作者のイトイ圭が、美術予備校に通い、浪人の末私立の美大へと進学、デザイン会社で勤務のちぶっ倒れて家に戻る、そんな日々をノンフィクションコミック。

進学や就職をするうちにどんどん心を病んでいく姿も描かれているんだが、鬱や闘病記、あるいはブラックデザイン会社の告発などに主題はなく、イトイ圭と宇宙人さん(というあだ名?)の2人の出会いとすれ違いを描いたマンガだなと思った。

心を病んだ過程も宇宙人さんへの説明として描かれているし、その後の話もどうしても宇宙人さんと一緒にいたいという思いが節々から見えてくる。真面目にやってきたのに辛いことばっかりの人生で、自分が深く求めたものとの出会いと別れが表紙や扉絵になっている宇宙空間で1人彷徨うイラストと合わさって切ない気持ちになる。

単行本で発売されているが、noteで全て読める模様。
https://note.mu/itoikkk/m/md832efc81636

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おとなのずかん改訂版

おとなのずかん改訂版

彼は愛する男ではなく初対面の女と結婚する 亡くなった男友達・ハルキから渡された一枚のメモに書かれていたのは、自身の子ども・キキを“あげる”という驚きの言葉だった。「ただハルキって人間が好きだった。」 そう思うほど大切に想い、彼と家族になりたかった男・クドーは、キキと“本当”の家族になるためその日出会ったばかりの女・布紗子に結婚を申し込むが…!? 男友達と家族になりたかった男と人助けをしたい女が結婚したら…? 新たな大人のあり方を問う、“家族”の物語。

UMA!!!

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天才的な記憶力を持つ少年、ユーマ。まだ小学生の彼は、その記憶力ゆえ、周囲となじめず傷ついてしまうことが多い。そんなとき彼は決まって、丘の上にある叔父さんの家を訪れる。

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