岩井俊二(映画監督) 、絶賛。「チャーミングにうねる線‥‥意思を持ったパース‥‥ちっちゃならせんのツノを中心に回転する物語‥‥気がつけば‥‥見えざる桃色の渦に飲み込まれている」アニメーション作家としても第17回文化庁メディア芸術祭[新人賞]を受賞した、新世代の才能が贈る初作品集。ツノのある妹と、ツノのない兄。母親と離れて暮らすふたりは、ある秘密の“特訓”を続けていた……。痛くて愛おしい“ちいさなおんな”たちを描く、四編の物語。 収録作◆『甘木唯子のツノと愛』全3話 /『透明人間』/『へび苺』/『IDOL』
衰退するヤクザ社会を立て直すべく、“スメル”と呼ばれる嗅覚に長けた男が結成した秘密結社―― その会合の突如、“透明人間”の襲撃を受ける! 1人、また1人と仲間が死にゆくなか、五感を研ぎ澄ましたヤクザ達が徐々に“透明人間”の姿を捉え始め…変哲なき密室空間が「透明人間VSヤクザ」という比類無きワンダーランドに変わる!
サイキック・サイコ・サスペンス開幕!! 『ジンメン』作者のカトウタカヒロが紡ぐ新境地!! 担当の編集者を憎む漫画家・藤堂健。自分の才能に自信がないアシスタント・日向優。二人は取材の一環で神隠し伝説の残る雲見八幡宮を訪れる。うまくいかない日々を送る彼らは、拝殿でそれぞれ願いごとをするが…それは、二人が修羅の道へと突き進む始まりでもあった… 消せる力と消える力。これは透明化の超能力を得た二人の破滅までを追った物語。
『ホムンクルス』『殺し屋1』の鬼才・山本英夫が描く巨弾新連載、始動。彼は、ヒーローになった。白池 光(しろち ひかり)は、クラスでも全く目立たない地味めの高校男子。家では格闘ゲームとPC改造に明け暮れる気弱な電脳オタク少年だ。極めて平凡な光だが、実は人並み外れた『電気感受性』を持っていて、静電気のため保健室に運ばれることもしょっちゅう。そんな彼が自宅のPCでいつもの格闘ゲームに興じていると、自分の体内から意識と血流だけがPCに吸い込まれ、電気の通っている所を自由自在に行き来するという驚異の現象が起きる…! さらに自分の姿を鏡で見てみると…!!!!?
繰り返される退屈な日常。そんな日常から自由になりたいと思った真二のもとに届いた1通のメール。「このメールに返信するだけでアナタも透明人間になれる」誰にも気付かれず、誰の記憶にも残らない「透明人間」になるということは…!?増田英二が描く消失の青春ドラマ!!
生徒の春を守る透明人間教師、勃ち上がる。高校教師・根本春男は、退屈で寡黙な学校の嫌われ者。しかしその心は、誰よりも生徒を想い、彼らの青春が輝くことを願う正義漢である。そんな彼には、ある秘密の能力があった―――。それは彼の“漢”が屹立すると、透明人間になること。期せずして得たその力を駆使して、生徒の春を守るために、彼は今日も勃ち上がる! 未だかつてない学園性春ロマン活劇、開幕!
感情的な父、無関心の兄、耐え忍ぶ母。崩壊した家庭の中で過ごす少女・来宮花(きのみやあや)。「ここに居たくない…」そう願ったある日、透明人間になる術を身に付け――。これは一人の少女が普通を、痛みを取り戻すまでの物語。
エルフやドワーフなど、様々な種族が集まる大都会・神防町。この街でトップの業績を誇る警備会社V&Vには、とりわけ際立つ存在が。彼の名は藪雨トロマ、空気を読まないマニュアル人間にして…、透明人間!?
