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君の腕の中は世界一あたたかい場所

君の腕の中は世界一あたたかい場所

instagramで10万人(2018年1月時点)が共感!好きな人と一時も離れたくない手の届かない人に片想いをしている、付き合ってないのにキスをしちゃった……。現代に生きる女の子の日常や葛藤を描いた恋愛短編集。全編書き下ろしで登場です!第1章 中野ちゃん たった六畳の小さな国第2章 武蔵野ちゃん 視線のその先に第3章 丸ノ内ちゃん 我慢と引き換えに得るもの第4章 最終章 君を過去にしないために…人間どうしだと一体化できないから バターになって一緒に溶けて誰かに食べられちゃおう……一日を振り返ったときに思い出してしまうのは好きっていう感情なんだろうな……こんなに頻繁に会ってたら本物の恋人みたいじゃん……好きだから大事に大事にしてるつもりだけど自分が一番傷つけているときがある…【著者 あとがきから】現代はつらくて厳しいことがたくさんあります。望んだって叶わないこともたくさんあります。他人と関わって生きていく限り、必ず悲しい思いをすることがあると思います。そんな女の子たちの励ましになればいいなと思い、この本を作りました。みんな弱くない、頑張って毎日過ごしていたらいつかきっと、なんとかなります。なんとかなるよ。

黄色いカナリヤ団

朔田浩美傑作集

クールで頭脳派、憧れの桐山部長が率いる放送部に入部した日野秋子は、桐山部長の「妻」の座を、1年女子の中でぶっちぎりの地位で狙う、という、はなはだ不純な動機をもっていた。彼女に付き合って部活を続けている佐藤ひさよ。でも、部活を続けるうちに、スキャンダルに出会ったり、とても切ない恋をしてしまったり……。激しく楽しく青春している学園ラブストーリーの傑作が初電子化で登場です。しなやかでクールな桐山部長、きわめてドジだが熱血男の梶先輩、全生徒憧れの「放送部のカナリアさん」と呼ばれる美しい忍先輩……どいつもこいつも、はなはだ魅力的な人物たちが、朔田浩美の華麗なタッチで生き生きと動き、軽妙なテンポでストーリーが紡がれていく…表題作「黄色いカナリア団」は3話連続作品。恋しているときは、ちょっとした行き違いとか、思わぬ一言で、相手を傷つけたり、傷ついたり、切ないまでに苦しく不安になる。恋することは、人をとても不器用にしてしまう。そんな心の揺れを繊細に描きあげている朔田浩美のデビュー作「渚へGO!」。人を本当に好きになること、好きになるとき……「雲が切れて、晴れ間がのぞく」ときを、鮮やかに描いた読み切り作品「鳥の名をかたり続ける。」の2作も同時収録。楽しく、軽やかに展開するストーリーの向こう側に、こわれやすく、かけがえのない青春のきらめきが見えてくる。