
当時の月スピ副編集長に見出されて2014年に掲載された作品の続きらしい。
2014年2月号に1作目、同年7月・8月号に前後編で2作目を発表して、今回が3作目。1・2のどちらも読んでいないけど楽しめた。
鎌倉文化高校映画研究部の部費が全くないことでもめているところから話が始まる。その原因は主人公で監督のキヨハルがリテイクを出しまくって作品が完成しないから部費がもらえない模様。キヨハル曰く、作品をダメにしているのはカメラマンらしく、そんな時に一枚の写真がキヨハルの目に止まって…という話だった。
小林有吾らしい天才の描き方、青春の熱さで前の話を読んでいないのに面白かった。これから化学反応が起こりそうで後編も楽しみ。というか、単行本になって欲しい。