《これは“自分殺し”達のミステリー》 過去の出来事が原因で声を失った少女・ゆず。いじめに堪えかね嘔吐したのは“もうひとりの自分”─…『透明人間』だった。謎の男に体を奪われたゆずは、はたして元の体に戻ることができるのだろうか─…?(著者名:久谷碧/初出:GANMA!1~9話掲載分)
海辺の別荘に突然現れた男は、全身の皮膚が透き通り、血管が無残にむき出しになった怪人だった! アラバスターと名乗る男の正体は、黒人であったがために恋人に裏切られ、人生を壊された元オリンピック選手。アラバスターは自らを裏切った女への復讐を果たしたのち、この世のすべての「美しい」ものに復讐を企てる!
空から女の子が落ちてきた!? アニメのようなラブコメが始まる千載一遇のチャンスに高校生の鈴木オージが助けたのは、いつもホウキを持ち歩いている変わり者の同級生、黒森キサキだった。おせっかいな男子と機械が使えない魔女の青春が開幕!
大学生の臼井くんは、小中高と好きだった天沢さんに告白をする。返答は「…すみません。どちら様でしょうか…」悲しみにくれる臼井くんに「あり得ない確率で」隕石が落ちる! すると透明人間になっていた! さらにその立場を利用して 彼女をつい追ってしまいと、天沢さんの衝撃の秘密が明らかに!! 恋の行方が、想像を凌駕し続ける! SF初恋サスペンス!!
絵は、今も描いていますか? 私が寄せ書きに似顔絵を描いた篠原くん。難しい病気にかかってしまった君に、私はテキトーな絵を描きました。ひょろりと背が高くて、猫背で、めったに学校に来ないから、「透明人間」って言われてた君が、化けて出てくるなんてね。切なくてほろ苦い思い出をつづった表題作『さよなら、またね。』の他、大好きな先生の為にウエディングドレスを試着する『なつのいと』。中学の時、つけられたアザがいつまでも消えない『きずあと』など、美しいイラストで紡がれた、切なくて懐かしいフルカラー作品集です。
ダメ社員・清水透がひょんなことから課長に昇進。でも喜びは束の間。上司の締め付け、部下の突き上げに四苦八苦。だが、だが、どんな時でも透明人間になれば天下無敵!! 仕事のピンチを切り抜けて、女性は思いのまま!? Hはし放題!?
ケン一は全国に26もの支社を持つ少年秘密探偵結社の探偵長。見事な変装と鋭い推理を武器に、あらゆる難事件をたちどころに解決する。頼りになる助手は、いちど聞いた音声を正確に再生し、野鳥を仲間にできる九官鳥のドングリ。ケン一をライバル視し、挑戦状をつきつける神出鬼没・変幻自在の怪盗マウス・ボーイの陰謀を阻止し、殺人事件、密室トリック、秘宝探しなど、数々の謎をあばいて事件を解決する、アクション推理漫画の傑作! <手塚治虫漫画全集収録巻数>『ケン1探偵長』(手塚治虫漫画全集MT134『ケン1探偵長』第1巻収録)/『くも屋敷の鍵穴』(手塚治虫漫画全集MT135『ケン1探偵長』第2巻収録)/『ケン一探偵長』(手塚治虫漫画全集MT129『マアチャンの日記帳』収録) <初出掲載>『ケン1探偵長』 (龍巻爆弾の巻 1954年6月号 少年クラブ掲載/ガンダーラの宝玉の巻 1954年7月号~12月号 少年クラブ連載/世紀の怪獣事件 1954年夏の大増刊号 少年クラブ掲載/昭和新撰組の巻 1955年1月号~6月号 少年クラブ連載/ゴリラ事件 1955年お正月大増刊号 少年クラブ掲載/透明人間 1955年3月号 少年クラブ付録/怪盗マウス・ボーイの巻 1955年7月号~8月号 少年クラブ連載/北京原人の化石事件 1955年9月号~12月号 少年クラブ連載/ペロ大統領の秘宝事件 1956年4月号~10月号 少年クラブ連載/火星人のけいやく書事件 1956年11月号~12月号 少年クラブ連載/殺人アブ事件 1956年1月号~4月号 少年クラブ連載)/『くも屋敷の鍵穴』 1957年3号 冒険王付録/『ケン一探偵長』 1958年8月号~1960年8月号 さんわこどもしんぶん掲載
「透明人間って怖いけど…気持ちいい!」自分の守護霊に人助けをお願いされた派遣社員・幸四郎は、幽体離脱できるアイテムを手に入れた。透明人間になってパトロールしていると、派遣先の空港で機長とCAの不倫現場に遭遇してしまい…。調子に乗った幸四郎はCAの私生活を覗こうと跡をつけるが、彼女の裏の顔を知ってしまう!? そして幸四郎はフライト中の飛行機でのお仕置きを実行することに!! さまざまな職場で幸四郎のお仕置きがさく裂!!
