岩井俊二(映画監督) 、絶賛。「チャーミングにうねる線‥‥意思を持ったパース‥‥ちっちゃならせんのツノを中心に回転する物語‥‥気がつけば‥‥見えざる桃色の渦に飲み込まれている」アニメーション作家としても第17回文化庁メディア芸術祭[新人賞]を受賞した、新世代の才能が贈る初作品集。ツノのある妹と、ツノのない兄。母親と離れて暮らすふたりは、ある秘密の“特訓”を続けていた……。痛くて愛おしい“ちいさなおんな”たちを描く、四編の物語。 収録作◆『甘木唯子のツノと愛』全3話 /『透明人間』/『へび苺』/『IDOL』
衰退するヤクザ社会を立て直すべく、“スメル”と呼ばれる嗅覚に長けた男が結成した秘密結社―― その会合の突如、“透明人間”の襲撃を受ける! 1人、また1人と仲間が死にゆくなか、五感を研ぎ澄ましたヤクザ達が徐々に“透明人間”の姿を捉え始め…変哲なき密室空間が「透明人間VSヤクザ」という比類無きワンダーランドに変わる!
聖フェリシア女子大を卒業し、あこがれの教職についた松沢(まつざわ)先生。しかし、彼女が新任教師として赴いた学校には、もうすごくすんごくすげー困った超問題児・すげこま(菅駒)くんが待ち受けていたのだった。次々に繰り出される怪物、怪獣、超兵器、ワナ、ピンチ、恥ずかしいコスチューム!ああ、女教師・松沢の運命は!?すげこまくんの真の目的はいったい!?そして、最後に地球を支配するのは果たして……!?
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】新宿で体に穴が空いた後に宙に浮くという奇怪な現象が起こり、一人の男が死んだ。八年後、その男の息子である荒川ヨドミは元の日常を送れるようになっていたある日、父親宛に送られてきた箱を見つける。中身を確認すると突然意識を失い、目が覚めたヨドミはなぜか「透明人間(スケルトン)」となる能力を得ると共に、言葉を話す頭蓋骨と出会う。自らを山本と名乗る頭蓋骨が発した言葉、「私が君の父親を死に追いやった」――少年の止まっていた時間が動き出す。
絵は、今も描いていますか? 私が寄せ書きに似顔絵を描いた篠原くん。難しい病気にかかってしまった君に、私はテキトーな絵を描きました。ひょろりと背が高くて、猫背で、めったに学校に来ないから、「透明人間」って言われてた君が、化けて出てくるなんてね。切なくてほろ苦い思い出をつづった表題作『さよなら、またね。』の他、大好きな先生の為にウエディングドレスを試着する『なつのいと』。中学の時、つけられたアザがいつまでも消えない『きずあと』など、美しいイラストで紡がれた、切なくて懐かしいフルカラー作品集です。
サイキック・サイコ・サスペンス開幕!! 『ジンメン』作者のカトウタカヒロが紡ぐ新境地!! 担当の編集者を憎む漫画家・藤堂健。自分の才能に自信がないアシスタント・日向優。二人は取材の一環で神隠し伝説の残る雲見八幡宮を訪れる。うまくいかない日々を送る彼らは、拝殿でそれぞれ願いごとをするが…それは、二人が修羅の道へと突き進む始まりでもあった… 消せる力と消える力。これは透明化の超能力を得た二人の破滅までを追った物語。
『ホムンクルス』『殺し屋1』の鬼才・山本英夫が描く巨弾新連載、始動。彼は、ヒーローになった。白池 光(しろち ひかり)は、クラスでも全く目立たない地味めの高校男子。家では格闘ゲームとPC改造に明け暮れる気弱な電脳オタク少年だ。極めて平凡な光だが、実は人並み外れた『電気感受性』を持っていて、静電気のため保健室に運ばれることもしょっちゅう。そんな彼が自宅のPCでいつもの格闘ゲームに興じていると、自分の体内から意識と血流だけがPCに吸い込まれ、電気の通っている所を自由自在に行き来するという驚異の現象が起きる…! さらに自分の姿を鏡で見てみると…!!!!?
感情的な父、無関心の兄、耐え忍ぶ母。崩壊した家庭の中で過ごす少女・来宮花(きのみやあや)。「ここに居たくない…」そう願ったある日、透明人間になる術を身に付け――。これは一人の少女が普通を、痛みを取り戻すまでの物語。
不可視な存在故、己が瞳にも投影不可。そして色を失った私の恋物語。初告白の返事は「あんた、鏡見たことあんの?」その晩、鏡を見てみると眉毛はつながり、うっすらと…ヒゲ?久々に見た自分の姿に田辺さんは一念発起するのですが…。ほか注目の読みきり4編収録【収録作品】そこは注文の多い料理店/透明人間の恋/マトリョーシカ/勝手な2人/drops.
生徒の春を守る透明人間教師、勃ち上がる。高校教師・根本春男は、退屈で寡黙な学校の嫌われ者。しかしその心は、誰よりも生徒を想い、彼らの青春が輝くことを願う正義漢である。そんな彼には、ある秘密の能力があった―――。それは彼の“漢”が屹立すると、透明人間になること。期せずして得たその力を駆使して、生徒の春を守るために、彼は今日も勃ち上がる! 未だかつてない学園性春ロマン活劇、開幕!
変態しかいない異能学園ギャグマンガ
《これは“自分殺し”達のミステリー》 過去の出来事が原因で声を失った少女・ゆず。いじめに堪えかね嘔吐したのは“もうひとりの自分”─…『透明人間』だった。謎の男に体を奪われたゆずは、はたして元の体に戻ることができるのだろうか─…?(著者名:久谷碧/初出:GANMA!1~9話掲載分)
私が初めて近藤聡乃さんを知ったのは映像クリエイターとしてだったので、漫画も描くと知って驚いたのを覚えてます。YouTubeで久野さんの映像作品も拝見しましたけど、映像クリエイターとしての仕事と同時にこの個性豊かな漫画作品を世に送り出したと考えると本当に「才能ってやつだな」としか言えない。 短編それぞれの感想を言葉にするのは正直難しい。キャラクターそれぞれはとても魅力的で、物語の中にも入り込めるんだけど、結局何がいいたいのかとか、意味がわからないものが多かった。汲み取る力がなくて申し訳ない。なのでこれは矛盾してるかもしれませんが、ファンにはなりました。是非ともまた漫画を描いてほしい。よろしくおねがいします。