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感情的な父、無関心の兄、耐え忍ぶ母。崩壊した家庭の中で過ごす少女・来宮花(きのみやあや)。「ここに居たくない…」そう願ったある日、透明人間になる術を身に付け――。これは一人の少女が普通を、痛みを取り戻すまでの物語。
母も兄も、そして父もいない――。高校入学にあたり、一人で暮らし始めた来宮花。隣に住む同級生、水上伽奈。花に関心を向ける先輩、中山栞。二人との出会いが、花の日々に変化をもたらして…。
二人の理解者と自らの居場所を見つけた来宮花。透明になる力も次第に衰える中で、過去と向き合う決心をしたその矢先…。
私はどうすれば幸せになれたのかな――消えてしまいたい そう願った少女・来宮花の辿りつく場所とは――透明人間の骨、完結。