不思議な力を持つシャルトル公爵家の愛娘・アテネー。しかし、公爵家では、アテネーが普通の女の子ではないことが悩みの種で…!? (「金色の天使」) 他に、「銀色の鼠」、「赤い女神」、「黒の皇太子」、「透明人間現る」の話題作4編を収録。プチフラワーコミックス『向日葵が恋をしたのは誰?』に続く、ちょっと個性的で、とっても美形な男女が繰り広げるシャルトル公爵家シリーズ第5弾、登場! 名香智子の大人気ハイセンス・ラブコメディー!!
普通の女子高生だった大門灼姫(だいもんやき)は、ある日突然「超能力」に目覚める。能力は、感情が昂ると発火してしまうというやっかいなもの。普通の男子高校生だった多葉亜砂(おおばあさ)も、ある日突然「超能力」に目覚める。能力は、透明人間になってしまうというやっかいなもの。同様に学園のあちこちで超能力者たちが目覚め始め、二人は済し崩し的に(ちょっとエッチな)超能力戦争に巻きこまれてしまうのだった……!望まぬ超能力に振り回される、少年少女のハプニング・ラブコメディ!
聖フェリシア女子大を卒業し、あこがれの教職についた松沢(まつざわ)先生。しかし、彼女が新任教師として赴いた学校には、もうすごくすんごくすげー困った超問題児・すげこま(菅駒)くんが待ち受けていたのだった。次々に繰り出される怪物、怪獣、超兵器、ワナ、ピンチ、恥ずかしいコスチューム!ああ、女教師・松沢の運命は!?すげこまくんの真の目的はいったい!?そして、最後に地球を支配するのは果たして……!?
女ばっかりの萩谷家に下宿中の透留は高校一年生。ある時、イクラを食べた透留は突然透明人間になってしまった!?鏡の前であわてふためいていると、良江ちゃんがお風呂に入ってきた!!ところが、透留の体はすぐに元に戻ってしまった。でも、とにかくイクラを食べれば僕は透明人間!透留は良江ちゃんの部屋に向かったが…!?
「いやあ、今同棲している女子大生、これが僕のことを“透明人間”扱いするんです。一度手をポンとたたくと僕、いない、見えないことにされてしまうんです。むなしいですよ。くやしいから、同じベッドにはいりこんだり、シャワーの時、風呂場にいすわってみたりして、自己主張してみたりするんですけど… いつになったら僕を“人間”と認めてくれるのか…」『ふたりエッチ』の空前のヒットを生み出した克・亜樹先生が日本一の優柔不断男・黒川とミステリアスな女子大生・明日美のちょっと変わった同棲生活を心拍数200越えの映像で描きます。
私が初めて近藤聡乃さんを知ったのは映像クリエイターとしてだったので、漫画も描くと知って驚いたのを覚えてます。YouTubeで久野さんの映像作品も拝見しましたけど、映像クリエイターとしての仕事と同時にこの個性豊かな漫画作品を世に送り出したと考えると本当に「才能ってやつだな」としか言えない。 短編それぞれの感想を言葉にするのは正直難しい。キャラクターそれぞれはとても魅力的で、物語の中にも入り込めるんだけど、結局何がいいたいのかとか、意味がわからないものが多かった。汲み取る力がなくて申し訳ない。なのでこれは矛盾してるかもしれませんが、ファンにはなりました。是非ともまた漫画を描いてほしい。よろしくおねがいします。