あらすじ
ある月の青い夜。月光と演劇部の前に、おとぎばなしの住人・鉢かづき姫が、いきなり本の中から現れた。彼女は、不思議な月光でねじれてしまった「おとぎばなし」の世界をもとに戻すべく、「月光条例」を執行する人間を求めてやって来た使者だった。偶然、条例の<極印>を授かり執行者になってしまった月光は…!?
あらすじ
pixiv閲覧数58万超!! pixivで最大級の反響があったイラスト「おとぎ話バトルロワイヤル」を作者 稲空穂自らコミカライズ!
あらすじ
激務により職場で倒れた社畜・山中は気が付くと16世紀のロンドンで貧しい少年・トムになっていた。しかも王宮で顔がそっくりな王子・エドワード と服を取り替え中。不幸が重なり二人は入れ替わったままに!! 突然、国王となってしまったトムと、連れ去られ過酷な仕打ちを受けるエドワード。身分大逆転劇の結末は!?(※本電子書籍は『転生したら名作の中でしたシリーズ 王子とこじき【単話版】』1~7を収録しております。重複購入にご注意ください。)
あらすじ
「シンデレラ」「白雪姫」「赤ずきん」。有名な童話の数々を収録する「グリム童話」を編纂したグリム兄弟の子孫・御伽グリム。彼が屋敷の中で見つけた一冊の本を開くと……!グリム童話のキャラクターたちが、美形悪魔となって次々登場!主人公・御伽グリムは、彼らを服従させることができるか!?
あらすじ
幼い弟・トシのために、マチ姉さんが贈るオリジナリティーあふれた物語!誰もが知っているアノおとぎ話が、とんでもねぇことに!?鬼才・安堂友子の超解釈に酔いしれろ!
あらすじ
みんな大好きおとぎ話の主人公。だけど、誰が一番強いんだろう…?? これは死と再生の物語。自らの望み、願い、憎しみ、救いを成し遂げるため、おとぎ話の主人公たちがぶっ殺し合う! 開幕の第1巻!!
『うしおととら』1巻の作者コメント(カバー裏のところ)に「…「マッチ売りの少女」が気に入らなかった。なんでかわいそうな女の子がかわいそうなコトになっちまうんだよ!! だけど本のさし絵に正拳(せいけん)を叩き込んでもムナしいだけだ。だから僕はそのパンチを代理のヤツにぶちかましてもらうことにした。うしおととら、こいつらはつまり・・ そういうヤツらなんだ」って書いてあるんだが、『月光条例』はこの1巻のコメントをそのまま題材にしたような漫画。 藤田和日郎作品はどれも好きだけど、『月光条例』だけは他の作品よりもキャラクターが向き合わなきゃいけない逆境が厳しく、そして彼らに投げかけられる言葉も厳しい印象があるが、藤田和日郎が漫画家になった原体験と向き合い続けながら描いたからかなと思っている。 実際、おとぎ話を登場人物をキャラクター(マッチ売りの少女も登場する)として採用し、彼らの味わう不条理を物語の骨子にして、不条理極まりない物語がそうでなければいけない意味を与える一連の流れは、藤田和日郎が漫画家になった原点と向き合った軌跡だと思う。 「うしおととら」「からくりサーカス」「黒博物館スプリンガルド」など長期の連載も短い連載も数多く世に出して、たくさんのキャラクターたちの人生を作ってきた上で取り組んだ、ある意味で第二のデビュー作とも言える漫画じゃないかな。