父さんに、幼稚園で借りてきた絵本を読んでもらいます。「むかしむかしあるところに おじいさんとおばあさんが すんでいました。おじいさは山へ芝刈りに、おばあさんは4ストローク998CCのモンスターマシンに」…。「こんにちは、あかずきんちゃん」「あっ! あなたが噂の変態ロリコンオオカミさん?」……。どうやら、アイちゃんが借りてくる絵本は、なんだか、えらいことになっているようです。そして、その背後には、様子のおかしい一人のおばあさんの存在が!! えらいことになっている昔話のラインナップは、「ももたろう」「あかずきん」「つるのおんがえし」「おおきなかぶ」「シンデレラ」「わらしべちょうじゃ」「しらゆきひめ」「さるかにがっせん」「ガリバーりょこうき」! えらいこっちゃ!!
ホラー界の残酷王・御茶漬海苔が挑んだ怪奇&スプラッタ・グリム童話! 単行本未発表の『こびとの靴屋』『シンデレラ』の2編収録! ヤーコプとヴィルヘルムのグリム兄弟が編纂したドイツのメルヘン集「グリム童話」を御茶漬海苔が料理すると…。第一話は、ヨーロッパのとある小さな町のとある靴屋のとても怖いお話の『こびとの靴屋』。第二話は、ご存知『シンデレラ』。いじわるなお姉さまは、シンデレラを地下牢に閉じ込め、王子様のパーティに出かけてしまいました。残されたシンデレラは悪魔に魔法をかけてもらい王子様のパーティに出かける事が出来ました。でも会場ではとんでもない事が…!?
気の進まぬお見合いに行く途中でナンパされちゃった梨花。あわれ箱入り娘の赤ずきんちゃんは、狼のエジキになってしまうの…!?表題作のほか、読みごたえタップリの4編を収録。
夢を見続けたい灰かぶりは、己が偏愛で時を戻した――。グリム童話と骨董の現代ファンタジー、開幕!! 日渡秋経(ひわたり・あきつね)が手にした腕時計は、ある特別な力を宿していた。非日常の連鎖。骨董屋少女りすとと世界に散らばる不思議を探しだせ!
『うしおととら』1巻の作者コメント(カバー裏のところ)に「…「マッチ売りの少女」が気に入らなかった。なんでかわいそうな女の子がかわいそうなコトになっちまうんだよ!! だけど本のさし絵に正拳(せいけん)を叩き込んでもムナしいだけだ。だから僕はそのパンチを代理のヤツにぶちかましてもらうことにした。うしおととら、こいつらはつまり・・ そういうヤツらなんだ」って書いてあるんだが、『月光条例』はこの1巻のコメントをそのまま題材にしたような漫画。 藤田和日郎作品はどれも好きだけど、『月光条例』だけは他の作品よりもキャラクターが向き合わなきゃいけない逆境が厳しく、そして彼らに投げかけられる言葉も厳しい印象があるが、藤田和日郎が漫画家になった原体験と向き合い続けながら描いたからかなと思っている。 実際、おとぎ話を登場人物をキャラクター(マッチ売りの少女も登場する)として採用し、彼らの味わう不条理を物語の骨子にして、不条理極まりない物語がそうでなければいけない意味を与える一連の流れは、藤田和日郎が漫画家になった原点と向き合った軌跡だと思う。 「うしおととら」「からくりサーカス」「黒博物館スプリンガルド」など長期の連載も短い連載も数多く世に出して、たくさんのキャラクターたちの人生を作ってきた上で取り組んだ、ある意味で第二のデビュー作とも言える漫画じゃないかな。