曽根富美子のプロフィール

曽根 富美子(曾根 富美子、そね ふみこ、1958年 - )は、日本の女流漫画家・油絵作家でもある。北海道室蘭市出身。北海道室蘭商業高等学校卒業。
1975年、高校3年生のときに「りぼん」の第8回新人漫画賞で佳作第二席に選ばれ(同期の第一席は小椋冬美)、年末の正月増刊号にて『千聖子』でデビュー(北原智名義)。20歳のとき「リリカ」で再デビュー。「ぶ~け」「ひとみ」でも執筆を行う。
1992年、『親なるもの 断崖』(秋田書店の『ボニータイブ』に1988年から1989年まで連載)で第21回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。油絵作家としても活動しており、そのペンネームは北乃 咲喜(きたの さき)である。

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特装版「女が叫ぶとき~戦争という地獄を見た~」

「ヒロシマのおばちゃん」を読みたくて購入

特装版「女が叫ぶとき~戦争という地獄を見た~」 曽根富美子
ひさぴよ
ひさぴよ

https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b110795.html 『漫画が語る戦争 焦土の鎮魂歌』(小学館クリエイティブ)で読んだ曽根富美子の短編「ヒロシマのおばちゃん」が衝撃的だったので、もう一度読みたいと思って電子書籍版を探してたら、この短編集に収録されていた。 「ヒロシマのおばちゃん」以外の短編は、戦争の話というよりちょっと昼ドラっぽい話が多いものの、それでも表題作を読むためだけに買っても損はないと思う。 作品の詳しい時期は分かってないのだが、状況からして1990年代頃の設定と思われる。広島での戦争体験を語り継ぐの”一人のおばちゃん”を通して、戦時中の自身の半生を振り返るところから物語は始まる。巧みな語り口と、曽根先生お得意の、不幸で陰湿な心理描写にグイグイと引き込まれてゆく。そしておばちゃんは不幸のドン底と同時に、原爆の日を迎えるのだが…。 変わり果てた広島の街を、怨念そのものとも言える鬼気迫るタッチで描き出し、一度目にしたら忘れられないような光景がこの漫画にはある。おばちゃんは最後に「あれは地獄だったよ」とだけ語る。と同時に、この出来事が教科書の中のたった数行に収まってほしくない、と願うのだった。 個人的には「はだしのゲン」と同じく、ぜひ読み継がれてほしい戦争漫画の一つだ。

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