うしおととら』1巻の作者コメント(カバー裏のところ)に「…「マッチ売りの少女」が気に入らなかった。なんでかわいそうな女の子がかわいそうなコトになっちまうんだよ!!
だけど本のさし絵に正拳(せいけん)を叩き込んでもムナしいだけだ。だから僕はそのパンチを代理のヤツにぶちかましてもらうことにした。うしおととら、こいつらはつまり・・  そういうヤツらなんだ」って書いてあるんだが、『月光条例』はこの1巻のコメントをそのまま題材にしたような漫画。

藤田和日郎作品はどれも好きだけど、『月光条例』だけは他の作品よりもキャラクターが向き合わなきゃいけない逆境が厳しく、そして彼らに投げかけられる言葉も厳しい印象があるが、藤田和日郎が漫画家になった原体験と向き合い続けながら描いたからかなと思っている。

実際、おとぎ話を登場人物をキャラクター(マッチ売りの少女も登場する)として採用し、彼らの味わう不条理を物語の骨子にして、不条理極まりない物語がそうでなければいけない意味を与える一連の流れは、藤田和日郎が漫画家になった原点と向き合った軌跡だと思う。

「うしおととら」「からくりサーカス」「黒博物館スプリンガルド」など長期の連載も短い連載も数多く世に出して、たくさんのキャラクターたちの人生を作ってきた上で取り組んだ、ある意味で第二のデビュー作とも言える漫画じゃないかな。

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投票したわ。寝屋川の話だったの初めて知った!
最初読んだときは全然気づかなかったけど、爆発から身を守るときの鉢かづきの指示がとても的確なんだ...
何回読んでも裸の王様と孫悟空の最後は泣ける。
うしおととらも消えちゃったの悲しかったな。
ただ、これがいきなり出てきたとき、印刷ミスか??...
とりあえず、オオイミ王よりもアブラカタブラよりも最強なのはラピュータ島だろ。
一寸が最強だよ。
余のかめはめ波〜を忘れちゃいけない
まぁ、色々変なところはあったけど、「余のスペシウム光線」ほど変な技はなかっただろ
ちなみに最弱の攻撃は3匹のこぶた。
これは悲しかった。心から応援した。ないた。
げっこーじょーれい
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