あらすじ

感情的な父、無関心の兄、耐え忍ぶ母。崩壊した家庭の中で過ごす少女・来宮花(きのみやあや)。「ここに居たくない…」そう願ったある日、透明人間になる術を身に付け――。これは一人の少女が普通を、痛みを取り戻すまでの物語。
透明人間の骨(1)
感情的な父、無関心の兄、耐え忍ぶ母。崩壊した家庭の中で過ごす少女・来宮花(きのみやあや)。「ここに居たくない…」そう願ったある日、透明人間になる術を身に付け――。これは一人の少女が普通を、痛みを取り戻すまでの物語。
透明人間の骨(2)
母も兄も、そして父もいない――。高校入学にあたり、一人で暮らし始めた来宮花。隣に住む同級生、水上伽奈。花に関心を向ける先輩、中山栞。二人との出会いが、花の日々に変化をもたらして…。
透明人間の骨(3)
二人の理解者と自らの居場所を見つけた来宮花。透明になる力も次第に衰える中で、過去と向き合う決心をしたその矢先…。
透明人間の骨(4)
私はどうすれば幸せになれたのかな――消えてしまいたい そう願った少女・来宮花の辿りつく場所とは――透明人間の骨、完結。
セメルパルス semelparous

セメルパルス semelparous

異世界からの侵略者“壊獣”による侵攻を食い止めるため、二つの世界を隔てる“壁の中”で戦いを続ける”防壁師”たち。新更命乃もまた、親友の永とともに防壁師の一員となるべく、厳しくも順調な訓練の日々を送っていた。しかしそんな日常は、予想外の襲撃によって粉々に砕かれてしまう。窮地に立たされた命乃の前に現れたのは――
γ―ガンマ―

γ―ガンマ―

様々なヒーローが様々な悪から人類を守る時代──。「地球防衛軍ヒーロー相談課」に勤務する北鹿海鵬・酉里姉妹は悩みを抱えるヒーロー達を支援し続けていた。これは二人の少女を通して描かれる等身大の英雄譚である。